第5章 計画の推進と進行管理
基本施策 1- 3 ふるさと札幌のよさを実感し、豊かな創造力を育む学習活動の推進
子ども一人一人が、未来を切り拓く意欲をもちながら、多様な学びから新たな価値を生み出すこと ができるよう、札幌の自然環境・人的環境・文化的環境を生かした様々な学習活動を通して、ふるさ と札幌への思いや願いを心に抱きつつ、豊かな創造力を育む取組を推進します。
■施策体系
1-3 ふるさと札幌のよさを実感し、
豊かな創造力を育む学習活動の推進 1-3-1 札幌らしさを実感する学びの充実 1-3-2 国際性を育む学びの充実
■成果指標
成果指標 現状値 目標値 指標選定の考え方
札幌には、好きな場所やもの があると答えた子どもの割合
小5 90.8%
中2 84.3%
高2 84.0%
(平成 25 年度)
小5 95.0%
中2 90.0%
高2 90.0%
(平成 30 年度)
ふるさと札幌のよさを実感している子 どもの割合を示す指標
外国の人と交流したいと思う 子どもの割合
小5 80.7%
中2 62.6%
高2 68.5%
(平成 25 年度)
小5 85.0%
中2 68.0%
高2 73.0%
(平成 30 年度)
外国の文化に目を向け、国際交流へ向 けた意識をもつ子どもの割合を示す指 標
【施策の背景・必要性】
●札幌らしさを実感する学び
• 札幌市の教育が目指す人間像「自立した札幌人」には、ふるさと札幌への思いを心にもつとと もに、国際的な視野をもって、札幌をはじめ様々な地域や国で活躍できる人になってほしいとい う思いが込められています。
• 札幌の子どもにふるさと札幌に立脚した「学ぶ力」「豊かな心」「健やかな身体」などの「生きる力」
を培うため、「札幌の気候風土、社会的・人的・文化的環境などの札幌らしい特色を生かした取組」
「子どもの未来を見据えた、札幌市として重点を置く学習活動」として、「北国札幌らしさを学ぶ
【雪】」「未来の札幌を見つめる【環境】」「生涯にわたる学びの基盤【読書】」の三つを「札幌らし い特色ある学校教育」の中核をなす共通テーマに定め、各園・学校が教育課程に位置付け、取組 を進めています。今後も、これまでの取組を発展させながら、学校教育や社会教育の中において、
札幌の自然環境・人的環境・文化的環境などの特色を生かした体験的な活動に取り組むとともに、
ふるさと札幌の特色や歴史・文化への理解を深める学習が必要です。
• 特に、札幌は、冬季オリンピックを開催した都市として世界的に有名であり、多くの関連施設 を有するなどウィンタースポーツに親しむ土壌があります。さらに、札幌芸術の森や札幌コンサー トホール Kitara、モエレ沼公園、青少年山の家、定山渓自然の村等、多くの施設が整備されてい るほか、パシフィック ・ ミュージック ・ フェスティバル(PMF)をはじめとした文化芸術に関 する行事も多数開催されています。このような国際的な資源や文化芸術、豊かな自然に直接触れ 親しめる環境を十分に生かした活動を通して、子どもはふるさと札幌の新たな魅力を発見すると ともに、多くの感動体験によって感性が磨かれ、その豊かな創造力や情操が培われることにつな がります。
●国際性を育む学び
• 世界の様々な国や地域との関わりが急速に増大している現代社会において、広い視野により異
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第 5 章 資 料 編
基本 施策
文化を理解し、異なる習慣や文化をもった人々と共に生きていくための資質や能力を培うことの 必要性は、これまで以上に高まっています。
• 世界の多様な文化を理解し、受け入れようとする資質や能力を育むことは、幅広い視野に立っ て物事を考えていく力を付けることにつながります。
• また、異文化を理解し尊重する態度を養うことは、我が国の伝統と文化、さらには「ふるさと 札幌」の自然環境や歴史・文化への理解を深め、見つめ直すことにもつながります。
■主な事業・取組
事業・取組名 事業・取組内容/主な対象範囲
1「雪」に関する学習活動の推 進【札幌らしい特色ある学 校教育】
(1-1-3-3 に再掲)
各園・学校において、雪に親しみ共生しようとする心情や、人の暮らし等に対する知識・
理解等を育む、「雪」に関する学習活動の一層の充実を図ります。また、多くの保護者の スキー学習に係る経済的な負担を軽減するため、不用となったスキーを広く集め希望す る児童生徒に無償配布する「スキーリサイクル」を実施します。
就学前教育段階 義務教育段階 高等学校教育段階 生涯学習段階 2「環境」に関する学習活動
の推進【札幌らしい特色あ る学校教育】
【再掲】(1-2-3-1 に掲載)
各園・学校において、節電やごみ減量等の日常的な活動や教科等で環境に関する学習な どを行う「さっぽろエコスクール宣言校」としての取組、「環境首都・札幌」の宣言日(6 月 25 日)の前後2週間に一斉に環境に関する取組を行う「エコアクション」、さらに、
