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取扱い及び伝達についての原則 3

ドキュメント内 Taro9-111化兵条約法令集(和文) (ページ 103-106)

秘密情報の伝達

秘密情報の伝達は、 による情報の公表手順と区別されねばならない。

3.1 OPCW

一般的な用語として 秘密情報の伝達とは 許可を受けて秘密情報を、 、 OPCW(そ の下部組織すべてを含む)内で開示すること、及び、秘密情報の開示が特定の職 務にとり必要不可欠であり、当該開示が締約国への情報提供に関する条約規定に 従ったものである場合において、締約国政府(条約実施に関するところの、政府 機関及び締約国内で権限を有する団体又は個人を含む)に対し開示することをい う。OPCWによる情報の「公表」 、この手順、及びこの詳細な適用範囲につい6 ては、この綱領の第7部に規定されている。

6 情 報 の 「 公 表 」 と は 、OPCWそ れ 自 体 ( そ の 構 成 要 素 す べ て を 含 む ) 以 外 へ の 及 び 締 約 国 政 府 以 外 ( 具 体 的 に は 、 条 約 実 施 に 関 す る と こ ろ の 、 政 府 機 関 及 び 締 約 国 内 で 権 限 を 有 す る 団 体 又 は 個 人 ( こ の 綱 領 の 第 7部 第1.1 項 ) 以 外 ) へ の 、 承 認 さ れ た 情 報 開 示 を い う 。

秘密情報の取得、収集及び創出

による秘密情報の最初の取得、収集又は創出から、その伝達中の爾後 3.2 OPCW

のすべての活動に至るまで、特別な取扱い及び保護の手順が継続して適用されね ばならない。秘密であるかもしれない情報 は、幾つかの方法で7 OPCWにより

取得、収集及び創出される:

7 こ の 綱 領 の 第 3部 に 定 義 さ れ て い る 。

情報は、次のように締約国から に提供される:

(a) OPCW

− 条約により規定された申告義務及び報告要求に従って;

− 第9 条に規定されたような、条約により確立された正式な手順の過 程において;及び

− 条約実施に直接関係のある他の情報の伝達の際に;

締約国における条約実施に直接関係のある他の情報は、当該締約国から事 (b)

務局に伝達され得る;

情報は、第 条に規定されたような、条約により確立された正式な手続

(c) 9

の過程において、締約国の代表者から事務局又はOPCWの他の機関に伝達 され得る;

情報は、現地査察の過程において査察団により取得又は収集され得る;

(d)

情報は、他の情報の合成又はその他の加工を通して、例えば試料分析又は (e)

査察報告書作成過程において、事務局職員により創出される。創出された情 報は、最初に締約国が提供した情報に加筆したもの若しくはこれを複製した ものかもしれず、又は事務局内の情報を使用しただけのものかもしれない。

情報の合成又は分析の実施が、元の源泉よりも高度の機微性を有する秘密情 報を生み出すかもしれない。

情報がこれら源泉から により受理された時に、これを適切に保護し取

3.3 OPCW

り扱う特別な義務が発生する。特に、情報の最初の受領者又は作成者は、秘密内 容が明確に決定されること、及び、必要に応じ指定された秘密保護関係部局と協 議の上正確な分類が適用されることを確保する義務を負う。事務局職員により作 成又は合成された秘密情報及び締約国に起源を発する秘密情報に加筆した秘密情

、 、 。 、

報は 原則として 最低限締約国が指定した分類を保持せねばならない ただし 情報発生源たる締約国の合意を得て情報の秘密の程度が減じられた場合、又は、

秘密の程度がより高いものとして決定された場合を除く。この原則からのいかな る逸脱も、指定された秘密保護部局において事務局長の代理者の確認を受けねば ならない。

秘密情報を含む事務局内で創出された情報(分析又はその他の報告、政策に関 3.4

する文書、概要図、書簡、備忘録等)は、その秘密性に従い、少なくとも当該情 報の出所たる又は当該情報を合成する際に使用される原始資料中最も秘密性の高 い分類と同程度に、情報発生源たる者によりまず分類され、そのように貼紙が付 されねばならない。秘密の程度がその後原始資料のそれより高くなった場合は、

