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カリフォルニア州の電気料金回帰分析結果(式 3・式 4)

第 8 章 日本

参考表 15 カリフォルニア州の電気料金回帰分析結果(式 3・式 4)

係数 標準誤差 t 係数 標準誤差 t 係数 標準誤差 t 係数 標準誤差 t

切片 -9.41 5.75 -1.64切片 -7.79 2.97 -2.63切片 -3.86 4.19 -0.92切片 -8.37 9.45 -0.89

平均燃料費 -0.05 0.07 -0.68卸価格 -0.19 0.19 -1.02平均燃料費 0.56 0.27 2.07卸価格 0.05 0.12 0.39

設備率 8.90 7.26 1.23設備率 7.67 1.92 4.00設備率 5.80 2.72 2.14設備率 11.09 11.94 0.93

金利 0.17 0.17 1.05金利 0.11 0.08 1.41金利 -0.09 0.11 -0.86金利 -0.01 0.27 -0.04

GDPデフレーター 0.13 0.03 4.01 GDPデフレーター 0.13 0.01 9.60 GDPデフレーター 0.07 0.02 3.73 GDPデフレーター 0.07 0.05 1.22

重相関 R 0.96 重相関R 0.96 重相関R 0.91 重相関R 0.86

重決定 R2 0.92 重決定R2 0.92 重決定R2 0.83 重決定R2 0.73

補正 R2 0.88 補正R2 0.90 補正R2 0.79 補正R2 0.60

標準誤差 0.54 標準誤差 0.45 標準誤差 0.64 標準誤差 0.88

観測数 13 観測数 21 観測数 21 観測数 13

係数 標準誤差 t 係数 標準誤差 t 係数 標準誤差 t 係数 標準誤差 t

切片 -19.73 8.40 -2.35切片 13.25 5.05 2.63切片 7.68 3.75 2.05切片 -13.54 8.67 -1.56

平均燃料費 -0.21 0.10 -2.05卸価格 0.76 0.41 1.86平均燃料費 1.08 0.30 3.56卸価格 -0.03 0.10 -0.31

設備率 31.43 7.51 4.18設備率 0.63 4.48 0.14設備率 1.94 3.33 0.58設備率 22.40 7.76 2.89

金利 0.50 0.24 2.12金利 -0.38 0.14 -2.68金利 -0.36 0.11 -3.41金利 0.15 0.24 0.63

重相関 R 0.87 重相関R 0.69 重相関R 0.83 重相関R 0.83

重決定 R2 0.75 重決定R2 0.48 重決定R2 0.68 重決定R2 0.68

補正 R2 0.67 補正R2 0.39 補正R2 0.63 補正R2 0.58

標準誤差 0.88 標準誤差 1.15 標準誤差 0.85 標準誤差 0.90

観測数 13 観測数 21 観測数 21 観測数 13

係数 標準誤差 t 係数 標準誤差 t 係数 標準誤差 t 係数 標準誤差 t

切片 -3.00 2.45 -1.23切片 2.76 1.86 1.49切片 4.12 2.10 1.96切片 -0.37 3.88 -0.10

平均燃料費 0.002 0.06 0.03卸価格 -0.14 0.26 -0.55平均燃料費 0.59 0.29 2.02卸価格 0.11 0.10 1.13

金利 0.003 0.09 0.03金利 -0.05 0.09 -0.62金利 -0.21 0.10 -2.15金利 0.10 0.03 3.09

GDPデフレーター 0.16 0.02 7.62 GDPデフレーター 0.11 0.02 6.37 GDPデフレーター 0.06 0.02 2.86 GDPデフレーター -0.22 0.15 -1.52

重相関 R 0.95 重相関R 0.92 重相関R 0.88 重相関R 0.84

重決定 R2 0.90 重決定R2 0.85 重決定R2 0.78 重決定R2 0.70

補正 R2 0.87 補正R2 0.82 補正R2 0.74 補正R2 0.60

標準誤差 0.55 標準誤差 0.62 標準誤差 0.71 標準誤差 0.87

観測数 13 観測数 21 観測数 21 観測数 13

:係数が1を上回るもの(平均燃料費又は卸価格)

:符号が逆になっているもの 変数(平均燃料費、金利、GDP

デフレーター)

