• 検索結果がありません。

図:4−2−3−1 「模様で遊ぼう」 児童作品 (FineArtist)

題材名:「教室を暗くすると」 (1時間)

対 象:低学年

ねらい:○感じたことや思ったことの表し方をいろいろと試し,表現することを      楽しむ。

    ○暗いところで見たら,おもしろいものの表現を工夫することができる。

対象ソフト:CGソフト全般

主に使う膿:描画機能(ペン・ペイント)

展開:1.暗いところで見たらおもしろいものを話し合う。

    2.画面全体を黒で塗る。

    3.表現を楽しむ。

    4.教室を暗くして鑑賞する。

備 考:コンピュータのディスプレでの色の発色のよさは,児童が興味を持つ要     素でもある。支持体自体が光によって色を表現することから,鮮やかな     色を目にすることができるわけであるが,この光で表示する特性を教材     としていかしてみた。暗い教室で見ることを前提にし,話し合い活動か     ら表現にはいる展開とする。児童からは「お化け屋敷」, 「水族館」,

    「プラネタリウム」,「花火」などの題材がだされることが予想される。

    CGの表現の即時性をいかし,いくつかの題材を表現し鑑賞する活動が     可能であろう。 児童が表現を楽しむことができるよう援助したい。

図:4−2−3−2 「教室を暗くすると」 作例 (FineArtist)

題材名  「光を使って」 (1時間)

対 象 中学年

ねらい:○感じたことや思ったことの表し方をいろいろと試し,表現することを      楽しむ。

    ○光をあてたらおもしろいものを考え,表現を工夫することができる。

対象ソフト:CGソフト全般

主に使う雛:描画機能(ペン・ペイント)

展開1.窓枠の部分をかく。

    2.絵を線描する。

    3.色を流し込む

    4.周囲に黒を流し込む。

    5.プリンタ用OHPシートに印刷する。

    6.光にあてて鑑賞する。

備 考 「つくりたいものをつくる」の領域での,ステンドグラスを題材とした     教材を応用して,CGを使って光を通す素材に表現をおこなうものであ     る。従来の教材では,セロハンを切って枠に貼るものや,粘着性のある     透明シートに色をつけるものなどがあったが,いずれも技術的な面が自     由な表現を制限してきた。CGでの線描と色の流し込みは,ステンドグ     ラス的な表現に近く,この表現によってできたものを透明なシートに印     刷すれば,表現を損なうことなく光を使った表現を楽しむことができる。

    印刷には最近開発された,カラー印刷対応型のOH:Pシートを使うこと     とする。写真などを素材としたコラージュ的なものや,数枚をあわせて     表現するものなど,発想をいかした表現が楽しめるように援助したい。

    また,印剛したOHPシートを「つくりたいものをつくる」の素材とし     て活用する発展の仕方も考えられる。

 図:4−2−3−3「光を使って」棚(Super kid)

※二二にプリンタ用OHPシートに印刷した作例を掲載している。

題材名  「写真の変身」 (1時間)

対 象 高学年

ねらい:○感じたことや思ったことの表し方をいろいろと試し,表現することを      楽しむ。

    ○色や形をいろいろと変えて,表現を工夫することができる。

対象ソ75:写真の加工ができるCGソフト

主1畿う雛:描画機能(ペン・ペイント) 加工機能 展 開:1.写真をスキャナで取り込む。

    2.色をつけたり形を変えたりしてみる。

    3.いろいろな加工を試し表現を楽しむ。

    4.もとの写真と比べてみる。

備考:高学年になるにつれて児童は,本物のようなリアルな題材を好む傾向が     ある。CGが写真を扱える特性をいかし,児童が選んだ写真や自分で撮     つたものを題材として使う教材である。事前にCGでの色の使い方に関     する教材や,加工機能を使ったユニークな表現の仕方を体験しておくと,

    表し方の選択肢が増え,表現を楽しむ活動が広がることが予測される。

図:4−2−3−4 「写真の変身」 児童作昂 (PC Pa intbrush)

題材名  「私が天才芸術家だったら」 (1時間)

対 象 高学年

ねらい:○感じたことや思ったことの表し方をいろいろと試し,表現することを      楽しむ。

    ○いろいろな表現を試し,表し方を工夫することができる。

    ○美術作品のよさや美しさなどに関心を持つ。

対象ソ7F:写真の加工ができるCGソフト

主1こ使う機能:描画機能(ペン・ペイント) 加工機能

展 開:1.画集から絵画や作品をスキャナで取り込む。

    2.色を変えたり,特殊機能を使ったりして違った作品を作る。

    3.鑑賞会をする。

備考:学習指導要領でも,児童作品の鑑賞だけでなく,日本や諸外国の美術作     品の鑑賞が取り上げられている。この教材は,CGの特性を使って鑑賞     から表現へと発展するものである。最初の活動は児童が選んだ絵画や作     品をコンピュータに取り込むことからはじめる。次に,作品に思い思い     の加工を加え,作品のよさや美しさを表現を通して味わったり,違う作     品にすることで表現を楽しんだりする活動を展開する。最初に取り込ん     だ作品を保存しておけば,加工したものと見比べたり,何種類もの違っ     た表現を楽しんだりできる。

