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SAP BEx クエリ用のデータ選択の定義

ドキュメント内 SAP Crystal Reports for Enterprise ユーザガイド (ページ 123-129)

6.3 クエリの作成

6.3.2 SAP BEx クエリの作成

6.3.2.2 SAP BEx クエリ用のデータ選択の定義

クエリは、クエリパネルで SAP BEx クエリのオブジェクトを使用して作成します。SAP BEx クエリのオブジェクト は、データソース内の使用可能な情報を視覚的に表示します。

[クエリパネル] は複数のペインに分かれています。

• ユニバース枠にはユニバースに含まれているオブジェクトがツリービュー形式で表示されます。[クエリパネ ル]では、ユニバースに新しいオブジェクトを追加したり、ユニバース内の既存オブジェクトを編集することは できません。

[すべて展開] をクリックすると、すべての使用できるオブジェクトをこの枠で確認できます。オブジェクト同士 の相互関係を確認する場合は、[すべて折りたたむ] をクリックします。ユニバースの中にオブジェクトの階 層構造が含まれる場合は、このオプションを使用して、その構造を視覚的に表現できます。

• 結果オブジェクト枠には、クエリに含めるオブジェクトを配置します。

• [クエリフィルタ] 枠には、ユニバースから返されたデータをフィルタするときに使用するオブジェクトを配置し ます。事前定義済みのフィルタをユニバースから追加することや、オブジェクトを追加してリストボックスでフィ ルタを定義してカスタムフィルタを作成することができます。

6.3.2.2.1 SAP BEx クエリメンバーの選択

メンバーセレクタを使用して SAP BEx クエリ階層のメンバーを選択し、次のことを行います。

• SAP BEx クエリ作成時にメンバーの名前付きセットを作成する

• 階層、階層のメンバー、または階層のレベルに基づいてクエリを作成する

• クエリから除外するメンバーを定義する

階層ノード変数に関連付けられていない SAP BEx 階層の場合、[メンバーセレクタ] には以下の枠が含まれま す。

説明 枠

[メンバー] タブ: 階層内固有の関係に従って、メンバーを選択または除外します。

[レベル] タブ: レベルに従って、メンバーを選択または除外します。

[プロンプト] タブ: メンバーに関連付けるプロンプトを設定します。

[メンバーセレクタ]

作成中のクエリで選択したメンバーとプロンプト、および除外されたメンバーが表示され ます。[概要] 枠に表示される情報は、[クエリパネル] の [結果オブジェクト] 枠にも表示 されます。

[概要] 枠

階層ノード変数に関連付けられている SAP BEx 階層の場合、[メンバーセレクタ] には以下の枠が含まれます。

説明 枠

[相対的な奥行き] タブ: 階層ノードの下でノードの子孫を返すレベル数を指定します。

相対的な奥行きを指定しない場合、BEx クエリデザイナで事前定義されているデフォ ルトの相対的な奥行きが適用されます。

[メンバーセレクタ]

作成するクエリの階層メンバー選択基準を表示します。この情報は、[クエリの編集] パ ネルの [結果オブジェクト] 枠の階層オブジェクトアイコンにも表示されます。

[概要] 枠

ユニバースと SAP BEx クエリのメンバー選択は、メンバーを限定する場合に動作が異なります。ユニバースの メンバー選択では、メンバー選択の制限はありません。一方、SAP BEx クエリでは、親ノードとその子ノードを 1 つ選択すると、すべての子ノードがクエリで選択されます。

階層について

階層とは、関連するオブジェクト (ディメンション) を順番に配列したものです。階層の例の 1 つに "地域" があ ります。これは、"国"、"地域"、"市町村" などの複数のディメンションがグループ化されています。選択した地 域のすべての市、選択した国のすべての市、選択した市の国と地域など、さまざまな視点で階層に関連付けら れたデータを観測できます。

階層の関係でメンバーを選択する

メンバーセレクタのメンバー関係関数を使用して、階層内の関係や位置でメンバーを選択します。選択できる 関係は、[メンバーセレクタ] 枠でメンバーを選択すると使用可能になります。

1 メンバーセレクタの [メンバー] タブで、メンバー名の左側の選択ボックスをクリックします。

2 メンバーセレクタで選択するメンバーの名前をクリックします。

使用可能なオプションの一覧が表示されます。

3 次の関係関数から、適切な関係関数を選択します。

説明 オプション

選択されたメンバーだけを使用します。これは、デフォルト 設定です。

セルフ

階層のブランチで同じレベルのメンバーを選択します。

階層でアクティブなメンバーより下のメンバーを選択します。

[子孫]

