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山 陽

ドキュメント内 優越的地位の濫用︵一︶ (ページ 71-75)

マル ナカ 事件

=

勧 告審 決平 一六

・四

・一 五審 決集 五一 巻四 一

( )

二頁87 株式 会社 山陽 マル ナカ

︵以 下﹁ 山陽 マル ナカ

﹂と いう

。︶ は、 岡山 県の 区域 に本 店を 置く 総合 量販 店業 界に おい て 第一 位の 地位 を占 めて いる もの であ り、 それ 故、 納入 業者 の多 くは

、山 陽マ ルナ カと の納 入取 引の 継続 を強 く望 ん でい た。 山陽 マル ナカ は、 店舗 改装 に当 たり

﹁売 り尽 くし セー ル﹂ を行 った が、 その 商品 に対 して

、実 際支 払う 代金 から 減じ た額 を支 払っ てい た。 また

、当 該セ ール 終了 後に 売れ 残っ た商 品の 全部 また は一 部を 返品 する とと もに

、そ の 返品 した 商品 の代 金に 相当 する 額を 支払 うべ き代 金の 額か ら減 じて いた

。そ れに 自社 の店 舗の 新規 オー プン およ び 改装 オー プン 時の オー プン セー ルに 際し

、納 入業 者に 対し

、そ の従 業員 等を 派遣 する よう 要請 して いた

。 また

、紳 士服 およ び婦 人服 の展 示販 売会 に際 し、 納入 取引 関係 を利 用し て納 入業 者に 対し

、紳 士服 また は婦 人服 を購 入す るよ う要 請し てい た。 公取 委は

、山 陽マ ルナ カが 行っ た不 当な 値引 きと 返品 は、 それ ぞれ

︵旧 百︶ 貨店 業特 殊指 定一 項と 二項 に、 従業 員等 を派 遣さ せた 行為 は、 同六 項に 該当 する とし た。 また

、納 入業 者に 対し

、納 入取 引に 係る 商品 以外 の紳 士服 等 を購 入さ せ︵ 押し 付け 販売

、︶ 自社 の棚 卸し 作業 のた めに その 従業 員等 を派 遣さ せる こと は、 昭和 五七 年一 般指 定一 四項 一号 およ び二 号に 該当 する とし た。

ミス ター マッ クス 事件

=

勧 告審 決平 一六

・一 一・ 一一 審決 集五 一巻 五二

( )

六頁88

株式 会社 ミス ター マッ クス

︵以 下﹁ ミス ター マッ クス

﹂と いう

。︶ は、 総合 ディ スカ ウン トス トア 業者 であ って

、 九州 地区 にお ける 総合 ディ スカ ウン トス トア 業者 の中 で最 大手 の業 者で ある

。 ミス ター マッ クス は、 継続 して 取引 する 納入 業者 に対 して

、毎 年度 各商 品の 仕入 部門 ごと に一 定率 金銭

︵以 下

﹁協 賛金

﹂と いう

。︶ を支 払う こと を要 請し てい た。 また

、そ れ以 外に あら かじ め納 入業 者と の間 で合 意し た負 担額 を超 える 額の 協賛 金を 提供 する よう 要請 した

。そ れ以 外に も、 上記 の仕 入部 門ご とに 粗利 益額 の目 標を 設定 し、 目 標と して 設定 され た粗 利益 額を 達成 する まで

、あ らゆ る名 目の 下に 協賛 金を 提供 する よう 要請 した

。ま た、 過剰 在 庫の 整理 に際 し、 納入 業者 に対 し、 買取 りを 条件 とし て納 入さ れた 商品 につ いて

、当 該納 入業 者が 負う べき 責任 が ない にも かか わら ず、 商品 の全 部ま たは 一部 を返 品し た。 また

、自 社の 店舗 の新 規オ ープ ン時

、改 装オ ープ ン時 お よび 閉店 時の セー ルに 際し

、納 入業 者に 対し

、そ の従 業員 等を 派遣 する よう 要請 した

。 ミス ター マッ クス によ る上 記協 賛金 の要 求は

、昭 和五 七年 一般 指定 一四 項の 二号

、不 当返 品は

、︵ 旧︶ 百貨 店業 特殊 指定 の一 項に 該当 し、 また

、従 業員 の派 遣は

、同 六項 に該 当し

、い ずれ も独 占禁 止法 一九 条違 反と され た。

コー ナン 商事 事件

=

勧 告審 決平 一六

・一 二・ 六審 決集 五一 巻五 三

( )