図:4−2−3−5 「私が天才芸術家だったら」 作例 (Super k id)

4.想像したことやイメージを表現する教材

Oこのふでを使うと(1時間)

対 象:高学年

ねらい:○いろいろな表現を試し,想像したことや思ったことが表現できるよう      に工夫する。

    ○道具(描画ツールや特殊効果)から発想を広げ,使い方や効果を工夫      することができる。

対象ソフF:CGソフト全般

主に使う機能:描画機能(ペン,ペイント)

展 開

ポイント 子供の活動 教師の働きかけ

○いろいろな道具で1①描画ツールや特殊効果iO道具の使い方などでつ

 の表現を楽しむ。1を使っていろいろな表1まついている子供を援          1現を試してみる。  1嘉する。

         i      lOなるべくたくさんの道          i       i具の表現に気づくこと          i       iができるようにする。

○道具からかくものi②試したことをもとに道iO具象的なものだけでな

 を発想する。  i具のもち味をいかしたiく,想像やイメージな          i表現を考える。   iどへと発想が膨らむよ

         i       iう援助する。

○発想したことを表i③考えたことをやり直しiO児童が考えたことが実

 現する    iたり試したりして表現i現できるように援助す          iする。       iる。

         i・途中でできた気に入っ iO道具の使い方や保存の          :た表現は保存する。  1仕方などでつまずいて          ;       1いる子供を援助する。

         i      iO友だちの工夫したおも

         i      iしろい表現を随時知ら

         l      l せる。

○表現を振り返る。i④自分が表現したものにiO表現したものの主題を

時間

10

10

20

5

名前を付ける。 明確化し表現活動を振 り返るようにする。

評価:○いろいろな表現を試し,想像したことや思ったことが表現できるよう      に工夫することができたか。

    ○道具(描画ツールや特殊効果)から発想を広げ,使い方や効果を工夫      することができたか。

備 考:CGソフトは描画ツールや特殊効果の種類が多く,多様な表現ができる     特性をいかし,道具から発想し表現する教材である。従来の自由題材で     の描画に近い展開となるが,調査で立証されているように,道具の持つ     表現機能や選択肢の幅が児童の表現に影響を与え,表現される題材が多     様化する効果がある。また,写実的な題材よりも,上手い下手の規準が     曖昧な,空想的なものやイメージを題材とした表現が増えることから,

    子供の表現意欲をそぐことも少ない。修正機能により発想する段階と表     現する段階が双方向的に展開するため,表現が次々に変わっていく。子     供が気に入った表現を途中途中で保存するようにするとともに,随時,

    鑑賞を行うよう配慮したい。

   \ご

Oかくれているのは(1時間)

対 象:低学年

ねらい:○いろいろな表現を試し,想像したことや思ったことが表現できるよう      に工夫する。

    ○絵の一部から発想を広げ,表現を楽しむことができる。

対象ソフト:PC  Paintbrush

主職う雛:修正機能 描画機能(ペン・ブラシ)

展開:1.CGソフトで絵を描く。

    2.画面全体を塗りつぶす。

    3.友だちと交換する

    4.選択範囲の復元ツールで部分的に絵をだす     5.見えた部分から発想して続きをかく。

    6.もとの絵と比べてみる。

備 考● 低学年が興味を示す見立て遊びを取り入れた教材である。かくされた 絵の,一部分だけから想像して絵の続きをかき,もと絵との発想の違

いを楽しむ活動となる。PC Paintbrushには,部分的な復元ができる 機能があり,この機能を使うと色を流し込んで消された絵の任意の一 部分を復元できる。さらに,その上に描写することが可能である。同

じ一枚の絵からでも,復元する部分の違いによって,全く違ったもの ができあがる。絵を比べたときに,児童も表現の違いに興味を示し発 想が広がることが予測される。

ー3

図:4−2−4−2 「かくれているのは」作例 (PC Paintbrush)

O想像物語(1時間)

対 象:中学年

ねらい:○いろいろな表現を試し,想像したことや思ったことが表現できるよう      に工夫する。

    ○表現したものから発想を広げ,表現を膨らますことができる。

対象ソ7F:CGソフト全般

主1畿う撫能:描画機能(ペン・ブラシ)

展 開:1.想像したことを表現する。

    2.表現したものから物語をつくり続きをかく。

    3.できた物語を鑑賞する。

備 考: 海の中の世界,宇宙といった想像の世界を題材とした絵は従来の画材      でもよく表現され,児童も興味を示すものである。この題材をCGで      扱うと,従来の想像画では一枚の絵の中で終わっていた表現が,CG      の特性である表現の即時性をいかして,複数の絵の中で想像の世界を      発展させることができる。絵は一枚であるという児童のイメージを変      堕し,新たな表現へとつなげることが可能であろう。物語によっては      様々な発展をすることが考えられ,かなりの枚数の絵をかき進める児      童もいることが推測される。表現に関する助言とともに,保存など技      術的な面での教師の援助も必要であろう。

図:4−2−4−3 「想像物語」児童作品 (Fine Artist)

関連したドキュメント