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木質バイオマス燃料製造に係る関連法令

第 9 章 檜原村における二酸化炭素排出削減方法の検討

資料 1 排出量取引及びクレジット市場について

1.1 木質バイオマス燃料製造に係る関連法令

檜原村新エネルギー詳細ビジョン 資料 1 排出権取引・クレジット市場について

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資料 1 排出権取引・クレジット市場について

資-表 1-1 国内 CDM の概要

項目 内容

期間(試行) 2008年10月~2009年12月 参加者 大企業、中小企業

義務 なし(任意)

対象クレジット 国内クレジット、京都クレジット スキーム運営 国内クレジット認証委員会 認証機関 第三者機関

認証手数料 10万円位

【資料:経済産業省配布資料】

資-図 1-2 国内 CDM 概要フロー図

檜原村新エネルギー詳細ビジョン 資料 1 排出権取引・クレジット市場について

(2) カーボン・オフセット(環境省)

環境省では、「カーボン・オフセット」を次のように定義しています。「市民・企業、NPO/NGO、自治 体、政府等の社会の構成員が、自らの温室効果ガスの排出量を認識し、主体的にこれを削減する努 力を行うとともに、削減が困難な部分の排出量について、他の場所で実現した温室効果ガスの排出 削減・吸収量等を購入すること又は他の場所で排出削減・吸収を実現するプロジェクトや活動を実現 すること等により、その排出量の全部又は一部を埋め合わせることを言う。」つまり、努力しても達成出 来なかった分を、他所で達成出来た分で埋め合わせる、充当させることです。

2008 年11 月には、国内向けオフセット・クレジット(J-VER)制度を創設し、気候変動対策認証セ ンターが認証手続きを実施します。

また、カーボン・オフセットスキーム内にも木質バイオマス利用由来のプロジェクトがクレジット化可 能であり、既に取引が行われています。また、ポジティブリストに掲載済のプロジェクトは相対価値が 高いことが証明されます。

資-表 1-2 カーボン・オフセットの概要

項目 内容

期間 2008年から実施

参加者 市民、企業、自治体、NPO/NGO、政府 義務 なし(任意)

対象クレジット オフセット・クレジット(J-VER)

スキーム運営 オフセット・クレジット認証運営委員会 認証機関 気候変動対策認証センター

認証手数料 100万円

【資料:環境省配布資料】

資-図 1-4 オフセット・クレジット(J-VER)制度の概要

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資料 1 排出権取引・クレジット市場について

【資料:環境省配布資料】

資-図 1-5 ポジティブリストに掲載された「化石燃料から未利用林地残材へのボイラー燃料代替」

(3)東京都排出量取引制度

東京都は、2020年時に2000年比で温室効果ガス20%削減を目的とし、2010年度から「東京都 排出量取引制度」を行い、温室効果ガスの排出総量削減義務と排出量取引に取り組みます。対象は 燃料消費量が原油換算で 1,500kL 以上の事業所で、既にある「地球温暖化対策計画」に則った制 度です。排出量取引については、削減義務量を超えて削減した分が対象となります。

資-表 1-3 東京都排出量取引制度の概要

項目 内容

期間 2010~2014年(第一計画期間)

参加者 市民、企業、自治体、NPO/NGO、政府

義務 あり

対象クレジット 都内で対象となる中小事業所による削減量 スキーム運営 東京都環境局

認証機関 現在調整中 認証手数料 ―

檜原村新エネルギー詳細ビジョン 資料 1 排出権取引・クレジット市場について

【資料:「東京都環境確保条例の改正に関する説明会資料」東京都環境局】

資-図 1-7 排出量取引イメージ

【資料:「太陽熱の利用拡大に向けたグリーン熱証書検討会資料」東京都環境局】

資-図 1-8 グリーン熱証書の枠組み

① 東京都排出量取引制度の概要、仕組み

東京都の「気候変動対策」の一環として、「温室効果ガス排出総量削減義務と排出量取引制度」

を定めました。排出削減義務の対象は、東京都の「地球温暖化対策計画」に則り、温室効果ガスの 排出量が相当程度大きい事業所(燃料消費量が原油換算で年間1,500kL以上)とされています。

排出総量削減義務量を超えて削減した分が排出量取引の対象となります。

(a) 削減義務の対象(「地球温暖化対策計画」と同様の捉え方)

● 対象となる施設

✓ 温室効果ガスの排出量が相当程度大きい事業所

✓ 前年度、燃料、熱及び電気の使用量が、原油換算で年間 1,500kL 以上

※再生可能エネルギーを変換したものは除外

施設例) 鉱業・製造業等の工場、清掃工場、地域熱供給事業者、上下水道施設、オフィスビ ル(テナントビルを含む)、デパート、ホテル、病院、学校、庁舎、計算センター(電算 ビル)、ホール・劇場、その他研究施設など

● 対象とするガス

・ 特定温室効果ガス (燃料・熱・電気の使用に伴って排出される二酸化炭素)

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資料 1 排出権取引・クレジット市場について (b) 削減義務の開始

● 制度開始:2010 (平成 22 )年 4 月

※検証機関の登録など、対象事業所の事前準備に必要な部分は2009年度から施行

● 計画期間:規則で定める期間

‹ 5年間(例:第一計画期間は2010~2014年度など)

‹ 削減義務の内容

‹ 基準となる排出量に対して、削減計画期間中の排出量を、一定程度以上削減する義務

● 基準排出量

‹ 規則で定める期間における平均排出量(2005~2007年度の平均排出量など)

※現行制度期間内に、総排出量を削減した事業所については、その成果が反映されるような 配慮を行う(2002~2004年度の平均排出量に変更するなど)

● 削減義務率

‹ 専門的知識を有する者の意見を聴いて、事業所の特性を勘案して規則で定める区分ごと に規則で定める。

※削減に向けた対策の推進の程度が特に優れた事業所については、削減義務率を軽減

● 排出量等の検証

‹ 排出量や削減量は、知事の登録を受けた検証機関の検証を受けることが必要。

● 履行手段

① 省エネなど、自らの事業所で削減対策を実施

ⅰ)省エネなどによる特定温室効果ガス排出量の削減

ⅱ)その他ガス(特定温室効果ガス以外の温室効果ガス)の排出量の削減

ⅲ)前計画期間から繰り越した超過削減量

② 他者が実施した削減対策による削減量の取得

ⅰ)他の対象事業所が削減義務量を超えて削減した量

ⅱ)都内の中小規模事業所が省エネ等により削減した量

ⅲ)都外の事業所における削減量

ⅳ)再生可能エネルギーの環境価値(例:グリーン電力証書など)

ⅴ)その他、規則で定めるもの

‹ テナントビルへの対応 ビルオーナーを義務対象の基本としつつ、その上で、

① 全てのテナント事業者に、オーナーの削減対策に協力する義務

② 一定規模以上のテナント事業者には、温暖化対策の計画書を作成・提出する義務 (c) 実効性の確保

● 取組の優れた事業所に対する評価・表彰

● 削減義務未達成の場合

不足量を削減すべき措置命令(削減すべき量は義務違反による加算分を含む)

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