7 保守とサービス
7.5 IM 153-4 PNの交換
冗長化の場合:
注記
アクティブな IM 153-2/-2 FO ("ACT"-LED オン)の交換を行う際に、次の場合に I/O モジュー ルは中断なく稼動し続けます。
•
パッシブ IM 153-2/-2 FO の BF LED が点灯しないか、SF LED が 0.5Hz の周期で点滅し ていない。•
フライング冗長化システムで、マスタ診断から IM の両方にアクセス可能であることが明 らかである(この場合 BF LED が点滅する可能性があります)。アクティブ IM 153-2/-2 FO("ACT"-LED オン)が交
換されたか? パッシブ IM 153-2/-2 FO("ACT"-LED オフ)を交換 されたか?
ET 200M ではもう 1 台の IM 153-2/-2 FO に切り 替えられ、DP マスタへのデータトラフィックも 維持されます。
データトラフィックに変更はありません。 アク ティブ IM 153-2/-2 FO が DP マスタへのデータ トラフィックを維持し続けます。
新規に交換した IM 153-2/-2 FO のバージョンが、交換されていない IM 153-2/-2 FO のバージョンと 異なっているか?
交換の後、交換した IM 153-2/-2 FO が"STOP" (すべての LED が点滅)になった場合は、両バージョ ンに互換性がないことがわかります。 このような場合には ET 200M の電源を切り、2 台の IM 153-2/2 FO を共に更新するか、互換性のあるバージョンを使用します。
詳細については、Siemens の担当者にお問い合わせください。
下記も参照
LEDディスプレイの診断 (ページ 185)
必要条件
インターフェースモジュールを交換する際には、欠陥のあるモジュールの電源を切る必要が あります。
注意
IM 153-4 PN インターフェースモジュールの取り外し
PROFINET IO の ET 200M の電源を切ると、統合スイッチが下流のすべての IO デバイス の障害を引き起こすこともあります。
モジュールの取り外し
モジュールを取り外すには、次の手順を実行します。
1. 電源モジュールのオン/オフスイッチを 0 の位置 ( : 出力電圧 0 V)に切り替えます。
2. PROFINET ケーブルコネクタを取り外します。
3. 電源用のケーブルコネクタを取り外します。
4. モジュールスロットから SIMATIC Micro Memory Card を取り外します。
5. IM 153-4 PN の固定ネジを緩めます。
6. IM 153-4 PN を回して外します。
新しいモジュールの設置
次の手順に従い、新しいモジュールを設置します。
1. 新しい IM 153-4 PN を取り、下へ回します。
2. モジュールをしっかりとネジ留めします。
3. PROFINET ケーブルコネクタを挿入します。
4. 「古い」インターフェースモジュールからデバイス名の入った SIMATIC Micro Memory Card を取り外し、「新しい」インターフェースモジュールのモジュールスロットに挿入 します。
5. 電源用のケーブルコネクタを挿入します。
6. 電源モジュールのスタンバイスイッチを 1 の位置(定格値への出力電圧)に入れます。
IM 153-4 PN (注文番号 6ES7153-4AA01-0XB0)の交換
IM153-4AA01 インターフェースモジュールは、IM153-4AA00 インターフェースモジュール と互換性があり、これと交換できます。
交換が必要な場合、"ターゲットシステム" / "Ethernet ノードの編集"を介してSTEP 7 の"出 荷時設定へのリセット"を使って、既に動作している IO デバイスを、出荷時の設定にリセッ トする必要があります。
モジュール交換後の ET 200M の応答
モジュールの交換後に障害が発生した場合は、STEP 7 を使って各診断データレコードの障 害の原因を評価します。
7.6 "動作中のモジュール変更"機能を使用しないモジュールの交換
モジュールの削除
"動作中のモジュール変更"を使用しないでモジュールを削除する場合には、次のような手順 で進めます。
1. モジュールへの負荷電圧をスイッチオフします。
2. IM 153x の電源をオフにします。
3. モジュールからラベルを取り除きます。
4. フロントカバーを開きます。
5. フロントコネクタをロック解除し、モジュールから引き抜きます。
– 20-ピンフロントコネクタの場合: 一方の手でロック解除ボタンを押し(5)、もう片方の 手でフロントコネクタの表面をつかんで取り外します(5a)。
– 40-ピンフロントコネクタの場合: フロントコネクタの中央から固定ネジを取り除きま す。 取っ手をつかんだままフロントコネクタを取り外します。
6. モジュール固定ネジを元に戻します。
7. モジュールを上に動かし、レールから外します。
(7
D
フロントコネクタコーディングキーの削除
