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米国の産業用電気料金変化に対する各要素の影響度(式 2)

第 8 章 日本

参考図 31 米国の産業用電気料金変化に対する各要素の影響度(式 2)

-0.60 -0.40 -0.20 0.00 0.20 0.40 0.60 0.80 1.00

1991 1993 1995 1997 1999 2001 2003 2005 2007 2009

平均燃料費 設備率

金利 GDPデフレーター

その他 電気料金

セント/kWh

(出所)日本エネルギー経済研究所推計

参考表 11 米国の電気料金回帰分析結果

係数 標準誤差 t 係数 標準誤差 t 係数 標準誤差 t 係数 標準誤差 t

切片 -2.38 2.89 -0.82切片 -9.68 5.85 -1.65切片 -2.75 1.65 -1.66切片 -7.08 3.34 -2.12

平均燃料費 0.25 0.52 0.48平均燃料費 -0.44 0.70 -0.63平均燃料費 0.53 0.30 1.77平均燃料費 0.12 0.40 0.30 設備率 2.97 1.75 1.69設備率 6.05 2.75 2.20設備率 2.95 1.00 2.94設備率 4.78 1.57 3.04 GDPデフレーター 0.08 0.02 3.80金利 0.15 0.10 1.42GDPデフレーター 0.04 0.01 3.09金利 0.09 0.06 1.48

GDPデフレーター 0.12 0.03 3.49 GDPデフレーター 0.06 0.02 3.10

重相関 R 0.94 重相関R 0.94 重相関R 0.96 重相関R 0.96

重決定 R2 0.88 重決定R2 0.89 重決定R2 0.91 重決定R2 0.92

補正 R2 0.86 補正R2 0.86 補正R2 0.90 補正R2 0.90

標準誤差 0.46 標準誤差 0.45 標準誤差 0.27 標準誤差 0.26

観測数 21 観測数 21 観測数 21 観測数 21

係数 標準誤差 t 係数 標準誤差 t 係数 標準誤差 t 係数 標準誤差 t

切片 5.94 2.49 2.39切片 9.11 2.96 3.08切片 1.12 1.31 0.86切片 2.44 1.61 1.52 平均燃料費 2.06 0.29 7.22平均燃料費 1.89 0.29 6.57平均燃料費 1.37 0.15 9.14平均燃料費 1.30 0.16 8.32

設備率 -0.17 2.05 -0.08金利 -1.67 2.11 -0.79設備率 1.49 1.08 1.39金利 0.87 1.15 0.76

設備率 -0.14 0.08 -1.77 設備率 -0.06 0.04 -1.36

重相関 R 0.88 重相関R 0.90 重相関R 0.93 重相関R 0.94

重決定 R2 0.77 重決定R2 0.81 重決定R2 0.86 重決定R2 0.88

補正 R2 0.75 補正R2 0.78 補正R2 0.85 補正R2 0.86

標準誤差 0.61 標準誤差 0.58 標準誤差 0.32 標準誤差 0.32

観測数 21 観測数 21 観測数 21 観測数 21

係数 標準誤差 t 係数 標準誤差 t 係数 標準誤差 t 係数 標準誤差 t

切片 2.14 1.17 1.83切片 2.70 1.74 1.55切片 1.74 0.76 2.29切片 2.70 1.10 2.47 平均燃料費 0.76 0.45 1.69平均燃料費 0.80 0.47 1.71平均燃料費 1.04 0.29 3.54平均燃料費 1.10 0.29 3.74 GDPデフレーター 0.06 0.02 3.24金利 -0.03 0.07 -0.44GDPデフレーター 0.02 0.01 1.62金利 -0.05 0.04 -1.21

GDPデフレーター 0.06 0.02 2.62 GDPデフレーター 0.01 0.01 0.90

重相関 R 0.94 重相関R 0.93 重相関R 0.93 重相関R 0.94

重決定 R2 0.89 重決定R2 0.86 重決定R2 0.87 重決定R2 0.88

補正 R2 0.86 補正R2 0.83 補正R2 0.85 補正R2 0.86

標準誤差 0.45 標準誤差 0.50 標準誤差 0.32 標準誤差 0.31

観測数 21 観測数 21 観測数 21 観測数 21

:係数が1を上回るもの(平均燃料費又は卸価格)

:符号が逆になっているもの

家庭用電気料金 産業用電気料金

変数(平均燃料費、GDPデフ レーター)

変数(卸価格、金利、GDPデ フレーター)

変数(平均燃料費、設備率) 変数(卸価格、設備率、金利)

変数(平均燃料費、設備率、

GDPデフレーター)

変数(平均燃料費、設備 率、金利、GDPデフレー 変数(平均燃料費、設備率、

GDPデフレーター)

変数(平均燃料費、設備率)

変数(平均燃料費、GDPデフ レーター)

変数(平均燃料費、設備率、

金利、GDPデフレーター)

変数(卸価格、設備率、金利)

変数(卸価格、金利、GDPデフ レーター)

3.8. ニューヨーク州 3.8.1. 家庭用電気料金

家庭用電気料金が、平均燃料費、電気事業設備の過剰度合いを見る変数としての設備率、資金調達に影響 する金利、操業費等へ影響を与える物価水準の変化を見る変数としてのGDPデフレーターというパラメー タに対して、どういう影響を受けるかという検証を行った。分析の対象とする電気料金は税抜きの料金を対 象とした。

推計のための関数としては、以下の式1という形式を想定して回帰分析を行った。また、卸電力市場のス ポット価格を平均燃料費の代わりに卸価格を変数として式2の形式で回帰分析を行った。また、式1に金利 のパラメータを追加した式3、式2に金利のパラメータを追加した式4の形式で回帰分析を行った。

家庭用電気料金=a+b1平均燃料費+b2設備率+b3GDPデフレーター・・・・・・・・・・・・・・・(式1)

家庭用電気料金=a+b1スポット価格+b2設備率+b3GDPデフレーター・・・・・・・・・・・・・(式2)

家庭用電気料金=a+b1平均燃料費+b2設備率+b3金利+b4GDPデフレーター・・・・・・・・・・・(式3)

家庭用電気料金=a+b1スポット価格+b2設備率+b3金利+b4GDPデフレーター・・・・・・・・・・(式4)

但し、回帰分析の結果、符合が逆になるケースや相関が低いケースもあることから、設備率及びGDPデ フレーターを除いた形でもそれぞれについて回帰分析を行った。回帰分析の結果は参考表12・参考表13に 整理した。

式1の回帰式では、平均燃料費の係数が0.07~2.45と平均燃料費と家庭用電気料金の関係はパラメータの 選択により変動している。一方で式2の回帰式では、卸価格の係数が0.07~0.47となり非常に低い感応度と なった。式3の回帰式では、平均燃料費の係数が-0.17~2.22 と平均燃料費と家庭用電気料金の関係はパラ メータの選択により変動している。式4の回帰式では、卸価格の係数が0.004~0.59となり非常に低い感応 度となった。参考図32が式1のケース、参考図33が式2のケース、参考図34が式3のケースそして参考 図35が式4のケースで前年からの電気料金変化額に対して、各パラメータの影響度をグラフ化したもので あるが、電気料金の変化に対して平均燃料費及び卸価格の関係性は低いと考えられる。

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