3. オプション
3.3. デフォルトのバックアップおよび復元オプション
3.3.1. デフォルトのバックアップ オプション
Copyright © Acronis, Inc., 2000-2009 57 3. [詳細]をクリックします。
4. [簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)]チェックボックスをオンにします。
5. [OK]をクリックします。
オペレーティング システムのインストール ディスクにある lmmib2.dll が必要になる場合が あります。
Linux
Linux を実行するコンピュータで SNMP メッセージを受け取るには、net‐snmp(RHEL と SUSE
用)または snmpd(Debian 用)パッケージをインストールする必要があります。
SNMP は、snmpconf コマンドを使用して設定できます。デフォルトのコンフィギュレーション
ファイルは、/etc/snmp ディレクトリにあります。
• /etc/snmp/snmpd.conf ‐ Net‐SNMP SNMP エージェントのコンフィギュレーション ファイル
• /etc/snmp/snmptrapd.conf ‐ Net‐SNMP トラップ デーモンのコンフィギュレーション ファイル
58 Copyright © Acronis, Inc., 2000-2009 次の表は、使用可能なバックアップ オプションを示しています。
エージェント for Windows ブータブル メディア
(Linux ベースまたは PE ベース)
ディスク
バックアップ
ファイル バックアップ
ディスク バックアップ
ファイル バックアップ アーカイブの保護『ページ
参照 60』
(パスワードと暗号化)
+ + + +
バックアップから除外するファ
イル『ページ参照 61』 + + + +
バックアップの前後に実行する
コマンド『ページ参照 62』 + + PE のみ PE のみ データ取り込みの前後に実行す
るコマンド『ページ参照 64』
+ + ‐ ‐
マルチボリューム スナップ ショット『ページ参照 67』
+ + ‐ ‐
ファイル レベル バックアッ プのスナップショット『ページ 参照 67』
‐ + ‐ ‐
VSS の使用『ページ参照 68』 + + ‐ ‐ 圧縮レベル『ページ参照 69』 + + + +
バックアップのパフォーマンス: バックアップの優先度『ページ 参照 69』
+ + ‐ ‐
HDD 書き込み速度『ページ 参照 70』
保存先: HDD 保存先: HDD 保存先: HDD 保存先: HDD
ネットワークの接続速度『ページ
参照 70』 保存先: ネッ トワーク共有
保存先: ネッ トワーク共有
保存先: ネッ トワーク共有
保存先: ネッ トワーク共有 高速の増分/差分バックアップ
『ページ参照 74』 + ‐ + ‐
バックアップの分割『ページ
参照 75』 + + + +
ファイル レベルのセキュリティ『ページ参照 76』: アーカイブにファイルのセキュ
リティ設定を保存する
‐ + ‐ ‐
暗号化されたファイルを復号化 された状態でアーカイブに格納 する
‐ + ‐ ‐
Copyright © Acronis, Inc., 2000-2009 59 メディア コンポーネント『ペー
ジ参照 77』
保存先: リムーバブル
メディア
保存先: リムーバブル
メディア
‐ ‐
エラーの処理『ページ参照 77』: 処理中にメッセージやダイアロ グを表示しない(サイレント モード)
+ + + +
エラーが発生した場合は再試行 する
+ + + +
不良セクタを無視する + + + +
保存先の二重化『ページ
参照 78』 保存先:
ローカル
保存先:
ローカル
‐ ‐
タスクの開始条件『ページ 参照 79』
+ + ‐ ‐
タスク失敗時の処理『ページ 参照 80』
+ + ‐ ‐
テープ サポート『ページ 参照 81』
保存先: テープ ライブ
ラリ上の管理 対象の格納域
保存先: テープ ライブ
ラリ上の管理 対象の格納域
保存先: テープ ライブ
ラリ上の管理 対象の格納域
保存先: テープ ライブ
ラリ上の管理 対象の格納域
その他の設定『ページ参照 83』:
ユーザーの確認を求めることな くテープのデータを上書きする
保存先: テープ
保存先: テープ
保存先: テープ
保存先: テープ バックアップ終了後にメディア
をマウント解除する 保存先:
リムーバブル メディア
保存先:
リムーバブル メディア
保存先:
リムーバブル メディア
保存先:
リムーバブル メディア リムーバブル メディアにバッ
クアップ アーカイブを作成す る場合に、最初のメディアの 挿入を求める
保存先: リムーバブル
メディア
保存先: リムーバブル
メディア
保存先: リムーバブル
メディア
保存先: リムーバブル
メディア
作成後にバックアップをベリ
ファイする ‐ ‐ + +
アーカイブ ビットをリセット
する ‐ + ‐ +
バックアップの後に再起動する ‐ ‐ + + 統合バックアップから完全バッ
クアップを作成する
+ + + +
60 Copyright © Acronis, Inc., 2000-2009 通知:
電子メール『ページ参照 71』 + + ‐ ‐ ポップアップウィンドウ『ページ
参照 72』
+ + ‐ ‐
イベント トレース:
Windows イベント ログ『ページ
参照 73』
+ + ‐ ‐
SNMP『ページ参照 74』 + + ‐ ‐
3.3.1.1. アーカイブの保護
このオプションは、Windows と Linux オペレーティング システム、およびブータブル メ ディアで有効です。
このオプションは、ディスクレベルとファイルレベルの両方のバックアップに対して有効です。
デフォルトの設定 ‐ オフ
権限のないアクセスからアーカイブを保護する手順は、次のとおりです。
1. [アーカイブにパスワードを設定する]チェックボックスをオンにします。
2. [パスワードの入力]フィールドにパスワードを入力します。
3. [パスワードの確認入力]フィールドにパスワードを再入力します。
4. 次のいずれかを選択します。
o [暗号化しない] ‐ アーカイブはパスワードのみで保護されます。