選択内容は、[概要] 枠に表示されます。

階層のレベルによってメンバーを選択する

階層のさまざまなブランチにおける特定レベル以上のすべてのメンバーを選択することができます。たとえば、

時系列ディメンションのすべての四半期や地理ディメンションのすべての市などを選択できます。

1 [結果オブジェクト] 枠で、階層オブジェクトをクリックして [メンバーセレクタ] を起動します。

2 [メンバーセレクタ] で、[レベル] タブをクリックして、[レベルの有効化] チェックボックスを選択します。

[レベル] ツリービューが有効になります。

3 [レベル] ツリービューから、クエリに含める階層メンバーのレベルを選択します。

レベルを選択すると、そのレベル以上のすべてのレベルが自動的に選択されます。

指定した階層メンバー選択基準が [概要] 枠に表示されます。例: レベル 3 - レベル 03 までのすべてのメ ンバー。

4 [OK] をクリックします。

メンバー選択基準は、[クエリの編集] パネルの [結果オブジェクト] 枠内の階層オブジェクトアイコンにも表示さ れます。

階層ノード変数に関連付けられている階層の相対的奥行きによってメンバーを選択する

階層ノード変数に関連付けられている階層の場合、相対的な奥行き、つまり階層ノードの下のレベル数によっ てメンバーを選択することができます。たとえば、レベル 3 の階層ノードに対して相対的な奥行き 2 を指定す る場合は、レベル 3 の階層ノードとそのレベル 4 と 5 の子孫が選択されます。

1 [結果オブジェクト] 枠で、階層オブジェクトをクリックして [メンバーセレクタ] を起動します。

2 [メンバーセレクタ] の [相対的な奥行き] 枠で、[相対的な奥行きに基づく階層メンバー] をクリックして、レ ベル数を指定します。

[レベル数] フィールドの有効な値の範囲は、0 ~ 99 です。ノードの相対的奥行きの最大値を超える値を 指定した場合は、最大の奥行きが返されます。

階層に複数の階層ノード変数が関連付けられている場合、選択されるメンバーは各階層ノード変数で選択 したメンバーの組み合わせになります。

指定した階層メンバー選択基準が [概要] 枠に表示されます。例: 相対的な奥行きが 2 のすべてのメン バー。

[すべての階層ノードの子孫] のデフォルトオプションを選択する場合は、BEx クエリデザイナで事前定義さ れた相対的奥行きが適用され、[概要] 枠に情報は表示されません。

3 [OK] をクリックします。

階層メンバー選択基準は、[クエリの編集] パネルの [結果オブジェクト] 枠の階層オブジェクトアイコンに表示 されます。

メンバー検索について

メンバーの階層を検索してメンバーを選択できます。メンバーを検索するには、[メンバーセレクタ] の [検索]

アイコンをクリックすると表示される [メンバー検索] ダイアログボックスを使用します。

リンクされたノードまたは重複ノードが階層に含まれている場合、[メンバー検索] ダイアログボックスではなく [メ ンバーセレクタ] を使用して階層からメンバーを選択することをお勧めします。検索機能では、リンクされたメン バーまたは重複メンバーのすべてのインスタンスを返します。階層内のメンバーの親または位置は示されませ ん。

名前付きセットについて

名前付きセットとは、選択してメンバーの個別セットとして保存した、メンバーのグループのことです。通常、複 数の名前付きセットが 1 つの階層中に同時に存在することはありませんが、よく使用される複数のクエリやクエ リの一部に対応しています。名前付きセットは、エンドユーザがクエリを作成するときにクエリパネルで使用でき ます。

名前付きセットを選択する

[クエリパネル] の [結果オブジェクト] 枠に配置した階層オブジェクトには、1 つ以上の名前付きセットが含まれ ているものとします。

1 階層を [結果オブジェクト] 枠にドラッグします。

2 メンバーセレクタを起動します。

3 [メンバーセレクタ] で [レベル] タブをクリックします。

メンバーセレクタに使用可能なレベル、計算メンバー、および名前付きセットが表示されます。

4 名前付きセットを選択します。

5 [OK] をクリックします。

6.3.2.2.2 オブジェクトのクイックリファレンス

オブジェクトとは、データソース内のデータ、またはその派生データをマップした名前の付いたコンポーネントで す。たとえば、結果フォルダ内の列を表すこともあれば、列内の値の合計を表すこともあります。

レポートでは、クエリの構築およびデータ取得のためにオブジェクトを使います。たとえば、人事ユニバースの オブジェクトには、名前、住所、給与などがあります。

オブジェクトはさまざまな種類の情報に対応しています。

• オブジェクトのプロパティは SAP BusinessObjects Designer で定義されますが、Crystal Reports のクエリパ ネルには反映されません。

• クエリパネルでオブジェクトを直接定義することはできません。ユニバースのオブジェクトを定義するには、

SAP BusinessObjects Designer を使用します。

説明 例

オブジェクト

このオブジェクトは、類似した一連 の特性を示す 1 つまたは複数の ディメンションテーブルに含まれる 列の論理グループです。

分析デイメンション

このオブジェクトは、レポートで行 う分析の時系列のベースとなる データを取得します。時系列ディ メンションオブジェクトは、主に日 付型データを返します。

時系列ディメンション

このオブジェクトは、ディメンション に関する詳細情報を提供します。

詳細は常にディメンションに従属 し、ディメンションに関連付けられ た詳細情報を提供します。たとえ ば、"住所"、"生年月日"、"通勤距 離" は、"顧客" ディメンションに関 連付けられている詳細オブジェク トです。

属性

このオブジェクトは、データソース 内のデータで行われた計算の結 果を示す数値データを取得しま す。メジャーオブジェクトは通常メ ジャークラスに属します。

メジャー

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