八頁89 コー ナン 商事 株式 会社

︵以 下﹁ コー ナン 商事

﹂と いう

。︶ は、 日用 雑貨 品、 日曜 大工 用品 等の 小売 業を 営む

、い わ ゆる ホー ムセ ンタ ー業 者で あっ て、 平成 一五 事業 年度 にお ける 売上 高は

、日 本国 内の ホー ムセ ンタ ー業 界に おい て 第二 位の 地位 を占 めて いた

。 コー ナン 商事 は、 継続 して 取引 する 納入 業者 に対 し、 自社 の事 業年 度の 下半 期に 企画 する セー ル等 の名 目で

、金 銭的 負担 の提 供を 要請 した

。ま た、 自社 の店 舗の 新規 オー プン およ び改 装オ ープ ンに 際し

、納 入業 者に 対し

、自 社 の販 売業 務の ため の商 品の 陳列

、補 充等 の作 業を 行わ せる ため に、 その 従業 員等 を派 遣す るよ う要 請し てい た。

公取 委は

、コ ーナ ン商 事の 協賛 金提 供に 対し ては 昭和 五七 年一 般指 定一 四項 二号 を、 また

、派 遣店 員の 要請 は、

︵旧 百︶ 貨店 業特 殊指 定六 項に 該当 し、 いず れも 独占 禁止 法一 九条 の規 定に 違反 する とし た。

ユニ ー事 件

=

勧告 審決 平一 七・ 一・ 一七 審決 集五 一巻 五四

( )

三頁90 ユニ ー株 式会 社︵ 以下

﹁ユ ニー

﹂と いう

。︶ は、 食料 品、 衣料 品、 住居 関連 品等 の小 売業 を営 む、 いわ ゆる 総合 量 販店 業者 であ って

、日 本国 内の 総合 量販 店業 界に おい て第 四位 の地 位を 占め てい た。 ユニ ーは

、仲 卸業 者に 対し

、特 売の 用に 供す る商 品を

、そ の商 品と 同種 の商 品の 一般 の卸 売価 格に 比べ て著 しく 低い 価格 をも って 納入 させ た。 また

、自 社の 店舗 の新 規オ ープ ン時 およ び改 装オ ープ ン時 のセ ール に際 し、 納入 業 者に 対し

、自 社の 販売 業務 のた めの 商品 の陳 列、 補充

、顧 客が 購入 した 商品 の袋 詰め 等の 作業 を行 わせ るた めに

、 その 従業 員等 を派 遣す るよ う要 請し た。 公取 委は

、ユ ニー の一 般の 卸売 価格 に比 べて 著し く低 い価 格で 納入 させ たこ とは

旧︶ 百貨 店業 特殊 指定 四項 に、 従業 員等 を派 遣さ せた こと は、 旧︶ 百貨 店業 特殊 指定 六項 にそ れぞ れ該 当す ると した

。ま た、 従業 員等 の派 遣は

、経 済的 利益 の提 供に も当 たる ので

、昭 和五 七年 一般 指定 一四 項の 二号 に該 当す ると し、 いず れも 独占 禁止 法 一九 条違 反と した

フジ 事件

=

勧 告審 決平 一七

・五

・一 二審 決集 五二 巻三 七

( )

六頁91 株式 会社 フジ

︵以 下﹁ フジ

﹂と いう

。︶ は、 食料 品、 日用 雑貨 品等 の小 売業 を営 む、 いわ ゆる 総合 量販 店業 者で あ り、 平成 一五 年三 月一 日か ら平 成一 六年 二月 二九 日ま での 売上 高は 約二 九八 二億 円で あり

、四 国四 県の 区域 にお け る総 合量 販店 業者 の中 で、 最大 手の 業者 であ る。 フジ と取 引し てい る納 入業 者の 多く は、 フジ との 取引 の継 続を 強

