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ノルウェーの産業用電気料金変化に対する各要素の影響度(式 2)

第 8 章 日本

参考図 19 ノルウェーの産業用電気料金変化に対する各要素の影響度(式 2)

-8.0 -6.0 -4.0 -2.0 0.0 2.0 4.0 6.0

1999 2000 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 2011 市場外取引価格 設備率 GDPデフレーター その他 電気料金 セント/kWh

(出所)日本エネルギー経済研究所推計

参考表 8 ノルウェーの電気料金回帰分析結果

係数 標準誤差 t 係数 標準誤差 t 係数 標準誤差 t

切片 9.40 16.77 0.56切片 3.15 10.46 0.30切片 14.51 9.78 1.48

平均燃料費 1.46 0.32 4.62卸価格 -0.05 0.20 -0.23市場外取引価格 -0.90 0.39 -2.30

設備率 11.23 17.07 0.66設備率 -7.63 10.64 -0.72設備率 -7.63 8.17 -0.93

GDPデフレーター -0.08 0.19 -0.41 GDPデフレーター 0.25 0.12 2.10 GDPデフレーター 0.24 0.05 4.52

重相関R 0.95 重相関R 重相関R 0.89

重決定R2 0.91 重決定R2 重決定R2 0.79

補正R2 0.88 補正R2 補正R2 0.73

標準誤差 4.85 標準誤差 標準誤差 2.45

観測数 14 観測数 観測数 14

係数 標準誤差 t 係数 標準誤差 t 係数 標準誤差 t

切片 10.85 15.75 0.69切片 -1.52 11.68 -0.13切片 -4.01 14.79 -0.27

平均燃料費 1.35 0.16 8.27卸価格 0.30 0.12 2.49市場外取引価格 -0.76 0.65 -1.18

設備率 6.65 12.34 0.54設備率 7.06 9.16 0.77設備率 20.46 8.83 2.32

重相関R 0.95 重相関R 0.74 重相関R 0.61

重決定R2 0.91 重決定R2 0.55 重決定R2 0.38

補正R2 0.89 補正R2 0.47 補正R2 0.26

標準誤差 4.66 標準誤差 3.46 標準誤差 4.07

観測数 14 観測数 14 観測数 14

係数 標準誤差 t 係数 標準誤差 t 係数 標準誤差 t

切片 18.86 8.40 2.24切片 -3.28 5.26 -0.62切片 7.08 5.66 1.25

平均燃料費 1.39 0.29 4.78卸価格 -0.0004 0.18 0.00市場外取引価格 -0.89 0.39 -2.28

GDPデフレーター 0.005 0.14 0.04 GDPデフレーター 0.19 0.09 2.21 GDPデフレーター 0.20 0.03 5.90

重相関R 0.95 重相関R 0.82 重相関R 0.88

重決定R2 0.91 重決定R2 0.67 重決定R2 0.78

補正R2 0.89 補正R2 0.61 補正R2 0.74

標準誤差 4.72 標準誤差 2.95 標準誤差 2.43

観測数 14 観測数 14 観測数 14

:係数が1を上回るもの(平均燃料費又は卸価格)

:符号が逆になっているもの 変数(平均燃料費、GDPデフ

レーター)

変数(平均燃料費、設備率、

GDPデフレーター)

変数(平均燃料費、設備率)

変数(市場外取引、設備率、

GDPデフレーター)

変数(卸価格、設備率、GDP デフレーター)

変数(市場外取引、設備率)

変数(卸価格、設備率)

家庭用電気料金 産業用電気料金

変数(市場外取引、GDPデフ レーター)

変数(卸価格、GDPデフレー ター)

(出所)日本エネルギー経済研究所推計

3.6. イギリス 3.6.1. 家庭用電気料金

家庭用電気料金が、平均燃料費、電気事業設備の過剰度合いを見る変数としての設備率、資金調達に影響 する金利、操業費等へ影響を与える物価水準の変化を見る変数としてのGDPデフレーターというパラメー タに対して、どういう影響を受けるかという検証を行った。分析の対象とする電気料金は税抜きの料金を対 象とした。

推計のための関数としては、以下の式1という形式を想定して回帰分析を行った。また、卸電力市場のス ポット価格を平均燃料費の代わりに卸価格を変数として式2の形式で回帰分析を行った。また、式1に金利 のパラメータを追加した式3、式2に金利のパラメータを追加した式4の形式で回帰分析を行った。

家庭用電気料金=a+b1平均燃料費+b2設備率+b3GDPデフレーター・・・・・・・・・・・・・・・(式1)

家庭用電気料金=a+b1スポット価格+b2設備率+b3GDPデフレーター・・・・・・・・・・・・・(式2)

家庭用電気料金=a+b1平均燃料費+b2設備率+b3金利+b4GDPデフレーター・・・・・・・・・・・(式3)

家庭用電気料金=a+b1スポット価格+b2設備率+b3金利+b4GDPデフレーター・・・・・・・・・・(式4)

但し、回帰分析の結果、符合が逆になるケースや相関が低いケースもあることから、設備率及びGDPデ フレーターを除いた形でもそれぞれについて回帰分析を行った。回帰分析の結果は参考表9・参考表10に整 理した。

式1の回帰式では、平均燃料費の係数が1.98~2.67と非常に高い感応度が得られた。一方で式2の回帰 式では、卸価格の係数が0.82~1.22となり、1に近い結果となった。式3の回帰式では、平均燃料費の係数

が1.84~3.18と非常に高い数値となった。式4の回帰式では、卸価格の係数が0.85~1.24とほぼ1に近い

結果となった。参考図20が式1のケース、参考図21が式2のケース、参考図22が式3のケースそして参 考図23が式4のケースで前年からの電気料金変化額に対して、各パラメータの影響度をグラフ化したもの であるが、電気料金の変化に対して平均燃料費及び卸価格の関係性が非常に高いことがわかる。このことは イギリスにおいては、平均燃料費の上昇に対して卸価格はそれ以上に上昇し、電気料金に反映されていた可 能性があると考えられる。

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