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骨子<Ⅰ-4(1)>

第1 基本的な考え方

大病院の外来医療の機能分化を推進する観点から、紹介状なしで大病院 を受診した患者等の定額負担を徴収する責務がある医療機関の対象範囲や、

病床数 500 床以上を要件とする診療報酬について要件を見直す。

第2 具体的な内容

1.紹介状なしの大病院受診時の定額負担の見直しについて

(1) 「保険医療機関及び保険医療養担当規則」等を改正し、紹介状なし で大病院を受診した患者から定額負担を徴収する責務がある医療機関 の対象範囲について、特定機能病院及び許可病床 400 床以上の地域医 療支援病院へ拡大する。

(2) 自治体による条例制定が必要な公的医療機関については、条例を制 定するまでの期間を考慮し、6か月間の経過措置を設ける。

2.許可病床が 500 床以上であることを要件の一部としている初診料及び 外来診療料について、当該基準を 400 床に変更する。

現 行 改定案

【初診料】

[算定要件]

注2 病院である保険医療機関(特定 機能病院(医療法(昭和 23年法律 第205号)第4条の2第1項に規定 する特定機能病院をいう。以下この

【初診料】

[算定要件]

注2 病院である保険医療機関(特定 機能病院(医療法(昭和 23年法律 第205号)第4条の2第1項に規定 する特定機能病院をいう。以下この

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表において同じ。)及び許可病床(同 法の規定に基づき許可を受け、若し くは届出をし、又は承認を受けた病 床をいう。以下この表において同 じ。)の数が 500以上である地域医 療支援病院(同法第4条第1項に規 定する地域医療支援病院をいう。以 下この表において同じ。)に限る。)

であって、初診の患者に占める他の 病院又は診療所等からの文書によ る紹介があるものの割合等が低い ものにおいて、別に厚生労働大臣が 定める患者に対して初診を行った 場合には、注1の規定にかかわら ず、209点を算定する。

注3 病院である保険医療機関(許可 病床数が 500床以上である病院(特 定機能病院、地域医療支援病院及び 医療法第7条第2項第5号に規定 する一般病床に係るものの数が 200未満の病院を除く。)に限る。)

であって、初診の患者に占める他の 病院又は診療所等からの文書によ る紹介があるものの割合等が低い ものにおいて、別に厚生労働大臣が 定める患者に対して初診を行った 場合には、注1の規定にかかわら ず、209点を算定する。

表において同じ。)及び許可病床(同 法の規定に基づき許可を受け、若し くは届出をし、又は承認を受けた病 床をいう。以下この表において同 じ。)の数が 400以上である地域医 療支援病院(同法第4条第1項に規 定する地域医療支援病院をいう。以 下この表において同じ。)に限る。)

であって、初診の患者に占める他の 病院又は診療所等からの文書によ る紹介があるものの割合等が低い ものにおいて、別に厚生労働大臣が 定める患者に対して初診を行った 場合には、注1の規定にかかわら ず、209点を算定する。

注3 病院である保険医療機関(許可 病床数が 400床以上である病院(特 定機能病院、地域医療支援病院及び 医療法第7条第2項第5号に規定 する一般病床に係るものの数が 200未満の病院を除く。)に限る。)

であって、初診の患者に占める他の 病院又は診療所等からの文書によ る紹介があるものの割合等が低い ものにおいて、別に厚生労働大臣が 定める患者に対して初診を行った 場合には、注1の規定にかかわら ず、209点を算定する。

※ 外来診療料についても同様

[経過措置]

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平成 30 年 10 月1日より適用することとする。

3.大病院とその他の医療機関との機能分化を推進する観点から、病床数 500 床以上を要件としている診療報酬について、原則として、400 床以上 に見直す。

「Ⅰ-4-②」を参照のこと。

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【Ⅰ-4 外来医療の機能分化、重症化予防の取組の推進 -②】

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