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プロジェクトの HMI デバイス依存性

ドキュメント内 WinCC flexible 2008 Compact / Standard / Advanced (ページ 90-96)

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3.2 プロジェクトのタイプ

3.2.2 プロジェクトの HMI デバイス依存性

原理

HMI デバイスのファンクションによって、WinCC flexible におけるプロジェクトの表示とエ ディタの機能範囲が決定されます。

オペレーティングユニットタイプの選択

プロジェクトを作成するときに最初の HMI デバイスタイプを選択します。 HMI デバイスタ イプは、HMI デバイスの[プロジェクト]ウィンドウショートカットメニューで変更できます。

ハードウェアサポートパッケージを使用して、新しい HMI デバイスを遡ってインストール できます。

注記

HMI デバイスのタイプの切り替え

HMI デバイスタイプを切り替えた後も、設定されているデータはすべてプロジェクトフ ァイル内に残ります。 エンジニアリングシステムでは、ファンクションだけはまだ使用 できるため、現在の HMI デバイスでサポートされている設定データに限り表示されま す。 これには、たとえば、ログ、レシピ、画面で使用可能なオブジェクト、使用可能な システムファンクション、および使用可能な通信プロトコルなどが挙げられます。

WinCC flexible プロジェクトで HMI デバイスタイプを変更し、そのあと元に戻した場 合、表示オブジェクトの高さや幅が 0 だという警告が出力されることがあります。これ が起こるのは、より小さなディスプレイの HMI デバイスに変更した時にオブジェクトの 高さや幅が 0 に設定されたためです。 その後、より大きなディスプレイの HMI デバイス に変更しても、値 0 は意味あるサイズに変更されません。 オブジェクトサイズを手動で

WinCC flexible 2008 Compact / Standard / Advanced

システムマニュアル, 07/2008 91

HMI デバイスに依存するファンクション

HMI デバイスタイプを切り換えるときに、ファンクション範囲が変わること以外に以下の点 も考慮する必要があります。

● 表示色

表示色の少ない HMI デバイスに切り換えると、自動的に色が変更されます。 表示色の少 ない HMI デバイスに切り換え、その後表示色の多い HMI デバイスに戻すと、削減された 色範囲は保持されます。

● ナビゲーションボタン

HMI デバイスタイプを変更した後で、プロジェクトを再コンパイルします。 コンパイル によって、すべての画面が現在の HMI デバイスに確実に変換されます。

まず最初に生成しないで HMI デバイスを再変更すると、各画面でナビゲーションボタン が同一に表示されないことがあります。

● フォント

設定したフォントが HMI デバイス上で使用できない場合は、類似のフォントまたは組み 込まれている"標準フォント"に置き換えられます。 "標準フォント"は、選択した HMI デ バイスによって決まります。

● 異なるフォントサイズの文字セット

OP 73micro、OP 73、OP 77A、TP 177micro、TP 177A などの HMI デバイス用のプロ ジェクトでは、異なるフォントサイズを使わないでください。 各フォントサイズの文字 セットが HMI デバイスにロードされます。 データを生成する場合は、出力ウィンドウを チェックし、文字セットによって使用される HMI メモリリソースを決定します。

● フォントサイズ

HMI デバイス上にテキストを表示するには、小さな Windows フォントを使用してくださ い。 大きな Windows フォントを使用すると、ディスプレイのサイズによってはテキス トが完全に表示されないことがあります。

OP 77A、TP 177micro、および TP 177A の HMI デバイスに 20 ポイント以上のフォント サイズを使用すると、パフォーマンスに影響を与える場合があります。 効果的に設定す るには、次の事項に留意してください:

– プロジェクト全体で、大きな文字にはすべて同じフォントを使用します。 これには Arial や Tahoma が最適です。

– 72 ポイントを超えるフォントサイズを使用しないでください。

● 解像度

HMI デバイスを低い解像度に切り替えるには、2 つの方法があります。 すべての画面オ ブジェクトは、自動的にサイズ調整されます。 すべての画面オブジェクトのサイズが変 わらないオプション。 表示可能な画面に重なっている画面の下側や右側のオブジェクト は表示されません。 これらの非表示オブジェクトを表示するには、画面背景を選択し、

ショートカットメニューで[隠れたオブジェクトの表示]を選択します。 すると、ダイア ログが開きます。このダイアログで、個々のオブジェクトまたは全オブジェクトを選択 して[OK]を押せば、画面の表示エリアにこれらのオブジェクトを移動できます。