より高い水準の分類が適用されねばならない。

秘密として指定された情報を含む情報であって、締約国から に手交さ

3.5 OPCW

、 。 、

れたものは 当該締約国の公式の代表者により提供されねばならない 事務局は 受理及び当該情報の公式の起源を記録するための登録手続を確立しこれに従うも のとする。

締約国が事務局に提供した情報の分類は、大半の場合、当該締約国が分類の権 3.6

限を有する主たる者であることに鑑み、既に当該締約国により明示されている。

分類する際に締約国は、秘密の程度、及び、この綱領の第 部の各分類区分に5 対して定められた対応する基準を考慮に入れねばならない。もし締約国が事務局 に対し、秘密の程度を示さないで秘密と思われる情報を提供したなら、この綱領 の第5部の第2.2項に規定されるように、暫定的な分類区分が適用されねばなら ない。

査察地点特有の観察結果の収集又は試料採取のように、現地査察期間中に情報 3.7

が収集される際には、OPCWに対する最初の開示の際に情報を保護し適切に取 り扱うという包括的義務は特に重要である。査察期間中の秘密情報の取扱い及び 保護のための特別な原則は、この部の第6項にしかるべく記述されている。

秘密情報保護のための取扱い手順 取扱い及び保護に関する一般指針

個人は、情報の安全及びその環境を管理する立場にない場合は、いかなる状況 3.8

においても秘密事項を議論し又は開示してはならない。事務局長は管理規程の中 で、会話中の又は通信媒体を通しての無許可のアクセス及び開示を防ぐための特 別な手続を確立しなければならない。これは、情報の秘密の程度に連動した、当 該情報の分類に示された物理的又は他の保護的措置と同程度のものとなるように する。秘密情報伝達のため、許可を受けて通信媒体を実際に使用するのは、明確 な実務上の必要がある場合に限定されねばならない。

無許可のアクセスを排除する義務を条件として、事務局職員は秘密情報を次の 3.9

者に開示し、又は次の者と秘密情報について議論することができる:

確立された「知る必要」を有する、許可を受けた事務局職員;

(a)

この部の第 項及び第 項の規定によりアクセスが与えられた、常

(b) 2.12 2.13

勤職員でない人。例えば、個々の守秘契約に拘束された、許可を受けた専門 家又は許可を受けた指定実験施設の職員;このような場合、開示された情報 の量は、最小限に抑えられねばならないが、同時に当該アクセス供与に係る 業務を容易ならしめるに十分なものとすべきである;及び

許可を受けた締約国代表者であって、情報が当該締約国に関係するもの、

(c)

条約規定により明示的に確立されたようにかかる開示に対し明確な資格を有 するもの、又は他の何らかの許可を受けかつ「知る必要」を確実に有するも の。

次に示す各物理的媒体に含まれる秘密情報が、その取扱い及び保存操作の全期 3.10

間中に保護されることを確保するため、事務局長は次の各類型のための詳細な実 務上の取扱い手順を記述した管理規程を定め、指定された秘密保護部局がこの実 施を監督しなければならない:

− 文書(紙及び紙ファイルを含む ;)

− 電算器材;

− 視聴覚器材;及び

− 試料。

これらの管理規程は、この文書において確立されたすべての原則が満たされる ことを確保するための実践的な手順を確立することを目的とする。

査察を受けた又は申告された施設に明確に関係する秘密情報については、それ 3.11

に関係する施設が直接的に同定されることを排除するために、効果的な検証と両 立する限りにおいて最大限に、暗号システム及びこれに付随する保管の適用を受 けねばならない。

秘密情報の特別な取扱い手順

ドキュメント内 Taro9-111化兵条約法令集(和文) (ページ 103-106)