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ゴミ箱ページ

ドキュメント内 4th Dimension 2004 (ページ 87-90)

「エクスプローラ」の新しい「ゴミ箱」ページには、データベースから削除されたフォル ダ、テーブル、フォーム、メソッドプロジェクトオブジェクトがすべて集められます。

Windows や Mac  OS のゴミ箱と同様に、4th  Dimension  2004 のゴミ箱はインタフェースセ キュリティエレメントとして、項目を誤って削除する危険性を抑えます。

ゴミ箱内に配置されたオブジェクトは、4th  Dimension のエディタやメニュー上に表示さ れなくなり、修正や利用、移動などは行えません。同じような別のオブジェクトを同じ 名前で作成することができます。

しかし、ゴミ箱内に配置されたオブジェクトは、ゴミ箱を空にするまでは回復可能です

(後述)。

4D Server :ゴミ箱の中身はすべてのクライアントマシンで同じです。

オブジェクトの削除

「ホーム」ページ(フォルダ)または「フォーム」ページや「メソッド」ページからオブ ジェクトを削除することができます。

オブジェクトを削除するには、オブジェクトを選択した後、「エクスプローラ」のコンテ キストメニュー(Windows では右クリック、Mac  OS では Control+ クリック)から「削除」

コマンドを選ぶか、オブジェクトをゴミ箱へドラッグ、あるいはエリアの下側にある削 除アイコンをクリックします。

「ホーム」ページでは、ゴミ箱もオブジェクトの移動場所として選択することができます。

また、テーブルもゴミ箱へ配置することができますが(「ホーム」ページから)、データ ベースにテーブルが 1 つしか存在しない場合を除きます。テーブルをゴミ箱へ移動すると、

そのテーブルはストラクチャエディタを含めデータベースのエディタ上に表示されなく なります。しかし、データベースからテーブルを物理的に削除することはできません。

テーブルを削除すると、そのテーブルのフォームは自動的に削除されます。

そのフォームの属するテーブルが削除された場合を除き、次の属性を持つフォームは削 除できません: I(カレント入力フォーム)、O(カレント出力フォーム)、B(両方の属性 を持つフォーム)。

最後に、これら削除不可オブジェクトのいずれかを含むフォルダも削除することはでき ません。

オブジェクトの回復

ゴミ箱へ移動したオブジェクトはいつでも回復することができます(ゴミ箱を空にしな いかぎり)。回復を行うには、そのオブジェクトを選択してウインドウの左側の適当な ページアイコンへドラッグするか、またはリストのコンテキストメニューから「移動」

コマンドを選びます。

「移動」サブメニューには、データベースに存在するフォルダのリストが一覧表示されま す(詳細については、後述する「エクスプローラでフォルダを使用する」の節を参照)。

データベースにフォルダが存在しない場合は、「トップレベル」ラベルだけを使用できま す。

このサブメニューからコマンドを選ぶと、選択オブジェクトは回復され、選択したフォ ルダ内へ戻されます。「トップレベル」を選択した場合、選択オブジェクトは任意のフォ ルダではなく第一レベルに配置されます。

1 つ以上のデータベースオブジェクトの名前が、回復しようとする他のオブジェクトと同 じ名前である場合、4th  Dimension より警告ダイアログボックスが表示され、次のいずれ かの処理を選択することができます。

■ データベースのオブジェクトを置き換える(フォーム、メソッドなど)

■ 回復するオブジェクト名を名前 ̲1 に変更する(テーブル)

「はい」ボタンをクリックすると、回復するオブジェクトの名前を変更するか、または既 存のオブジェクトを置き換えます。「すべてを変更」ボタンは、選択されたすべてのオブ ジェクトの名前を変更、または置き換えます(適用可能な場合)。「いいえ」または「す べて変更しない」をクリックすると、オブジェクトは回復されません。

ゴミ箱を空にする

デフォルトとして、削除されたオブジェクトは、ゴミ箱を空にするまでゴミ箱の中に残 ります。例えば、圧縮の前にストラクチャファイルのサイズを縮小するために、いつで もゴミ箱を空にすることができます。ゴミ箱の中のオブジェクトはすべて、データベー スから完全に削除されます。

テーブルとカレントフォーム(I、O、B 属性をもつフォーム)は削除できない点に注意し てください。

ゴミ箱を空にするには、エクスプローラのコンテキストメニュー(Windows では右ク

注:必ずオブジェクトの外側をクリックしてください。

ゴミ箱内にある 削除可 のオブジェクトの数を知らせるダイアログボックスが表示さ れ、この処理の確定またはキャンセルを実行できます。

ゴミ箱内のオブジェクトをすべて削除するには、「OK」をクリックします。

ドキュメント内 4th Dimension 2004 (ページ 87-90)