内野4 ・ちゃう、白に・一一
T17
・白にしとく。 そうすると、青と赤と白 の色混ぜになつちゃう、ね。今は、とにかく 青と赤だけの色混ぜ。 さあ、どうずればいいんだろう。 どうぞ。
堀井1 ・青より赤の方が明るくて、だから赤の方を ちょっと多くして青の方をちょっと少なくし たら、そのぐらいになると思う。
教師T3の「青色と赤色、色混ぜしたら、何色になる。」という発問 に対して、児童P1は「紫、紫色。」と答えた。しかし、この答えでは 青色と赤色の量の違い、すなわち角の大きさを知るためには不十分であ
ると教師は考え、さらに、T4で「でも紫色にも、え一、いろいろあり ます。」と付け加え、T6で「こんな紫色をつくろうと思う。で、青と 赤でできるんだけれども、この紫色は、はたしてこれ、ちょうど半分ぐ
らいのときにできるのかな。」と問い、答えを求めた。この指導によっ て教師は、ある紫色を作るための赤色と青色の量の割合と紙の上の形、
すなわち角の大きさに気づかせようとしたのである。それは、3年生で 学習した、形としての角に通じるのである。
内野1の「赤を半分の半分にして」の発言は、どのような意味を述べ たのか、他の子供たちにはわからなかった。T11「でも、ちょっと待 ってよ。赤を半分にする?どうやって半分にする。」と問い、近2の
「ちょっと前に出て一一」という発言を取り上げて、内野に説明を求め た。内野が前に出て、赤色の分け方を説明したとき、他の子供から、
「ああ。4分の1になる。」というつぶやきがもれた。そこには、友達
一一
P02一
の説明を聞くことによって、自分の考えを明確にしたり、修正したりす る機会がある。このような教師の発問に対する子供の説明や活動は、T
15と内野3、T16と内野4、 T 17と堀井1などにも見られる。
一103一一
2 第2時の指導過程
前時で、角が、頂点を中心として一方の半直線を回転させたときにで きる形であることを子供たちは理解した。
本時では、角の大きさを任意単位によって数値化することがねらいで ある。角の大きさを数で表せれば便利だということを子供たちに感じさ せることによって、意欲をもたせようと考えた。次に示す指導過程は、
任意単位をどのようにして作っていくかを追求する場面である。
指導過程
発言者 発問・指示・説明事項・応答(反応の様子) 要した騙
T11
・数で表すには、どうする。 立花さん。立花1 ・あのな、あの道具で、基本のやつは何セン チとか決めておいたら、で、で、
T12
・ちょっと、聞いてるだけではわかりにくい から、 実際にやってみたらいい。いらっしゃい。
立花2 ・(前に出てきて)あんな、あれで…
T13
・物差しで。立花3 ・物差しで、測るね。
物差しで長さを勘、円趾に印をつける。