3 LOC尺度の項目
第2章でも述べた通り.locus of controlは内的統制と外
を聞いたり,事前得点を考慮していない。
③面接と職業体験を連動させたため,個別の効果を検証す ることができなかった。
したがって,以上の調査結果から,すぐに面接プログラム
の効果がなかったという結論を下すのは,適当ではない。更
なる検討の価値があると考える。生徒のlocus of control得
点と自己受容の下位尺度得点によるタイプ分けをする。そし
てタイプごとに面接や職業体験の効果をみたり,グループや
個の変化にも着目し,質的な分析を加えていくことでより深
く追求していくことが可能である。この考えのもとにさらに
分析を進めていく。
第4節 効果測定の結果および考察 皿
一プログラムの効果についての事例的分析一 1 自己認知タイプによる分析
(1)クラスター分析によるタイプ分け
プログラムが自己受容とlocus of controlについて,ど のような特徴を持った生徒に効果があるのかを明らかにす るためにクラスター分析によって生徒全員の分類をし,職
業体験やプログラムの効果を調べることにした。
面接や職業体験によってどんな特徴を持った生徒が,どの ような得点変化をもたらしたかを調べるために,非階層型ク ラスター分析(統計パッケージSPSSでは大規模ファイルの クラスター分析と呼ぶ)を行った。この分析は,最も近い重 心の順序づけに基づいている。ある1つのケースは,そのケ
ースとクラスターの中心(重心)問の距離が最小であるような クラスターに割り当てられる。そして,選んだ特性に基づく ケースの中で相対的に等質のグループの識別を試みるもので ある。距離は,単純なユークリッド距離を用いて計算してい
る。
まず,1.OC尺度と自己受容性尺度の下位尺度得点をz得 点に標準化した。そして,構成人数が極端に少なくならない
ように考慮し,5つの群を抽出した。各タイプの所属人数と 面接生徒の内訳は次の通りであった(Table4−5)。
つぎに,各群の特徴をみるため,各変数の平均値(少数第 2位を四捨五入)を求め,それぞれの群のプロフィールを作
成した。(:Fig.4−2)
Table4−5クラスター分析による5タイプの群別内訳
タイプ LOC面接 自己受容面接
統制群 合計 A
B
C DE
6・
6 1 5 2
4 2 2 5 4
25 27
1843 23
35 35
2153 29
合計
20
17136 173
2.00
1.00
0.00
−1.00
−2.00
LOC 自己信頼 自己承認 Fig.4−2群平均値のプロフィール
自己価値 自己理解
+A
一醤一B 一壷一C→←D
ドキュメント内
中学生のためのキャリアカウンセリングに関する研究 : 職場体験事前指導としてのグループカウンセリングプログラム作成をめざして
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