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(1) 米国 

先述の通り、米国シェール革命に係る技術革新においては、1970年代以降DOEが実施し

た各種R&D プログラムが重要な役割を果たした。また1970年代以降、メキシコ湾岸にお

いて大水深油田開発が実施されてきたが、近傍地に開発サイトがあることを背景として、

当該地域周辺では資源開発に係る革新的なベンチャー企業が次々と創出されてきた。米国 では、このようなベンチャー企業に対し資本を提供する仕組みや大手石油サービス会社等 が優良企業を買収する仕組みなど、資本市場に係る社会システムが整備されている。また このような仕組みにおいて、テキサス大学オースティン校などの大学研究機関も重要な役 割を果たしている。

(2) イギリス 

イギリスの石油・ガス上流産業は、北海原油における開発事業を通じて成長してきた。

イギリス大陸棚(UKCS)における石油・天然ガス生産に係る施策評価「UKCS Maximising

Recovery Review325」における提言を受け、2015年4月には石油上流産業に係る新たな規制

機関「石油ガス機関(OGA: Oil and Gas Authority) 326」が設立された。OGAは、2016年10月 以降、政府保有の企業体へと移行しており、産業界との連携の下、石油・ガス開発に係る 技術戦略立案などを実施している。

(3) ノルウェー 

ノルウェー企業もイギリス同様、条件が厳しい北海油田にて培った技術をベースとし、

石油・ガス上流産業を発展させてきた。具体的には、同国政府は1972 年に国営石油会社で

あるStatoil 社を設立しており、同社によるプロジェクトを核として石油・ガス供給クラス

ター(Oil & Gas Supplier Cluster)を形成してきた327。また同国では古くから造船業や海運業、

舶用・海洋工業が発達しており、世界的な船社、造船所、船舶メーカー及び船舶設計会社、

サービス企業に加え、大学及び研究開発機関、規制機関等などを含んだ海事産業クラスタ が、オスロやベルゲン等において形成されてきた328。この海事産業クラスターを通じて、

海洋資源開発に係る優れた企業及び技術が創出される仕組みが確立されており、同国石 油・ガス上流産業の国際競争力強化に寄与している。

325 < https://www.ogauthority.co.uk/media/1014/ukcs_maximising_recovery_review.pdf >

326 <https://www.ogauthority.co.uk/>

327 Olivia Leskinen, Paul Klouman Bekken, Haja Razafinjatovo, Manuel García(2012)「Oil and Gas Cluster in Norway: A Story of Achieving Success Through Supplier Development」, Harvard Business School

<http://www.isc.hbs.edu/resources/courses/moc-course-at-harvard/Documents/pdf/student-projects/120503%20MOC

%20Norway%20final.pdf>

328 (財)日本船舶工業会、(財)日本船舶技術研究協会(2014.3)「欧州開示クラスター及び海事関連団体の概況

及び今後の戦略等に関する調査」

<http://www.jstra.jp/html/PDF/%E6%AC%A7%E5%B7%9E%E6%B5%B7%E4%BA%8B%E3%82%AF%E3%83

%A9%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E5%8F%8A%E3%81%B3~.pdf>

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(様式2)

頁 図表番号 1 図 1-1 2 図 1-2 4 図 1-3 15 図 2-1 16 図 2-2 18 図 2-3 19 表 2-1 20 図 2-4 21 図 2-5 22 図 2-6 23 表 2-2 24 図 2-7 25 図 2-8 25 図 2-9 26 図 2-10 27 表 2-3 28 図 2-11 29 図 2-12 30 表 2-4 31 表 2-5 33 図 2-13 33 表 2-6 34 図 2-14 36 図 2-15 37 図 2-16 41 図 2-17 46 図 2-18 46 図 2-19 47 図 2-20 48 表 2-7 49 図 2-21 50 図 2-22 52 図 2-23 53 図 2-24 62 図 3-1 64 表 3-1 65 表 3-2 66 図 3-2 67 図 3-3

石油・ガス上流部門投資額の推移 石油・ガス上流開発技術のトレンド

石油・ガス上流産業のバリューチェーン構造 二次利用未承諾リスト

委託事業名 平28年度石油産業体制等調査研究(原油等開発に要する技術動向に関する調査)

報告書の題名 平28年度石油産業体制等調査研究(原油等開発に要する技術動向に関する調査)

受注事業者名 三菱UFJリサーチ&コンサルティング

タイトル

浮体式生産設備の種類

ROVの全体システム

Cascade方式の概略フロー

プロパン予冷式MCR方式の概略フロー GT駆動方式とMotor駆動方式

SPB方式の概要

マルチラテラル坑井仕上げの要素技術

SPSの概要

MODEC社によるEPCIサービスの概要 MODEC社によるリースサービスの概要 MODEC社によるO&Mサービスの概要 LNG液化技術の分類

英国Wytch Farmフィールドの大偏屈坑井(M16号井) 主な海洋掘削リグの種類

大水深掘削装置に特有な技術・機器 ライザー掘削とライザーレス掘削

PREDIXの適用範囲と期待される効果 ROVとAUVの主な特徴の比較

Work Class ROVの概要

ERD掘削に必要とされる主たる技術要素課題 IntelliServシステムの概要図

IoTの適用による石油・ガス生産井の生産性向上 Schlumberger社の事業構造

デュアルグラディエント掘削方式概略図 ARG社RMRシステム概念図

AGR社EC-DrillTM概念図

マルチラテラル坑井のジャンクションの分類 石油サービス会社の再編(合意を含む)

大偏距掘削のイメージ図

FPSOの概要

Schlumberger社のIntelligent Completionシステム概略図

海洋掘削主要企業の掘削リグ保有状況 三次回収方法の技術内容と対象とする油層 SWFによる回収増進メカニズムの例

EOR各種手法の開発時間と技術成熟度の関係

BP社LosalTMの回収増進メカニズム(原油中の極性成分の脱着)