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2 共に生きる喜びを実感できる学習活動の推進

ドキュメント内 札幌市教育振興基本計画 (ページ 52-57)

第5章  計画の推進と進行管理

基本施策 1- 2 共に生きる喜びを実感できる学習活動の推進

 「知-学ぶ力」「徳-豊かな心」「体-健やかな身体」の調和を図りながら生きる力を育むため、一 人一人の子どもが周囲に働きかけつながろうとする態度を身に付けることができるよう、様々な学 習活動において、周りの環境や他者と共に生きる喜びを実感できる取組を推進します。

■施策体系

1-2-1 命を大切にする指導の充実

1-2-2 豊かな人間性や社会性を育む学びの充実 1-2-3 未来へつながる思いを育む学びの充実 1-2 共に生きる喜びを実感できる学習活動の推進

■成果指標

成果指標 現状値 目標値 指標選定の考え方

自分にはよいところがあると 考えている子どもの割合

小6 73.3%

中3 67.4%

高2 65.9%

(平成 25 年度)

小 6 78.0%

中 3 76.0%

高2 74.0%

(平成 30 年度)

子どもの自己肯定感を示す指標

人の役に立つ人間になりたい と考えている子どもの割合

小6 67.8%

中3 68.3%

高2 55.4%

(平成 25 年度)

小 6 78.0%

中 3 78.0%

高2 66.0%

(平成 30 年度)

他者へ貢献することの価値に関する子 どもの意識を示す指標

章 第 2 章 第 3 章 第 4 章

1-1 1-2 1-3 1-4 1-5 1-6 2-1 2-2 2-3 2-4 2-5 2-6 3-1 3-2

第 5 章 資 料 編

基本 施策

理解の促進を図るなど、人権教育の普及啓発が求められています。

•  札幌市においては、子どもの権利条例の普及啓発を図るとともに、子どもの権利の理念を生か した教育の一層の充実が必要です。

•  「共生社会」の形成に向けて、障がいのある子どもと障がいのない子どもができるだけ同じ場 で共に学ぶことを目指した国のインクルーシブ教育システム構築に向けた取組を踏まえつつ、一 人一人の教育的ニーズに応じた指導や支援を行う特別支援教育を推進することが求められていま す。

●未来へつながる平和や環境への思いを育む学びの充実

•  日本国憲法の精神にのっとり、教育基本法に規定された教育の目標において、「国際社会の平 和と発展に寄与する態度を養う」ことがうたわれたことなどから、平和な社会の形成に参画する 資質や態度を育成することの重要性が高まっています。

•  札幌市では、平成4年に行った札幌市平和都市宣言を契機とし、広く市民に戦争の悲惨さや命 の尊さを訴え平和な社会の大切さについて理解を深めることを目的とした普及啓発事業を実施す るなど、平和都市宣言の理念の普及に努めているところです。今後も、平和に関する教育の教材 開発や指導方法等について検討し、授業の充実を図る必要があります。

•  また、環境教育の充実は、子どもに、生涯にわたり札幌市の素晴らしい自然環境を守り、育て ていこうとする態度を育成することや、まちや人との関わりを深め、考え、行動することにつな がるものです。子どもの実態、自然環境や地域環境を生かしながら、環境に関する活動の一層の 充実が求められています。

■主な事業・取組

事業・取組名 事業・取組内容/主な対象範囲

1 道徳教育の充実

(1-2-2-1 に再掲)

子どもの心に響く魅力的な資料の活用や、子どもが命の大切さを実感する取組等を推進 するなど、道徳の時間を要とした学校教育活動全体を通した道徳教育を充実させます。

就学前教育段階 義務教育段階 高等学校教育段階 生涯学習段階 2 子どもを共感的に理解する

ための教員研修等の充実

(2-4-2-6 に再掲)

いじめ・自殺予防の観点を踏まえ、教職員がゲートキーパーとしての基礎的な素養を身 に付ける研修など、子どもの心情や行動・言動等を共感的に理解し、教育活動に生かす ための各種研修を通して、教員の指導力の向上と各学校において子どもを支援する体制 の充実を図ります。