く望 んで いる 状況 にあ る。 フジ は、 自社 の店 舗の 新規 オー プン およ び改 装オ ープ ンに 際し

、自 社の 販売 業務 のた めの 商品 の陳 列、 補充 等の 作業 を納 入業 者に 行わ せる こと とし

、あ らか じめ 納入 業者 との 間で その 従業 員等 の派 遣の 条件 につ いて 合意 する こ とな く、 納入 業者 に対 して

、そ の従 業員 等を 派遣 する よう 要請 した

。 また

、フ ジは

、か ねて から

、衣 料品 等の 在庫 商品 につ いて

、従 来の 店頭 表示 価格 から 値引 販売 をし てい ると こ ろ、 納入 業者 に対 して

、当 該値 引販 売に 伴う 利益 の減 少に 対処 する ため に、 必要 な額 を値 引き する よう 要請 し、 支 払う べき 代金 の額 から 減じ た。 公取 委は

、派 遣店 員に つき

、︵ 旧︶ 百貨 店業 特殊 指定 六項 に、 また 不当 な値 引き につ き、 同二 項に 該当 する とし

、 いず れも 独占 禁止 法一 九条 に違 反す ると した

ドン

・キ ホー テ事 件

=

同意 審決 平一 九・ 六・ 二二 審決 集五 四巻 一八

( )

二頁92 本事 件は

、平 成一 七年 に独 占禁 止法 が改 正さ れる 前に 行っ たド ン・ キホ ーテ の違 反行 為に 対し て勧 告が 行わ れた 事件 であ る。 しか し、 ドン

・キ ホー テが それ に不 服と して 審決 が行 われ たの であ る。 ドン

・キ ホー テは

、 身の 回り 品、 日用 雑貨 品、 家庭 用電 気製 品、 食料 品等 の小 売業 を営 む、 いわ ゆる 総合 ディ スカ ウン トス トア 業者 であ って

、日 本国 内の 総合 ディ スカ ウン トス トア 業者 の中 で最 大手 の業 者で ある

。そ のた め、 ドン

・キ ホー テと 継続 的な 取引 関係 にあ る納 入業 者の 多く は、 ドン

・キ ホー テと の納 入取 引の 継続 を強 く望 ん でい る状 況に ある

。 平成 一五 年ご ろ以 降、 ドン

・キ ホー テは

、新 規オ ープ ンし た際 の商 品陳 列等 の作 業や

、棚 卸し

、棚 替え 等の 作業 員と して

、納 入業 者に 対し 従業 員の 派遣 を具 体的 な条 件を 説明 しな いま ま要 請し た。

また

、ド ン・ キホ ーテ は納 入業 者に 対し

、平 成一 五年 七月 から 同一 六年 六月 まで の一 年間 に新 規オ ープ ンし た店 舗に 対す る協 賛金 とし て、 平成 一六 年七 月ご ろま でに

、少 なく とも

、総 額約 二億 九二

〇〇 万円 を提 供さ せて いた

。 公取 委は

、ド ン・ キホ ーテ に対 して

、派 遣店 員に つい て︵ 旧︶ 百貨 店業 特殊 指定 六項 に、 協賛 金の 要請 につ いて 昭和 五七 年一 般指 定一 四項 の二 号に それ ぞれ 該当 し、 いず れも 独占 禁止 法一 九条 に違 反す ると して 平成 一七 年三 月 九日 勧告 を行 った

。し かし

、そ れに 応諾 しな かっ たた め、 審判 が行 われ たが

、途 中で 同意 審決 を受 けた いと 申し 出 て、 同意 審決 が行 われ た。 その 内容 は上 記と 同様 であ るが

、審 決開 示後

、同 意審 決の 間に

︵旧

︶百 貨店 業特 殊指 定 が大 規模 小売 業特 殊指 定に 変わ った ため

、上 記︵ 旧︶ 百貨 店業 特殊 指定 六項 は大 規模 小売 業特 殊指 定七 項に なっ て いる

検 討

ドキュメント内 優越的地位の濫用︵一︶ (ページ 71-75)