第 8 章 仮想 L-Server 作成のための設定
8.1 仮想L-Server作成で共通に利用する定義ファイル
8.1.8 OSプロパティ定義ファイル
注意
定義ファイルを変更したあと、作成済みのL-Serverに変更内容を適用する場合、rcxadm lserver modifyコマンドを実行してくださ い。
各パラメーターの詳細は、MSFCのマニュアルを参照してください。
キー= 値
コメントは、先頭文字をシャープ("#")で記述します。
定義ファイルの指定項目
定義ファイルで以下の項目を指定します。
表8.7 指定項目一覧
指定項目 キー 値 備考
ドメイン名 workgroup_name (注1) Windows用
domain_name (注1) Linux用
DNS検索パス dns_search_path (注1)
-フルネーム full_name (注1)
-組織名 org_name (注1)
-製品キー product_key (注1)
-ライセンスモー
ド license_mode
以下のどちらかを指定します。
・ "seat"(接続クライアント数)
・ "server"(サーバ単位:同時使用 サーバ数)
-最大接続数 license_users (注1) -管理者パス
ワード admin_password (注1)
-管理者ユー
ザー名 admin_user (注1、注2)
-Root役割パス
ワード root_role_password (注1、注2)
-ハードウェア時
計設定 hwclock
以下のどちらかを指定します。
・ "UTC"
・ "LOCAL"
-DNSサーバ
(Windowsで NICごとに設定 する場合) (注 3)
nicN_dns_addressX
半角数字(0~255)とピリオド(".")で構 成されたIPアドレスを指定します。 (注 3)
DNSサーバを設定しない場合、ハイフ ン("-")を指定します。
Nには、NIC番号を指定します。
Xには、プライマリー"1"、セカンダリ"2"を 指定します。
DNSサーバ (Windowsです べてのNICを 同一設定にす る場合)
dns_addressX 半角数字(0~255)とピリオド(".")で構 成されたIPアドレスを指定します。
Xには、プライマリー"1"、セカンダリ"2"を 指定します。
nicN_dns_addressXの指定が優先されま す。
DNSサーバ
(Linuxの場合) dns_addressX 半角数字(0~255)とピリオド(".")で構 成されたIPアドレスを指定します。
Xには、プライマリー"1"、セカンダリ"2"ま たはターシャリ"3"を指定します。
参加する Active Directory ドメイ ン名
windomain_name
64文字以内の半角英数字、ハイフン ("-")およびピリオド(".")で構成された Active Directoryドメイン名を表す文字 列を指定します。
ドメイン名の名前付け規則については、
以下のURLを参照してください。
http://support.microsoft.com/kb/
909264/en-us
(注4)、(注5)、(注6)、(注7)、(注8)
指定項目 キー 値 備考
ドメイン参加の 認証で利用す るドメイン参加 アカウント
windomain_user
ドメイン参加に使用するユーザー名を 以下の形式で指定します。(注9) ドメイン名\ユーザー名またはユー ザー名@ドメイン名
256文字以内(半角の場合)の文字列 を指定します。
ユーザー名の文字列長の制限について は、以下のURLを参照してください。
http://technet.microsoft.com/en-us/
library/active-directory-maximum-limits-scalability
(注4)、(注5)、(注6)、(注8) ドメイン参加の
認証で利用す るドメイン参加 アカウントのパ スワード
windomain_password 半角英数字および記号を含む文字列
を指定します。 (注4)、(注5)、(注6)、(注8)
注1) 値については、以下を参照してください。
【VMware】
「表8.15 設定項目一覧」を参照してください。
【Hyper-V】
「表8.22 設定項目一覧」を参照してください。
【KVM】
「表8.27 設定項目一覧」を参照してください。
【Solarisゾーン】
「表8.29 設定項目一覧」を参照してください。
【OVM for SPARC】
「表8.31 設定項目一覧」を参照してください。
【Citrix-Xen】
「表8.32 設定項目一覧」を参照してください。
【OVM for x86 3.2】
「表8.34 設定項目一覧」を参照してください。
注2) Solarisゾーン(Solaris11)の場合に指定できます。それ以外の場合は指定しても無視されます。
注3) キーまたは値を省略した場合、WindowsですべてのNICを同一設定にする"dns_addressX"の値を各NICの定義として使用し ます。
注4) VM種別が"VMware"の場合に指定できます。
注5) 仮想L-ServerのOS種別が、Windowsの場合だけ有効です。
注6) 仮想L-Server作成時の[OS]タブの情報などの初期値としては使用されません。
注7) ドメイン名(workgroup_name)と、参加するActive Directory ドメイン名(windomain_name)を両方指定した場合、Active Directory ドメインへの参加が優先されます。
注8) 本製品でのサポート範囲は、下記のとおりです。
ただし、仮想化ソフトウェアのバージョンによって、仮想化ソフトウェアのサポート外となる仮想L-ServerのOS種別があります。詳細 は、仮想化ソフトウェアのマニュアルを参照してください。
対象 サポート範囲
仮想化ソフトウェア
VMware vSphere 4.0 VMware vSphere 4.1 VMware vSphere 5.0 VMware vSphere 5.1 VMware vSphere 5.5 VMware vSphere 6.0
仮想L-ServerのOS種別
Microsoft(R) Windows(R) 2008 Microsoft(R) Windows(R) 2008 R2 Microsoft(R) Windows(R) 2012 Microsoft(R) Windows(R) 2012 R2 Microsoft(R) Windows(R) Vista
対象 サポート範囲 Microsoft(R) Windows(R) 7 Microsoft(R) Windows(R) 8 Microsoft(R) Windows(R) 8.1 本製品のマネージャー Windowsマネージャー
Linuxマネージャー
注9) 【VMware】仮想L-ServerのOS種別により、指定形式が異なります。詳細については以下のURLを参照してください。
http://kb.vmware.com/kb/1012314
例
定義ファイルの例を以下に示します。
# Windows
workgroup_name = WORKGROUP full_name = WORKNAME org_name = WORKORGANIZATION product_key = AAAA-BBBB-CCCC-DDDD license_mode = server
license_users = 5 admin_password = xxxxxxxx nic1_dns_address1 = 192.168.0.60 nic1_dns_address2 = 192.168.0.61 nic2_dns_address1 =
nic2_dns_address2 =
windomain_name = Test.TestDom.com
windomain_user = [email protected] windomain_password = test0000
# Linux
domain_name = localdomain dns_search_path = test.domain.com hwclock = LOCAL
dns_address1 = 192.168.0.60 dns_address2 = 192.168.0.61 dns_address3 =
# Solaris (SPARC) admin_user = admin
root_role_password = xxxxxxxx