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⑵ 関 係

ドキュメント内 優越的地位の濫用︵二︶ (ページ 53-56)

規制 型の 規制

M

関係 規制 型の 規制 につ いて

、同 ガイ ドラ イン は、 以下 のよ うに 述べ る。 同ガ イド ライ ン二

︵三

︶は

、フ ラン チャ イズ 本部 が、 契約 締結 の前 に、 重要 事項 に対 して 開示 が十 分で はな く、 また は虚 偽若 しく は誇 大な 開示 を行 い、 これ らに より

、実 際の 内容 より も著 しく 優良 また は有 利で ある と誤 認さ せ た場 合は

、不 公正 な取 引方 法の 一般 指定 八項 のぎ まん 的顧 客誘 引に 該当 して いる とす る。 また

、フ ラン チャ イズ 契約 締結 にお ける 不公 正な 取引 方法 に対 して は、 優越 的地 位の 濫用 が同 ガイ ドラ イン 三

︵一

︶に

、抱 き合 わせ 販売 およ び拘 束条 件付 取引 が同 ガイ ドラ イン 三︵ 二︶ に述 べら れて いる

。 なお

、こ れら の個 別的 検討 は、 後に 行う が、 上記 の諸 行為 は、 公取 委が

﹁机 上の 空論

﹂の よう に何 らの 実態 認識 なく 作り 出し たも ので はな く、 同ガ イド ライ ン制 定時

、既 に紛 争に なっ てい た行 為類 型で ある こと に留 意す べき で

ある

N

。 優越 的地 位の 濫用 規定 によ る規 制の 主な 内容 は次 のよ うで ある

①本 部が 加盟 者に 対し て、 正当 な理 由が ない のに

、本 部ま たは 本部 の指 定す る事 業者 との み取 引さ せる 行為

②返 品が 認め られ ない にも かか わら ず、 実際 の販 売に 必要 な範 囲を 超え て、 本部 が加 盟者 に仕 入数 量を 指示 し、 当該 数量 を仕 入れ るこ とを させ る行 為

③廃 棄ロ ス原 価を 含む 売上 総利 益が ロイ ヤル ティ の算 定の 基準 とな る場 合に おい て、 本部 が加 盟者 に対 して

、正 当な 理由 がな いの に、 品質 が急 速に 低下 する 商品 等の 見切 り販 売を 制限 する 行為

④当 初の フラ ンチ ャイ ズ契 約に 規定 され てい ない 新規 事業 の導 入に よっ て、 加盟 者が 得ら れる 利益 の範 囲を 超え る費 用を 負担 する にも かか わら ず、 加盟 者に 対し て新 規事 業の 導入 をさ せる 行為

⑤本 部が 加盟 者に 対し て、 特定 地域 で成 立し てい る本 部の 商権 の維 持、 本部 が加 盟者 に対 して 供与 した ノウ ハウ の保 護等 に必 要な 範囲 を超 える よう な地 域、 期間 また は内 容の 競業 禁止 義務 を課 す行 為

O

さら に、 フラ ンチ ャイ ズ契 約に 基づ く営 業の ノウ ハウ の供 与に 併せ て、 本部 が、 加盟 者に 対し

、自 己や 自己 の指 定す る事 業者 から 商品

、原 材料 等の 供給 を受 けさ せる よう にす るこ とが

、場 合に よっ ては 抱き 合わ せ販 売、 ま たは 拘束 条件 付取 引に 該当 する 可能 性が ある とし てい る。 本稿 は、 優越 的地 位の 濫用 につ いて 検討 する もの であ るの で、 抱き 合わ せ販 売や 拘束 条件 付取 引に つい ては 割愛 する が、 これ らの 対象 とさ れる 行為 も、 優越 的地 位の 濫用 とし て規 制す るこ とが でき る、 とい うこ とだ け指 摘し て おく

