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枚方市の雇用状況について

雇用失業指標によると、全国の平成 30 年 10 月時点での有効求人倍率29は、1.62 倍 で着実に改善傾向にある。

【雇用失業指標 求人倍率の推移】 (単位:倍)

(資料)大阪労働局 雇用失業指標に基づき作成。

国の政策としては、厚生労働省が平成 26 年4月1日に「雇用政策基本方針」を改 正し、今後5年程度の間に取り組むべき雇用政策の方向性を示している。雇用政策基 本方針の基本的なポイントは、以下のとおりである。

29 有効求人数÷有効求職者数で求める倍率である。有効となっている求職者1名につき、

有効である求人が何人分あるかを示す数である(2018.08 ひらかた雇用情報より)。 平成29年 平成30年

11月 12月 1月 2月 3月 4月 枚方所管内 0.93 0.97 1.00 0.95 0.89 0.81 大阪 1.66 1.67 1.70 1.69 1.72 1.73 近畿 1.51 1.52 1.54 1.54 1.57 1.56 全国 1.56 1.59 1.59 1.58 1.59 1.59 枚方所管内 1.64 1.93 1.49 1.39 1.34 1.03 大阪 2.66 2.69 2.68 2.66 2.74 2.74 近畿 2.34 2.36 2.37 2.34 2.37 2.39 全国 2.34 2.38 2.34 2.30 2.44 2.37

平成30年

5月 6月 7月 8月 9月 10月

枚方所管内 0.80 0.78 0.84 0.89 0.92 1.00 大阪 1.73 1.74 1.76 1.81 1.83 1.82 近畿 1.56 1.58 1.60 1.62 1.64 1.63 全国 1.60 1.62 1.63 1.63 1.64 1.62 枚方所管内 1.28 1.40 1.61 1.62 1.80 1.75 大阪 2.72 2.84 2.92 2.87 2.95 2.91 近畿 2.37 2.53 2.54 2.46 2.61 2.53 全国 2.34 2.47 2.42 2.34 2.50 2.40 有

新 規

有 効

新 規

87 1 雇用政策の基本的考え方

ビジョンの実現に向け、次の2つを軸として取り組む。

(1)社会全体での人材の最適配置・最大活用

○外部労働市場の機能強化に向けた「労働市場インフラ」の整備

能力開発・能力の「見える化」、民間人材ビジネス、地方公共団体、公共職業安定所 などの連携によるマッチング機能の最大化

○適切な雇用管理

公正で納得できる処遇や、キャリア形成に配慮した人事配置

(2)危機意識をもって「全員参加の社会」を実現

○働く意欲と能力のある者が参加することができるよう、それぞれに必要とされる支 援を実施

○特に社会の担い手となる若者に対して総合的かつ体系的な枠組みによる支援を実施

2 雇用政策の基本的な方向性

(1)「労働市場インフラ」の戦略的強化

○人的資本の質の向上と職業能力の「見える化」

・企業内、個人主導などさまざまな機会を捉えた職業能力開発の強化 ・能力評価の「ものさし」を整備し、職業能力の「見える化」を推進 ○マッチング機能の強化

・民間人材ビジネスなど外部労働市場全体でマッチング機能を最大化 ・公共職業安定所ごとの評価制度の導入や公共職業安定所の改革・機能向上 ○失業なき労働移動のための一体的な支援

・求職者・求人企業に関する情報の充実 ・移動元企業の転職支援促進

(2)個人の成長と意欲を企業の強みにつなげる雇用管理の実現 ・労働者の主体性、内発性を引き出す雇用管理の実現 ・企業内の労使コミュニケーションの活性化

(3)「全員参加の社会」の実現に向けて ○全員参加の社会にふさわしい働き方の構築 ・労働者の希望を生かした多様な働き方の実現

・「時間意識」を高め、「正社員=いつでも残業」を変えよう ○意欲を高め、全ての人に、仕事を通じた成長の機会を

・教育と雇用をつなぎ、あらゆる状況にある若者にキャリア形成のチャンスを提供 在学中から就職後まで総合的、体系的な対策を推進

・「シニアの社会参加モデル」を構築 さまざまな働き方や活躍する場の創造

88 ・「女性の活躍は当たり前」という社会へ ポジティブ・アクションのさらなる推進 ・男性の働き方にも多様性・柔軟性を 家事・育児支援参加促進

・障害者などが能力と適性に応じて活躍できる社会を目指して 福祉、教育、医療などから雇用への円滑な移行の推進 ・さまざまな事情・困難を克服し、就職を目指す人たちを支援

生活保護受給者、生活困窮者、ひとり親家庭、刑務所出所者などへの支援 ・外国人材の活用により我が国の経済活性化を

高度外国人材の受入・定着

(4)良質な雇用の創出

・産業政策による積極的な雇用機会の創出 ・サービス業など人手不足産業の雇用環境の改善 ・地域の雇用機会の確保

(抜粋)厚生労働省 報道発表資料

イ 大阪府の現状及び動向

雇用失業指標によると、大阪府の平成 30 年 10 月時点での有効求人倍率は、1.82 倍 で全国平均よりも有効求職者数に対する有効求人数が多い実態がある。

大阪労働局では、「平成 29 年度大阪雇用施策実施方針」に基づき、以下の施策を 行っている。

1 地域における人材確保、人材育成の推進 ・ 非正規雇用労働者の待遇改善

・ 人材不足分野(介護・看護・保育、建設、運輸等)における人材確保 ・ 地方自治体との連携による就職支援

・ 人材の育成支援 ・ 金融機関との連携

2 若者・女性・高齢者・障害者等の活躍促進

・ 若者の活躍促進

・ 女性の活躍促進

・ 高齢者の活躍促進

・ 障害者の活躍促進、難病・がん患者等の活躍促進

・ 生活困窮者、刑務所出所者等の就労支援の強化 3 外国人雇用対策の推進

(抜粋)大阪労働局 平成 29 年度大阪雇用施策実施方針

89 ウ 枚方市の現状

雇用失業指標によると、ハローワーク枚方管内三市(枚方市・寝屋川市・交野市)

の平成 30 年 10 月時点での有効求人倍率は、1.00 倍であり、他の時点では 1.00 倍を 下回ることも少なくなく、全国平均や大阪府の有効求人倍率と比して低い水準となっ ている。

そこで、枚方市では、総合戦略において、就労困難者に対する就労支援をはじめ、

地域の実情に応じた新たな雇用機会の創出など、雇用対策の充実のために、以下の政 策に取り組んでいる。

・三市(枚方市・寝屋川市・交野市)合同企業就職面接会の開催

・市内中小企業の若年者雇用に向けた支援

・「就労支援ひらかた(ハローワークコーナー)」と連携した生活保護受給者等に対 する就労支援

・「枚方市障害者就業・生活支援センター」等と連携した障害のある方に対する就 労支援