変数(卸価格、設備率、金 利、GDPデフレーター)

変数(卸価格、設備率、金利)

変数(卸価格、金利、GDPデ フレーター)

変数(平均燃料費、設備率、金 利、GDPデフレーター)

変数(卸価格、設備率、金利、

GDPデフレーター)

変数(卸価格、設備率、金利)

変数(卸価格、金利、GDPデフ レーター)

変数(平均燃料費、設備率、金 利、GDPデフレーター)

変数(平均燃料費、設備率、金利)

家庭用電気料金 産業用電気料金

変数(平均燃料費、設備率、金利)

変数(平均燃料費、金利、GDPデ フレーター)

3.10. ペンシルベニア州 3.10.1. 家庭用電気料金

家庭用電気料金が、平均燃料費、電気事業設備の過剰度合いを見る変数としての設備率、資金調達に影響 する金利、操業費等へ影響を与える物価水準の変化を見る変数としてのGDPデフレーターというパラメー タに対して、どういう影響を受けるかという検証を行った。分析の対象とする電気料金は税抜きの料金を対 象とした。

推計のための関数としては、以下の式1という形式を想定して回帰分析を行った。また、卸電力市場のス ポット価格を平均燃料費の代わりに卸価格を変数として式2の形式で回帰分析を行った。また、式1に金利 のパラメータを追加した式3、式2に金利のパラメータを追加した式4の形式で回帰分析を行った。

家庭用電気料金=a+b1平均燃料費+b2設備率+b3GDPデフレーター・・・・・・・・・・・・・・・(式1)

家庭用電気料金=a+b1スポット価格+b2設備率+b3GDPデフレーター・・・・・・・・・・・・・(式2)

家庭用電気料金=a+b1平均燃料費+b2設備率+b3金利+b4GDPデフレーター・・・・・・・・・・・(式3)

家庭用電気料金=a+b1スポット価格+b2設備率+b3金利+b4GDPデフレーター・・・・・・・・・・(式4)

但し回帰分析の結果、符合が逆になるケースや相関が低いケースもあることから、設備率及びGDPデフ レーターを除いた形でもそれぞれについて回帰分析を行った。回帰分析の結果は参考表16・参考表17に整 理した。

式1の回帰式では、平均燃料費の係数が1.52~2.20 と平均燃料費と概ね1を上回っている。一方で式2 の回帰式では、卸価格の係数が-0.10~0.24 となり非常に低い感応度となった。式 3の回帰式では、平均燃 料費の係数が1.53~2.32と概ね1を上回っている。式4の回帰式では、卸価格の係数が-0.10~0.25となり 非常に低い感応度となった。参考図48が式1のケース、参考図49が式2のケース、参考図50が式3のケ ースそして参考図51が式4のケースで前年からの電気料金変化額に対して、各パラメータの影響度をグラ フ化したものであるが、電気料金の変化に対して平均燃料費についてはある程度の関係性が見られるが、卸 価格の関係性は低いと考えられる。但し、幾つかのパラメータの符号が想定と逆になっており、平均燃料費 及び卸価格の影響が正しく出ていない可能性も否定できない。

参考図 50 ペンシルベニア州の家庭用電気料金変化に対する各要素の影響度(式 3

-1.0 -0.5 0.0 0.5 1.0 1.5

1991 1993 1995 1997 1999 2001 2003 2005 2007 2009 平均燃料費 発電設備容量 金利 GDPデフレーター その他 電気料金 セント/kWh

(注)発電設備容量及び金利の係数の符号の推計結果が想定と逆であったことに留意

(出所)日本エネルギー経済研究所推計

参考図 51 ペンシルベニア州の家庭用電気料金変化に対する各要素の影響度(式 4)

-0.8 -0.6 -0.4 -0.2 0.0 0.2 0.4 0.6 0.8 1.0 1.2

2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 卸価格 発電設備容量 金利 GDPデフレーター その他 電気料金 セント/kWh

