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臨床雑誌/内科

日本内科学会雑誌第104巻第10号

日本内科学会雑誌第104巻第10号

... る.急性期には赤沈亢進,CRP(C反応性蛋白) の上昇などの炎症所見を認める.PM/DM患者で 多種類の疾患特異的自己抗体が認められ,筋炎 特異的自己抗体と呼ばれる( 表1 ).この中で抗 Jo-1 抗体は 15~20%と比較的高頻度に検出さ れ,その対応抗原はヒスチジルtRNA合成酵素で ある.近年,抗Jo-1 抗体以外に 7 種類のアミノ アシルtRNA合成酵素(aminoacyl tRNA synthe- ...

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日本内科学会雑誌第104巻第11号

日本内科学会雑誌第104巻第11号

... 要 旨 永井 英明 肺炎球菌結合型ワクチンは莢膜多糖体抗原にキャリア蛋白を結合させ たワクチンで,T細胞依存性抗原であり,乳幼児にも免疫原性があり,免 疫学的記憶が認められ,追加接種によるブースター効果がある.13 価肺 炎球菌結合型ワクチン(PCV13)は,23 価肺炎球菌莢膜多糖体ワクチン (23-valent pneumococcal polysaccharide vaccine:PPSV23)と同等か ...

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日本内科学会雑誌第107巻第5号

日本内科学会雑誌第107巻第5号

... はじめに 近年,がん薬物治療の進歩により,がん患者 の生存率が改善するとともに,抗がん薬による 有害事象も複雑化している.急性腎障害は,抗 がん薬による有害事象として代表的なものであ る.抗がん薬による急性腎障害は,抗菌薬や非 ス テ ロ イ ド 性 抗 炎 症 薬(non-steroidal anti-in- flammatory drugs:NSAIDs)に次いで頻度が高 いため,投与時から適切な対応が必要な場合も ...

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日本内科学会雑誌第104巻第7号

日本内科学会雑誌第104巻第7号

...  末永 できるだけ鉄過剰症を避けたいという 観点からしますと,臨床症状が輸血の適応の大 きなキーになるかと思います.臨床症状がゆっ くりと進む場合には,ヘモグロビンが 8 g/dl程 度でもそれほど症状を訴えない患者さんもい らっしゃいますし,6 g/dl程度でも症状のない 患者さんもいらっしゃいます.しかし,急性で すと 10 g/dlでもかなりしんどいとおっしゃる ...

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日本内科学会雑誌第104巻第4号

日本内科学会雑誌第104巻第4号

... 1)減量が主目的の手術(BariatricSurgery)の適応はBMI35kg/m 2 以上である. 2)合併疾患(糖尿病,高血圧,脂質異常症,肝機能障害,睡眠時無呼吸症候群など)治療が主目的の手術(Metabolic Surgery)の適応は,糖尿病か,または糖尿病以外の2つ以上の合併疾患を有する場合はBMI32kg/m 2 以上とする. 3)BMI35kg/m 2 ...

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日本内科学会雑誌第96巻第11号

日本内科学会雑誌第96巻第11号

... 広島県医師会 ◎生涯教育講座 ①11月10日(土)14時∼17時30分,11月11日 (日)9時30分∼15時50分 ②広島市:広島医師会館 ③分子標 的治療の基礎と臨床,どうなるこれからの高齢者医療(在宅医 療・終末期医療等),アンチエージングの臨床(脳),最新の画 像診断MRI,アンチエージングの臨床(循環器),感染症とそ の対策,見逃されやすい皮膚癌,ガイドラインに基づいた日常 診療 ...

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日本内科学会雑誌第105巻第9号

日本内科学会雑誌第105巻第9号

...  Probioticsについては,臨床試験による直接の 動脈硬化改善効果は今のところ報告がないが, 脂質代謝を改善したいくつかの報告がある.一 般的に,probioticsは,病原菌といわれるような 菌や食物由来の物質の腸管内停滞の抑制・抗菌 成分の誘導・腸管透過性の制御・免疫系への影 響などの作用が報告されている.動脈硬化モデ ルマウスを用いた研究では,動脈硬化を抑制し たという文献が散見されるが,詳しいメカニズ ...

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日本内科学会雑誌第106巻第3号

日本内科学会雑誌第106巻第3号

...  ジカウイルス病の症状はデング熱に類似し, 頭痛,関節痛,皮疹であるが,多くが微熱(38.5℃ 以下)であること,眼球結膜充血などがデング 熱とは異なる特徴である.また,80%を超える 不顕性感染率はデング熱よりも高い.流行地に あってもこれらの症状は軽く,発疹や結膜充血 に驚いて受診することが多いという.診断は血 液や尿からのウイルス遺伝子の検出や,血液を 用いた抗体検査によって行われるが,確立した ...

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日本内科学会雑誌第106巻第6号

日本内科学会雑誌第106巻第6号

... し,IPFの合併率とほぼ同等であった 13) . おわりに 過敏性肺炎の病態は徐々に解明されつつあ る.治療においては,抗原を特定し,環境から 排除すること,およびアレルギー炎症を抑える ことが主体となる.しかし,慢性過敏性肺炎に おいては,炎症とともに線維化も問題となり, Th2 優位の免疫バランスを調整して線維化を抑 制する薬剤の開発が望まれる.抗線維化薬など に対する質の高い臨床試験も今後考慮される. ...

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日本内科学会雑誌第105巻第4号

日本内科学会雑誌第105巻第4号

... (parathyroid hormone:PTH)濃度の相対的評価 が必要である( 図2 ).生理学的あるいは病態生 理学に重要なのは血中カルシウムイオンである が,技術的な問題から,臨床現場では蛋白質な どと結合した総カルシウム濃度が測定される. 血中カルシウムイオンの約 50%はアルブミン を主体とする蛋白と結合しているため,血中カ ルシウム濃度の評価は,血清アルブミン値で補 ...

