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第 9 章 モデルプロジェクト詳細

9.5. 業務品の卸・小売業界における共通 EDI 連携

9.5.4. サービスモデル

業務品の卸・小売りの流通は、大手の小売業とともに流通BMSを活用した標準化 を進めている家庭品業界とは一線を画した流れの中にあり、地域の病院・介護施設 などの取引が増加の傾向にある。当プロジェクトは、業務品の卸・小売業界におけ る共通EDI連携によるサービスモデルを作成した。(図 67)

図 67 05.業務品PJ 新たなサービスモデルイメージ 1. サービスモデル概要

花王プロフェッショナル・サ ービス株式会社

プロバイダサービス

BtoBプラットフォーム 受注システム 中小企業

(自社顧客のみ)

発注システムなし

発注システムあり

BtoB利用不可

BtoBプラットフォー ム受発注(ライト)

発注 ピックアップ

BtoBプラットフォー

ム受発注(卸) EDIPACK

他ASP

○○サービス 医療機器ネットワーク協会(MD-Net)

情報志向型卸売業研究会(卸研) ITコーディネーター協会 連携

啓蒙(利用促進)

146 (1) 普及サービスの特徴・仕組み

サービス普及の仕組みとして次の3つを想定する。

 BtoBプラットフォーム受発注(ライト)を活用するケース

販売管理パッケージ等の受発注システムなどを保有していない企業に対して、

IT投資無しでFAX注文書の手書き作業を、Web(クラウド)サービスを活用した 注文入力に切り替える提案を行う。

 BtoBプラットフォーム受発注(卸)を活用するケース

自社で販売管理パッケージ等の受発注システムなどを利用している企業に対 しては、ある程度のIT投資が伴うが、自らが取引先を巻き込んで受発注業務を Webに切り替え業務効率化を図れるBtoBプラットフォーム受発注(卸)

の利用を進めていく。

 発注ピックアップ

BtoBプラットフォームのいずれの利用も難しい場合、言い換えると、自 社のシステムで発注情報をデータ化して自動FAXするなどして合理化を実施済 みの企業においては、その発注情報をこちらから取りに行く(ピックアップ)

する方法も提案していく。

(2) ターゲットユーザー

ターゲットユーザーは、東京地区を対象にする先行フェーズと全国を対象にす る全国展開フェーズがある。

(3) 利活用する情報

基本的に注文情報である。場合により納品情報を利用する。

(4) サービスの効果

想定するサービスの効果は、次のとおり。

 BtoBプラットフォーム受発注(ライト)の場合

FAX発注用紙への手書き作業や送信作業(誤送信)が無くなり、発注ユー ザーはWebに繋がる環境(スマートフォン含む)を用意するだけで、無料で KPSに対する注文ができる。特定のプロバイダーを必要としない。

 卸の場合

卸の拡張機能を活用することにより企業間取引業務の効率化が可能となる。

 発注ピックアップ

自社で発注の仕組みを保持していて、自動FAX機能などでメーカー・卸に 発注情報を発信している場合は、その発注データを提供いただき、BtoBプ ラットフォームに取り込む。発注企業側が既に準備している自動FAX向けの

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発注データを活用することで、短期間で発注企業側に負担を強いることなくデ ータ連携することが可能となる。

(5) 普及推進体制・連携チャネル

普及推進体制は、次の2つを想定する。

 取引の主体として花王プロフェッショナル・サービス株式会社

 サービス紹介および導入支援として株式会社インフォマート また連携チャネルとしては、次のものを想定する。

 情報志向型卸売業研究会

 医療機器ネットワーク協会(MD-Net)

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