o [AES 128] ‐ アーカイブは、128 ビットのキーの AES(Advanced Standard Encryption)ア ルゴリズムを使用して暗号化されます。
o [AES 192] ‐ アーカイブは、192 ビットのキーの AES アルゴリズムを使用して暗号
化されます。
o [AES 256] ‐ アーカイブは、256 ビットのキーの AES アルゴリズムを使用して暗号 化されます。
5. [OK]をクリックします。
AES 暗号化アルゴリズムは、暗号ブロック連鎖(CBC)モードで動作し、ランダムに生成される キーを使用します。キーの長さは 128、192、または 256 ビットからユーザーが指定できま す。キーのサイズが大きいほどアーカイブを暗号化する時間は長くなりますが、データの安 全性は高まります。
次に、暗号化キーは、パスワードの SHA‐256 ハッシュをキーとして使用して、AES‐256 で暗 号化されます。パスワード自体はディスクまたはバックアップ ファイルに保存されませんが、
パスワードのハッシュがベリファイには使用されます。この 2 段階のセキュリティにより、
バックアップ データは権限のないアクセスから保護されますが、失われたパスワードを復元 することはできません。
Copyright © Acronis, Inc., 2000-2009 61
3.3.1.2. バックアップから除外するファイル
このオプションは、Windows と Linux オペレーティング システム、およびブータブル メディ アで有効です。
このオプションは、ディスク レベルのバックアップでは、NTFS ファイル システムと FAT ファ イル システムのみで有効です。このオプションは、ファイル レベルのバックアップでは、
サポートされているすべてのファイル システムに対して有効です。
このオプションでは、バックアップ処理中にスキップして、バックアップする項目の一覧か ら除外するファイルとフォルダを定義します。
デフォルトの設定 ‐ [次の条件に一致するファイルを除外: *.tmp、*.~、*.bak]
除外するファイルおよびフォルダを指定する手順は、次のとおりです。
次のいずれかのパラメータを設定します。
• すべての隠しファイルおよびフォルダを除外
隠しファイル属性が指定されているファイルとフォルダをスキップする場合は、この チェックボックスをオンにします。フォルダが隠しファイルの場合、フォルダの内容は隠 しファイルになっていないファイルを含みすべて除外されます。
• すべてのシステム ファイルおよびフォルダを除外
システム属性が指定されているファイルとフォルダをスキップする場合は、このチェック ボックスをオンにします。フォルダにシステム属性が設定されてい場合、フォルダの内容 はシステム属性を設定されていないファイルを含みすべて除外されます。
attrib コマンドを使用してファイルまたはフォルダのファイル/フォルダ プロパティ内の属性を表示す
ることができます。詳細については、Windows の[ヘルプとサポート]をご参照ください。
• 次の条件に一致するファイルを除外
一覧内のいずれかの条件(ファイル マスクと呼ばれます)に一致するファイルをスキップす る場合は、このチェックボックスをオンにします。ファイル マスクの一覧を作成するに は、[追加]、[編集]、[削除]、および[すべて削除]ボタンを使用します。
1 つ以上のワイルドカード文字(* および ?)をファイル マスク内で使用することができ ます。
アスタリスク(*)はファイル名内の 0 個以上の文字の代用として使用します。たとえば、
ファイル マスク Doc*.txt は Doc.txt、Document.txt などの文字と一致します。
疑問符(?)はファイル名内の厳密に 1 文字の代用として使用します。たとえば、ファイル マスク Doc?.txt は Doc1.txt、Docs.txt などのファイルと一致しますが、Doc.txt、Doc11.txt などのファイルとは一致しません。
62 Copyright © Acronis, Inc., 2000-2009 除外の例
条件 例 説明
名前 File1.log File1.log という名前のすべてのファイルを除外します。
パス C:¥Finance¥test.log C:¥Finance フォルダに置かれている test.log という名
前のファイルを除外します。
マスク(*) *.log .log 拡張子の付いたすべてのファイルを除外します。
マスク(?) my???.log 5 文字で最初が「my」で始まる名前のすべての .log ファイルを除外します。
上記の設定は、明示的にバックアップ対象として選択されたファイルまたはフォルダには適用されませ ん。たとえば、MyFolder というフォルダとこのフォルダの外部にある MyFile.tmp というファイルを バックアップ対象に選択して、すべての .tmp ファイルをスキップするように選択したとします。この 場合、バックアップ処理中に MyFolder フォルダ内のすべての .tmp ファイルはスキップされますが、
MyFile.tmp ファイルはスキップされません。
3.3.1.3. バックアップ処理の前後に実行するコマンド
このオプションは、Windows と Linux オペレーティング システム、および PE ベースのブー タブル メディアで有効です。
このオプションによって、バックアップ処理の前後に自動的に実行されるコマンドを定義で きます。
次の図に、バックアップ処理の前後に実行するコマンドが実行されるタイミングを示します。
バックアップ 前に実行する コマンド
バックアップ バックアップ後 に実行するコマ
ンド
バックアップ処理の前後に実行するコマンドを使用する方法の例:
• バックアップを開始する前に、ディスクから一時ファイルを削除する
• バックアップを開始する前に、毎回サードパーティのアンチウィルス製品を実行するよう に設定する
• バックアップの終了後にアーカイブを別の場所にコピーする
「pause」などのユーザーの入力を必要とするような対話型のコマンドはサポートされません。
バックアップ処理の前後に実行するコマンドを指定する手順は、次のとおりです。
1. 次のオプションをオンにして、バックアップ処理の前後に実行するコマンドの実行を有効 にします。
o [バックアップの前に実行]
o [バックアップの後に実行]