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概要

ドキュメント内 分散型I/Oデバイス ET 200M (ページ 132-135)

8 機能

8.2 IM 153-2 による入力信号のタイムスタンプ処理

8.2.1 概要

IM 153-2 を使用してタイムスタンプが実行できます。

● S7-400 オートメーションシステム内

– 精度 10ms のタイムスタンプ、または精度 1ms の高精度タイムスタンプの FB 62(FB TIMESTMP)を使用しながら、STEP 7 を使用

(STEP 7 についてはオンラインヘルプを参照)

– 精度 10ms の FB 90(FB IM_DRV)を使用しながら、PCS 7 システムソリューションを 使用

精度 10msのタイムスタンプおよび時間同期の詳細については、PCS 7 機能マニュア ル『プロセス制御システムPCS 7 10 ms タイムスタンプ

(http://support.automation.siemens.com/WW/view/en/15231179)』を参照してくださ い。

● 最高の 1ms 精度で、タイムスタンプ S7-400 オートメーションシステム外で 制御

タイムスタンプ機能は、選択された入力信号、および使用するアプリケーションに関連した 入力信号に対して使用できます。ET 200M では、最大 128 デジタル入力の入力信号にタイ ムスタンプを押すことができます。PROFIBUS DP および IM 153-2 における負荷分散の改 善のために、必要に応じて複数の IM 153-2 にこれらの信号を分散させることを推奨してい ます。

IM 153-2BAx2 インターフェースモジュールは、スロットあたり最大で 32 のデジタル入力 からの入力信号のタイムスタンプをサポートしています。 ET 200M あたり最大で 128 のタ イムスタンプチャンネル(DI)という既存の制限は残っています。

タイムスタンプに以下のデジタル入力モジュールを指定できます。

● 6ES7321-7BH01-0AB0 (1 ms)

● 6ES7321-7TH00-0AB0 (10 ms)

● 6ES7321-7RD00-0AB0 (10 ms)

● 6ES7326-1BK01-0AB0 (30 ms)

括弧内の数字は、可能な最高精度を示しています。 それぞれの精度クラスについては設置 ガイドラインにも注意してください。

限界条件

タイムスタンプの精度は、次の限界条件に左右されます。

● ET 200M でタイムスタンプされた入力信号数はタイムスタンプの精度に影響を与えます。

つまり、タイムスタンプされた入力信号の数が多いほど、タイムスタンプの精度は低下 します。

● タイムスタンプの精度は、プロセス割り込みおよびデータレコードの読み取り/書き込み 処理によって低下します。

ただし、指定されたタイムスタンプ精度(10ms または 1ms)は維持されます。

● 同期処理の場合、タイムスタンプの精度は常に DP サイクルタイムに対応しています。

動作原則

IM 153-2 では、変更された入力信号にそれぞれの現在の時刻を指定し、これをバッファ(メ ッセージリスト)に保存します。このようなメッセージリストは、タイムスタンプされた信 号変更についての最大 20 個のメッセージが付いたデータレコードです。IM 153-2 には最大 15 個のデータレコードを保存できます。

信号メッセージには次の情報が含まれます。

● (報告された)DI モジュールのスロット番号(4~11)

● DI モジュールのチャンネル番号

● 信号ステータス(着信、発信)

● 信号変更時刻

タイムスタンプされた信号が存在する、またはデータレコードが一杯の場合は、IM 153-2 によって DP マスタへのプロセス割り込みが生成されます。バッファは"データレコード読 み込み"を使って評価されます。

タイムスタンプ処理に影響を与えるイベント(タイムスタンプ処理の STOP、タイムメッセ ージフレームエラーなど)が発生した場合は、特殊なメッセージが生成されます。

特殊メッセージには次の情報が含まれます。

● IM 153-2 のスロット番号(常に"2")

● 特殊メッセージのコード(タイムスタンプ処理の STOP など)

● 特殊メッセージの特性(着信/発信など)

● 特殊メッセージの時刻

パラメータ割り当て

設定に応じて、どの IM 153-2 のデジタル入力データを監視するかを設定します。タイムス タンプ処理では、デジタル入力の信号変更が監視の対象になります。

信号の 2 つのエッジに常にスタンプが押されます。この操作が行われるときには、次の割り 当てを設定できます。

● 「立ち上がり」(0→1)を「着信信号」として設定

この結果「立ち下がり」(1→0)は「発信信号」になります。

● 「立ち下がりエッジ」(1→0)を「着信信号」として設定

この結果「立ち上がりエッジ」(0→1)は「着信信号」になります。

注記

タイムスタンプの精度を設定するパラメータはありません。ただし、各精度を実現する には、指定された条件や規則に従う必要があります。

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