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3.6 プロジェクトデータの再利用
WinCC flexible 2008 Compact / Standard / Advanced
システムマニュアル, 07/2008 113
3.6.2 フラットコピー
フラットコピー
[フラットコピー]は、親子関係を含むそれらのオブジェクトを完全にコピーします。 画面を コピーする場合は、含まれているオブジェクトをすべてコピーします。 [フラットコピー]を 使用すると、[参照を開く]ように参照が単純にコピーされます。 プレースホルダオブジェク トをコピーすると、参照の名前のみを保存します。
フラットコピーの例
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WinCC flexible の画面には、タグ接続付き I/O フィールドが表示されています。 フラットコ ピーは、WinCC flexible の画面と IO フィールドが親子関係であるため、IO フィールドが含 まれている WinCC flexible の画面をコピーします。 参照を処理しているという理由で、タ グのオブジェクト名だけがコピーされます。
オブジェクトの挿入
クリップボード内にコピーしたオブジェクトは、同じオブジェクトの別のデバイス内、また は異なるオブジェクト内に挿入される可能性があります。 同じ名前を使用したオブジェク トが既にターゲットプロジェクトに存在する場合、コピーしたオブジェクトが、連続番号を 使用した同じ名前で保存されます。 同じ名前および連続番号を持った複数のオブジェクト が存在する場合は、その次の使用可能な番号が使われます。 子オブジェクトと同様に親オ ブジェクトも挿入されます。 参照のオブジェクト名だけが挿入されます。 有効なプロパテ ィを持つ同じ名前の参照がターゲットオブジェクトに存在する場合、既存の参照はコピー済 みのオブジェクトに接続されます。
オブジェクトの置換
ターゲットプロジェクトでの既存のオブジェクトは、クリップボードにコピーしたオブジェ クトと置換される可能性があります。 コピーしたオブジェクトの全内容は、フラットコピ ー時にターゲットプロジェクトで既存のオブジェクトの内容と比較されます。 同じ名前を 持った既存のオブジェクトは置換されます。 含まれている子オブジェクトも置換されます。
フラットコピー中には、参照はコピーされません。 参照のオブジェクト名だけが挿入され ます。 有効なプロパティを持つ同じ名前の参照がターゲットオブジェクトに存在する場合、
既存の参照はそのときコピーしたオブジェクトに接続されます。
3.6.3 コピー
メニューコマンド[コピー]
オブジェクトの広範囲のコピーを作成するには、メニューコマンド[コピー]を使用します。
[フラットコピー]を使用すると、親子関係を持つオブジェクトと同様に参照もコピーされま す。
フラットコピーの例
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:LQ&&IOH[LEOH嫷䯉 図 3-1 コピー
WinCC flexible の画面には、タグの添付とともに I/O フィールドが含まれています。 メニュ ーコマンド[コピー]を使用するコピー時には、そのプロパティが含まれている画面、IO フィ ールドおよびタグがコピーされます。
WinCC flexible 2008 Compact / Standard / Advanced
システムマニュアル, 07/2008 115
オブジェクトの挿入
クリップボード内にコピーしたオブジェクトは、同じオブジェクトの別のデバイス内、また は異なるオブジェクト内に挿入される可能性があります。 同じ名前を使用したオブジェク トが既にターゲットプロジェクトに存在する場合、コピーしたオブジェクトが、連続番号を 使用した同じ名前で保存されます。 同じ名前および連続番号を持った複数のオブジェクト が存在する場合は、その次の使用可能な番号が使われます。 親オブジェクト、子オブジェ クトおよび参照が挿入されます。 コピーが参照を含む場合、システムはターゲットオブジ ェクトで既存の参照を持つこれらの参照を比較します。 既存の参照が適合する機能を持っ ている場合、それらは挿入したオブジェクトに接続されます。 既存の参照が適合しない場 合、コピーした参照がコピーされます。
オブジェクトの置換
ターゲットプロジェクトでの既存のオブジェクトは、クリップボードでコピーしたオブジェ クトと置換される可能性があります。 広範囲のコピーをする時に、コピーしたオブジェク トの全内容は、ターゲットプロジェクトで既存のオブジェクトの内容と比較されます。 同 じ名前を持った既存のオブジェクトは置換されます。 含まれている子オブジェクトは置換 されます。 コピーが参照を含む場合、システムはターゲットオブジェクトで既存の参照を 持つこれらの参照を比較します。 置換する必要がある既存の参照を決定してダイアログが 開きます。置換する必要がある参照のタイプをダイアログで選択します。
3.6.4 置換
アプリケーション
