ジ\\
GCR 2. 5/12=4L 7% 一
(GCR in Superego−Blocking Situatiofisr4.e/6)
超自我因子欄
E/: 2,1%
E−E/:50,e% 十
1/: o, e% 一 1−1/:12,5%
E/十1/: 2.1% 一一
(M−A)十1/:16,7% 一
Y児2回目のP−Fスタディの結果からみるとGCRが標準範囲を下 回っている。このことは、日常的な欲求不満場面でごく普通の常識 的な対応が出来ないことを示している。アグレッションの方向から 勉責的反応が標準範囲を上回り自責的反応が標準範囲を下回ってい る。これは、欲求不満場面においてその原因を他者や状況のせいに しがちで、自分の責任を省みない傾向が強いと考えられる。この点 については1回目の反応とは大いに異なっており、何かの出来事が 生じたときに曖昧なままにすまさなくなってきたことを伺わせる。
しかし、原因を他者やその状況に求めるという問題点はある。アグ
レッションの型からは、自我防衛型が標準範翻を上回り、障害優位 型と要求固執型が標準範囲を下回っている。これは、1回目の反応 とよくにているが、ストレスを解消するためにより、率直に自我を 強調していることを表している。各評定因子の出現頻度からみると
1 因子の出現頻度が標準を下回り、失望や不満を表情や態度に表 すのを抑制しようとする態度に欠け、また、E因子の出現頻度が標 準を上回り必要以上の攻撃性、自己主張性を示している。また、超 自我因子からは、E/+1/、 (M−A)+1が標準範囲を下回っ ていることは、社会性の発達が遅れている、または、社会性の発達 に問題があることが伺われる。このことは、SEASの得点が14と 低くなっていることとも関連があると思える。
Y児3回目のバヴムテストから受ける印象は、葉が全くなかった 樹にたくさんの葉がつき樹に少し元気が感じられるようになってき ている。また、宙に浮いたような樹が黒く塗られた地面のうえに立 6ている。小さな実のようなものがたくさんついており、樹の大き さも2回目に比べると大きく描かれている。右への傾向はこの描画 からも伺われ、本児の特徴であるようにも思える。これらのことか ら、社会との関係を持つことに意欲があり、他人に対しての関心を 持っていると思える。やや、小さいが紙の中央に描かれている樹か らは、安定した精神状態であることが伺われる。地面が黒く塗られ ている場合は、親の基本的な愛情を受けて育ってきた子で、ただ何 かの事情で親や身近な人に対して不信感や憎悪を感じていることが あるといわれるが、このことについては担任からの情報でも不明で あった。しかし、樹に葉が茂り実がなっていることから、感受性の 強さ、観察力の鋭さも伺われ、枯れ木のような、1、2回目の樹か ら、葉が繁った3回目の樹への変化はY児にとっての何かの目標が クリアできたということではないかとも思えるが、少しずつい.い方 向に変化していることが想像できる。
Y児の担任から得た情報は以下の通りである。
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5年の担任:Y児は、成績が優秀で能力もあるが、教師に対して攻 撃的な言動がめだち、素直さに欠ける。教師のいないところで、教
師の悪口を平気で言う。友人も決まった数人とは非常に仲がよいが、
そうではない児童に対しては冷たい態度をとり、擁他的である。ま た、作業にたいしても熱心さがなく、教師が見ていないと真面目に しょうとしない。また、感情の起伏が激しくクラスの友人と対立す
る事が多い。
6年の担任:Y児は成績が優秀。おとなしくめだたない存在。友人 は固定しており、いつもその友人と一緒にいる。 (4月)
以前に比べて、積極さが出てきている。友人は少ないようであるが 今までのように、排他的なと
ころは見られない。教習に対 しての攻撃的な言動は見られ ず、刺々しかった表情にやや、
丸みが感じられるようになつ た。 (10月)
このように、少しずつの変 化が見られるようになってき ている。このような教師の感 じる変化は、各テストの結果 から見られた変化に比べて遅 れて出てきている。このこと は、テストによる変化を早め に知り、児童理解に役立てる ことが出来ると考えられる。
ハ ウムテλ卜 Y−3