新規のモジュールの設置の前に、フロントコネクタコーディングキーを新規モジュールから 削除する必要があります。 理由: この部品が、配線されたフロントコネクタで既に使用可能 であるためです(下図参照)。
図 7-1 フロントコネクタコーディングキーの削除
新規モジュールの設置
新規のモジュールを取り付ける場合には、次のような手順で進めます。
1. 同じタイプの新規のモジュールをレールに取り付け、所定の位置に設置します。
2. モジュールをしっかりネジ留めします。
3. 新規のモジュール上で、前のモジュールのラベルを所定の位置に押し込みます。
(7
D
E
新規モジュールの点検
新規モジュールは以下のようにして点検します。
1. フロントドアを開きます。
2. フロントコネクタを操作位置に戻します。
(7
3. フロントドアを閉じます。
4. IM 153x の電源をオンにします。
5. 負荷電圧をオンに戻します。
モジュール交換後の ET 200M の応答
モジュール IM 153-x の交換後に何も不具合が発生しなければ、IM 153-x によりデータ転送 が開始されます。 IM 153x のステータスが STOP のままであった場合は、STEP 5 または STEP 7 でエラーの原因を確認できます。
7.7 "動作中のモジュール変更"機能を使用したモジュールの交換
要件
ET 200M は次の場合に、動作中のモジュール変更により作成されます。
● "動作中のモジュール変更"機能用のアクティブバスモジュールがあるレールで
● ET 200M"動作中のモジュール変更"用に設定されている
警告
出力モジュールの挿入は、システムの制御不能な状態を招く可能性があります。
入力/出力モジュールがバスモジュール上で適切に取り付けられていない場合も、同様 の不具合が発生します。
出力モジュールを挿入すると、ユーザープログラムで設定した出力が直ちに有効になり ます。
このため出力モジュールを取り外す場合は、ユーザープログラムで出力を"0"に設定す ることを奨励しています。
モジュールの取り外しや挿入が適切に行われなかった場合は、バックプレーンバスを通 じて隣接モジュールが作動停止する可能性があります。
モジュールの削除
"動作中のモジュール変更"機能を使用するモジュールを取り外すには、次の手順に従います。
1. モジュールの固定ネジを緩めます。
2. モジュールを動かして外します。
3. フロントドアを開きます。
4. フロントコネクタのロックを解除し、取り外します。
– 20-ピンフロントコネクタの場合: 一方の手でロック解除ボタンを押し(4)、もう片方の 手でフロントコネクタの表面をつかんで取り外します(4a)。
– 40 ピン-フロントコネクタの場合: フロントコネクタ中央の固定ネジを緩めます。 フ ロントコネクタの表面をつかんで引き抜きます。
5. モジュールからラベルを引っ張って外します。
(7
D
フロントコネクタのコード化デバイスの取り外し
新しいモジュールの設置に先立ち、フロントコネクタのコード化デバイスの上部部品を新し いモジュールから取り外す必要があります。 理由: これは、この部品が配線されたフロント コネクタですでに使用可能であるためです(下図参照)。
図 7-2 フロントコネクタのコード化デバイスの取り外し
新規モジュールの設置
新規モジュールを設置するには、次の手順に従います。
1. フロントコネクタをモジュールに挿入し、動作位置に配置します。
2. 新規モジュールを所定の位置に移動させ、下方に押し込みます。
3. モジュールをしっかりとネジ留めします。
4. 取り外したモジュールのラベルを、新しく設置したモジュールに滑らせます。
モジュール交換後の ET 200M の応答
表 7- 1 モジュールの取り外しまたは挿入時の ET 200M の応答 取り外し/
挿入 Actual = set コン フィグレーション か?
ET 200M の応答
モジュールの
取り外し – IM 153-x では、診断によりモジュールの取り外しがレポートされます。 診断イベン トは取り外し割り込みに対応しています。 また IM 153-x では、モジュールの取り外 しもモジュール診断に入力されます。
はい IM 153-x ではコンフィグレーション済のモジュールを挿入すると、該当するモジュー ル診断のエントリが削除され、IM 153-x によりモジュールが認識されなくなります。
ET 200M がユーザーデータモードの場合は、診断イベントは挿入割り込みに合わせ て IM 153-x によりレポートされます。 挿入されたモジュールは適宜設定され、ET 200M が担当します。 ユーザーから転送されたすべてのモジュールパラメータは、再 度ユーザーから ET 200M に転送される必要があります。
モジュールの 挿入
いいえ IM 153-x は挿入されたモジュールを無視します。
IM 153-x は、挿入割り込みに合わせて診断イベントをレポートします。
このエントリは、モジュールが取り外された後にも診断に保存されます。
下記も参照
識別子関連の診断 (ページ 198) 割り込み (ページ 206)