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レポートデザイン環境の使用

ドキュメント内 SAP Crystal Reports for Enterprise ユーザガイド (ページ 163-177)

7.1.1 セクションの特性

レポートは、レポートヘッダ、ページヘッダ、グループヘッダ、ボディ、グループフッタ、ページフッタ、レポート フッタなど、複数のセクションで構成されます。

セクションの詳細については、42 ページの 「構造モード領域」を参照してください。

7.1.2 複数の列を持つレポートの作成

レポートの [ボディ] セクション内のデータをページの上から下に出力するのではなく、複数の列を用意して列 から列に出力できます。

7.1.2.1 複数の列を持つレポートを作成する

1 複数の列で書式設定するレポートを開きます。

2 [ボディ] ヘッダ領域を右クリックし、[ボディの書式設定] をクリックします。

[書式] ダイアログボックスが表示されます。

3 [複数列] を選択します。

4 列の [列幅] を設定します。

列幅を決定するときは、用紙の幅を考慮してください。たとえば、ボディセクションに要素が 3 つあり、4 イン チの幅を占める場合は、列幅を 4.5 インチ程度にして、要素の情報がすべて表示されるようにします。

5 データの[フロー方向]を選択します。

6 書式を設定するレポートにグループ化が含まれている場合は、[複数列グループ] を選択します。

7 列内の各レコードの間隔を[横]ボックスや[縦]ボックスで設定します。

レポートをプレビューすると、データが列に表示されます。レポートに要素ヘッダがある場合には、先頭列のヘッ ダだけが表示されます。2 列目に要素ヘッダを表示するには、Crystal Reports エディタでテキスト要素を挿入 します。

7.1.3 スマートガイドラインの使用

スマートガイドラインを使用すると、Crystal Reports デザイナキャンバスでレポートの列を書式設定することが できます。列および列内のオブジェクトは、同時に移動したり再配置することができます。スマートガイドライン は、類似の配置に基づいて関連オブジェクトを計算するためです。レポート上に表示されるスマートガイドライ ンのグリッドは、選択した要素に応じて変わり、列内の関連要素を自動的に選択するという機能を持っていま す。

スマートガイドラインの機能は、[レポートオプション] ダイアログボックスでオフにすることができます。この機能 を一時的に無効にして特定の要素のサイズを変更する場合は、その要素を選択してから、Alt キーを押しなが らサイズを変更します。

スマートガイドラインは、クロスタブ要素など、すでに書式設定されている要素には機能しません。

7.1.3.1 スマートガイドラインを使用して列を挿入する

スマートガイドラインでは、周囲の列を手動で移動することなく新しい結果オブジェクトの列を挿入することがで きます。スマートガイドラインが無効の場合、挿入した結果オブジェクトは既存の結果オブジェクトと重なります。

1 [データエクスプローラ] サイドパネルから結果オブジェクトを選択し、レポートキャンバスにドラッグします。

2 スマートガイドラインのグリッドが表示されて列の位置が示されるまで、目的の列の結果オブジェクトフレー ムの位置を調整し、結果オブジェクトを配置します。

既存の 2 つの列の間に列を挿入すると、スマートガイドラインのグリッドは青色から紺色に変化し、挿入列 が既存の列の間に配置されることが示されます。

7.1.3.2 スマートガイドラインを使用した列の調整

レポートキャンバスの上部の列側にあるカーソルやハンドルを使用すると、列の並べ替え、削除、およびサイズ 変更を行うことができます。スマートガイドラインでは、周囲の列を手動で移動することなく列を削除したり調整 することができます。

7.1.3.2.1 列幅を調整する

1 調整する列をクリックします。

スマートガイドラインのグリッドが表示されます。

2 ポインタを列の右側に移動します。

カーソルがサイズ変更ポインタに変わります。

3 列をクリックしてドラッグし、幅のサイズを増減させます。

7.1.3.2.2 列の位置を調整する

レポートキャンバス上の単一列または同時に複数の列を水平に移動することができます。

1 移動する列をクリックします。

スマートガイドラインのグリッドが表示されます。

2 レポートキャンバス上部の列ハンドルをクリックし、列をドラッグします。

• 単一列を移動するには、その列を左右にドラッグします。スマートガイドラインによって既存の列が調整 され、再配置する列の場所が確保されます。

• 複数の列を移動するには、単一列を移動することによって既存の複数列を詰めるか、列の左端を使用 して列の行をドラッグします。

7.1.3.2.3 スマートガイドラインを使用して列を交換する

1 交換元の列をクリックして選択します。

スマートガイドラインのグリッドが表示されます。

2 レポートキャンバスの上部にある列ハンドルを選択して、交換先の列と重なり合うまで交換元の列をドラッグ し、その後クリックして交換元の列を配置します。

列の位置が交換されます。

7.1.3.3 スマートガイドラインを使用してサブ列を作成する

2 列以上にわたるボックスやテキスト要素など、拡張されたヘッダ要素を使用してサブ列を作成することができ ます。

1 サブ列にする列をクリックします。

スマートガイドラインのグリッドが表示されます。

2 [挿入] > [ボックス] または [挿入] > [テキスト] をクリックします。

3 レポートまたはグループヘッダ内のレポートキャンバス上に要素を配置し、その要素フレームをドラッグして、

結合する 2 つ以上の列にまたがるように拡張します。

拡張されたヘッダ要素は、サブ列が含まれる単一列になります。

サブ列は、ヘッダ列を拡張するためのハンドルを使用すれば単一列として再配置できます。

7.1.4 セクションの非表示

Crystal Reports には、レポートセクションを非表示に設定できる複数のプロパティがあります。

7.1.4.1 ドリルにのみ表示

[ドリルにのみ表示] プロパティは、レポートを実行したときに特定のセクションを非表示にします。集計レポート を例にすると、[ドリルにのみ表示] プロパティを使って集計の詳細を隠し、集計結果だけを表示できます。[ドリ ルにのみ表示] プロパティをセクションに適用した場合は、ドリルダウンポインタを使ってセクションの内容をドリ ルダウンすると、その内容を表示できます。式を使って条件付きで適用することはできません。

