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避難対策

ドキュメント内 Microsoft Word - 【決定稿】20震災編 (ページ 107-117)

第2章 災害応急対策計画

第7節 避難対策

実施者・措置 勧告・指示を行う要件 根 拠 法 規 消 防 吏 員

退去命令

(1) 消防長又は、消防署長は、火災の拡大 又はガスの拡散等が迅速で、人命に危 険が著しく切迫していると認めるとき

消防法

第23条の2

自 衛 官 警告

避難の指示

(1) 災害派遣を命ぜられた部隊の自衛官は 危険な事態が生じ、かつ警察官がその 場にいないとき、避難等について必要 な措置をとる。

自衛隊法 第94条

災害対策基本法、その他の根拠法規にしたがって、勧告・指示を行うべき権限のある者は 以上のとおりであるが、「勧告」は、災害応急対策の第一次的な責任者である市長のみが行 うことができる。

2 勧告・指示の対象者

避難の勧告・指示の対象者は、住居者、滞在者、通過者等を含め、避難を要すると認めら れる区域内にいるすべての人を対象とする。

3 勧告・指示の内容

避難の勧告・指示は、次のことを明らかにする。

[避難の勧告・指示の内容]

① 発令の日時

② 避難対象地域(町丁字名又は自治会名等)

③ 避難の理由(避難要因となった危険要素の所在地、避難に要する時間等)

④ 避難先(安全な方向及び避難所の名称)

⑤ その他(避難行動時の最小携帯品、要配慮者の優先避難・介助の呼びかけ等)

※ なお、市は、避難時の周囲の状況等により避難のために立ち退きを行うことがかえ って危険を伴う場合等やむを得ないときは、居住者に対し、屋内での退避等の安全確 保措置を支持することができる。

4 勧告・指示の伝達等

市長は、避難勧告・指示を発令したとき及び警察官、自衛官等から避難を指示した旨の通 知を受けたときは、避難勧告・指示の内容を速やかに公示し、伝達系統により地域住民等に 伝達するとともに、知事に報告する。

(1)関係地域内市民等への伝達

避難の勧告・指示を発令した場合は、防災行政無線、広報車、消防防災情報Eメール、

緊急速報メール(エリアメール等)、サイレン(45秒吹鳴・15秒休止の繰り返し)を活用 する他、緊急地区隊と自主防災組織が連携して市民から市民への口頭伝達体制の確立によ る方法とともに、報道機関の協力を得るなど関係区域内のすべての人に伝わるよう、あら ゆる手段を活用する。

なお、状況によっては、消防団員等により関係地域に戸別に伝達を行うものとする。

なお、避難措置解除の連絡は、報道機関への協力要請、職員による看板・ポスター等の 掲示等による。

(2)隣接市町等防災関係機関への通報

市長が避難の勧告・指示を行ったとき、又は警察官等から避難の指示を行った旨の通報 を受けたとき、次の要領により、必要に応じて防災関係機関へ連絡するものとする。

① 隣接市町(本部班)

地域住民が避難のため隣接市町内の施設を利用する場合が想定される。

また避難の誘導上、経路により協力を求めなければならない場合もあるので、隣接 する市町に対しても連絡しておくものとする。

② 県の防災関係機関

各警察署、その他防災関係機関に連絡し協力を要請する。

③ 学校施設等の管理者

各部長を通じて、避難場所として利用する学校施設等の管理者に対し、連絡し協力を 要請する。

(3)知事への報告

市長は、避難措置及びその解除について、次の事項を記録するとともに、速やかにその 旨を県に報告する。

[記録事項及び県等への報告事項]

① 発令者

② 発令の理由及び日時

③ 避難の対象区域

④ 避難先

⑤ その他必要な事項

第2 避難の誘導

実 施 主 体

市 人権班、商工班

関 係 機 関 東武鉄道㈱、東日本旅客鉄道㈱、関東自動車㈱、足利市生活路線バス運行受 託業者、学校、幼稚園、保育所

市 民 等 事業所 1 避難の誘導を行う者

(1)地域の場合

① 市長は、避難場所・避難所の周辺にそれぞれ複数の市職員(人権班)を派遣し、避難 収容者の整理及び本部からの指示・情報等の収受にあたらせる。

② 地域内から避難所までの避難行動は、自主防災組識(避難誘導部)による市民の自主 的避難体制を基本とし、警察官、消防職団員、各部班員等と連携し実施する。

(2)学校、事業所等の場合

学校、幼稚園、保育所(園)、事業所、スーパー等その他多数の人が集まる場所におけ る避難の誘導は、その施設の責任者、管理者等が、児童・生徒、園児、従業員、施設利用 者等を安全に避難誘導する。

ただし、学校、幼稚園、保育所(園)、福祉施設及び夜間多数人が集まっている場所等 については、災害の規模、状況により必要と認められるときは、市職員(人権班)を派遣 し、その施設の責任者、管理者等に積極的に協力して、安全な場所への避難誘導等の必要 な措置を講じるものとする。

(3)交通機関等の場合

交通機関等における避難の誘導は、その交通機関があらかじめ定める防災計画、避難計 画に基づき、各交通機関施設の組織体制により必要な措置を講じる。

2 避難の誘導

避難の誘導方法については、災害の規模、態様に応じて、混乱なく迅速に安全な避難所に

誘導するために必要な方法をとることとするが、おおよそ次のようなことを目途とする。

[避難の誘導時に留意する事項]

