に関係する施設が直接的に同定されることを排除するために、効果的な検証と両 立する限りにおいて最大限に、暗号システム及びこれに付随する保管の適用を受 けねばならない。
秘密情報の特別な取扱い手順
文書整理及び記録保存
秘密情報の内部経路及び書類整理が登録されることを確保するため、文書整理 4.6
、 、
及び記録保存の手順が 事務局長が定めた管理規程に従い事務局により確立され 指定された秘密保護部局により監督されねばならない。これらの手順は、かかる 秘密情報の、締約国代表者を含めた事務局内外の個人、機関又は団体への伝達を すべて記録しなければならない。
すべての秘密情報は、それにアクセスした各職員及びアクセスの日時を記録す 4.7
OPCW る方法で 保存され内部において配布されねばならない 事務局はまた、 。 、「
高度保護」情報の継続的監視を確保し、そのような情報を保有したことのある又 は現在保有している者を特定するため、追加的な記録保存手順を確立しなければ ならない。
秘密情報の複写
情報を複写することは、当該情報に対する別のアクセスの潜在性又は可能性を 4.8
生み出す方法での複写を含む。秘密情報を複写する際は、作成される写しの数は 最小限とし、許可されたアクセス範囲及び爾後伝達に対応したものでなければな らない。情報の複写に責任を有する職員は、複写された文書のすべての写しに適 切なマークが明瞭に付されることを確保しなければならない。
「 高度保護」情報は、その情報を複写する職員以外の、権限を有する
4.9 OPCW
上級職員の登録された承諾を得た後にのみ、又は特定の服務規定に関連してのみ 複写されることができる。かかる承諾には、複写は他の職員の監督の下で実施さ れねばならないと明記することができる。作成された写しの数は記録され、各写 しには番号が付されねばならない。写しは許可された受理者に配布され、この送 達は記録されねばならない。いかなる余剰の写し又は最早使用されない写しも文 書整理係に返却されねばならず、文書整理係はこれらを整理保管するか破棄し、
この活動を記録しなければならない。
秘密保護附属書第 項 に従い締約国に提供される情報であって秘密である
4.10 2 (b)
ものは、締約国の要請に従い及び事務局長が定めた管理規程に従い、定期的に複 写され提供されねばならない 「。 OPCW保護」及び「OPCW高度保護」情報の場 合は、作成された写しの数及び各写しの受領者についての記録が保持されねばな らない。
秘密情報の処分及び破棄
事務局が確実に秘密情報を含む資料を安全に処分し及び破棄するための取扱い 4.11
手順が、事務局長が定める管理規程において確立されねばならない。これらの手 順は次の事項を含まねばならない:
− すべての媒体類型の破棄又は処分の技術的方法;
− 破棄又は処分された資料の登録;
− 破棄及び処分中の立会い手順;及び
− 締約国により提供された高度に分類された資料についての報告要件 秘密情報の伝達
事務局への及び事務局からの文書写し及び電子書式による秘密情報の伝達は、
4.12
情報の秘密の程度に従って行われねばならず、事務局長が定めた管理規程に記載 された厳格な手順に拘束されねばならない。これらの手順は、次の事項を含まね ばならない:
− 秘密情報の、安全な郵送又は人手による伝達、及び人手による安全な運搬 のための指針;及び
− 安全な電話、ファクシミリ及び他の通信体系による伝達についての手続。
これらの規則は、伝達される各秘密情報のために次のことを確保しなければな 4.13
らない:
− 当該情報が、その意図された目的地において受領されること;
− 許可を受けた使用者のみが伝達された情報にアクセスすること;及び
− 伝達内容の受理者が、送信者が許可を受けた者であることを確認すること ができること。
事務局長が定めた管理規程は、情報管理システムのために確立された安全な通 4.14
信体系の基準を記述し、これは、査察手引書の中で適用される。
秘密情報の保護
秘密情報を使用する職員又はその保護に責任を有する職員及びその他の許可を 4.15
受けた職員は、無許可の者による当該情報への故意又は偶然のアクセスを防ぐた め、あらゆる予防措置を講じなければならない。これは最低限、秘密情報の取扱 い及び保護並びに伝達中の継続した保護の確保のためにOPCW内で定められた すべての手続に従うこと及び基準を満たすことを含む。
秘密情報は、これが、かかる情報に対しアクセスする許可を得ていない者に暴 4.16
露され又はアクセスが可能となるような仕方で、使用され又は放置されてはなら ない。指定された秘密保護部局は、秘密情報が事務局職員により適切に取り扱わ れることを確保するための手続を定め、事務局長は、これらの手続が完全に履行 9 されること いかなる違反も発見され及び報告されること 並びにこの綱領の第、 、 部に従い適切な懲戒的な制裁が課されることを確保しなければならない。
物理的保護及び保管
事務局長は管理規程において、執務室、実験施設、情報保管区域、電算媒体及 4.17
び秘密と分類された視聴覚器材のための物理的な安全措置を定め、事務局内の物 理的保管施設(安全区域の鍵及び保護、文書整理棚並びに封印容器を含む)のた めの基準を定めなければならない。これらの措置は、OPCWの建物及びその他 の場所へのアクセスを制限するための手続、並びに勤務時間中及び勤務時間後の 訪問者及び職員の存在を登録するための手順を含まねばならない。この手順は、
の建物及びその他の場所における特に秘密性を有する区域(例えば、秘 OPCW
密情報保管区域、申告及び査察報告書の処理及び確認作業を行う執務空間、操作 室並びにOPCW 実験施設)のための特別なアクセス措置を含まねばならない。
秘密情報は、 の構内で確実に保管されねばならない。資料又は文書の
4.18 OPCW
一部は、締約国の国内当局に保管することもできる。特定の施設の査察のために のみ必要となる機微に係る情報(特に、写真、図面その他の文書)については、
、 ( )。
当該施設において施錠の上 保管することができる 秘密保護附属書第2項(e)
実施可能な範囲内で、締約国国内当局又は被査察施設における 秘密情
4.19 OPCW
報の保管は、事務局が適用する最低限の基準に従わねばならない。
秘密情報のOPCW 構内からの移動
、 、 、
4.20 秘密情報の OPCW構内からの移送 被査察事業所とOPCWとの間での移送 及びOPCWと締約国代表者との間での移送について規定する取扱い手順が、事 務局長が定める管理規程において確立されねばならない。そのようないかなる移 動も、条約実施に関係する目的でのみ、及び、許可された職務の遂行に必要とな る最低限度でのみ行われねばならない。
秘密情報の紛失
( 、 、 、
4.21 OPCW秘密情報の紛失 査察員 事務局職員 又は締約国代表者による紛失 及び移送中の紛失を含む)の発生又は疑惑について規定する手順が、事務局長が 定める管理規程において定められねばならない。かかる手順は、報告、調査、及 び関係する締約国との協議を含まねばならない。紛失又は紛失疑惑は、秘密の侵 害の可能性を有するため、秘密の侵害又は侵害疑惑を処理する手順が実施されね ばならない。