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Table−32

抽出児童P−Fスタディ結果一覧表(1)

NO 氏名 性 GCR  :超自我因子 Nom旧1 Range・Mean+一1。00 S D    :

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Table−33

抽出児童P−Fスタディ結果一覧表(2)

NO 氏名アグレッションの方向一   曹       剛   一  }   一   一   騨  一   曹  一   一   一   一   一

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ノグレッションの型一   一   r   一   一   一       一   噛   一   P   一   一   一   一   一

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4 の、 についての .

これらの児童の特徴について同時に実施したP−Fスタディの結果もあ わせて考えてみた。

1群の児童の特徴

 1群の児童の特徴は、アグレッションの方向は他責的反応

(E−A)が、標準を下回ることが多い。このことは、自責的反応

(1−A)や無責的反応(M−A)を考慮にいれて判断することが 必要になってくるが、他責的反応〔E−A)が多いということから、

物事の原因を他人を非難したり状況に原因を求めたりできずに、避 けられないこととして曖昧なままにして済ませようとする傾向がみ られる。そうすることによって、他人と:の衝突を避けようとする事 も考えられる。このことは、評定因子の出現頻度からみても、E因 子の出現頻度は標準範囲を下回っており、社会にうまく適応してい

くためには周囲に対するある程度の攻撃性や自己主張が必要と考え られるが、少なくともここにあげられている児童の特徴からすると こういつた自己主張を備えていないと考えられる。しかし、M因子 の出現頻度が高いことは社会的に成熟していることとも考えられる。

このような特徴は筆者が考えていた、1群の児童の「優等生タイプ」

ということとあてはまっている。

 超自我因子からみると、E−E/の出現率は標準範囲を下回って おり幼稚な攻撃性に終始する事はない。社会的に成長していると考 えられる。また、1−1/の出現率も標準範囲を上回っていること から、自責の念、自己非難感情が入一倍強いことを示している。こ れらを加味しても、 「優等生タイプ」であることはここでも支持さ

れた。

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2群の児童:の特徴

 2欝の児童の特徴は、アグレッションの方向において自責的反応

(1−A)が標準頻度を下回っている。このことは、欲求不満の原 因を専ら他者や状況のせいにしがちで、自分の責任を省みない傾向 が強いと考えられる。このことは、NG3の児童をみると引責的反応

(E−A)においても標準頻度を上回っていることからもはっきり とその傾向を示している。また、アグレッションの型からみても、

自我防衛型(E−D)が標準範囲を上回り要求固執型(N−P)は 範囲を下回っている。これは、問題を解決を志向した行動はしょう

としないが、問題が解決されないことにより生ずるストレスを解消 するために自我を強調する行動や反応が多くなっていることを表し ている。このことは、筆者はこの群の特徴として、自分に自信がな く内向的な児童が多いと考えたのであるが、少なくともP−Fスタディ における特徴とは異なっているものであった。各評定因子の出現頻 度からみても、E因子が標準範囲を上回り、1 、1、 i因子にお

いても標準範囲を下回っている。これらのことから、問題場面に遭 遇したときに必要以上の攻撃性、自己主張を示しがちであり、また、

同じような場面においてもその原因を自分自身に率直に求めようす る姿勢にかけ、自責の念、自己反省心に乏しい。また、i因子も低 いことから、よけいに、自分で努力してその困難場面を乗り切ろう とする姿勢に欠け罪償感に乏しい傾向も考えられる。また、m因子 の出現頻度も低いことは、問題の解決にあたって、原因を自分や周 囲のものに求めずに、忍耐で時の流れに解決をまかそうとする姿勢 が少なく忍耐心、遵法性に乏しいということも表している。しかし、

NO6の児童のようにほとんど標準範囲の児童も含まれている。

 超自我因子については、E−E/において標準範囲を上回ってい る。これは、精神発達が未成熟で幼稚な攻撃性を備えていることを

示している。

3群の児童の特徴

 3群の児童の特徴は、アグレッションの方向については、1名の児 童を除いては標準範囲に含まれている。アグレッションの型につい ては障害優位型(0−D)が多く標準範囲を上回っている。これは、

問題場面に遭遇したときに、自我の率直な表明を避けて障害を指摘、

強調するにとどめた逡巡反応が多いことを示している。また、要求 固執型(N−P)においても標準を下回っている児童もいる。これ も、やはり、ストレスを生じたときに自分から、問題を解決しよう とする姿勢に欠けるこ:とを表している。各評定因子の出現頻度から みると、E 因子の出現頻度において標準範囲を上回っている児童 が多い。これは、問題場面に遭遇したときに、単なる不平不満、失 望の表明に終始するばかりで、自己を主張したり自分自身や他者、

状況に責任を帰属するというような、問題解決を志向した行動をと ることができないことを表している。しかし、NO9の児童は、 E 因 子には標準頻度よりも低くe因子には標準頻度よりも高い数字を示

している。このことは、周囲に対する依存、庇護、承認の欲求が過 剰で、相手が問題を解決してくれるのを待っていたり、自分から助 力を求めたりする傾向が強いことを表している。また、1 因子に おいては標準範囲を上回っている児童と反対に下回っている児童が いる。上回っているということは、問題場面に遭遇したときにその 原因が自分にあることを認めながら、失望や不満を表情、態度、言 葉に表さないように抑制し過ぎていることを示し、下回っていると いうこ:とは、そのようなことが起きた場合に表情や態度、言葉に表 さないように抑制しようとする姿勢に欠けることを示していると考 えられる。このようにみると、3群の児童については、問題場面に おいて、自責的に考えて行動をする傾向と、他責的に行動する傾向 があることが推測できる。

 超自我因子については、E/において標準範囲を上回っている。

このことは、他者からの非難、叱責を受けた場合に、自らの行為を       一9i一

反省することなく、必要以上に攻撃的になりがちであることを示し ている。また、1/において標準範囲を下回っていることは、自己 主張性、自己を弁護しようとする態度に欠けることを示している。

これもこの群の児童の二面性が現れていると考えられる。

4群の児童の特徴

 4群の児童の特徴は、アグレッションの方向については、1名の児 童を除いては標準範囲に含まれている。アグレッションの型につい ては自我防衛型(E−D)が標準範囲を下回っており、要求固執型

(N−P)が標準範囲を上回っている。このことは、問題場面に遭 遇してその結果のストレスを解消するために自我を率直に表明しよ うとする姿勢にかけて、障害を、指摘、強調するにとどめた逡巡反 応が多くなっている。各評定因子の出現頻度からみると、M因子の 出現頻度において標準範囲を上回っている傾向がみられる。これは、

欲求:不満の原因を不可避なものとして捉える傾向が強く、社会的に 成熟しているとも考えられるが、気の弱さを示しているとも考えら れる。その他の因子の出現頻度については、各個人により違い特徴 的に捉えにくい。

 超自我因子については、E+1/において標準二丁を下回ってい る。このことは、自我を主張し自分を積極的に守れないことを示し、

社会性の発達が遅れていることを伺わせる。このようなことから不 適応傾向を示すことが考えられる。