第 7 章 物理 L-Server 作成のための設定
7.1 定義ファイルの作成
7.1.2 ESCで管理されている仮想ストレージリソース名、ディスクリソース名の形式の 選択選択
ESCで管理されている仮想ストレージリソース名、ディスクリソース名の形式を選択できます。定義ファイルを編集した場合、マネージャー を再起動してください。
定義ファイルの格納先
【Windowsマネージャー】
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\customize_data
【Linuxマネージャー】
/etc/opt/FJSVrcvmr/customize_data 定義ファイル名
storage.rcxprop
定義ファイルの形式
定義ファイルでは、1行に1つの設定項目を記述します。各行は、以下の形式で記述します。
指定項目 = 指定値 定義ファイルの指定項目
ETERNUS_VOLUME_NAME_TO_DISK_NAME
ESCで管理されているディスクリソース名の形式を選択します。
- 指定値に"true"を指定した場合
ディスクリソース名はETERNUSのLUNのエイリアス名になります。エイリアス名の形式がディスクリソース名の形式として不 適切な場合、本製品が自動的にエイリアス名に準拠したディスクリソース名を設定します。
また、"true"が指定されていても、ETERNUSがエイリアス名をサポートしていない場合、ディスクリソース名は"false"を指定し た場合と同様の名前になります。
- 指定値に"false"を指定した場合
ディスクリソース名は、LUNの種別に応じて以下の形式の名前になります。
- オープンポリューム
ETERNUSのIPアドレス、RAIDグループ番号、ボリューム番号を連結した名前 例: P192-168-0-201_R0x0000_V0x0004
- TPV(Thin Provisioning Volume)
ETERNUSのIPアドレス、TPP番号、ボリューム番号を連結した名前
例: P192-168-0-201_T0x0000_V0x0005 - FTV(Flexible Tier Volume)
ETERNUSのIPアドレス、FTRP番号、ボリューム番号を連結した名前
例: P192-168-0-201_F0x0000_V0x0006 - 指定しない場合
"false"が設定されます。
注意
仮想ストレージから切り出され保存されたディスクの場合、指定値が"true"でもETERNUSのLUNのエイリアス名はディスクリソー ス名に反映されません。
ETERNUS_RAIDGROUP_NAME_TO_VSTORAGE_NAME ESCで管理されている仮想ストレージリソース名の形式を選択します。
- 指定値に"true"を指定した場合
仮想ストレージリソース名は、ETERNUSのRAIDグループ名、TPP名、またはFTRP名になります。RAIDグループ名、TPP 名、またはFTRP名の形式が仮想ストレージリソース名の形式として不適切な場合、本製品が自動的にRAIDグループ名、
TPP名、またはFTRP名に準拠した仮想ストレージリソース名を設定します。また、"true"が指定されていても、ETERNUSが RAIDグループ名、TPP名、またはFTRP名をサポートしていない場合、仮想ストレージリソース名は"false"を指定した場合と 同様の名前になります。
- 指定値に"false"を指定した場合
仮想ストレージリソース名の形式はRAIDグループ、TPP、およびFTRPで異なり、それぞれ以下の形式の名前になります。
- RAIDグループ
ETERNUSのIPアドレス、RAIDグループ番号を連結した名前 例: P192-168-0-201_R0x0000
- TPP(Thin Provisioning Pool)
ETERNUSのIPアドレス、TPP番号を連結した名前 例: P192-168-0-201_T0x0000
- FTRP(Flexible Tier Pool)
ETERNUSのIPアドレス、FTRP番号を連結した名前 例: P192-168-0-201_F0x0000
- 指定しない場合
"false"が設定されます。
例
定義ファイルの例を以下に示します。
ETERNUS_VOLUME_NAME_TO_DISK_NAME = true
ETERNUS_RAIDGROUP_NAME_TO_VSTORAGE_NAME = true
7.1.3 シン・プロビジョニングおよびストレージ自動階層制御におけるリソース選択の優
先順の設定
以下は、シン・プロビジョニングの属性が設定されたストレージプールに登録できます。
・ ストレージ自動階層制御のFTRP、FTV
・ シン・プロビジョニングのTPP、TPV
シン・プロビジョニングの属性が設定されたストレージプールと設定されていないストレージプールが、同じ優先度で存在する状況下 で、L-Server作成時またはディスク増設時のリソース選択で自動選択を指定した場合、どちらのストレージプールのリソースを優先する かを設定できます。
定義ファイルを編集した場合、マネージャーを再起動してください。
定義ファイルの格納先
【Windowsマネージャー】
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\customize_data
【Linuxマネージャー】
/etc/opt/FJSVrcvmr/customize_data 定義ファイル名
storage.rcxprop 定義ファイルの形式
定義ファイルでは、1行に1つの設定項目を記述します。各行は、以下の形式で記述します。
指定項目 = 指定値 定義ファイルの指定項目
SELECT_THIN_PROVISIONING_POOL_FIRST
シン・プロビジョニングの属性が設定されたストレージプールと設定されていないストレージプールが同じ優先度で存在する場 合、ストレージリソースの自動選択で、どちらのストレージプールのリソースを優先するかを指定します。
- 指定値に"true"を指定した場合
シン・プロビジョニングの属性が設定されたストレージプールを優先します。
- 指定値に"false"を指定した場合
シン・プロビジョニングの属性が設定されていないストレージプールを優先します。
- 指定しない場合
"false"が設定されます。
例
定義ファイルの例を以下に示します。
SELECT_THIN_PROVISIONING_POOL_FIRST = true
7.1.4 ダイナミックLUNミラーリングにおけるミラーリング定義ファイルの作成
ダイナミックLUNミラーリングを利用する場合、ミラーリング定義ファイルを作成して、複製したボリュームを作成するETERNUSストレー ジを設定してください。
定義ファイルの格納先
【Windowsマネージャー】
インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\customize_data
【Linuxマネージャー】
/etc/opt/FJSVrcvmr/customize_data 定義ファイル名
storage_mirroring.rcxprop 定義ファイルの形式
1行に1つの仮想ストレージの情報を以下の形式で行頭から記述します。改行して記述はできません。
local_storage_ipaddr,virtual_storage_type,local_storage_number,remote_storege_boxid,remote_storage_number,copy_group 定義ファイルの指定項目
local_storage_ipaddr
ディスクリソースを自動作成するローカルサイトのETERNUSストレージのIPアドレスを指定してください。
virtual_storage_type
仮想ストレージの種別を指定します。
RAIDグループの場合は、"RAID"を指定してください。
TPPの場合は、"TPP"を指定してください。
local_storage_number
ローカルサイトのETERNUSストレージでディスクリソースを切出すRAIDグループ又はTPPの番号を指定してください。
番号は、先頭に0xを付加した4桁の16進数で指定してください。
remote_storege_boxid
複製したボリュームを作成するリモート側のETERNUSストレージのBOX-IDを指定してください。
BOX-IDは、ETERNUSのWeb GUIの"アドバンスト・コピー経路状態表示"で確認してください。
remote_storage_number
リモートサイトのETERNUSストレージで複製したボリュームを作成するRAIDグループ又はTPPの番号を指定してください。
番号は、先頭に0xを付加した4桁の16進数で指定してください。
copy_group
筐体間コピーを設定する際に作成するコピーグループの名前を指定してください。
例
定義ファイルの例を以下に示します。
192.168.1.24,RAID,0x0011,00ETERNUSDXLS2ET092DD#####LN4521132A09##,0x0022,group1 192.168.1.24,TPP,0x0033,00ETERNUSDXLS2ET092DD#####LN4521132A09##,0x0044,group2