子どもが田植えなどの体験をする「さっぽろっこ農業体験」などにより、「環境」に関す る学習活動をより一層推進します。
就学前教育段階 義務教育段階 高等学校教育段階 生涯学習段階 3「読書」に関する学習活動の
推進【札幌らしい特色ある 学校教育】
【再掲】(1-1-6-1 に掲載)
全校一斉読書の取組や、ボランティア等と連携した学校図書館の効果的な活用等により、
「読書」活動の一層の充実を図ります。
就学前教育段階 義務教育段階 高等学校教育段階 生涯学習段階 4「学校の夢づくり支援」の充
実【札幌らしい特色ある学 校教育】
各園・学校の創意工夫を生かした魅力ある学校づくりを支援することにより、札幌らし い特色ある学校教育の推進に係る「雪」「環境」「読書」の取組や地域の特色を生かした 教育活動を推進します。
就学前教育段階 義務教育段階 高等学校教育段階 生涯学習段階 5「ふるさと札 幌 」を学ぶ機
会の充実
札幌の歴史、自然、環境、公共、未来等に関する学習教材や指導方法等の研究推進校 による研究開発を行い、その成果を各園・学校に普及啓発を図ることで、各教科等を通 して札幌の特色や魅力を学ぶ機会を拡充します。
就学前教育段階 義務教育段階 高等学校教育段階 生涯学習段階 6 文化・芸術体験を通して子
どもの情操を育む取組
芸術の森や本郷新記念札幌彫刻美術館での美術鑑賞や制作体験、Kitara での音楽鑑 賞等を通して、子どもの感性を磨き、豊かな情操を育みます。
就学前教育段階 義務教育段階 高等学校教育段階 生涯学習段階 7 幼保小連携なかよしキャン
プの推進
【再掲】(1-6-1-1 に掲載)
豊かな人間性や社会性を培い、個の自主性や集団でのコミュニケーション能力を高める ため、1年後に同じ小学校に通う年長児と児童が共に自然体験活動を行うなかよしキャ ンプの拡充を図ります。
就学前教育段階 義務教育段階 高等学校教育段階 生涯学習段階
施策 1-3-1 札幌らしさを実感する学びの充実
各園・学校において、「札幌らしい特色ある学校教育」として、共通に取り組む「雪」「環境」「読 書」の三つのテーマを中核とし、札幌の自然環境・人的環境・文化的環境などを生かしながら、体験 的な活動や、生涯にわたり学び、向上し続けようとする意欲を培うための基盤となる学習活動に取 り組みます。また、ふるさと札幌の歴史・文化などを学ぶ機会を充実させます。
さらに、札幌芸術の森、札幌コンサートホールKitaraや青少年山の家などの札幌の環境を生かし、
子どもが文化芸術や自然の素晴らしさを直接体験する活動に取り組みます。
これらの「札幌らしい特色ある学校教育」や札幌の素晴らしい環境等から学ぶ機会を通して、ふ るさと札幌への思いとともに、札幌のまちに根ざした豊かな人間性や創造力、情操を育みます。
重 要
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第 5 章 資 料 編
基本 施策
■主な事業・取組
事業・取組名 事業・取組内容/主な対象範囲
1 外国語指導助手 ( ALT ) の活用の推進
外国語活動及び外国語の授業等を通して、児童生徒の異文化を理解し協調する態度やコ ミュニケーション能力を育むため、外国語指導助手(ALT)を配置し、その活用の工夫 を図ります。
就学前教育段階 義務教育段階 高等学校教育段階 生涯学習段階 2 国際理解教育の推進 我が国の文化をはじめ、異文化理解に関わる取組や授業等についての実践交流及び研究
開発を行い、各学校への普及啓発を図り、さらに外国の方々と児童生徒との交流等を通 して、我が国の伝統と文化を理解し大切にするとともに、世界の多様な文化を受け入れ、
尊重しようとする資質や能力を育みます。
就学前教育段階 義務教育段階 高等学校教育段階 生涯学習段階 3 市立札幌開成中等教育学校
における課題探究的な学習 モデル研究の推進・
【再掲】(1-1-1-4 に掲載)
市立札幌開成中等教育学校において、国際バカロレアのプログラムを活用した課題探究 的な学習モデル研究を推進し、全ての市立学校において思考力・判断力・表現力や国際 感覚、課題発見解決力等を育成する学習を充実・発展させます。
就学前教育段階 義務教育段階 高等学校教育段階 生涯学習段階
施策 1-3-2 国際性を育む学びの充実
我が国の文化に触れる学習活動や、外国人と交流する学習活動等を通して、子どもが我が国の伝 統と文化を理解し大切にするとともに、世界の人々の多様な文化や生活習慣、価値観を理解し尊重 する態度を養うことにより、国際社会で信頼と尊敬を得るにふさわしい資質を育みます。
重 要
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