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オブジェクトの表示と編集

ドキュメント内 4th Dimension 2004 (ページ 31-34)

「フォーム」エディタのオブジェクトバーを使用し、各種グラフィックオブジェクトを フォームに追加することができます。

フォーム上でオブジェクトを作成するには、オブジェクトバーからオブジェクトを選択 し、それをフォーム上に描画します。これらのオブジェクトは「デザイン」モードで使 用されるものと同じです。

オブジェクトの表示と編集

簡略版のプロパティリストを使用して、ユーザはフォーム上にあるオブジェクトのプロ パティの表示や編集を行うことができます。このリストを表示するには、オブジェクト をダブルクリックするか、エディタのコンテキストメニュー(Windows では右クリック、

Mac OS では Control+ クリック)から「プロパティリスト」コマンドを選択します。

スタティックテキスト(スタティックテキストオブジェクトの内容を変更する には、必ずこのオブジェクトを選択)

グループエリア 矩形

ライン 角の丸い矩形 楕円 配列

「プロパティリスト」には、ユーザ編集可能なプロパティだけが表示されます。

■ ユーザが追加したグラフィックタイプのオブジェクトについては、そのオブジェクト タイプに関係するすべてのプロパティを使用できます。

■ オリジナルフォームのオブジェクトに関し、あるプロパティを「ユーザフォーム」エ ディタ上で編集できるようにするには、次の 2 つの条件を満たさなくてはなりません。

■ そのプロパティは、オブジェクトやフォームに対して編集可と宣言される一連のプ ロパティに属していなければなりません。例えば、フォームイベントやドラッグド ロップの管理に関連するプロパティは、ユーザ編集可になることは決してありませ ん。「デザイン」モードの「フォーム」エディタにおいて、変更可能なプロパティ テーマは「プロパティリスト」の南京錠のアイコンを使って区別されています(後 述の「ユーザ編集可」の節を参照)。

■ そのオブジェクトまたはフォームに対して、開発者がそのプロパティテーマを編集 可であると明示的に宣言しておかなければなりません。これを行うには、開発者は

「デザイン」モードの「プロパティリスト」で南京錠アイコンをクリックし、その ロックを解除しなければなりません。

「デザイン」モードのプロパティリスト

編集可のテーマ

ロック解除されたテーマ

ロック解除されたプロパティは、ユーザが「ユーザフォーム」エディタ上で使用するこ とができます。

ロック解除することにより、ユーザフォームにおける他の動作にも影響を与えます。例 えば、 位置調整&サイズ調整 テーマのロックが解除されている場合、ユーザはマウス やキーボードを用いてそのオブジェクトを移動することができます。

「編集」メニューコマンド

「ユーザ」モードで「ユーザフォーム」エディタを表示すると、「編集」メニューだけが アクティブになっています。カスタマイズしたインタフェースの場合(「カスタム」メ ニュー)、「編集」メニュー内のコマンドが標準アクションで管理されていれば、「編集」

メニューを使用することができます。

編集用の全コマンド(カット、コピー、ペースト、クリア、すべてを選択)は、ユーザ 追加のオブジェクトに対する制約を受けずに動作します。

一方、明確にするために、ユーザはオリジナルフォームのオブジェクトを削除すること はできません。

「カット」や「クリア」コマンド、または「Del」や「Backspace」キーを使用すると警告 ダイアログボックスが表示され、このオブジェクトに対しその動作が許可されていない ことをユーザに知らせます。

コンテキストメニュー

■ ユーザが任意のオブジェクトの外側をクリックすると、フォームエディタ標準の表示 コマンドを使用することができます(プロパティリスト表示、マグネティックグリッ ドのアクティブ化、エディタツールの表示)。

■ ユーザがオブジェクト上でクリックすると、グラフィック関連のコマンドを使用する ことができます(カラー、整列など)。

オリジナルフォームに属するオブジェクトについては、開発者が「デザイン」モードで 指定した設定に従い、これらのコマンドの利用が制限されます。

ドキュメント内 4th Dimension 2004 (ページ 31-34)