注記

ディスプレイサイズが 6 インチ未満の各 HMI デバイスは、幅は同じですが高さが異なり ます。このため、HMI デバイスを交換したら、自動スケーリング機能をオフにする必要 があります。 幅は変わらないため、自動スケーリング機能は、オブジェクトの高さだけ 変更します。この結果、オブジェクトが歪んでしまいます。 自動スケーリング機能を無 効または有効にするには、[オプション|設定]の順にメニューコマンドを選択します。 す ると、[設定]ダイアログが開きます。この[設定]ダイアログの[画面エディタ]グループで [画面エディタの設定]をクリックします。 [新規 HMI デバイスに画面と画面オブジェクト を合わせる]オプションを有効または無効にします。

● DP 設定と HMI

HMI を DP 設定と交換しても、DP 設定は変更されません。 互換性のない DP スレーブ を使用している場合など、DP 設定が一致しなければ、Runtime で HMI を操作すること はできません。 HMI を交換する場合は、必ず DP 設定をチェックし、HW Config に適切 な DP モジュールがあることをチェックしてください。

● 使用できないオブジェクトのタブシーケンス

HMI デバイスでサポートされていない設定済みのオブジェクトは表示されません。 表示 されなくなったオブジェクトのタブシーケンス番号は、タブシーケンスの次のオブジェ クトに転送されます。 システムファンクション ActivateScreenByNumber を設定すると きにタブシーケンス番号を使用した場合は、オブジェクト番号を変更されたタブシーケ ンス番号に適合させます。

HMI デバイス上のオペレーティングシステムバージョンの選択

HMI デバイスを新たに設定する場合、WinCC flexible が自動的に最新のオペレーティングシ ステムバージョンを選択します。

旧オペレーティングシステムバージョンを備えた HMI デバイス上で新規バージョンを使用 する場合には、該当するファームウェアバージョンのイメージをその HMI デバイスに転送 する必要があります。 WinCC flexible は、サポートされている HMI デバイスに必要なイメ ージを提供します。 詳細については、「Operating System Transfer (オペレーティングシス テム転送)」章を参照してください。

互換性維持のために旧オペレーティングシステムバージョンを使用する必要がある場合、

WinCC flexible プロジェクトを旧バージョンに変換する必要があります。 変換中、HMI デ バイスのバージョンは、自動的に旧バージョンに設定されます。 詳細については、「プロ ジェクトの変換」の章を参照してください。

現在のオペレーティングシステムバージョンを備えた HMI デバイス上で旧バージョンを使 用する場合には、該当するファームウェアバージョンのイメージをその HMI デバイスに転 送する必要があります。 WinCC flexible は、サポートされている HMI デバイスに必要なイ メージを提供します。 詳細については、「Operating System Transfer (オペレーティングシ ステム転送)」章を参照してください。

WinCC flexible で使用される HMI デバイスのバージョンに関する情報は、インターネット 上の記事 ID 21742389 の FAQ にあります。

HMI デバイスのバージョンに関する情報へのリンク

WinCC flexible 2008 Compact / Standard / Advanced

システムマニュアル, 07/2008 93

3.2.3 複数の HMI デバイス用のプロジェクトの構築

原理

WinCC flexible の[簡易]エディション以降を使用すれば、複数の HMI デバイスを組み込むプ ロジェクトを構成することができます。

プロジェクトウィンドウで HMI デバイスの削除、コピー(複数のプロジェクトも)および名前 の変更ができます。

適用例

このタイプの構成は、たとえば複数の HMI デバイスで操作するような大規模なシステム用 に設計されたプロジェクトで使用されます。

グローバルデータと HMI デバイス固有のデータ

複数の HMI デバイスが組み込まれたプロジェクト内には、特定の HMI デバイスで使用可能 なデータやオブジェクトと、プロジェクト全体で使用可能なデータやオブジェクトがありま す。

● HMI デバイス固有のデータ

プロジェクト内で特定の HMI デバイスに関連するデータを個別に設定することができま す。 HMI デバイス固有のデータとオブジェクトは、[プロジェクト]ウィンドウで、画像、

通信、レシピまたはログなどのエントリ"デバイス"の下に表示されます。

● グローバルプロジェクトデータ

グローバルプロジェクトデータは、プロジェクト全体のすべての HMI デバイスに適用さ れます。 このデータは、[プロジェクト]ウィンドウで、"言語"や"バージョン管理"などの"

デバイス"オプションと同じレベルのすべてのデータとオブジェクトに適用されます。

プロジェクト内の HMI デバイスの数

最高 5 台の HMI デバイスを 1 つの WinCC flexible プロジェクト内で設定できます。 WinCC flexible は WinCC flexible 2005 などの 5 台以上のデバイスのプロジェクトを開くことをサポ ートしていますが、それより多くのデバイスを作成することはできません。

ドキュメント内 WinCC flexible 2008 Compact / Standard / Advanced (ページ 90-96)