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日本内科学会雑誌第106巻第1号

日本内科学会雑誌第106巻第1号

... なったことは記憶に新しい.様々な胃疾患が H. pylori 感染と関連し,また, H. pylori 感染が慢性 胃炎の原因ともなれば, H. pylori 菌がディスペ プシア症状を引き起こすといっても違和感がな いのは当然であろう.しかし,実際はディスペ プシア症状と H. pylori 菌感染の関連はそれほど 強くはない.全くなければわかりやすいのだ が,少しだけ関係するので話は複雑である. H. pylori ...

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日本内科学会雑誌第105巻第9号

日本内科学会雑誌第105巻第9号

...  もう一つのFD患者の疫学データの解釈の難し さは,それぞれの研究によってFDの診断に用い られている定義が異なることである.FDの臨床 研究用に用いられているRome基準も数年おき に改正され定義が変更されている.さらに器質 的疾患や全身疾患の否定をどのような方法を用 いて行ったかも研究によってまちまちである. アンケート調査やインターネット調査では器質 的疾患,全身疾患の除外は極めてむつかしい. ...

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日本内科学会雑誌第104巻第8号

日本内科学会雑誌第104巻第8号

...  VPとPDの臨床経過・症状の違いを 表 にまと めた 5) .具体的にはVPはPDに比して発症年齢が 高齢であり,発症と経過が緩徐進行性ではな く,急性ないしは階段状に進行することが多 い.症状に関しては左右差を認めず,姿勢は直 立姿勢をとることが多い.歩行障害での発症が 多く,歩行は開脚して小刻みで,すり足歩行で ある.直立姿勢をとるため,歩行時はチョコチョ コとペンギンのような歩き方となる.症例に ...

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日本内科学会雑誌第106巻第4号

日本内科学会雑誌第106巻第4号

...  EPAの光学異性体であるdocosahexaenoic acid (DHA)にも弱いTG低下作用があるが,単独投 与ではLDLコレステロール値は上昇する報告が 多い.また,EPAとDHAの同時投与による動脈 硬化予防のエビデンスはこれまでのところな く,現在米国で行われている大規模臨床試験 Outcomes Study to Assess Statin Residual Risk Reduction with ...

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日本内科学会雑誌第106巻第9号

日本内科学会雑誌第106巻第9号

... 診療ガイドライン 2017」 5) における細菌性肺炎 と非定型肺炎の鑑別は,海外のガイドラインに はない本邦独自の考え方である.海外のガイド ラインでは,市中肺炎の原因微生物,特に非定 型病原体の頻度が各年齢層において変わらない こと,細菌性肺炎と非定型肺炎は臨床像や胸部 X線写真上の鑑別が難しいこと,両者の合併も しばしば認められること,マクロライドの第一 選択としての有効性が認められていること等の ...

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日本内科学会雑誌第106巻第9号

日本内科学会雑誌第106巻第9号

... はじめに 放射線,抗がん薬,さらには分子標的療法の 開発により,リンパ腫の治療成績は着実に進歩 してきた.改訂WHO分類(2016)において, さらに細分化され,60以上の疾患単位となった リンパ腫の多くは,日本臨床腫瘍研究グループ (JCOG:Japan Clinical Oncology Group)等が, 国内外の多施設共同研究を通じて研究成果を上 げ,標準治療の確立を目指した臨床試験の継続 ...

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日本内科学会雑誌第104巻第10号

日本内科学会雑誌第104巻第10号

... が明瞭な状態で分類基準に満たないなら,迅速 に他疾患を検索,といえる. 1)臨床所見 (1)変動性・移動性の関節炎を,関節の大小 を問わず高率にみる(RA関節炎も初期は変動し 得るので,後述の鑑別が重要である).腫脹圧痛 が遠位指節間(distal interphalangeal:DIP)関 節にあるなら,SLEか乾癬性関節炎を思わせる. (2)特徴的皮疹を一部の患者にみる:頬部紅 ...

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日本内科学会雑誌第104巻第9号

日本内科学会雑誌第104巻第9号

... zumabの有効性は持続したとされている 5) . Atypical HUSは重篤な疾患であるため,血漿 治療を行いながら,TTP,HUS,二次性TMAの 除外ができた時点で,確定診断の前の急性期に 抗C5 モノクロナール抗体を使用する場合もあ ると思われる.抗C5モノクロナール抗体の効果 は,特に血液学的パラメーター(血小板数の回 復,LDH(lactate dehydrogenase)減少,ハプト ...

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日本内科学会雑誌第106巻第5号

日本内科学会雑誌第106巻第5号

... したが 6) ,ロシグリタゾンではむしろ心血管死 を増やすことが判明した 7) .この結果を受けて, 米国食品医薬品局(Food and Drug Administra- tion:FDA)は新規の糖尿病治療薬にCVDに対す る臨床研究を課すこととなった.チアゾリジン 薬の欠点は体重増加作用があることである.脂 肪細胞増生を促進する以外に,ナトリウム貯留 による循環血漿量を増加させることが原因とさ ...

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日本内科学会雑誌第104巻第9号

日本内科学会雑誌第104巻第9号

... (4)検査所見と病理 末梢血では顆粒大リンパ球(large granular lymphocyte:LGL)が種々の程度に増加する. 形態的には正常のLGLとあまり変わらないもの から,中間型,異型の強いものと 3 パターンに 分類されるが,形態の違いによる臨床像や予後 に差はない 17) .ENKL同様,CD56,CD2,cyCD3 などのNK細胞マーカーや,TIA-1,granzyme B, ...

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