7.1.4.2 非表示

[非表示] プロパティも、レポートを実行したときに特定のセクションを非表示にします。ただし、[ドリルにのみ表

す。これは、フォームレターを作成する場合に便利です。たとえば、フォームレターで 2 つのボディセクションを 作成します。売上が X 円以上の場合に一方のセクションを非表示にし、売上が X 円未満の場合にはもう一方 のセクションが非表示になるように設定できます。

7.1.5 レポートオブジェクトの非表示

Crystal Reports には、個々のオブジェクトを非表示にするための複数の書式設定プロパティがあります。

7.1.5.1 重複データの非表示

[重複する場合は非表示] プロパティを使用すると、同じセクションの中で、オブジェクト値が直前の値と重複し ている場合にはその値が出力されないようにできます。

値は出力されませんが、そのスペースは残されます。

このプロパティは、埋め込み要素を含んでいるテキスト要素に対しては機能しません。

7.1.5.2 値がゼロの場合に数値を非表示

[値がゼロの場合には数値を非表示にします] プロパティを使用すると、値が 0 の場合に出力しないように指定 できます。値は出力されませんが、そのスペースは残されます。空白を削除するには、セクションで [空の場合 は非表示] を設定する必要があります。

このオプションは、セクション内に他の要素がない場合にのみ機能します。

7.1.5.3 非表示

[非表示] プロパティは、レポートを実行したときにオブジェクトを非表示にします。このプロパティは、たとえば、

レポートの計算式に適用して、レポートでは表示しない場合などに使用します。このプロパティをオンにすると、

選択した要素は出力されません。

7.1.6 セクションまたは要素内での改ページの回避

セクションまたは要素がページの残りのスペースには収まらない場合、そのセクションまたは要素は 2 ページ に渡って分割されます。この改ページをせずにセクションまたは要素全体を次のページに出力するには、[改 ページしない] オプションを使用します。

セクションまたは要素が 1 ページよりも長い場合は、[改ページしない] オプションを使用していても複数ペー ジに渡って出力されます。

7.1.6.1 セクション内では改ページしない

1 セクションを右クリックし、[セクションの書式設定] をクリックします。

[書式] ダイアログボックスが表示されます。

2 [ページング] をクリックします。

3 [改ページしない] チェックボックスをオンにして、[閉じる] をクリックします。

7.1.6.2 要素内では改ページしない

1 要素を右クリックし、[<要素> の書式設定] をクリックします。

[書式] ダイアログボックスが表示されます。

2 [全般] をクリックします。

3 [改ページしない] チェックボックスをオンにして、[閉じる] をクリックします。

7.1.7 セクションアンダーレイの作成

セクションアンダーレイを作成して、定型フォームのイメージや透かし模様をレポートに追加できます。

アンダーレイを作成するには、まずピクチャまたは透かし模様をレポートに追加し、次に書式設定をリセットする

7.1.7.1 ピクチャを挿入する

1 [挿入] > [ピクチャ] をクリックします。

2 イメージファイルを選択し、[ページヘッダ] セクションのレポート本体のオブジェクトより右側に配置します。

ピクチャをテキストのアンダーレイにはしないので、オブジェクトの右側に配置しています。透かし模様のよ うに、ほとんど見えないようなピクチャの場合は、直接テキストの上に配置します。

7.1.7.2 オブジェクトを続くセクションのアンダーレイにする

1 レポートキャンバスの [ページヘッダ] 領域を右クリックし、[セクションの書式設定] をクリックします。

2 [続くセクションをアンダーレイ] をクリックします。

レポートをプレビューすると、最初の [グループヘッダ] とそれに続くいくつかの [ボディ] セクションの両方 で、レポートボディのテキストの横 (上ではなく) に、ピクチャが出力されます。

ここでの例のように、ピクチャをレポート本体の右側に配置する方法を使用すると、チャートや従業員の写 真をその詳細の隣に配置できます。

3 Crystal Reports の [構造] モードで、ピクチャを縦に 2 倍または 3 倍に拡大してから、レポートをもう一度 プレビューします。

これにより、イメージ ファイルはより多くのセクションにアンダーレイとして表示されます。

ビットマップが多くのセクションのアンダーレイになっています。ピクチャのアンダーレイの範囲は、次の条件に よって変わります。

• ピクチャのサイズ

• ピクチャが最初に配置されたセクション

• セクション内のピクチャの位置

アンダーレイ機能を使用し、要素のサイズや位置を調整すれば、いろいろな視覚的効果を生み出すことがで きます。

7.1.8 定型フォームの使用

ドキュメント内 SAP Crystal Reports for Enterprise ユーザガイド (ページ 163-177)