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のよみものや,1≡i常の生活環境の申でも接近しやすい字である。字形・宇画
が平易な文字が多いが,時には必ずしもそうでなくても頻出度や文字環境か
ら比較的早く安定して習得できるものもある。町,花など。② 習得状溌が不安定で,ゆれのある文字群。これらは学習して一応習得
できても,その後,忘却したり,テス1・の時期や方法によって,いろいろとゆれのみられるもの。したがってその後に教科書に出たり, ドリルによっ て,反復学習され,だんだん確実になり,安定してくる。多くの文宇習得の
過程はこのような経過を経て,徐・k一に児童の,身について行くものと思われる。先,立,入,空,学,:方,光,校など。たとえば,「先」の字は1年の下
(「あたらしいこくご」40ページ)で,「先生(せんせい)」の形で新出(こ
こで5回出ている)されている。したがって1年の学年末テス}では既習の 文宇であり,読み7e.7%,書き20.0%の正答率を得た。そして2年の1学
期末では,読み100 %,書き・43.2%まで上昇,一応身についたと見えたが,2年の2学期末になると,読み65.9%。書き38.6%と下降している。これ
は,2年の1学期末テストの事前に,単元「えにっき」中の「:先生のはなし」で先生という文字を学習したばかりなので非常に高まったが(二の上では先 が17回出ている),その後「先」の字にふれる機会が少なかったためか,
惨.話の中でとと}てくる程度)忘却しているものと見なされる。また, 「学」
と「校」とであるが,学は2年の1学期末に読み93.2%,書き77.3%を
得, (校は読み90.9%,導き一63.7%)よい成績であったので,2年1学期末のテス}文字から除外して「校1のみを「校門」という形で提出した。その
結,果, 「校」読み68.2%,書き・36.4%という悪い成績にずり落ちている。「学校」の「校」は二の下でかなり提出されており,学習されたはずであるの に,こうした結果を見たのは,児覚に親しい「学校」という語形をとらず,
「校門」という語形でテストしたためと愚われる。事実2年3学期末に,再
び「学校」という語でテストしたところ, 「校」読み95.6%,書き74.0%と再び上昇している。
(この場合「学」の読みがよくなかったのは,正答の蜆準を厳格にしたのでかなつ かいなどによる誤りがあり,準正答にすると,80.0%になる。)
児叢は文宇を一字ずつ体得する前に,自分たちの面しい語形や文脈の一要素 として習得するわけで,それぞれの文字を一宇ずつ音,訓,義にわたって体 得できるのは,更に上の段階になるわけである。このことは,文字指導の方
法に示唆を与えてくれると思われる。これら2例によっても,比較的学年の低い訓諭におけるある時期のあるテ ストの結果が,そのまま,その児童や学級の文上演であると断定してしまえ
ない,もっと継続した力でなければならず,さらにいえぽ,これが日常の使用 力となって結びついた時に,はじめて正しい文字力であるといえるのである。(3)未学習の文宇でありながら,日常生活の文宇環境などから自然に少し
169
ずつ習得されている文歯群。たとえば,口,国,宇,名,友,会など,いずれも3年,4年に新出等:と
なる芋で,(口は2年末)未学習文字のはずであるが,他の読みものや文宇環 境の中で自然に習得されたものと思われる。ことに「名」の読み75.6%(書 き6.5%)は近ごろのテス}流行で(「名まえ」と書いてあるとこ.うに記入する習償がついている)読みには非常に習熟しているが,書く揚州はにさして 必要性のない文字なのでこのような数宇を示すのであろう。父,母,文,森
な:どの読みも未学習文等二にしては上位のものに属している。3.漢寧の習得過程に見られる問題点
嗣一の被調査者を対象として継続的1・z低学年の漢宇力の発達を見て来た上 で,文字習得上,特に必要と思われる二,三の点について次にのべると,
(!)漢字の習得と忘却
前に述べたように,一棲覚えた文宇でも忘れることがある。文宇力として 真に身につかない低学年の段階では特にこうした置合が多いと思われる。一
例として,実験学校での文字テストで,耳の字は,くよみ1 1 かきi
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56ユ 31.7
75.O X6.9
77.3 27.3
という結果を得た。耳の字は一の下で学習ずみである。耳というような不安 定な形を,学習直後の1年3学期末には,13人,31.7%のものが書けたの に,2年間1学期末には7人,15.9%しか書けていない。前の13人と7入
との問にどういう関係があるか調べてみたところ,1年の時耳のかけたもので2年にもかけたもの 2年になって新しくかけたもの 男 7ノ\ 男 0/v 二五喜 1ノ\
女 6/k 女 2ノ\ 女 4/N
であった。このうち1年の男7人中・優秀児2人汐ミ転じ・2年になって薪し
く書けた男児は他校から転じたもの,女児4名中1名もそうであるから,非.
常に不安定なものであることがわかる。さらに2年の2学期末のテストをし
らべると,
\ 1年学年末
\. に耳のかけたもの
女
A. B. C. 1). E. F. G