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ユニバースクエリ用のデータの選択を定義

ドキュメント内 SAP Crystal Reports for Enterprise ユーザガイド (ページ 105-112)

6.3 クエリの作成

6.3.1 ユニバースクエリの作成

6.3.1.1 ユニバースクエリ用のデータの選択を定義

クエリは、クエリパネルでユニバースのオブジェクトを使用して作成します。ユニバースのオブジェクトは、デー タソース内の使用可能な情報を視覚的に表示します。

[クエリパネル] は複数のペインに分かれています。

• ユニバース枠にはユニバースに含まれているオブジェクトがツリービュー形式で表示されます。[クエリパネ ル]では、ユニバースに新しいオブジェクトを追加したり、ユニバース内の既存オブジェクトを編集することは できません。

[すべて展開] をクリックすると、すべての使用できるオブジェクトをこの枠で確認できます。オブジェクト同士 の相互関係を確認する場合は、[すべて折りたたむ] をクリックします。ユニバースの中にオブジェクトの階 層構造が含まれる場合は、このオプションを使用して、その構造を視覚的に表現できます。

• 結果オブジェクト枠には、クエリに含めるオブジェクトを配置します。

• [クエリフィルタ] 枠には、ユニバースから返されたデータをフィルタするときに使用するオブジェクトを配置し ます。事前定義済みのフィルタをユニバースから追加することや、オブジェクトを追加してリストボックスでフィ ルタを定義してカスタムフィルタを作成することができます。

6.3.1.1.1 オブジェクトのクイックリファレンス

オブジェクトとは、データソース内のデータ、またはその派生データをマップした名前の付いたコンポーネントで す。たとえば、結果フォルダ内の列を表すこともあれば、列内の値の合計を表すこともあります。

レポートでは、クエリの構築およびデータ取得のためにオブジェクトを使います。たとえば、人事ユニバースの オブジェクトには、名前、住所、給与などがあります。

オブジェクトはさまざまな種類の情報に対応しています。

• オブジェクトのプロパティは SAP BusinessObjects Designer で定義されますが、Crystal Reports のクエリパ ネルには反映されません。

• クエリパネルでオブジェクトを直接定義することはできません。ユニバースのオブジェクトを定義するには、

SAP BusinessObjects Designer を使用します。

説明 例

オブジェクト

このオブジェクトは、類似した一連 の特性を示す 1 つまたは複数の ディメンションテーブルに含まれる 列の論理グループです。

分析デイメンション

このオブジェクトは、レポートで行 う分析の時系列のベースとなる データを取得します。時系列ディ メンションオブジェクトは、主に日 付型データを返します。

時系列ディメンション

このオブジェクトは、ディメンション に関する詳細情報を提供します。

詳細は常にディメンションに従属 し、ディメンションに関連付けられ た詳細情報を提供します。たとえ ば、"住所"、"生年月日"、"通勤距 離" は、"顧客" ディメンションに関 連付けられている詳細オブジェク トです。

属性

このオブジェクトは、データソース 内のデータで行われた計算の結 果を示す数値データを取得しま す。メジャーオブジェクトは通常メ ジャークラスに属します。

メジャー

このオブジェクトは、ディメンション データの、指定されたデフォルトの 並べ替え順序を提供します。

デフォルトの階層

このオブジェクトは、指定されたレ ベルに基づき、ディメンションデー レベルベースの階層

説明 例

オブジェクト

このオブジェクトは、値に基づき、

ディメンションデータのデフォルト の並べ替え順序を提供します。

自己参照の値ベースの階層

このオブジェクトは、メンバーの個 別セットとして選択して保存した、

メンバーのグループです。通常、

複数の名前付きセットが 1 つの階 層中に同時に存在することはあり ませんが、よく使用される複数のク エリやクエリの一部に対応していま す。

名前セット

このオブジェクトにより、指定され たクエリ条件に基づいて、オブジェ クトのサブセットを選択できます。

フィルタ

このオブジェクトは、クエリによる分 析の軸を表します。クエリによる分 析のキー要素として使用される 1 つ以上の列または計算にマップで きます。データファンデーションに 基づくディメンションと OLAP キューブに基づくディメンションは、

次のように異なります。

• OLAP キューブに基づくディメ ンションには、レベル別に構成 された階層が含まれます。各レ ベルには属性を含めることがで きます。

• データファンデーションに基づ くディメンションには属性が含 まれます。階層は、関連テーブ ル全体がフラットな階層として 構成されます。

ディメンション

このオブジェクトは、返されるすべ ての値の階層の深度が同じである 親の階層オブジェクトから、データ のサブセットを取得します。

レベル

説明 例

オブジェクト

このオブジェクトは、関連オブジェ クトのグループを保持するコンテナ です。これは、Universe Designer のクラスに相当します。

フォルダ

6.3.1.1.2 ユニバースのメンバー選択

メンバーセレクタを使用して OLAP ユニバース階層のメンバーを選択し、次のことを行います。

• ユニバース作成時にメンバーの名前付きセットを作成する。

• 階層または階層のメンバーに基づいたクエリを作成する。

• クエリから除外するメンバーを定義する。

メンバーセレクタは次の枠で構成されます。

説明 枠

メンバーセレクタ上部にあり、次の 3 つのタブがある枠です。

• [メンバー] タブ: 階層内固有の関係に従って、メンバーを選択または除外します。

• [メタデータ] タブ: メタデータを基準に選択または除外します。このタブには、階層 レベル、名前付きセット、および計算メンバー別にオブジェクトが表示されます。