WinCC flexible の[置換]コマンドを使用して、WinCC flexible プロジェクトに ProAgent プロ ジェクトのオブジェクトなどの新しいオブジェクトや更新済みオブジェクトを統合できます。
[置換]コマンドを使用すると、オブジェクトが適用されるか、他のプロジェクトから更新さ れます。 プロジェクト構造の調整なしにオブジェクトを有効にできます。
オブジェクトには、画面などの個別オブジェクトまたは HMI デバイスの構成全体を適用で きます。
プロセス
オブジェクトの広範囲のコピーを作成するには、メニューコマンド[コピー]を使用します。
コピー中は、親子関係を持つオブジェクトと同様に参照もコピーされます。 コピーを挿入 するには、[置換]メニューコマンドを使用します。
ターゲットプロジェクトに同一名のオブジェクトが存在しないか、オブジェクト名が確認さ れます。 同じ名前を持った既存のオブジェクトは置換されます。 含まれている子オブジェ クトも置換されます。 ターゲットプロジェクトのレシピに 50 エントリが存在し、ソースプ ロジェクトのレシピに 500 エントリが存在します。 テーゲットプロジェクトのレシピを置 換すると、ターゲットオブジェクトにないエントリが設定されます。 ターゲットプロジェ クトにすでに存在するエントリの場合、設定はソースプロジェクトの設定で置き換えられま す。
コピーが参照を含む場合、システムはターゲットオブジェクトで既存の参照を持つこれらの 参照を比較します。 ダイアログボックスを使って、どの参照を置換するか設定できます。
ソースプロジェクト
VAR2 タグは、BYTE データタイプで、FKTX 関数を参照します。
ターゲットプロジェクト
VAR1 タグには、WORD データタイプの制限タグ VAR2 があります。 制限タグは、"FKT1"、
"FKT2"、"FKT3"の 3 つの関数を参照します。
結果
制限タグ VAR2 は、ソースプロジェクトの VAR2 で置き換えられます。 ターゲットプロジ ェクトの参照は、置換によって変更されません。 不足している FKTX 参照がターゲットプ ロジェクトに追加されます。 挿入されたオブジェクトからの VAR5 参照タグもターゲット プロジェクトに挿入されます。
注記
置換を使ってオブジェクトを挿入する場合、次の点に注意してください。
•
挿入できるオブジェクトインスタンス数は HMI デバイスによって異なります。•
ターゲットプロジェクトの関数スコープがソースプロジェクトより小さい場合、すべて のオブジェクトが適用されないことがあります。•
HMI デバイスの設定全体を置換した場合、プロセスを元の戻すことはできません。ただ し、個別オブジェクトの置換は元に戻すことができます。WinCC flexible 2008 Compact / Standard / Advanced
システムマニュアル, 07/2008 117
3.6.5 ライブラリの使用
原理
ライブラリによって、オブジェクトの複数使用が可能になります。 ライブラリを使用すれ ば、単純なグラフィックから複雑なモジュールまで、すべてのオブジェクトタイプを保存す ることができます。
WinCC flexible は、タスクごとのライブラリを提供しています。
● 共有ライブラリ
グローバルライブラリは、プロジェクトから独立してファイルシステム内にファイルと して(デフォルトでは、WinCC flexible のインストールディレクトリに)保存されます。
グローバルライブラリは、すべてのプロジェクトで使用可能です。
● プロジェクトライブラリ
プロジェクトライブラリは、データベースにプロジェクトデータと共に保存され、プロ ジェクトライブラリが作成されたプロジェクトでのみ使用可能です。
この 2 つのライブラリ間でオブジェクトを交換することができます。
ライブラリ内のオブジェクト
グラフィックオブジェクト、画面、アラームおよびタグなどのドラッグアンドドロップ操作 で移動することができるオブジェクトはすべて、ライブラリに保存することができます。
他のオブジェクトを参照しているオブジェクトをライブラリに保存するときに、参照オブジ ェクトもライブラリに保存するかどうかを選択することができます。 参照オブジェクトと して、たとえば I/O フィールドに対するタグが挙げられます。
ライブラリの構成
以下の構成オプションがライブラリ用に提供されています。
● オブジェクトを整理するためのフォルダの作成
● ライブラリオブジェクトの表示の変更
たとえば、小さいアイコンまたは名前の付いていないライブラリオブジェクトを表示す ることができます。
● ライブラリオブジェクトの複数言語構成
3.6.6 銘板の使用
原理銘板は事前コンフィグレーションオブジェクトの集合です。 銘板は利用可能な画面オブジ ェクト数を拡大し、コンフィグレーションの作業量を減少させます。銘板は銘板デザイナで 作成、編集されます。
このエディタを使用して、使用時に作成される銘板プロパティを定義します。 このプロパ ティは、含まれているオブジェクトのプロパティになります。
さらに、銘板が使用されているすべての場所は、"銘板"エディタで集中的に管理することが できます。 銘板変更後は、銘板が使用されるすべての場所または選択した場所のみを更新 することができます。