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災害時の広報・相談

ドキュメント内 Microsoft Word - 【決定稿】20震災編 (ページ 90-95)

第2章 災害応急対策計画

第3節 災害時の広報・相談

災害発生後の混乱した事態に人心の安定、秩序の回復を図るため、速やかに市民や報道機関 に、公共施設の被害の有無や復旧見込み、応急措置等の広報活動を行う。また、市・防災関係 機関及び報道機関は互いに協力・連携し、市民の立場に立った広報活動を実施する。なお、災 害時における広報活動は、市及び防災関係機関が、情報の共有化と一元化に努め相互に協力し て行う。

第1 災害時の広報実施機関とその分担

実 施 主 体

市 総務班、情報班、各班、消防本部 関 係 機 関 各防災関係機関

市 民 等 1 市

市(総務班、消防本部)は、関係各班及び防災関係機関と密接な連絡のもとに、防災行政 無線、広報車、ハンドマイク、掲示板、ホームページ、消防防災情報Eメール、緊急速報メ ール(エリアメール等)等を活用し、次に掲げる事項を中心に広報活動を実施する。

<資料 72 広報文例>

主な広報事項

対象 時期 主 な 広 報 事 項

時期別

初動期

① 地震に関する情報

② 出火防止及び初期消火の呼びかけ

③ パニック防止、デマ情報への注意の呼びかけ

④ 避難の勧告、指示

⑤ 要配慮者保護及び人命救助の協力呼びかけ

⑥ 市内の被害状況の概要 ア 延焼火災の発生状況 イ 建物損壊の発生状況

ウ 道路破損、がけ崩れその他地盤災害の発生状況 エ 公共交通機関

オ ライフライン施設の被災状況

⑦ 市の活動体制及び応急対策実施状況に関すること ア 災害対策本部の設置

イ 地区防災活動拠点の設置 ウ 現地災害対策本部の設置 エ 避難所の設置

オ その他必要な事項

応急期

① 地震に関する情報

② 被害情報及び応急対策実施状況に関すること ア 被災地の状況

イ 医療救護所、避難所の開設状況 ウ 応急給水、応急給食等の実施状況 エ その他必要な事項

③ 安心情報

ア 「……地区は被害なし」

イ 「……小学校児童は全員無事に……へ避難」

ウ その他被害のない事実又は軽微な事実を内容とする情報

④ 生活関連情報

ア ライフラインの状況(利用規制・自粛呼びかけ、代替サービ スの案内、復旧状況・見込み等)

イ 食料品、生活必需品の供給状況 ウ ごみ、し尿処理、衛生に関する状況 エ 学校の臨時休校の情報

⑤ 通信施設の復旧状況

⑥ 道路交通状況

⑦ バス、電車等公共交通機関の復旧、通行状況

⑧ 医療機関の活動状況

⑨ その他必要な事項

対象別 被災者等 ① 被災者相談サービスの開設状況

② 市民の心得等人心の安定及び社会秩序保持のための必要事項

要配慮者 等

① 障がい者、高齢者等への広報

市社会福祉協議会、民生委員、ボランティア等の協力を得て、在 宅の障がい者、高齢者等に対し、広報紙等を配布するように努め る。特に、視聴覚障がい者には、障害の程度に応じた的確な手段を もって行う。

② 外国人に対する広報

通訳ボランティア、国際交流協会及び外国人団体等の協力を得 て、広報に努める。

水道・

給水関係

① 水道施設の被害状況及び復旧見込み

② 給水拠点の位置及び応急給水状況

③ 水質についての注意

④ その他震災発生時に必要な事項 支援の

募集

① 必要なボランティアの募集情報

② 義援金・救援物資の募集に関する情報

2 各防災関係機関

警察署、その他各防災関係機関は、市と連携して、避難、二次災害の防止、生活支援等に 必要な情報を優先して、市民等に広報する。

その他の主な広報事項

実施機関 主 な 広 報 事 項

警察署 (足利警察署)

① 災害の状況及びその見通し

② 避難・救援活動に関すること

③ 治安状況及び犯罪の予防に関すること

④ 道路交通規制に関すること その他

指定地方行政機関、指定公共機関、指定地方公共機関、公共的団体・防災上 重要な施設の管理者は、それぞれ各防災関係機関において定めるところによ り、市、その他防災関係機関と連携を図り、迅速、的確な広報活動を実施す る。

3 市広報活動の実施手順

市広報は、情報の不統一を避ける観点から、総務班を経由し市長の決定に基づき行うよう 広報ルートの一本化を図る。

また、緊急性の有無や対象地域の限定の有無等により利用する方法(手段)を適切に使い 分ける。

そのため、総務部長は、本部長(市長)から特に指示された場合を除き、状況を判断の上 適切な広報手段を選定し行う。

なお、NHK宇都宮放送局、㈱栃木放送、㈱エフエム栃木、㈱とちぎテレビに対する緊急 警報放送の要請は、県を経由して行う。

4 市の広報活動の決定等

(1)広報担当の責任者

総務班は、情報班と連携して、各部から集めた広報資料を編集し、次の表の内容により 広報活動を行うものとする。広報事項はあらかじめ、本部長(市長)の承認を得て行う。

広報担当責任者 連 絡 方 法 広 報 対 象

(正)総務部長

(副)総務班長

口頭、文書 報道機関

庁内放送、電話 庁内職員

広報車、広報紙 ホームページ

緊急速報メール(エリアメール)