。抱 き合 わせ 販売 や拘 束条 件付 取引 の公 正競 争阻 害性 につ いて

、通 説は 競争 減殺 を中 心に 考え る傾 向が ある

が、 少数 説で は、 これ らも

﹁競 争基 盤の 侵害

﹂と いう 観点 から 見る こと もで き、 本質 的に は優 越的 地位 の濫 用と 重 なる 内容 とし て理 解す るこ とが 可能 であ ると 説か れて いる

。 第四 節 理論 的検 討 一

二つ の論 点 前記 紛争 にお ける 論点 から も分 かる よう にコ ンビ ニフ ラン チャ イズ 契約 にお いて 最も 多く 問題 とさ れて いる の

1

は、 情報 提供 に関 する もの であ る︵ 本章 第三 節三

にお ける 論点 A︶

。そ れと 同時 に契 約の 条件 ない し拘 束条 件の

3

不合 理性 につ いて も紛 争に なっ てい る事 例が 少な くな い︵ 本章 第三 節三

にお ける 論点 B︶

3

後者

︵論 点B

︶の 紛争 の背 景に は、 加盟 店が 自己 の資 本で 事業 を行 うに もか かわ らず

、取 引な いし 経営 の全 般に つい て極 めて 強い 拘束 を受 ける

、と いう コン ビニ フラ ンチ ャイ ズ特 有の 事情 があ る。 自己 資本 によ る事 業に おい ては

、そ の経 営も 自己 責任 に基 づい て行 われ るの が通 常で ある

。し たが って

、一 般に は、 経営 の悪 化に より 事業 が破 綻し たと して も、 それ はあ くま で自 己責 任に 委ね られ る。 近代 民法 は、 自由 で対 等な 市民 が自 らの 選択

・決 定に よっ て必 要な 情報 を収 集し

、相 手方 と対 等に 交渉 でき るこ とを 前提 とし てい る。 この よう な状 況の 下で

、各 取引 主体 は自 らが 下し た決 定に つい て、 その 結果 を引 き受 けな け れば なら ない

。こ れが

、﹁ 自己 決定 に基 づく 自己 責任

﹂の 考え 方で あり

、契 約の 領域 では

、契 約自 由の 原則 とし て 機能

( )

する

56

コン ビニ フラ ンチ ャイ ズ契 約に おい ては

、ジ ーに よる 自己 資本 の投 資に よる 経営 であ りな がら

、そ の経 営に ザー が深 く関 与し てい るこ とに 特徴 があ る。 その こと 自体 は、 契約 の自 由の 原則 から 見て も何 ら不 当で はな い。

とこ ろが

、ジ ーの 多く は自 分の 経営 に対 して ザー がど のよ うに 関与 する か、 また その 関与 の意 味を 十分 には 理解 しな いま ま契 約を 締結 する こと に、 フラ ンチ ャイ ズ契 約に おけ る紛 争の 根本 的な 原因 があ るこ とが 多い

。 フラ ンチ ャイ ズ契 約に おい て、 前述 の自 己責 任の 原則 を適 用す るた めに は、 ザー がジ ーに 対し て、 その 経営 にど のよ うに 関与 する かに つい て明 確な 情報 を提 供し

、か つそ の情 報に つい てジ ーが 熟知 した 上で 契約 をす る必 要が あ ると 考え られ る。 前記 の判 例の 多く に共 通し て争 われ た論 点は

、売 上予 測の 情報 が正 確に 提供 され たか どう かで ある

︵本 章第 三

2

節三

Ad 参照

。︶ その 中で

、実 際に 加盟 店の 損害 賠償 請求 が認 めら れた 事件 は、 コン ビニ 本部 がそ の売 上予 測を

3

正確 に提 供し なか った とし たも ので ある

︵前 記判 例の 中

事件

︶。 また

、売 上予 測の 情報 以外 の事 項に つい ても

、コ ンビ ニ本 部の 情報 提供 が適 正で あっ たの かと いう 疑問 があ る

︵前 記判 例の 中の

ドキュメント内 優越的地位の濫用︵二︶ (ページ 53-56)