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1.4 コンフィグレーションコンセプト
1.4.4 使用
はじめに
設定オブジェクトを再使用すると、設定作業が楽になります。集中的な編集は、オブジェク トを変更する場合、設定作業を大幅に削減します。
銘板
簡単な画面オブジェクトをフェースプレートとして結合し、複雑なオブジェクトを作成する ことができます。フェースプレートごとに、画面オブジェクトの変更可能なプロパティを定 義することができます。ライブラリに保存されているフェースプレートの再利用により、中 央の拠点からプロジェクト全体の変更を行うことができます。
ライブラリ
すべての設定オブジェクトは、ライブラリで一括保存することができます。さらに、事前に 作成された多数の画面オブジェクトが提供されているため、これを使用してプロセス画面を 適切に設計することができます。
テキストライブラリ
テキストライブラリを使用して、複数言語の全設定テキストを保存することができます。プ ロジェクトが複数言語で設定されている場合、テキストを自動的に変換することができます。
1.4.5 インテリジェントツール
1.4.5.1 データの一括処理
はじめに
一括データ管理により、複数のオブジェクトを同時に作成して、編集することができるよう になります。コンフィグレーションがより効率的になり、時間とコストを削減することがで きます。
例:タグインベントリの一部が古いプロジェクトのものであり、そのインベントリのタグタ イプが正しくないとします。WinCC flexible を使用すると、一度の手順ですべてのタグのタ グタイプを変更することができます。
原理
特定のオブジェクト(タグなど)を作成および編集する際に、データの一括処理を利用するこ とができます。
● 自動アドレス割り付け
プロセスのリンクにより作成された複数のタグがコントローラのメモリに連続して保存 されている場合、タグごとにアドレス領域を自動的に増やすことができます。
● 複数の変更
タグタイプの変更やコントローラの変更など、複数のタグに同じ変更を加える場合、一 度の手順で行うことができます。
WinCC flexible 2008 Compact / Standard / Advanced
システムマニュアル, 07/2008 39
1.4.5.2 移動パスのコンフィグレーション
はじめに
ベルトコンベヤ上の製品の移動など、オブジェクトの移動を含むプロセスシーケンスも HMI デバイスに明確に表示することができます。
移動パスにより、プロセス画面に表示されるオブジェクト移動のコンフィグレーションが簡 単になります。移動プロセスは画面上に図形式で表示されます。
原理
オブジェクトの移動パスは、プロセス画面で定義します。移動パスは、開始ポイントと終了 ポイントで構成され、タグが割り付けられます。このタグの値により、ランタイム時の移動 パス上にあるオブジェクトの相対位置が定義されます。
1.4.5.3 画面ナビゲーションのグラフィックコンフィグレーション
はじめに
画面ナビゲーションとはプロセス画面用に作成された階層を意味します。画面ナビゲーショ ンを使用すると、プロジェクトに、固定されたナビゲーション構造体が定義されます。オペ レータは、ランタイムでナビゲーションコントロールを使用して構造体の様々な画面をナビ ゲーションすることができます。
原理
画面ナビゲーションエディタを使用して、ドラッグアンドドロップ操作により、画面の階層 構造上の適切な位置に画面を配置します。階層に統合されていない画面間のリンクを作成す ることもできます。ナビゲーションボタンは、プロセス画面に貼り付けることができます。
ナビゲーション構造体を作成すると、次のような利点あります。
● プロジェクト全体にわたるナビゲーション構造体の概要を把握できる。
● プロセス画面間に直接リンクをすばやく作成できる。
● 基本的な画面ナビゲーションであれば自動作成できる。
WinCC flexible 2008 Compact / Standard / Advanced
システムマニュアル, 07/2008 41
1.4.6 トータリーインテグレーテッドオートメーション
はじめに
全自動ソリューションでは、WinCC flexible など HMI システムだけでなく、PLC、プロセス バスおよび周辺機器などその他のコンポーネントも含まれます。
WinCC flexible と、SIMATIC および SIMOTION 製品のコンポーネントを組み合わせると、
特に洗練された統合システムを実現することができます。
● 一貫性のある設定およびプログラミング
● 一貫性のあるデータ保存
● 一貫性のある通信
SIMATIC STEP 7 との統合
プロセスタグにより、PLC と HMI システム間の通信用リンクが提供されます。自動化を全 体的に統合しないと、各タグを 2 回定義しなければなりません。 PLC 用に1回、HMI シス テム用に 1 回必要です。
設定ユーザーインターフェースで SIMATIC STEP 7 の統合を行うことにより、エラーの発 生頻度を抑えて設定作業を簡素化することができます。設定中、STEP7 アイコンテーブル と通信設定に直接アクセスされます。
● STEP 7 シンボルテーブルには、コントロールプログラムの作成中に定義されたデータ ベース定義(たとえば、アドレスやデータタイプ)が含まれます。
● 通信設定にはバスアドレスと PLC プロトコルが含まれます。通信設定は NetPro で作成 されます。
SIMOTION SCOUT との統合
SIMOTION SCOUT を WinCC flexible に統合すると、SIMATIC STEP 7 の統合の利点を活用 できるだけでなく、SIMOTION-SCOUT のユーザーインターフェースの完全統合もできます。
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システムマニュアル, 07/2008 43