6. 直接管理
6.3. データの復元
6.3.6. 復元先の選択
選択したデータを復元する復元先を指定します。
6.3.6.1. ディスク
使用できるディスクの復元先は、コンピュータで動作しているエージェントによって異なり ます。
復元先:
物理コンピュータ
Copyright © Acronis, Inc., 2000-2009 165 Acronis Backup & Recovery 10 エージェント for Windows(またはエージェント for Linux)が インストールされている場合に使用できます。
選択したディスクは、コンソールが接続されているコンピュータの物理ディスクに復 元されます。これを選択した場合は、次に示す通常のディスク マッピングの手順に進 みます。
新しい仮想コンピュータ『ページ参照 169』
Acronis Backup & Recovery 10 エージェント for Windows がインストールされている場合 選択したディスクは、VMware Workstation、Microsoft Virtual PC、Parallels Workstation、
または Citrix XenServer Virtual Appliance のいずれかの種類の新しい仮想コンピュータ に復元されます。仮想コンピュータのファイルは、指定した復元先に保存されます。
Acronis Backup & Recovery 10 エージェント for Hyper‐V(またはエージェント for ESX/ESXi) がインストールされている場合
これらのエージェントによって、指定した仮想サーバー上に新しい仮想コンピュータ を作成できます。
新しい仮想コンピュータは自動的に構成され、ソース コンピュータの構成が可能な範 囲でコピーされます。構成内容は、[仮想コンピュータの設定]『ページ参照 170』 セクションに表示されます。設定を確認し、必要に応じて変更します。
その後、次に示す通常のディスク マッピングの手順に進みます。
既存の仮想コンピュータ
Acronis Backup & Recovery 10 エージェント for Hyper‐V(またはエージェント for ESX/ESXi) がインストールされている場合に使用できます。
これを選択した場合は、仮想サーバーとターゲット仮想コンピュータを指定します。
その後、次に示す通常のディスク マッピングの手順に進みます。
復元先のコンピュータは、復元前に電源が自動的にオフになることに注意してください。手動で電 源をオフにする場合は、VM 電源管理オプションを変更します。
ディスク番号:
[ディスク番号(モデル)]『ページ参照 167』
各ソース ディスクに対して、復元先ディスクを選択します。
[NT シグネチャ]『ページ参照 166』
復元するディスクのシグネチャの処理方法を選択します。ディスクのシグネチャは、
Windows および Linux カーネル バージョン 2.6 以降によって使用されます。
復元先ディスク
復元先のディスクを指定する手順は、次のとおりです。
1. 選択したディスクの復元先となるディスクを選択します。復元先のディスク領域には、少 なくとも圧縮されていないイメージ データと同じサイズが必要です。
2. [OK]をクリックします。
166 Copyright © Acronis, Inc., 2000-2009 復元先のディスクに保存されているすべてのデータは、バックアップ データで置き換えられるため、
復元先に存在するバックアップされていない必要なデータに注意してください。
NT シグネチャ
ディスク バックアップと共に MBR を選択する場合、ターゲット ディスク ボリュームでも オペレーティング システムが起動できるように保つ必要があります。オペレーティング シ ステムが、MBR ディスク レコードに保持されたディスク NT シグネチャと一致するシステ ム ボリューム情報(ボリュームのドライブ文字など)を持つ必要があります。ただし、オペレー ティング システムのもとでは、2 つのディスクが同じ NT シグネチャを持つと正しく機能で きません。
コンピュータにシステム ボリュームを構成しているディスクが 2 つあり、同じ NT シグネチャを 持っている場合、起動時に最初のディスクからオペレーティング システムが実行され、2 番目のディ スクで同じシグネチャが検出されます。その際に、自動的に新しい一意の NT シグネチャが生成され、
2 番目のディスクにはそのシグネチャが割り当てられます。その結果、2 番目のディスク上のすべての ボリュームはそのドライブ文字を失います。ドライブ文字がないため、そのディスクに対するパスはす べて無効となり、プログラムからそのディスク上のファイルは見えなくなります。そのディスク上のオ ペレーティング システムは起動できなくなります。
ターゲット
ディスク
ボリュームでシステムを起動できるように保つには、次のいずれ かを選択します。
• [新規作成]
ターゲット ハード ディスク ドライブに対して、新しい NT シグネチャが生成されます。
• [バックアップから復元]
ターゲット ハード ディスクの NT シグネチャは、ディスク バックアップにあるシグネ チャで置き換えられます。
次のような理由により、ディスクのシグネチャの復元が必要になります。
o Acronis Backup & Recovery 10 は、ソース ハード ディスクのシグネチャを使用してタ スク スケジュールを作成します。同じディスク シグネチャを復元する場合は、前に 作成されたタスクを再作成または編集する必要はありません。
o 一部のインストール済みのアプリケーションは、ライセンス管理およびその他の目的 のためにディスク シグネチャを使用します。
o 復元されるディスク上のすべての Windows 復元ポイントを保持できるようにします。
o Windows Vista の「以前のバージョン」の機能が使用する VSS スナップショットを復
元します。
• [既存のものを保持]
ターゲット ハード ディスクの既存の NT シグネチャがそのまま残ります。
6.3.6.2. ボリューム