• [プロンプト] タブ: プロンプトを作成して、実行時にユーザがメンバーまたはメタデー タを選択できるようにします。

[メンバーセレクタ]

作成中のクエリで選択したメンバーとプロンプト、および除外されたメンバーが表示され ます。[概要] 枠に表示される情報は、[クエリパネル] の [結果オブジェクト] 枠にも表示 されます。

[概要] 枠

階層について

階層とは、関連するオブジェクト (ディメンション) を順番に配列したものです。階層の例の 1 つに "地域" があ ります。これは、"国"、"地域"、"市町村" などの複数のディメンションがグループ化されています。選択した地 域のすべての市、選択した国のすべての市、選択した市の国と地域など、さまざまな視点で階層に関連付けら れたデータを観測できます。

階層の関係でメンバーを選択する

メンバーセレクタのメンバー関係関数を使用して、階層内の関係や位置でメンバーを選択します。選択できる 関係は、[メンバーセレクタ] 枠でメンバーを選択すると使用可能になります。

[子] と [子孫] および [親] と [祖先] は、相互に排他的なペアです。1 つのメンバーに、[子] と [子孫] を同時 に選択することも、[親] と[祖先] を同時に選択することもできません。

1 メンバーセレクタの [メンバー] タブで、メンバー名の左側の選択ボックスをクリックします。

2 メンバーセレクタで選択するメンバーの名前をクリックします。

使用可能なオプションの一覧が表示されます。

3 次の関係関数から、適切な関係関数を選択します。

説明 オプション

選択されたメンバーだけを使用します。これは、デフォルト設定で す。

セルフ

階層のブランチで同じレベルのメンバーを選択します。

階層でアクティブなメンバーより下のメンバーを選択します。

[子孫]

階層セットの異なるブランチにある、同一レベルのすべてのメンバー を選択します。

兄弟

階層でアクティブなメンバーより上のすべてのメンバーを選択しま す。

祖先

あるメンバーのすぐ上のメンバーを選択します。

選択されたメンバーには先頭に機能ボタンが付き、[概要] ペインに表示されます。

レベルでメンバーを選択する

ある階層の異なるブランチにある、同一レベルのすべてのメンバーを選択できます。たとえば、"時刻" ディメン ションですべての四半期を選択したり、"地域" ディメンションで複数の市を選択します。

1 階層を [結果オブジェクト] 枠にドラッグします。

2 メンバーセレクタを起動します。

[メンバーセレクタ] に階層メンバーがツリー表示されます。

3 メンバーセレクタで [メタデータ] タブをクリックします。

[メンバーセレクタ] に使用可能なレベル、計算メンバー、および名前付きセットが表示されます。

4 レベルを選択します。

5 [OK] をクリックします。

クエリを実行すると、選択したレベルのメンバーがレポート作成時に動的に計算されます。

名前付きセットについて

名前付きセットとは、選択してメンバーの個別セットとして保存した、メンバーのグループのことです。通常、複 数の名前付きセットが 1 つの階層中に同時に存在することはありませんが、よく使用される複数のクエリやクエ

リの一部に対応しています。名前付きセットは、エンドユーザがクエリを作成するときにクエリパネルで使用でき ます。

名前付きセットを選択する

[クエリパネル] の [結果オブジェクト] 枠に配置した階層オブジェクトには、1 つ以上の名前付きセットが含まれ ているものとします。

1 階層を [結果オブジェクト] 枠にドラッグします。

2 メンバーセレクタを起動します。

3 [メンバーセレクタ] で [レベル] タブをクリックします。

メンバーセレクタに使用可能なレベル、計算メンバー、および名前付きセットが表示されます。

4 名前付きセットを選択します。

5 [OK] をクリックします。

計算メンバーについて

計算メンバーとは、データソースで作成する複雑な計算のことです。計算メンバーは、[メンバーセレクタ] の [メ タデータ] タブで使用できます。

計算メンバーを選択する

事前に、[クエリパネル] の [結果オブジェクト] 枠に OLAP ユニバースの階層か階層メンバーをドラッグアンド ドロップしておきます。選択した階層には、1 つ以上の計算メンバーが含まれているものとします。

1 階層を [結果オブジェクト] 枠にドラッグします。

2 メンバーセレクタを起動します。

3 メンバーセレクタで [メタデータ] タブをクリックします。

[メンバーセレクタ] に使用可能なレベル、計算メンバー、および名前付きセットが表示されます。

4 メンバーを選択します。

5 [OK] をクリックします。

ユニバースのメンバーの選択について

[メンバーセレクタ]を使用して、階層の一部、または OLAP ユニバースの階層メンバーを選択します。次の操 作が可能です。

• メンバーのレベルや階層内での関係に従ってメンバーを選択する。

• 名前付きセットを選択する。

• 計算メンバーを選択する。

• クエリから除外するメンバーを指定する。

• クエリのメンバーや条件を選択するためのエンドユーザ向けのプロンプトを作成する。

クエリで使用されるメンバーを定義している場合は、クエリパネルを使用して、フィルタを追加したりそのクエリを

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