① 避難の誘導は、病人、高齢者、幼児、身体障がい者、妊産婦、その他単独で避難する ことが困難な人を優先するとともに、隣近所等で助けあい、集団行動をとり、できるか ぎり早めに事前避難させるよう努める。

② 避難経路は、市長から特に指示がない時は、避難の誘導にあたる者が安全な経路を選 定するように努める。

なお、避難経路の選定にあたっては、火災、落下物、危険物、パニックのおこるおそ れ等のない経路を選定し、また、状況が許す限り指示者があらかじめ経路を実際に確認 して、誘導を行うように努める。また、誘導経路に危険箇所がある場合は、表示、なわ 張りを行うほか、要所に誘導員を配置し、事故防止に努める。

第3 警戒区域の設定

実 施 主 体

市 本部班、消防本部、消防団 関 係 機 関 警察署、自衛隊

市 民 等

市長をはじめとする警戒区域の設定権者は、次の要件に該当する場合又は該当しなくなった 場合には、速やかに区域の設定又は解除を行う。この場合、防災関係機関と相互に状況を連絡 し、情報を共有するものとする。

設定権者 設定の要件・内容 根拠法令

市 長

災害が発生し、又はまさに発生しようとしている場合において、

市民の生命又は身体に対する危険を防止するため特に必要があると きは、警戒区域を設定し、災害応急対策に従事する者以外の立入を 制限し、若しくは禁止し、又は当該区域からの退去を命ずることが

できる。 災害対策

基本法 警 察 官 第63条

市長若しくは市長から委任された市職員が現場にいないとき、又 はこれらの者から要求があったときに行うことができる。

※市長の職権を行ったときは、直ちに、市長に通知する。

災害派遣を命じられ た部隊等の自衛官

市長若しくは市長から委任された市職員及び警察官が現場にいな いときに行うことができる。

※市長の職権を行ったときは、直ちに、市長に通知する。

知 事

災害の発生により市がその全部又は大部分の事務を行うことがで きなくなったときは、上記の全部又は一部を市長に代わって実施し なければならない。

※市長の事務の代行を開始、終了したときは、その旨を公示する。

災害対策 基本法 第73条

消 防 長 、 消 防 署 長

ガス、火薬又は危険物の漏えい、飛散、流出等の事故が発生した場合 に、当該事故により火災が発生するおそれが著しく大であり、かつ火災が 発生したならば人命又は財産に著しい被害を与えるおそれがあるときに 火災警戒区域を設定して、その区域内における火気の使用を禁止し、又 は総務省令で定める者以外の者の退去を命じ、若しくは出入を禁止し、

若しくは制限することができる。

消防法 第23条 の2 警 察 署 長

消防長若しくは消防署長又はこれらの者から委任された消防吏員 若しくは消防団員が現場にいないとき又は消防長若しくは消防署長 から要求があったときに行うことができる。

※当該職権を行つたときは、直ちにその旨を消防長又は消防署長に 通知する。

設定権者 設定の要件・内容 根拠法令 消 防 吏 員 、

消 防 団 員

火災現場においては、消防警戒区域を設定して、総務省令で定め る以外の者の退去を命じ又はその区域への出入を禁止し若しくは制 限することができる。

消防法 第28条 警 察 官 消防吏員又は消防団員が火災現場にいないとき又は消防吏員又は (※)

消防団員の要求があったときに行うことができる。

消 防 機 関 に 属する者

水防上緊急の必要がある場所においては、警戒区域を設定し、水 防関係者以外の立入を禁止し、若しくは制限し、又はその区域から

の退去を命ずることができる。 水防法

第21条 警 察 官 水防団長、水防団員、消防機関に属する者がいないとき、又はこ

れらの者の要求があったときに行うことができる。

※消防法第 28 条の規定は、水災を除く他の災害に関して準ずる(消防法第 36 条)

第4 避難所の開設

実 施 主 体

市 学校班、社会班、総務班 関 係 機 関

市 民 等

市は、地震等により住居等を喪失するなど、被害を受けた避難者が多数発生した場合、あら かじめ指定する学校や公共施設等を避難所として開設し、避難者の収容保護を行う。また、市 民に対しては、平時から指定している避難所の周知を図る。

なお、市長は必要に応じ、あらかじめ指定された施設以外の施設についても、その安全性を 確認の上、施設管理者の同意を得て避難所として開設要請する。

1 避難所の開設

市(学校班及び社会班等)の派遣職員(以下「避難所管理職員」という。)が施設の安全 性を確認し、施設の勤務職員等と連携を図り避難所を開設する。

2 避難所開設の公示

避難所管理職員は、避難所を開設したときは、すでに集まっている避難住民の収容を終え た後、速やかに災害対策本部(教育部)に対して、電話(ファクス若しくは口頭)又は無線 等によりその旨を報告する。

本部長(本部班)は、避難所の開設を確認後直ちにその旨を公示するとともに、総務班長 に対して、市民に開設に関する広報活動の実施を指示する。なお、避難所管理職員は災害対 策本部(教育部)に随時状況報告を行う。

総務班は開設している避難所についてリスト化に努めるとともに、以下の事項を県及び防 災関係機関に連絡する。

① 避難所開設の日時、場所、施設名

② 収容状況(箇所数)及び収容人員

③ 開設期間の見込み

④ その他必要事項 3 避難収容対象者

① 避難所に収容する者は、災害により現に被害を受け、又は受けるおそれがある者とす る。

② 避難勧告・指示が発せられた場合など避難の必要がある者とする。

ドキュメント内 Microsoft Word - 【決定稿】20震災編 (ページ 107-117)