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IM 153-xの更新

ドキュメント内 分散型I/Oデバイス ET 200M (ページ 120-125)

7 保守とサービス

7.10 IM 153-xの更新

7.10.1 IM 153-x の更新時期は?

パフォーマンスや(互換性のある)機能を強化した後は、インターフェースモジュール IM 153-x を最新のファームウェアバージョンに更新する必要があります。

7.10.2 IM 153-1/-2Ax0x の更新

IM 153-1 および IM 153-2Ax0x の更新を希望する場合には、Siemens の担当者までお問い合 わせください。

7.10.3 IM 153-2Bx00 の更新

最新バージョンのファームウェアを入手するには

最新ファームウェアは、Siemenのパートナーから入手するか、あるいはインターネット (http://support.automation.siemens.com/WW/view/en/15350678)からダウンロードできます。

ヒント:

● 更新に先立ち、現在インストールされているファームウェアのバージョンを書き留めて おきます。

● 新しいファームウェアで問題が生じた場合は、更新前(現在)のバージョンをインターネッ トからダウンロードしてインターフェースモジュールに再度転送することができます。

原則

IM 153-2(注文番号 6ES7 153-2Bx00-0XB0)が更新可能です。更新にはSTEP 7(V5.2 以上)が 必要です。

更新を実行する方法は 3 つあります。

● PROFIBUS DP 経由の PD/PC からの更新(直接)

● PROFIBUS DP および CPU 経由の PD/PC からの更新

● SIMATIC Micro Memory Card による更新

更新が正常に完了したら、IM 153-2 の以前のファームウェアバージョンを示すステッカー の上に更新されたファームウェアバージョンを示すステッカーを貼っります。

必要条件

PROFIBUSDP 経由の更新の場合

● 更新対象のステーションの IM 153-2 にオンラインでアクセスできる。

● 現在の(新)バージョンのファームウェアのファイルが、PD/PC のファイルシステムで使 用できる。

SIMATIC Micro Memory Card を使用した更新の場合

● 更新ファイルが SIMATIC Micro Memory Card にある必要があります。

サンプル設定

PROFIBUS DP 経由の PD/PC からの更新(直接)

更新ファイルのある PG/PC は、IM 153-2 の PROFIBUS インターフェースに直接接続され ています(下図参照)。

注記

各 IM 153-2 を含む STEP 7 プロジェクトがない場合は、STEP 7 でオンライン表示(使用可 能なノード)を使って更新することもできます。

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図 7-4 PROFIBUS DP(IM 153-2 の PD/PC で直接)経由の更新 PROFIBUS DP および CPU 経由の PD/PC からの更新

更新ファイルのある PD/PC は、CPU の MPI インターフェースに接続されています。IM 153-2 は、PROFIBUS-DP を通じて CPU の 2 番目のインターフェースに接続されています (下図参照)。STEP 7 プロジェクトで、IM 153-2 が CPU にリンクされている必要がありま す(CPU 315-2 DP など)。

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図 7-5 PROFIBUS DP 経由の更新(CPU 経由で PD/PC から IM 153-2 へ)

SIMATIC Micro Memory Card (MMC)経由の更新

更新には、次の SIMATIC Micro Memory Card を使用できます。

表 7- 2 IM 153-2 の更新に使用可能な SIMATIC Micro Memory Card

タイプ 注文番号

SIMATIC Micro Memory Card 2M 6ES7953-8LL20-0AA0 SIMATIC Micro Memory Card 4M 6ES7953-8LM20-0AA0 SIMATIC Micro Memory Card 8M 6ES7953-8LP20-0AA0

SIMATIC Micro Memory Card を使い、次の手順で更新します。

1. STEP 7 およびプログラミング装置を使用し、SIMATIC Micro Memory Card に更新ファ イルを転送します。SIMATIC Micro Memory Card に保存されたデータは、更新ファイル によって上書きされます。

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2. IM 153-2 の電源を切り、更新データを含む SIMATIC Micro Memory Card を挿入します。

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3. 電源を投入します。

– IM 153-2 によって更新ファイルを含む SIMATIC Micro Memory Card が自動検出され、

更新が開始されます。

– 更新中には SF LED と BF LED が点灯します。

– 更新が完了すると BF LED が 0.5Hz で点滅します。

4. IM 153-2 の電源を切り、更新データを含む SIMATIC Micro Memory Card を挿入します。

SIMATIC Micro Memory Card を取り出すには、小型のネジ回しやボールペンなどで取り 出しボタンを押します。

冗長システムでの更新

アクティブな IM 153-2 の更新が PROFIBUSDP 経由で実行される場合は、更新後のリセッ トによって自動的に 2 台の IM 153-2 モジュール間の切り替えがトリガされます。冗長シス テムの場合は、2 台目の IM 153-2 も更新することをお勧めします。この更新は IM 153-2 ご とに別々に実行される必要があります。

更新後の再起動

PROFIBUS DP 経由の更新

STEP 7 ユーザーインターフェースでは、以下を設定できます。

● IM 153-2 の更新完了後に、新しいファームウェアを使用して起動するために IM 153-2 で 自動リセットを実行するかどうか。

注意

[ダウンロード後にファームウェアを有効にする]フィールドが選択されていると、わず かの間 ET 200M でステーションエラーが発生します。これに対する対策を取っていな い場合には、更新によるラックエラーのために CPU が STOP モードになります。

