186
当該空き家・空き地対策推進事業は、3課で役割分担しており、苦情や相談対応は 環境部環境保全課、空家等の利活用は都市整備部景観住宅整備課、危険な空家等の対 策は都市整備部建築安全課が担っている。
当該事業の詳細及び課題については環境部 167 頁(2)空き家・空き地対策推進事 業を参照されたい。
(5)土地区画整理事業支援事業
① 事業の概要
事業名 土地区画整理事業支援事業 担当部・課 都市整備部 景観住宅整備課
事業形式 直営
事業概要 土地区画整理事業に関する専門的・技術的な事項に関する助言・指 導を行い、事業の認可及び認可のための調査、事業工程等に関する 協議・調整を実施する。
平成 29 年度の取り 組み
楠葉中之芝地区、茄子作南地区及び星田北地区それぞれの土地区 画整理事業の進捗状況に応じた事業支援を行った。
平成 29 年度事業費 23 千円
187
業の施行の準備又は施行のために専門的知識を有する職員の技術的援助として実施 されている。支援事業は、大阪府都市整備部市街地整備課及び財団法人大阪府都市整 備推進センターが作成した「How To 区画整理 平成 24 年度改訂版」の実務フローを 参考に実施されている。当該実務フローによると、土地区画整理組合が施行者となる 事業の場合、事業認可を受けるまでの実務(組合設立準備フロー)、事業認可後から 仮換地指定までの実務(組合設立総会から仮換地指定までのフロー)、仮換地指定か ら換地処分までの実務(換地計画認可関係フロー)、換地処分以降の実務(換地処分 から清算結了までのフロー)という4段階の流れになる。
(定義)
第二条 この法律において「土地区画整理事業」とは、都市計画区域内の土地につい て、公共施設の整備改善及び宅地の利用の増進を図るため、この法律で定めるところに 従つて行われる土地の区画形質の変更及び公共施設の新設又は変更に関する事業をい う。
(技術的援助の請求)
第七十五条 第三条第一項の規定により土地区画整理事業を施行しようとする者、個 人施行者、組合を設立しようとする者、組合、同条第三項の規定により土地区画整理事 業を施行しようとする者又は区画整理会社は都道府県知事及び市町村長に対し、市町 村(同条第四項の規定により土地区画整理事業を施行する場合に限る。第百二十三条第 一項、第百二十六条及び第百二十七条の二第一項において同じ。)は国土交通大臣及び 都道府県知事に対し、都道府県(第三条第四項の規定により土地区画整理事業を施行す る場合に限る。第百三条第四項、第百二十三条第一項、第百二十六条及び第百二十七条 の二第一項において同じ。)は国土交通大臣に対し、機構等(第三条の二又は第三条の 三の規定により土地区画整理事業を施行する場合に限る。第百二十七条の二第一項に おいて同じ。)は国土交通大臣、都道府県知事及び市町村長に対し、土地区画整理事業 の施行の準備又は施行のために、それぞれ土地区画整理事業に関し専門的知識を有す る職員の技術的援助を求めることができる。
(抜粋)土地区画整理法第2条、第 75 条
各土地区画整理事業の目的と平成 29 年度における進捗は次のとおりである。
ア 楠葉中之芝土地区画整理事業
当該地区は、枚方市都市計画マスタープラン(平成 23 年3月改定)における北部 地域の土地利用の方針の中で、楠葉台場跡の重要文化遺産の保全と土地区画整理事業 による市街地の整備を図る区域に位置づけられている。市街化区域への編入を契機に、
京阪本線樟葉駅及び橋本駅に近接しているという交通の利便性と緑豊かな生活環境
188
及び歴史など地域の個性を活かしつつ、良好な住居機能及び購買機能を有したまちな みの形成を図ることを目的としている。
事業計画書は平成 25 年3月に認可され、当初計画での事業施行期間は平成 29 年3 月末であった。直近では平成 28 年8月に第3回変更事業計画書が認可され、事業施 行期間を平成 31 年3月末まで延長し、当該土地区画の計測結果を受けて対象土地の 地積が変更されている。平成 29 年度の事業の進捗としては、3事業のうち最も進ん でおり、上記実務フローの3段階目のほぼ最終となる換地処分通知完了届の提出まで 完了しており、平成 31 年3月末には全ての実務が完了する予定である。
イ 茄子作南土地区画整理事業
当該地区は、枚方市の南部及び交野市の西部に位置し、おおむね農地として土地利 用されている。また、平成 22 年3月に開通した第二京阪道路と近接し交通利便性が 向上した反面、無秩序な乱開発の可能性が危惧されている。そのため、土地区画整理 事業により公共施設を計画的に整備し、広域交通網を利用し流通・事務所・工業施設 及び営農等による土地利用を誘導することで地域産業の活性化を図ることを目的と している。
事業計画書は平成 28 年8月に認可され、事業施行期間は平成 31 年3月末までの予 定である。上記実務フローの3段階目に入ったところで公共施設工事及び移転補償等 の開始に向けて地区内及び地区周辺への事前の十分な説明が行われているところで ある。
ウ 星田北土地区画整理事業
当該地区は、交野市及び枚方市に跨る地区であり、交野市の都市計画マスタープラ ンでは田園・活力にぎわい創造ゾーンの一部とし、営農環境に配慮した計画的な市街 地形成を図る区域として計画されており、枚方市の都市計画マスタープランでは、自 然環境・農地ゾーンと沿道産業集積ゾーンの一部とし、都市計画制度等の活用により 生駒山系の豊かな緑や都市農地等の周辺環境と調和のとれたまちなみを創出するこ ととされている。当該地区はこれまで一団のまとまりある農地として保全されてきた が、近年、星田駅前整備が検討される中で、今後の営農環境に配慮しつつ、調和のと れた都市的土地利用への展開が望まれ、既存及び計画されている各種道路との連動も 考慮し、道路・公園・その他の公共施設の整備改善及び宅地の利用増進、調整池及び 排水施設の整備を行い、安心安全な市街地の計画的な形成を目的としている。
事業計画について、平成 29 年度は作成途中であり、事業施行期間は平成 30 年7月 末から平成 35 年3月末までの予定である。上記実務フローの1段階目がほぼ完了し、
組合設立に向けて地権者に事業計画書案及び定款案の同意を得ているところである。
189