4th Dimension のメニューバー(「ユーザ」モードおよび「デザイン」モード)が整理され、
より標準的なロジックが提供されています。この再編成により、さらに直感的にアプリ ケーションの各種機能へアクセスすることができます。
この節では、メニューの主な変更点について説明します。
■「デザイン」モードにおいて、「ファイル」メニューと「編集」メニューが変更され、
「実行」メニューと「ウインドウ」メニューが追加されました。
■「ユーザ」モードにおいて、「ファイル」メニューと「編集」メニューが変更され、
「レコード」メニューと「ツール」メニューが追加されました。
関連するエディタのメニューの変更については、それぞれのエディタのドキュメントで 説明しています。
「デザイン」モード
次の表は、4th Dimension 2004 の「デザイン」モードにおける主な新規コマンドと変更さ れたコマンドの説明、ならびに前バージョンの 4th Dimension の対応するコマンドを示し ています。
「デザイン」モードの変更されたコマンド 4th Dimension の対応するコマンド ファイル
新規 > データベース ファイル/データベースを開く 新規 > オブジェクトライブラリ
-新規 > テーブル ストラクチャ/新規テーブル
(デザインエディタ)
新規 > フォーム デザイン/新規フォーム
新規 > メソッド デザイン/新規メソッド
開く > データベース ファイル/データベースを開く 開く > オブジェクトライブラリ
-開く > フォーム デザイン/フォーム編集
開く > メソッド デザイン/メソッド編集
編集
検索 > 検索コマンド 編集/検索コマンド
メソッド 「ユーザ」モード/特別/メソッド実行 ランタイムエクスプローラ ツール/ランタイムエクスプローラ Web サーバ開始 「ユーザ」モード/Web Server/
Web sever 開始
Web サーバテスト
-デザイン
エクスプローラ > エクスプローラページ ツール/エクスプローラ ツールボックス > ユーザ ツール/パスワード +
パスワードメニュー ツールボックス > ユーザグループ ツール/パスワード +
パスワードメニュー
ツールボックス > メニュー ツール/メニューバーエディタ ツールボックス > ピクチャライブラリ ツール/ピクチャライブラリ ツールボックス > ヘルプメッセージ オブジェクトプロパティパレット ツールボックス > リスト ツール/リストエディタ
ツールボックス > スタイルシート 編集/環境設定、スタイルシートページ ツールボックス > フィルタ 編集/環境設定、フォーマットページ ツールボックス > ツールボックス
-データベースストラクチャ ツール/データベースストラクチャ Web サービスウィザード ツール/Web サービスウィザード
シンタックスチェック ツール/コンパイラ
アプリケーションビルド ファイル/アプリケーションビルド
ウインドウ(編成ならびにオープンウインドウの一覧)-「ユーザ」モード
次の表は、4th Dimension 2004 の「ユーザ」モードにおける主な新規コマンドと変更され たコマンドの説明、ならびに前バージョンの 4th Dimension の対応するコマンドを示して います。
「ユーザ」モードの変更されたコマンド 4th Dimension の対応するコマンド ファイル
新規 > データベース ファイル/データベースを開く
新規 > データファイル ファイルを開くダイアログボックスの
「他のデータベース...」をクリック
開く > データベース ファイル/データベースを開く
開く > データファイル ファイルを開くダイアログボックスの
「他のデータベース...」をクリック
読み込み > ファイル選択 ファイル/データ読み込み
読み込み >ODBC ソース選択
-書き出し > ファイル選択 ファイル/データ書き出し 書き出し >ODBC ソース選択
-データをディスクに保存 Ctrl+w/ Command+w
データセグメント 「デザイン」モード/ツール/ストラクチャ、
次にストラクチャ/データセグメント
バックアップ
-ログファイルをチェック
-編集
環境設定(Windows) 「デザイン」モード/編集/環境設定 実行(「デザイン」および「ユーザ」モードと同一メニュー)
コンパイル済み/ インタプリタモード モード/コンパイルモードで実行 モード/インタプリタモードで実行
メソッド 「ユーザ」モード/特別/メソッド実行
ランタイムエクスプローラ ツール/ランタイムエクスプローラ Web サーバ開始 「ユーザ」モード/Web サーバ/
Web サーバ開始
Web サーバ終了 「ユーザ」モード/Web サーバ/
Web サーバ終了
Web サーバテスト
-レコード
新規リストレコード 更新/リスト更新 + 更新/新規レコード
新規レコード 更新/新規レコード
レコード修正 更新/レコード修正
すべて表示 クエリ/すべて表示
サブセットを表示 クエリ/サブセットを表示
クエリ > Query コマンド クエリ/Order by コマンド
並び替え クエリ/並び替え
テーブル/フォーム選択 ファイル/テーブル/フォーム選択 + ショートカットキー Ctrl(Command)
+ スペースバー
フォーミュラで更新 更新/フォーミュラで更新
リスト更新 更新/リスト更新
ツール
OLE tools プラグイン/OLE tools
その他プラグイン プラグイン/その他プラグイン
ウインドウ(オープンウインドウの編成および一覧)
-注: 4th Dimension 2003 の「ユーザ」モードにおける既存の各種機能は、差し替えられ たり、あるいは移動されています。
・ログファイル管理コマンド(「ファイル」メニュー)は、アプリケーションの「環境設 定」の「バックアップ」テーマで取り扱われるようになりました。
・新しいリスト管理メカニズムにより不要となったため、「リスト更新」コマンド(「更 新」メニュー)が取り除かれました(後述の「レコードリストの管理」の節を参照)。
・書き出しや読み込みフィルタ(「特別」メニュー)の編集コマンドは、アプリケーショ ンの「環境設定」から利用できるようになります。
ショートカット
4th Dimension 2004 では、ショートカットが再編成され、不要になったショートカットは 削除されました。
■「ユーザ」モードで「テーブルリスト」の表示に使用されていたショートカット、
「Ctrl キー + スペースバー(Windows)」または「Command キー + スペースバー(Mac OS)」は、「レコード」メニューの「テーブルリスト」コマンドに置き換えられました。
また、ショートカットは「Ctrl キー +0(Windows)」または「Command キー +0(Mac OS)」に変わります。
■「デザイン」モードで「エクスプローラ」の表示に使用されていたショートカット
「Ctrl キー + スペースバー(Windows)」または「Command キー + スペースバー(Mac OS)」は、ショートカット「Ctrl キー + , (Windows)」または「Command キー + ,
(Mac OS)」に置き換えられました。
■「ユーザ」モードで強制的にキャッシュをディスク保存する際に使用されていた ショートカット「Ctrl キー +W(Windows)」または「Command キー +W(Mac OS)」は、
「ファイル」メニューの「データをディスクに保存」コマンドに置き換えられました。
またショートカットは「Alt+Ctrl+Shift+S(Windows)」または「Option+Command+
Shift+S(Mac OS)」に変わります。
■ リスト項目(例えばエクスプローラ上のメソッド名やメニューバーエディタ上のメ ニューコマンド)に編集用カーソルを挿入するために使用されていたショートカット
「Ctrl キー + クリック(Windows)」または「Command キー + クリック(Mac OS)」は、
ショートカット「Alt キー + クリック(Windows)」または「Option キー + クリック
(Mac OS)」に置き換えられました。リスト項目上でクリックを二回行うと、編集モー ドへ移行する点に注意してください。その場合、その項目全体が選択されます。
Alt キー + クリック 二回の単独クリック