● 電源を切って IM 153-2 をリセットしてください。電源が再度入れられたときに IM 153-2 は新しいファームウェアを使用して起動します。

SIMATIC Micro Memory Card (MMC)経由の更新

更新後、IM 153-2 は電源を切ることによってのみリセットできる状態になっています。更 新が完了すると、次回電源が入れられたときに IM 153-2 は新しいファームウェアを使って 起動します。

更新の失敗

更新に失敗した場合は、IM 153-2 は次回電源を入れたときに、更新前の(古い)ファームウェ アを使って起動します。

7.10.4 IM 153-2Bx00 の更新方法

最新バージョンのファームウェアを入手するには

最新ファームウェアは、Siemenのパートナーから入手するか、あるいはインターネット

(https://portal.automation.siemens.com/apps/meta-search_p/index.ad.nwa.EN.html?q=15350678)からダウンロードできます。

ヒント:

● 更新に先立ち、現在インストールされているファームウェアのバージョンを書き留めて おきます。

● 新しいファームウェアで問題が生じた場合は、更新前(現在)のバージョンをインターネッ トからダウンロードしてインターフェースモジュールに再度転送することができます。

原則

注文番号 6ES7153-2Bxx1-0XB0 以降の IM 153-2 の更新方法は、次のように IM 153-2 の設 定によって異なります。

IM 153-2Ax0x の設定の場合:

更新は、PROFIBUS DP(直接)経由の PD/PC から、およびSTEP 7 のオンライン表示(アク セス可能なノード)経由で実行されます。これには更新ファイルのある PG/PC が、IM 153-2 の PROFIBUS インターフェースに直接接続されている必要があります(下図参照)。

IM 153-2Bx00 としての設定の場合 更新を実行する方法は 2 つあります。

● PROFIBUS DP 経由の PD/PC からの更新(直接)

● PROFIBUS DP および CPU 経由の PD/PC からの更新 更新にはSTEP 7(V5.2 以上)が必要です。

IM 153-2Bxx1 としての設定の場合 2 つの更新方法があります。

● PROFIBUS DP 経由の PD/PC からの更新(直接)

● PROFIBUS DP および CPU 経由の PD/PC からの更新 これにはSTEP 7(V5.4 以降)が必要です。

更新が正常に完了したら、IM 153-2 の以前のファームウェアバージョンを示すステッカー の上に更新されたファームウェアバージョンを示すステッカーを貼っります。

インターフェースモジュール IM 153-2Bxx1-0XB0 を使ったシステムの場合、冗長モードで 稼働中に両方のインターフェースモジュールのファームウェアを更新することができます。

更新を実行するにはSTEP 7 のサポート機能が必要ですが、アプリケーションの実行には全 く影響ありません。冗長システムのファームウェアは、PROFIBUS DP 経由の PD/PC から 更新します(直接)。

PROFIBUS DP 経由で更新する場合の条件

● 更新対象のステーションの IM 153-2 にオンラインでアクセスできる。

● 現在の(新)バージョンのファームウェアのファイルが、PD/PC のファイルシステムで使 用できる。

上記に加え、冗長システムの更新を実行する場合は、システムは次の条件を満たしている必 要もあります。

● インターフェースモジュールは共に IM 153-2Bxx1-0XB0 で、それに適合するように設定 されている。

● 冗長 IM 153-2 のあるステーションが以下の条件で動作している。

– S7-400H システムで

– DPV1 モードのソフトウェア冗長化を使用して

– リビジョン 5 以降の GSD を使用した任意の DP マスタで

冗長システムの両方のインターフェースモジュールの更新はSTEP 7 でサポートされていま すが、以下のような場合には実行できません。

● ステーションの IM 153-2 が旧バージョンを使用している。

● インターフェースモジュール IM 153-2Bxx1-0XB0 が、旧バージョン(-2AA02-など)に対 するスペアパーツとして使用されている。

サンプル設定

「IM 153-2Bx00 の更新 (ページ 120)」の章を参照してください。

更新後の再起動

STEP 7 ユーザーインターフェースでは、以下を設定できます。

● IM 153-2 の更新完了後に、新しいファームウェアを使用して起動するために IM 153-2 で 自動リセットを実行するかどうか。

注意

[ダウンロード後にファームウェアを有効にする]フィールドが選択されていると、わず かの間 ET 200M でステーションエラーが発生します。 これに対する対策を取っていな い場合には、更新によるラックエラーのために CPU が STOP モードになります。

● 電源を切って IM 153-2 をリセットしてください。電源が再度入れられたときに IM 153-2 は新しいファームウェアを使用して起動します。

更新完了後、最初のリセット時、または電源電圧を一度切って入れた時、インターフェース モジュール IM 153-2Bxx1 の起動には通常の起動より 60 秒ほど長く時間がかかります。

それ以降は、起動時間は通常に戻ります。

更新の失敗

更新に失敗した場合は、IM 153-2 は次回電源を入れたときに、更新前の(古い)ファームウェ アを使って起動します。

ドキュメント内 分散型I/Oデバイス ET 200M (ページ 120-125)