グが運営されている。現在は
1部(B1)18 チーム、2 部(B2)18 チームとなっており、
サッカー同様地方の中小都市にもプロバスケットボールチームが多く存在していることが 特徴的である。
J2:大分トリニータ J3:ガ イナーレ鳥取
J1:サ ンフレッチェ広島 J2:レ ノファ山口FC J3:ギ ラヴァンツ北九州 J2:ア ビスパ福岡 J1:サ ガン鳥栖 J2:V・ ファーレン長崎
J3:鹿 児島ユナイテッドFC
J3:FC琉 球 J2:ロ アッソ熊本
J2:愛媛FC J2:ファジアーノ岡山
J2:カ マタマーレ讃岐 J2:ツ エーゲン金沢
J3:カ ターレ富山
J2:徳島ヴォルティス J1:ヴィッセル神戸
J1:ガン バ大阪 J1:セレッソ大阪 J2:京 都サンガF.C.
J2:松 本山雅FC
J3:AC長野パルセイロ J2:ザスパクサツ群馬
J1:ア ルビレックス新潟 J2:モ ンテディオ山形
J3:ブ ラウブリッツ秋田 J1:北 海道コンサドーレ札幌
J3:グ ルージャ盛岡 J1:ベ ガルタ仙台
J3:福 島ユナイテッドFC J3:栃 木SC
J2:水 戸ホーリーホック J1:鹿 島アントラーズ
J1:大 宮アルディージャ J1:浦 和レッズ
J1:柏 レイソル J2:ジェフユナイテッド千葉
J2:FC岐阜
J2:名古屋グランパスエイト
J1:FC東京 J2:東京ヴェ ルディ J2:町田ゼルビア
J1:横浜・Fマリノス J1:川崎フロンターレ J2:横浜FC J2:湘南ベルマーレ J3:Y.S.C.C.横浜 J3:SC相模原
J1:ジュビ ロ磐田 J1:清水エスパルス J3:藤枝MYFC J3:アスルクラロ沼津 J1:ヴァンフォーレ甲府
図表1-3-8 プロバスケットボールチーム
(出典)公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ公式ウェブサイト
<https://www.bleague.jp/>および各チームウェブサイトを基に当研究所にて作成
図表
1-3-9はプロ野球と
Jリーグの
1試合平均観客動員数を表したものである。プロ野
球では観客動員数の発表が実数発表となった
2005年度に大きく落ち込むものの、その後 は右肩上がりに増加を続け、
2016年度はセ・リーグで
32,282人/試合、パ・リーグで
25,950人/試合となっている。一方、J リーグでは
1993年の開幕以降減少傾向が続いた後、2002 年の日韓共同開催のワールドカップの影響等を受けて回復し、プロ野球ほどではないもの の、増加傾向がみてとれる。
B1:島根スサノオマジック
B2:広 島ドラゴンフライズ
B1:レ バンカ北海道
B1:栃木ブレックス
B1:千葉ジェッツ B1:アルバク東京 B1:サ ンロッカーズ渋谷 B1:新 潟アルビレックスBB
B1:富 山グラウジーズ B2:金 沢武士団
B1:琉 球ゴールデンキングス B2:ラ イジングゼファー福岡
B2:熊 本ヴォルターズ
B2:愛媛オレンジバイキングス B2:香川ファ イブアローズ
B1:三遠ネオフェニック B1:シーホース三河 B2:Fイ ーグルス名古屋 B1:名古屋ダイヤモンドドルフィンズ B1:京 都ハンナリーズ
B2:信州ブレイブウォウィアーズ
B1:滋賀レイクスターズ B2:バン ビシャス奈良
B1:大阪エヴェ ッサ B1:西宮ストークス
B2:青 森ワッツ
B2:秋 田ノーザンハピネッツ B2:岩 手ブッグブルズ
B2:山 形ワイヴァンズ B2:仙 台89ERS
B2:福 島ファイヤーボンズ B2:群 馬クレインサンダーズ
B2:アースフレンズ東京Z B1:横浜ビー・コルセアーズ
B1:川崎ブ レイブサンダース B2:茨 城ロボッツ
図表1-3-9 プロ野球、Jリーグの1試合平均観客動員数
(出典)プロ野球は一般社団法人日本野球機構の統計データを、JリーグはJ.LEAGUE Data Site
<https://data.j-league.or.jp/SFTP01/> を基に当研究所にて作成
(2) 大規模スポーツ施設の整備動向の変遷
国内におけるスポーツ振興は、戦前より国や地方公共団体が主体となり行政主導の下、
進められてきた。スポーツ施設の整備は、
1946年の国民体育大会(国体)の開催を契機に 全国で建設計画が進み、国体施設への補助や、
1961年に制定されたスポーツ振興法等によ る行政の後押しを受けて全国的に整備されてきた