(注)卸価格、発電設備容量及び金利の係数の符号の推計結果が想定と逆であったことに留意

(出所)日本エネルギー経済研究所推計

3.10.2. 産業用電気料金

産業用電気料金が、平均燃料費又は卸価格、電気事業設備の過剰度合いを見る変数としての設備率、資金 調達に影響する金利、操業費等へ影響を与える物価水準の変化を見る変数としてのGDPデフレーターとい うパラメータに対して、どういう影響を受けるかという検証を行った。分析の対象とする電気料金は税抜き の料金を対象とした。

推計のための関数としては、以下の式1という形式を想定して回帰分析を行った。また、卸電力市場のス ポット価格を平均燃料費の代わりに卸価格を変数として式2の形式で回帰分析を行った。また、式1に金利 のパラメータを追加した式3、式2に金利のパラメータを追加した式4の形式で回帰分析を行った。

産業用電気料金=a+b1平均燃料費+b2設備率+b3GDPデフレーター・・・・・・・・・・・・・・・(式1)

産業用電気料金=a+b1卸価格+b2設備率+b3GDPデフレーター・・・・・・・・・・・・・・・・・(式2)

産業用電気料金=a+b1平均燃料費+b2設備率+b3金利+b4GDPデフレーター・・・・・・・・・・・(式3)

産業用電気料金=a+b1卸価格+b2設備率+b3金利+b4GDPデフレーター・・・・・・・・・・・・・(式4)

但し、回帰分析の結果、符合が逆になるケースや相関が低いケースもあることから、設備率及びGDPデ フレーターを除いた形でも式1・式2について回帰分析を行った。回帰分析の結果は表7-16・表7-17に整 理した。

式1の回帰式では、平均燃料費の係数が1.71~1.76と平均燃料費と概ね1を上回っている。式2の回帰 式では卸価格の係数が-0.03~0.16 となり非常に低い感応度となった。式3 の回帰式では、平均燃料費の係

数が0.56~1.08と概ね1を上回っている。式4の回帰式では卸価格の係数が-0.03~0.16となり非常に低い

感応度となった。参考図52が式1のケース、参考図53が式2のケース、参考図54が式3のケースそして 参考図55が式4のケースで前年からの電気料金変化額に対して、各パラメータの影響度をグラフ化したも のであるが、電気料金の変化に対して平均燃料費及び卸価格の関係性は低いと考えられる。但し、幾つかの パラメータの符号が想定と逆になっており、平均燃料費及び卸価格の影響が正しく出ていない可能性も否定 できない。

参考図 52 ペンシルベニア州の産業電気料金変化に対する各要素の影響度(式 1

-0.8 -0.6 -0.4 -0.2 0.0 0.2 0.4 0.6 0.8

1991 1993 1995 1997 1999 2001 2003 2005 2007 2009 平均燃料費 発電設備容量 GDPデフレーター その他 電気料金 セント/kWh

(注)発電設備容量及びGDPデフレーターの係数の符号の推計結果が想定と逆であったことに留意

(出所)日本エネルギー経済研究所推計

参考図 53 ペンシルベニア州の産業用電気料金変化に対する各要素の影響度(式 2

-0.3 -0.2 -0.1 0.0 0.1 0.2 0.3 0.4 0.5

2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 卸価格 発電設備容量 GDPデフレーター その他 電気料金 セント/kWh

(注)卸価格及び発電設備容量の係数の符号の推計結果が想定と逆であったことに留意

(出所)日本エネルギー経済研究所推計

参考図 54 ペンシルベニア州の産業用電気料金変化に対する各要素の影響度(式 3

-0.8 -0.6 -0.4 -0.2 0.0 0.2 0.4 0.6 0.8 1.0

1991 1993 1995 1997 1999 2001 2003 2005 2007 2009 平均燃料費 発電設備容量 金利 GDPデフレーター その他 電気料金 セント/kWh

(注)卸価格、発電設備容量及び金利の係数の符号の推計結果が想定と逆であったことに留意

(出所)日本エネルギー経済研究所推計

-0.4 -0.3 -0.2 -0.1 0.0 0.1 0.2 0.3 0.4 0.5 0.6

2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008 2009 2010 卸価格 発電設備容量 金利 GDPデフレーター その他 電気料金 セント/kWh

(注)卸価格、発電設備容量及び金利の係数の符号の推計結果が想定と逆であったことに留意

(出所)日本エネルギー経済研究所推計

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