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8-8 算数文章題指導をおこなった4つの解決過程において、援助なく解答可能 であった者、注意促しや選択肢提示の援助を必要とした者、直接教示が 必要であった者の人数・該当者率(%)

援助水準 問題理解 プラン立案 実行 評価 援助なし

(自発的に解答)

7

(28%)

0

(0%)

21

(84%)

2

(8%)

注意喚起・促し 選択肢を提示

14

56

%)

16

64

%)

4

16

%)

23

92

%)

直接教示

(直接、解答を教える)

4

(16%)

9

(36%)

0

(0%)

0

(0%)

8-7算数文章題指導をおこなった 4つの解決過程において、援助なく解答可能 であった者、注意促しや選択肢提示の援助を必要とした者、直接教示が 必要であった者の該当者率(%)

0 20 40 60 80 100

問題理解 プラン立案 実行 評価

援助なし 注意促し・選択肢提示 直接教示

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3.(A)、(B)、(C)タイプの 5年生時の指導前と指導後および6年時の解決

正期産低出生体重児との比較(研究4)から分かれた(

A)、

(B)、(C)タイ プ別に、

5

年生時事前テスト、5年生時事後テスト、6年生時テストにおける問 題理解過程の立式情報正答者数および正答者率、プラン立案過程の立式正答者 と情報の関係性を把握した立式説明者の数および出現者率、評価過程の正しい 評価の選択者数および選択者率を表

8-9

に示した。

(1)A タイプ(6名)

3年生時から文章題正答した

A

タイプは、高学年まで安定した解決であり、

情報の関係性を把握した立式をおこなっていたことが示された。5 年事前・事 後テストに立式情報無回答者が

1

名いた。この

1

名は「この問題は、やったこ とあるから簡単」と言い解答し始め、即時に問題タイプを特定できていた。問 題文の細部に注意を向けなくても解けると判断し、解決に向かったと考えられ た。

(2)B タイプ(14名)

5年時の援助(指導)で問題文に下線を引くといった情報抽出への手がかり が有効であったのは、

B

タイプに顕著で、立式情報を抽出が可能であった者は、

5

年事前テスト

5

名(36%)から、5年事後テストでは倍の

10

名(71%)へ増 加した。しかし、この

5

年事後テストでは、情報の関係性を把握した立式をお こなった者は

2

名で、ほとんどの者が、数値の大小関係を手がかりにした立式 にとどまったと考えられた。立式における数直線図提示の援助でも、自発的な 図の利用がなかったため、全体と部分にあたる数値を数直線上に視覚提示(選 択肢提示)する必要があった。こうした全体にあたる大きい数値、部分にあた る小さい数値の視覚的手がかりで

2

数値の関係を捉えるのみで、全体と部分の 可逆的関係(岡本,2015)を理解する様子はみられなかった。6年テストでも 情報の関係性を捉えた立式説明者は

1

名増加したのみであり、評価過程で正し い評価ができた者も

5

年事後テストより少なかった。

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(3)C タイプ(5名)

5

年事前テストと事後テストで立式情報を回答した者が

1

名いたが、異なる 対象児であり、2 名とも

6

年テストでは立式情報の抽出はできなかった。問題 理解過程での情報抽出は不安定であり、下線を引くといった注意維持の援助効 果は顕著に認められなかった。

5

年事後テストで立式正答者が

2

名出現したが、「今やった(指導)のと同じ 引き算(を使用した)」という言及から、直後に解いた問題で使用した減算を単 に用いたことが示唆された。Cタイプの

5

名は共通して、指導時に数直線図を 提示しても問題文の数値を捉えられず、さらに、数直線図に問題文の

2

数値に 該当する箇所を提示する援助を付加しても理解できなかった。そのため、該当 箇所を一つずつ指し示す必要があり、数直線図よりも具体的な手がかりが必要 となると考えられた。C タイプは、6 年テストで文章題に正答できる者はいな かった。

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8-9 各タイプにおける問題理解過程の立式情報正答者数(率)、プラン立案過程の 立式正答者・情報の関係性を把握した立式説明者数(率)、評価過程の正しい 評価選択者(率)

(1)Aタイプ(6 名)

A

問題理解

立式情報抽出

プラン立案

立式正答 情報の関係性把握

評価

5 事前テスト 5名(83%) 6名(100%) 6名(100%) 5名(83%)

事後テスト 5名(83%) 6名(100%) 6名(100%) 6名(100%)

6年テスト 6名(100%) 6名(100%) 6名(100%) 6名(100%)

(2)Bタイプ(14名)

B

問題理解

立式情報抽出

プラン立案

立式正答 情報の関係性把握

評価

5 事前テスト 5名(36%) 12名(86%) 0名(0%) 3名(21%)

事後テスト 10名(71%) 13名(93%) 2名(14%) 10名(71%)

6年テスト 8名(57%) 9名(64%) 3名(21%) 6名(43%)

(3)Cタイプ(5 名)

C

問題理解

立式情報抽出

プラン立案

立式正答 情報の関係性把握

評価

5 事前テスト 1名(20%) 0名(0%) 0名(0%) 1名(20%)

事後テスト 1名(20%) 2名(40%) 0名(0%) 1名(20%)

6年テスト 0名(0%) 0名(0%) 0名(0%) 1名(20%)

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