6。本来、「みる」ためのスポーツ施設は 立地的要素が強く、その施設の周辺環境や居住人口などの立地条件によって観客動員数や 収益は大きく変化するが、これまでの大規模スポーツ施設は、敷地面積の制約上、中心市 街地から離れた郊外に整備されることが多かった。郊外の総合運動公園等はまさにこれに 当てはまる。郊外に整備された大規模スポーツ施設は、その立地条件が収益性を下げ、ま た公共交通機関の利用が困難な場合には自家用車での来場により交通渋滞や路上駐車など の問題も発生する。また、こういった大規模スポーツ施設は「みる」ことを前提としてお らず、「する」ための施設であるため、例えば
Jリーグの多くのクラブがホームスタジア ムとして利用している陸上競技場では、ピッチから数十メートル離れた観客席からの観戦 となり、専用スタジアムと比較して臨場感や選手とサポーターの一体感が大きく欠けてい る。
このような問題から、近年では大規模スポーツ施設を中心市街地にまちづくりと一体と なって整備する動きがみられる。街なかに立地するスタジアム・アリーナはより多くの集
6 スマート・ベニュー研究会、株式会社日本政策投資銀行地域企画部「スポーツを核とした街づくりを 担う「スマート・ベニュー®」~地域の交流空間としての多機能複合型施設~」(2013年8月)参照
0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 35,000 40,000
(人)
(年度)
J1 J2 J3 セ パ
客が見込めることから、施設単体の収益の向上が期待されるだけでなく、試合開催日とな ればアウェイチームも含め多くの観客が域外から訪れることから、周辺の飲食店や商店に とっても経済効果は大きいと考えられる。また、自家用車ではなく公共交通機関でのアク セスも容易になることから、地域の交通機関の利用促進にも繋がる。さらに、単にプロス ポーツチームの興行だけでなく、地域住民も利用できる施設として整備することで、中心 市街地の賑わい回復が期待される。大規模スポーツ施設整備に対する主な助成制度として は、日本スポーツ振興センターによる大規模スポーツ施設整備助成(スポーツ振興くじ助 成)が挙げられ、
Jリーグのホームスタジアムや国民体育大会冬季大会競技会場等の新設・
改修等に対して都道府県、市町村への助成が行われている。
(3) 近年の大規模スポーツ施設の新設、移転、改修の動向
近年では、図表
1-3-10のような大規模スポーツ施設の整備が実施(計画)されている。
最近では、2016 年にサッカーJ1 ガンバ大阪のホームスタジアムが新築されたことが話 題となった。ガンバ大阪はこれまで吹田市の万博記念公園陸上競技場をホームスタジアム として利用していたが、施設の老朽化や
Jリーグが定めるクラブライセンス制度の施設基 準に合致しない等の理由から、同公園内に国内では希少な「サッカー専用」スタジアムを 建設することを決定した。スタジアムは、民間企業や個人の寄付、スポーツ振興くじ
totoの助成金等を活用してスタジアム建設募金団体により建設された。竣工後は吹田市に寄付 され、株式会社ガンバ大阪が指定管理者となって管理運営を行っている。京都府では、京 都市右京区の西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場をホームスタジアムとしていた
J2京都サンガが、クラブライセンス制度の問題等からホームタウンのひとつである亀岡市に 移転を決定した。すでに
JR亀岡駅前の区画整理事業地区内において球技専用スタジアム を建設することが決定し、2017 年度中の着工に向けて事業が進んでいる。また、J1 サン フレッチェ広島は、ホームスタジアムである広島広域公園にあるエディオンスタジアムの 老朽化や
Jリーグのクラブライセンス制度への不適合の問題等から新スタジアム建設を検 討している。現在広島市は新スタジアム建設の候補地として旧広島市民球場跡地や広島み なと公園、中央公園の
3箇所で検討を行っており、今後の動向に注目が集まっている。ま た、仙台市では、
2012年に民間の大型総合スポーツ専門店ゼビオが「ゼビオアリーナ仙台」
を建設し、プロバスケットボールの試合開催やコンサート会場等として利用されている。
その他、富山市では、地元経済団体による「まちなかスタジアム構想
7」が発表され、富山 城址公園内にサッカースタジアムを建設する構想があるなど、サッカーを中心とした大規 模スポーツ施設の計画は多い。また、比較的大都市にホーム球場を持つプロ野球において も、より一層の観客獲得や観戦環境の向上を目指して球場の改修・改築等が計画されてい
7 富山経済同友会地域活性化委員会「富山経済同友会まちなか活性化プロジェクト まちなかスタジア ム構想」(2015年4月)