就学前教育段階 義務教育段階 高等学校教育段階 生涯学習段階

施策 1-2-1 命を大切にする指導の充実

 命がかけがえのないものであることを理解し、自分や他者の生命を尊重する態度を育みます。

 そのために、道徳の時間を要とした学校教育活動全体を通した道徳教育で命の大切さを考えさせ たり、子どもが自分を大切に思う自己肯定感を育んだりするとともに、自然や人と豊かに関わる体 験活動の充実を図るなどして、命の大切さを実感し自分や他者の生命を尊重する態度を育む「命を 大切にする指導」の一層の充実を図ります。

 また、学校で子どもと接する教職員がゲートキーパーとしての基礎的な素養を身に付けることが できるよう取組の充実を図ります。

重 要

章 第 2 章 第 3 章 第 4 章

1-1 1-2 1-3 1-4 1-5 1-6 2-1 2-2 2-3 2-4 2-5 2-6 3-1 3-2

第 5 章 資 料 編

基本 施策

■主な事業・取組

事業・取組名 事業・取組内容/主な対象範囲

1 道徳教育の充実

【再掲】(1-2-1-1 に掲載)

子どもの心に響く魅力的な資料の活用や、子どもが命の大切さを実感する取組等を推進 するなど、道徳の時間を要とした学校教育活動全体を通した道徳教育を充実させます。

就学前教育段階 義務教育段階 高等学校教育段階 生涯学習段階 2 民族・人権教育の推進 民族や子ども、女性、障がい者等の人権などに関する指導方法の工夫改善を図るととも

に、授業等に関する実践研究を行い、各学校での取組を推進します。また、講演会等を 通じて保護者や地域の方々を含めて正しい理解を得るよう周知を図ります。

就学前教育段階 義務教育段階 高等学校教育段階 生涯学習段階 3 性に関する指導の充実 生命の尊重を重視した性に関する指導の実践研究を行い、実践事例の普及啓発を図ると

ともに、産婦人科医等が学校で専門的知識を要する内容の講義や講演を行うなど、性に 関する指導を充実させます。

就学前教育段階 義務教育段階 高等学校教育段階 生涯学習段階 4 子どもの権利の理念を生か

した教育活動の推進

子どもが自他の権利の尊重などについて学び、児童会・生徒会活動などに主体的に参加 したり、子ども同士が支え合い、よりよい人間関係を築くピア・サポート46などに取り 組んだりするなど、子どもの権利の理念を生かした教育活動を推進します。

就学前教育段階 義務教育段階 高等学校教育段階 生涯学習段階 5 ボランティア活動等の体験

的な学習の充実

子どもの豊かな人間性や社会性を育むため、発達の段階に応じた多様な人々との触れ合 いやボランティア活動等の体験活動について、各園・学校の特色ある取組の事例をまと め、普及啓発を図ることにより、各園・学校における体験活動の充実を図ります。

就学前教育段階 義務教育段階 高等学校教育段階 生涯学習段階 6 幼保小連携なかよしキャン

プの推進

【再掲】(1-6-1-1 に掲載)

豊かな人間性や社会性を培い、個の自主性や集団でのコミュニケーション能力を高める ため、1年後に同じ小学校に通う年長児と児童が共に自然体験活動を行うなかよしキャ ンプの拡充を図ります。

就学前教育段階 義務教育段階 高等学校教育段階 生涯学習段階 7 生涯学習関連施設を活用し

た体験学習の充実

(1-1-6-3・2-3-1-2に再掲)

子どもの豊かな人間性や社会性を育むため、青少年科学館や青少年山の家などを活用 した体験学習や林間学校等の野外教育の充実を図ります。

就学前教育段階 義務教育段階 高等学校教育段階 生涯学習段階 8 障がいのある子どもとない

子どもとの交流及び共同学 習の推進

(3-1-1-8 に再掲)

特別支援学校で学ぶ子どもが居住する地域の小・中学校で学ぶことを支援する地域学 習の充実を図るなど、障がいのある子どもとない子どもとの触れ合いや共に学ぶ取組を 推進します。