消防防災情報Eメール

(報道機関)

一般市民、り災者、自治会長

広報車、電話 地域内の公共的団体・施設

(2)広報資料の収集

災害状況及び措置の状況等の広報資料を収集するほか、必要に応じて防災関係機関その 他各種団体・施設などに対して情報の提供を求め、広報資料を作成する防災関係機関には、

協力を求めておくものとする。

(3)庁内及び防災関係機関に対する連絡

総務部長は、災害情報及び被害状況の推移を、庁内放送等を利用して一般職員に周知す るともに、必要に応じて地域内の防災関係機関、団体及び重要施設の管理者に対し、災害 情報を連絡するものとする。

(4)広報写真の収集

情報班は、各部の被害調査員が撮影した写真を収集するとともに、総務班は、自ら災害 記録に添付するための写真撮影及び被害写真集の作成にあたる。

5 広報活動の方法(手段)

(1)広報車の利用

総務部長は、必要に応じ他の部の人員及び車両も動員して必要地域へ広報車を出動させ、

巡回放送を実施する。

(2)市職員の口頭での伝達

広報車の活動が不可能な地域、又は特に必要と認められる地域に対しては、職員を派遣 し、ハンドマイク等を利用して広報活動を実施する。

また、必要な場合は、あわせて消防本部(署)、警察署その他の防災関係機関の協力を 要請する。

なお、職員を派遣する場合は原則として、無線機を携帯させるとともに2人1組にして、

本部と密接な連絡をとりながら広報活動を実施するよう努める。

(3)市庁舎、市出先機関及び地区防災活動拠点での掲示等

総務班長は、市のホームページ、緊急速報メール(エリアメール)及び消防防災情報E メールを活用するほか、情報紙として災害復旧速報版等を必要に応じて発行(印刷物配送 又はファクス送信による)する。

なお、発行された情報紙は、本庁舎においては総務班職員が、出先機関及び地区防災活 動拠点、避難所等においては、各担当班の職員が掲示又は配布を行う。

(4)災害放送の要請

第2節・第1・6「放送局への要請」を参照のこと。

(5)消防団、自主防災組織等の協力

市は、消防団・自主防災組織等に要請し、地域住民に対して、災害情報を確実に伝達す る。

第2 災害相談

実 施 主 体

市 市民班、支援班、各班 関 係 機 関

市 民 等

震災時には、発災直後から、被災者等から家族等の安否の確認をはじめ、生活必需品や住居 の確保、ライフラインの復旧状況、融資等に関する様々な相談、要望、苦情が寄せられる。

これに対応するため、市及び各防災機関は、次の窓口対応を行うほか、女性特有の相談等に 対応できるよう、専門のスタッフの配置に努める。

(1)市コールセンターの設置

市民班は、市民等からの電話による問い合わせが多数ある場合は、コールセンターを設 置し、情報発信の一元化を行う。

(2)市災害相談総合窓口の設置

支援班は、本庁舎に災害相談総合窓口を設置して、被災者の法律や生活に関する各種相 談、生活支援等に関する申請手続きに対応する。

また、各地区での対応が必要な場合は、各公民館等に災害時相談窓口を設置する。

なお、相談対応項目は、災害の規模や状況等を検討して本部長が決定し、各班へ相談対 応職員の派遣を命ずる。また本部長は必要に応じ関係防災機関に職員派遣を依頼すること とする。

(3)警察署

警察署又は交番その他必要な場所に臨時相談所を設置して、警察関係の相談にあたる。

第3 報道機関への発表・協力要請

実 施 主 体

市 総務班 関 係 機 関

市 民 等

報道機関については、災害時報道が災害対策本部等の活動の支障にならないよう、取材活動 上のルールを定めるとともに、大規模災害時における市民への重要な情報連絡手段のひとつと して位置付けし、報道機関へ的確な情報を提供し、災害情報の発表を協力要請するものとする。

1 市の発表

(1)災害対策本部設置前

市長又は総務部長の指示により、秘書広報課長が記者クラブを通じて報道機関に対して、

災害に関する情報の発表・協力の要請を行う。

(2)災害対策本部設置後

災害対策本部設置後については、総務班長を担当窓口として、報道機関に対して災害に 関する情報の発表・協力の要請を行う。

また、総務班は、災害対策本部が設置された場合は、直ちに市庁舎内に臨時記者詰所及 び共同記者会見所を設置する。

発表は、原則として、本部長の決定に基づき、総務部長が共同記者会見方式で行うが、

防災関係機関の公表内容との相違を避けるため、防災関係機関とあらかじめ連絡協議して、

情報の統一を図る。

<資料 73 報道関係機関一覧>

(3)報道機関に対する発表

報道機関への発表は、適時行うよう協力を得ておくものとし、発表内容は次のような内 容とする。

① 災害の種別及び発生日時

② 災害発生の場所

③ 被害状況

④ 応急対策の状況

⑤ 市民に対する避難勧告、指示の状況

⑥ その他必要な事項 2 各防災関係機関の発表

防災関係機関の記者発表は、市の共同記者会見の場で、合同で行うものとするが、必要に 応じて、各防災関係機関において、広報責任者が発表を行う。

ドキュメント内 Microsoft Word - 【決定稿】20震災編 (ページ 90-95)