使用できるボリュームの復元先は、コンピュータで動作しているエージェントによって異な ります。
復元先:
物理コンピュータ
Copyright © Acronis, Inc., 2000-2009 167 Acronis Backup & Recovery 10 エージェント for Windows(またはエージェント for Linux)が インストールされている場合に使用できます。
選択したボリュームは、コンソールが接続されているコンピュータの物理ディスクに 復元されます。これを選択した場合は、次に示す通常のボリューム マッピングの手順 に進みます。
新しい仮想コンピュータ『ページ参照 169』
Acronis Backup & Recovery 10 エージェント for Windows がインストールされている場合 選 択 し た ボ リ ュ ー ム は 、VMware Workstation、Microsoft Virtual PC、Parallels Workstation、または Citrix XenServer Virtual Appliance のいずれかの種類の新しい仮想 コンピュータに復元されます。仮想コンピュータのファイルは、指定した復元先に保 存されます。
Acronis Backup & Recovery 10 エージェント for Hyper‐V(またはエージェント for ESX/ESXi) がインストールされている場合
これらのエージェントによって、指定した仮想サーバー上に新しい仮想コンピュータ を作成できます。
新しい仮想コンピュータは自動的に構成され、ソース コンピュータの構成が可能な範 囲でコピーされます。構成内容は、[仮想コンピュータの設定]『ページ参照 170』
セクションに表示されます。設定を確認し、必要に応じて変更します。
その後、次に示す通常のボリューム マッピングの手順に進みます。
既存の仮想コンピュータ
Acronis Backup & Recovery 10 エージェント for Hyper‐V(またはエージェント for ESX/ESXi) がインストールされている場合に使用できます。
これを選択した場合は、仮想サーバーとターゲット仮想コンピュータを指定します。
その後、次に示す通常のボリューム マッピングの手順に進みます。
復元先のコンピュータは、復元前に電源が自動的にオフになることに注意してください。手動で電 源をオフにする場合は、VM 電源管理オプションを変更します。
[ボリューム] [ドライブ文字]:
[ディスク番号/ボリューム]『ページ参照 167』
それぞれのソース ボリュームを復元先ディスクのボリュームまたは未割り当て領域に連 続してマップします。
[サイズ]『ページ参照 168』
(オプション)復元するボリュームのサイズ、場所、およびその他のプロパティを変更します。
ボリュームの復元先
復元先のボリュームを指定する手順は、次のとおりです。
1. 選択したボリュームを復元するボリュームまたは未割り当て領域を選択します。復元先の ボリューム/未割り当て領域には、少なくとも圧縮されていないイメージ データと同じサ イズが必要です。
2. [OK]をクリックします。
168 Copyright © Acronis, Inc., 2000-2009 復元先のボリュームに保存されているすべてのデータは、バックアップ データで置き換えられるため、
復元先に存在するバックアップされていない必要なデータに注意してください。
ブータブル メディアを使用する場合
Windows スタイルのブータブル メディアで表示されるディスクのドライブ文字が Windows
で識別されるドライブと異なることがあります。たとえば、レスキュー ユーティリティでの D: ドライブが、Windows の E: ドライブに対応することがあります。
ご注意ください。安全のために、各ボリュームに一意の名前を割り当てておくことをお勧めします。
Linux スタイルのブータブル メディアでは、ローカル ディスクとボリュームがマウントされ
ていない状態(sda1、sda2...)で表示されます。
ボリュームのプロパティ
サイズと位置の変更
ボリュームをベーシック MBR ディスクに復元する場合は、ボリュームまたはボリュームの 境界をマウスでドラッグするか、該当するフィールドに対応する値を入力すると、ボリュー ムのサイズや位置を変更できます。この機能を使用すると、復元されるボリューム間でハー ド ディスク領域を再配分することができます。この場合、縮小するボリュームを最初に復元 する必要があります。
プロパティ
[種類]
ベーシック MBR ディスクには、最大 4 つまでのプライマリ ボリュームまたは最大 3 つま でのプライマリ ボリュームと複数の論理ドライブを含めることができます。デフォルトでは、
元のボリュームの種類が選択されます。この設定は、必要に応じて変更できます。
• [プライマリ] ‐ プライマリ ボリュームに関する情報は、MBR パーティション テーブ ルに含まれています。ほとんどのオペレーティング システムは、最初のハード ディスク のプライマリ ボリュームからのみ起動が可能ですが、プライマリ ボリュームの数には制 限があります。
ベーシック MBR ディスクにシステム ボリュームを復元する場合は、[アクティブ]
チェックボックスをオンにします。アクティブなボリュームは、オペレーティング シス テムの読み込みに使用されます。オペレーティング システムがインストールされていな いボリュームに対して[アクティブ]を選択すると、コンピュータが起動できなります。
論理ドライブまたはダイナミック ボリュームをアクティブに設定することはできません。
• [論理] ‐ 論理ボリュームに関する情報は、MBR ではなく拡張パーティション テーブル にあります。単一のディスク上の論理ボリュームの数に制限はありません。論理ボリュー ムをアクティブに設定することはできません。独自のボリュームとオペレーティング シ ステムを含むシステム ボリュームを別のハード ディスクに復元する場合は、一般にデー タのみが必要になります。この場合は、ボリュームを論理ボリュームとして復元すること で、データのみにアクセスします。