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表 2.5.1.1 検量線用 PCB 標準溶液の作成例(例)

検量線用 PCB 標準溶液濃度 PCB 標準原液分取量【mL】

調製 PCB 濃度

【μg/mL】

標準的な試料分取時に おける絶縁油中 PCB 濃 度換算値【mg/kg】

0.1mg/L PCB 標準溶液

1mg/L PCB 標準溶液

0.001 0.1 0.1 -

0.0015 0.15 0.15 -

0.003 0.3 0.3 -

0.005 0.5 0.5 -

0.01 1 1 -

0.03 3 - 0.3

0.05 5 - 0.5

0.1 10 - 1

2) 使用器具

測定に使用する器具は次による。これらの器具は、空試験などによって測定に支障の ないことを確認しておく。

a. 10mL 及び 100mL 全量フラスコ 硬質ガラス製透明摺りのもの。所定の容量を正確に 定容できるもの。

b. スピッツ管もしくは共栓付き試験管 硬質ガラス製で、所定の容量を誤差精度 3%

以内程度の精度で定容できるもの。

c. パスツールピペット ホウ珪酸ガラス製 150mm 程度で、綿栓なしのもの。

d. マイクロシリンジ 正確に 100 から 500μL が分取可能なもの。

e. ホールピペット 0.5mL 及び 1mL を正確に分取できるもの。

3) 使用装置

測定に使用する装置は次による。尚、GC/NICI-MS の満たすべき条件は、装置、測定 条件によって異なる。

a. ガスクロマトグラフ

ⅰ 試料導入方法:スプリットレス方式で、温度を温度を220℃から300℃で使用可能 なもの。

ⅱ分離カラム 内径0.10mm以上0.32mm以下及び長さ10m以上のキャピラリーカラム。使用 するGCカラムは、本マニュアルの図1.2.2の例と同等の分離性能をもつもので、PCB全 209各化合物の溶出位置が実際の測定に採用するGC条件において判明していなけれ

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ばならない。

ⅲ キャリアーガス 純度99.999%以上のヘリウムを用いる。

ⅳ カラム槽温度 50℃から 300℃の間で温度を一定に保つことができ、1 分間に 10℃以 上で昇温ができるもの。

b. 負イオン化学イオン化-質量分析計

ⅰ検出器:選択イオン検出法(SIM)が可能なもの。

ⅱGC/MS 接続部(インターフェイス)温度:220 から 300℃で使用可能なもの。

ⅲイオン源:電子イオン化(EI)方式、正イオン化学イオン化(PICI)方式、負イオン化 学イオン化(NICI)方式が可能なもので、200 から 280℃に保てるもの。

ⅳ CI 反応ガス:99.99%以上の高純度メタンガスを用いる。

(4) 前処理

1) 試料の秤量及び硫酸処理

※5)

a. 絶縁油試料約 0.2g を 10mL の共栓付き試験管に正確に秤量する

※6)

b. クリーンアップスパイク混合標準溶液 100μL を、正確に分取した試料に添加する

7)

c. 1%発煙硫酸含有硫酸 4mL を添加し、よく振とうした後、10 分間静置する。

d. ヘキサン 2mL を添加し、5 分間振とう後、遠心分離を 5 分間行う。分離後、ヘキサ ン層を新しい 10mL スピッツ管に回収する。

e. (4).1).c.から(4).1).d.の操作を合計 4 回繰り返す。

f. エバポレーター若しくは窒素吹き付けにより、約 0.5mL まで濃縮する。

2) スルホキシドカートリッジのコンディショニング

コンディショニングは、アセトン約 20mL を通液後、ヘキサン 20mL を通液する。

3) スルホキシドカートリッジでの前処理 a. 試料の添加

(4).1).f.の試料溶液を、(4).2)でコンディショニングしたカートリッジ上に添加 する。

b. 絶縁油の溶出

a.及び b.で添加した試料の容量を含め、合計ヘキサン 4mL を展開し

※2)

、絶縁油を 溶出させる。この画分は廃棄する。

c. PCB の溶出

(4).3)b.の操作後、ただちにヘキサン 16mL を展開し

※2)

、PCB を溶出させ溶出液を

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