就学前教育段階 義務教育段階 高等学校教育段階 生涯学習段階

施策 1-2-2 豊かな人間性や社会性を育む学びの充実

 互いに尊重し、支え合いながら、共によりよく生きようとする態度を育みます。

 そのために、子どもの豊かな人間性や社会性を育むため、道徳の時間を要とした学校教育活動全 体を通した道徳教育を充実させるとともに、自然体験や社会体験など多様な体験的な活動を通し て、他者や社会、自然や環境と直接的な関わり合いをもつ機会を充実させ、社会の構成員としての 規範意識や、他人を思いやる心や生命を尊重する心、自己肯定感を育んでいきます。

46【ピア・サポート】ピアとは「仲間」、サポートとは「支援」「支える」という意味であり、ピア・サポートとは、「仲間による 支援活動」のこと。例えば、子どもがトラブルで困っている友達にアドバイスしたり、課題への手助けをしたりするなどの活動が ある。

章 第 2 章 第 3 章 第 4 章

1-1 1-2 1-3 1-4 1-5 1-6 2-1 2-2 2-3 2-4 2-5 2-6 3-1 3-2

第 5 章 資 料 編

基本 施策

■主な事業・取組

事業・取組名 事業・取組内容/主な対象範囲

1「環境」に関する学習活動の 推進・【札幌らしい特色ある 学校教育】

(1-3-1-2 に再掲)

各園・学校において、節電やごみ減量等の日常的な活動や教科等で環境に関する学習な どを行う「さっぽろエコスクール宣言校」としての取組、「環境首都・札幌」の宣言日(6 月25日)の前後2週間に一斉に環境に関する取組を行う「エコアクション」、さらに、

子どもが田植えなどの体験をする「さっぽろっこ農業体験」などにより、「環境」に関す る学習活動をより一層推進します。

就学前教育段階 義務教育段階 高等学校教育段階 生涯学習段階 2 平和に関する学習の推進 自ら平和な社会の形成に参画する資質や態度を育成するため、市内の戦争遺産を活用す

るなど体験的な活動を取り入れるとともに、戦争体験講話を集めた学習資料を活用した 授業を実施するなど、平和に関する学習を推進します。

就学前教育段階 義務教育段階 高等学校教育段階 生涯学習段階

施策 1-2-3 未来へつながる思いを育む学びの充実

 世界の人々や次世代への思いをもって、平和や環境と自分の関係性を考え、よりよく生きる態度 を育みます。

 そのために、子どもが身近な題材を通して、平和や環境の問題と自分との関わりを考えたり、自 分にできることに取り組んだりする教育活動を推進します。

【札幌らしい特色ある学校教育のキャラクターを活用した豊かな心を育む教材の作成】

 「札幌らしい特色ある学校教育」のキャラクターである「ゆっぽろ」「ちっきゅん」「おっほん」

を活用し、豊かな心を育む教材として、幼稚園児や小学校低学年児童などを対象にしたアニメー ションと絵本を作成しました。

①アニメーション教材『はじめてのスキー』

 平成26年1月、札幌平岸高等学校デザインアートコースの7名の生徒が、「札幌らしい特色 ある学校教育」のキャラクターが登場するアニメーション教材『はじめてのスキー』を作成し ました。スキーがうまくできない「ちっきゅん」へ、「ゆっぽろ」と「おっほん」がアドバイ スする助け合いや友情をテーマとした短編アニメー

ション教材です。幼稚園や小学校において、道徳の 時間などの教材として活用されます。

②絵本教材『ありがとうとちっきゅんのハート』

 平成26年3月、「札幌らしい特色ある学校教育」

のキャラクターの生みの親である本多美沙さんの協 力を得て、幼稚園や小学校低学年の子どもを対象に した絵本教材『ありがとうとちっきゅんのハート』

を作成しました。札幌の四季を背景に、「ちっきゅん」

が持っているハートに関するお話をとおして、ちょっ とした思いやりと「ありがとう」という言葉を交わ し合うことが優しい気持ちを育んでいくという内容 の絵本です。

 電子書籍としても作成し、より広く市民の皆様に 読んでいただけるよう中央図書館の電子図書館での 閲覧・貸し出しを行います。

トピックス

章 第 2 章 第 3 章 第 4 章

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第 5 章 資 料 編

基本 施策

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