8 機能
8.7 識別および保守データ(I&Mデータ)
8.7.1 PROFIBUS DP用のI&Mデータ
IM 153-2Bx00 では、このデータは ET 200M 上で使用できます。
注記
ET 200M にある I&M データにアクセスできるのは、どのような場合でも 1 つの DP マスタ だけです。
STEP 7 による I&M データの読み取りと書き込み
STEP 7 では、I&M データは、[モジュール状態 – IM 153-2]タブおよび[DP スレーブプロパ ティ]タブに表示されます(STEP 7 のオンラインヘルプ参照)。
HW Config にモジュールの M データを入力することができます(設定中のダイアログボッ クスなど)。
I&M データへのアクセスは IEC 61158-6 標準に準拠して行われます。
H システムでは、I&M データの読み出されるインターフェースモジュールがオンラインで使 用できる必要があります。
STEP 7 を使用しない I&M データの読み取りと書き込み
STEP 7 を使用せずに I&M データを使用する場合は、2003 年 5 月バージョン 1.1、注文番 号 3.502 の PROFIBUS ガイドラインの仕様に従ってデータアクセスを行う必要があります。
H システムでは、I&M データが読み出されるインターフェースモジュールがアドレス指定さ れている(スロット 245 または 246)必要があります。スロット 245 は左側のインターフェー スモジュールで、スロット 246 は BM IM/IM の右側のインターフェースモジュールです。
I&M データの読み取りの例
データ レコードの読み取りを使って特定の I&M データにアクセスできます。このためには 2 つのレベルのアクセスが必要になります。
1.データレコード 248 には、各種のインデックスに結び付けられたデータレコード番号のデ ィレクトリがあります
(次の表を参照してください)。
表 8- 9 ET 200M の DS 248 設定
内容 長さ(バイト) コーディング(16 進数)
ヘッダー情報
内容一覧の ID 2 00 01
内容一覧のインデックス 2 00 00
以後のブロックの長さ(バイト) 2 00 08
ブロックの数 2 00 05
I&M データのブロック情報 SZL-ID
関連データレコード番号 データレコード長 インデックス
2 2 2 2
F1 11 00 E7 00 40 00 01 SSL-ID
関連データレコード番号 データレコード長 インデックス
2 2 2 2
F1 11 00 E8 00 40 00 02 SSL-ID
関連データレコード番号 データレコード長 インデックス
2 2 2 2
F1 11 00 E9 00 40 00 03 SSL-ID
関連データレコード番号 データレコード長 インデックス
2 2 2 2
F1 11 00 EA 00 40 00 04 追加データレコードオブジェクトのための 8 バイトブロック情報
Σ:48
2.関連したデータレコード番号で I&M データの各インデックスに割り当てられた部分を特 定する ことができます(以下の表の「I&M データの設定」を参照してください)。
I&M データを含んだすべてのデータレコードの長さは 64 バイトです。
データレコードは、以下の原則に従って構成されています。
表 8- 10 I&M データのデータレコード構造
内容 長さ(バイト) コーディング(16 進数)
ヘッダー情報
SSL-ID 2 F1 11
インデックス 2 00 0x
I&M データの長さ 2 00 38
I&M データを含んだブロックの数 2 00 01 I&M データ
インデックス 2 00 0x
各インデックスに対する I&M データ(以下の表を
参照) 54
I&M データの設定
I&M データのデータ構造は、2003 年 5 月バージョン 1.1、注文番号 3.502 の PROFIBUS ガ イドラインの仕様に対応しています。
表 8- 11 I&M データの設定
I&M データ アクセス デフォルト 説明
識別データ 0:インデックス 1(データレコード 231) MANUFACTURER_ID 読み取り(2 バイ
ト) 2A (16 進数) (= 42
(10 進数)) ここには製造社名が保存されます。(42 (10 進数)
= SIEMENS AG) ORDER_ID 読み取り(20 バ
イト) モジュールにより異
なります ここにはモジュールの注文番号が保存されます。
SERIAL_NUMBER 読み取り(16 バ
イト) モジュールにより異
なります モジュールのシリアル番号の保存場所です。
番号によりモジュールが明確に識別できます。
HARDWARE_REVISION 読み取り(2 バイ
ト) モジュールにより異
なります ここにはモジュールのバージョンが保存されま す。 モジュールのファームウェアあるいはバージョン 番号が変更されると増分します。
SOFTWARE_REVISION 読み取り(4 バイ
ト) ファームウェアバー
ジョン モジュールのファームウェアバージョンを表示し
ます。 ファームウェアバージョンが増分するとモジュー ルのバージョンも増加します
(HARDWARE_REVISION)。
REVISION_COUNTER 読み取り(2 バイ
ト) 0000 (16 進数) 予備 PROFILE_ID 読み取り(2 バイ
ト) F600 (16 進数) ジェネリックデバイス PROFILE_SPECIFIC_TYPE 読み取り(2 バイ
ト) 0005 (16 進数) インターフェースモジュールで IM_VERSION 読み取り(2 バイ
ト) 0101 (16 進数) I&M データのバージョンを表示します。(0101 (16 進数) = バージョン 1.1)
IM_SUPPORTED 読み取り(2 バイ
ト) 000E (16 進数) I&M データの情報を表示します。(インデックス 2 から 4)
保守データ 1:インデックス 2(データレコード 232) TAG_FUNCTION 読み取り/書き込
み(32 バイト) – ここに一意的なモジュールの識別番号を入力しま す(システム全体に適用可能)。
TAG_LOCATION 読み取り/書き込
み(22 バイト) – ここにモジュールのロケーションを入力します。
保守データ 2:インデックス 3(データレコード 233) INSTALLATION_DATE 読み取り/ 書き
込み (16 バイト) – インストールの日付を入力し、必要な場合にはモ ジュールに対する各時刻を入力します。
予備 読み取り/ 書き
込み (38 バイト) – 予備 保守データ 3:インデックス 4(データレコード 234)
DESCRIPTOR 読み取り/ 書き
込み (54 バイト) – ここにモジュールに関するコメントを入力しま す。
過去の I&A データと比較した変更
I&A データのための識別データ内容の一部分は、PROFIBUS ガイドラインに準拠して修正 されています。I&A データへのアクセス機構が PROFIBUS ガイドラインに従って補完され ています。