第 7 章 物理 L-Server 作成のための設定
7.5 L-Server 作成
7.5.3 手動OSインストール
導入時に必要なOS、アプリケーションをインストールします。
手動でのOSのインストールは、MB(マネジメントブレード)やiRMC(リモートマネジメントコントローラー)の画面を起動し、リモートコンソー ルでのインストールをお勧めします。
必要に応じて、設定変更やパッチの適用を行ってください。
終了したあと、管理対象サーバが正しく動作するか確認してください。
・ クローニングイメージを採取する管理対象サーバでDHCPクライアントが有効になっているか確認してください。
・ 同じ名前のクローニングイメージは、クローニングイメージの保存世代数まで保持できます。
すでに保存世代数以上に採取されている状態で、新たにクローニングイメージの採取を行う場合、削除するクローニングイメージ を選択してください。
クローニングイメージの保存世代数はデフォルトで3世代です。
クローニングイメージの保存世代数の変更方法については、「操作ガイドインフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「6.4 クローニン グイメージの保存世代数の変更(物理サーバ)」を参照してください。
・ 操作対象のサーバがPRIMEQUESTのサーバの場合、対象サーバに設定されているブートオプションとBIOSに設定されている ブートオプションの設定がLegacy bootになっていることを確認してください。
どちらかの設定がUEFIである場合、Legacy bootに変更してから処理を行ってください。
ブートオプションの変更方法については、「操作ガイドインフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「7.1.10 ブートオプションの変更」を 参照してください。
【Windows】
・ NetBIOS over TCP/IPを有効にしてください。
・ ボリュームライセンスが必要です。また、本製品のエージェントをインストールする際に、ボリュームライセンスの情報を入力しておく 必要があります。
詳細は、「2.2.1.2 必要な情報の収集と確認」と「2.2.2 インストール【Windows】【Hyper-V】」を参照してください。
エージェントをインストールする際にボリュームライセンスの情報を入力しなかった場合や、インストールしたあとに修正する場合 は、利用するWindowsの種類に応じて、管理対象サーバ上で以下のライセンス情報定義ファイルを編集してください。
- Windows Server 2003の場合
インストールフォルダー\Agent\scw\SeparateSetting\sysprep\sysprep.inf 以下の1行を編集し、プロダクトキーを修正してください。
ProductID=Windowsのプロダクトキー(注1) 注1) 5桁の値をハイフン("-")で5つつないだもの
例
ProductID=11111-22222-33333-44444-55555
注意
プロダクトキーの値や形式に誤りがあった場合、採取したクローニングイメージの配付がエラーになります。定義ファイルを編 集した際は、値に誤りがないことを十分に確認してください。
- Windows Server 2008以降の場合
インストールフォルダー\Agent\scw\SeparateSetting\ipadj\activation.dat
定義ファイルの[ActivationInfo]セクションに1行ごとに"パラメーター = 値"という形式で記述してください。
パラメーターについては、以下の表を参照してください。
表7.7 定義ファイルの構成
方式 パラメーター 値
KMS .cmd.remotescript.
1.params.kmscheck (必須)
KMSホストの検索方法です。
以下のどちらかの値を選択します。
方式 パラメーター 値
・ AUTO
自動探索です。
・ MANUAL
KMSホストを指定します。
"MANUAL" を 選 択 し た 場 合 、 .cmd.remotescript.
1.params.kmsnameを必ず設定してください。
.cmd.remotescript.
1.params.kmsname
KMSホストのホスト名(FQDN)、コンピュータ名、またはIP アドレ スです。
.cmd.remotescript.
1.params.kmsport KMSホストのポート番号です。省略時は"1688"になります。
MAK .cmd.remotescript.
1.params.makkey (必須) MAKキーです。
共通
.cmd.remotescript.
1.params.ieproxy
プロキシサーバのホスト名(FQDN)とポート番号をコロン(":")で つないだものです。
.cmd.remotescript.
1.params.password
Administratorのパスワードです。
以前設定していた場合、暗号化された文字列が記載されてい ます。
修正する場合、平文で書き換えたあとに次の"encrypted=yes"の 行を削除し、例に記載する暗号化手順を行ってください。
本パラメーターが指定されていない場合、パスワードは初期化 されます。
encrypted
Administratorのパスワードの暗号化状態です。
"yes"の場合、暗号化されています。
この行がある場合、rcxadm deployctlコマンドは動作しません。
例
- KMS(自動探索)の場合
[ActivationInfo]
.cmd.remotescript.1.params.kmscheck=AUTO
.cmd.remotescript.1.params.ieproxy=proxy.activation.com:8080 .cmd.remotescript.1.params.password=PASSWORD
- KMS(手動設定)の場合
[ActivationInfo]
.cmd.remotescript.1.params.kmscheck=MANUAL
.cmd.remotescript.1.params.kmsname=fujitsu.activation.com .cmd.remotescript.1.params.kmsport=4971
.cmd.remotescript.1.params.ieproxy=proxy.activation.com:8080 .cmd.remotescript.1.params.password=PASSWORD
- MAKの場合
[ActivationInfo]
.cmd.remotescript.1.params.makkey=11111-22222-33333-44444-55555 .cmd.remotescript.1.params.ieproxy=proxy.activation.com:8080 .cmd.remotescript.1.params.password=PASSWORD
Administratorのパスワードを変更した場合、以下のコマンドを実行してください。定義ファイルの.cmd.remotescript.
1.params.passwordパラメーターに記述されているパスワードが暗号化された文字列に変更され、暗号化したことを示 す"encrypted=yes"の行が追加されます。
詳細は、「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「5.8 rcxadm deployctl」を参照してください。
>"インストールフォルダー\Agent\bin\rcxadm" deployctl passwd -encrypt <RETURN>
- MAKの場合(暗号文)
[ActivationInfo]
.cmd.remotescript.1.params.makkey=11111-22222-33333-44444-55555 .cmd.remotescript.1.params.ieproxy=proxy.activation.com:8080 .cmd.remotescript.1.params.password=xyz123456
encrypted=yes
【Windows】
・ 物理L-Serverの場合、「設計ガイド CE」の「9.1.1 管理LANのネットワークの設計」と「9.1.3 業務LANとiSCSI LANの物理ネットワー クの設計」で決定したラックマウント型サーバまたはタワー型サーバの場合のNIC番号を添字として指定します。
例
ラックマウント型サーバの背面の一番左側のNIC番号を"1"と決定した場合、ここでは"ローカルエリア接続1"を指定してください。
【Linux】
・ 物理L-Serverの場合、「設計ガイド CE」の「9.1.1 管理LANのネットワークの設計」と「9.1.3 業務LANとiSCSI LANの物理ネットワー クの設計」で決定したラックマウント型サーバまたはタワー型サーバの場合のNIC番号から1を引いた値を添字として指定します。
例
ラックマウント型サーバの背面の一番左側のNIC番号を"1"と決定した場合、ここでは"eth0"を指定してください。
参考
ネットワークインターフェース名の添え字と、ラックサーバの背面のNICの番号をそろえる方法の例を示します。
詳細はOSのマニュアルを参照してください。
・ RedHat Enterprise Linux
ラックサーバの背面のNICのMACアドレスを/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-ethX ファイルのHWADDRに設定します。
・ SLES
udevを使用します。