ブリの増殖に関する研究 : 特にいけす網養殖における餌料と成長との関係
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(2) 天然卵のふ,叱. 3 .1 . 3 .2. 人工受精およびふ化 親魚の熟度と受構率. 3 .1 .3 .2 .2. 卵の生残率のふ北槽による括違. 3 . 1 . 3 . 3. ふ北子魚の状態. 3 .1 .3 .3 .2. ふ花子;魚の輸送. 3 .1 .3 .3 .3. ふ化子魚の詞青. 3 .1 . 4. 議. 稚. 集. 38 つU. 2節. 論. ま え カ1 き. 3 .2 .2. 実 験 方 法 稚魚の大きさと舘付け中心死亡. 3 .2 .2 .2. 魚、捧の大きさと露骨状態. 3 .2 .2 .3. 翠魚の大きさによる成長の紹違. 誰魚の大きさと霞ぢけ中の死亡. 雪上つ“. qO. 論. けいえ﹂え﹂主計、. 3 .2 .4. 達 魚相 稚態の た状長 れき成 さ付る 獲餌よ 漁とに. 体焦. 3 .2 .3 .2 3 .2 .3 :3. 異なる時期に漁獲された誰魚. 持さき義主 同大大=一一口 のの. τ24. 3 .2 .3 .. 2 魚稚. 3 .2 .3 .1 .1. AYQdQV. 3 .2 .3 .1. 334444. 実 験 結 果. つU. 3 .2 .2 .1. つU つd q o q u. 3 .2 .1. 3 .2 .3. 889999. 第. ふ 化 子 魚. 3 .1 .3 .3 .1. ο. 3 .1 .3 .2 .1. 兵UQU 良U 司L F H U ρ ひ 巧 4 月 i つん]うわ副司 つりつ JV つd q d. 3 .1 .3 .1 .2. t 円. 天然卵の採集. つu-9UM. 3 .1 .3 .1 .1. 43. 第 4 章 成 養殖場の梧違i こよる成長. 4 .1 . 1. ま え が き. 4 .1 . 2. 実験および調査の方法. 4 .1 .3. 実験および調査の結果. .. 3 .1 4 .1. 第 1養魚場. 4 .1 .3 .2. いけす絹養殖場. .3 .3 4 .1. 第 1養魚場といけす縞養殖場におけるプりの或長の比較. .3 .3 .1 4 .1. 0 年魚. 4 .1 .3 .3 .2. 1 年魚. 4 .1 .3 .3 .3. 2年魚・ 3年魚および 4年魚. 4 .1 .3 .4. 天捻プリとの成長の相違. 4 .1 .3 .5. 施設費および管理費. 4 .1 . 4 .. 総括および論議. 環境要因と成長. 第 1寝 水. 温. 4 .2 .1 .1. ま え が き. nunHUAυ i 門 守S. 2節. マS. 第. 1節. 6687747745867 4444455566888. 第.
(3) 4 .2 .1 .2. 70. 実験および謂査の結果. 4 .2 .1 .2 .1. 70. 低水温に対する抵抗力. 4 .2 .1 .2 .1 .1. 水温を徐々に抵下させた場会. 70. 4 .2 .1 .2 .1 .2. ;重々の低水温正保った場合. 72. .2 .1 .3 4 .2 .1. プリの養殖場の水温低下による被害. 73. 78. 高木温に対する抵抗力. . 2 . 2 4 . 2 . 1. .2 .2 .1 4 .2 .1. 水温を徐々に上昇させた場合. 78. 4 .2 .1 .2 .2 .2. 種々の高式調に保った場合. 78. 4 . 2 . 1 . 2 .3. 81. プリの成長に及ぼす水湿の影響について. G年魚・ 1年余・ 2年魚・および 3年魚の成長と水温. 8 1. 4 .2 .1 .2 .3 .2. 異なる水温で鰐育した吉年魚の成長. 86. 総括および論議 低水担 l こ対する誌技力. 4 .2 .1 .3 .2. 高水温に対する抵抗力. 4 .2 .1 .3 .3. 成長に及ぼす水i E Lの影響. 4 .2 .1 .3 .4. 結 論. 比. no. 第 2環. 重. 4 . 2 . 2 . 2. 実験・語査の方法および結果. 4 .2 .2 .2 .1. 比重を徐々に低下させた場合の魚掠の抵技力. 4 .2 .2 .2 .2. 種々の低比重海水に収容した場合の抵抗力. 4 .2 .2 .2 .3. 比重低下による被害. 第 3 項. 出同合 支. 溶 存 酸 素 量. 9 5. 4 .' 2 . 3 . 1. ま. き. 95. 4 . 2 . 3 . 2. 実験・語査の方法および結果. 95. え. 治 ミ. 4 .2 .3 .2 .1. グリが窒息するまでの落存酸素量. 95. 4 .2 .3 .2 .2. 法存酸素量の欠乏による被害. 96. 議. 100. 餌 料 と 或 長. 1 0 1. 4 . 2 . 3 . 3. 3館 第. ヨ ロ 防 ム. cn3nununvQU. 口. ま. 4 . 2 . 2 . 3. 第. 会1 き. 4 . 2 . 2 . 1. え. ad900024. 4 .2 .1 .3 .1. QOQUOOQOQO. 4 .2 .1 .3. 命. 88899. 4 .2 .1 .2 .3 .1. 1項. ヨ ロ 隠 ム. 絵. u n. 量. 餌. 治:. き. 101. 4 .3 . 1 . 1. ま. 4 .3 . 1 . 2. 実験の材料および方法. 101. え. 4 .3 .1 .2 .1. 養. F 立. 場. 1 0 1. 4 .3 .1 .2 .2. 供. 5 式. 魚. 1 0 1. .2 .3 4 .3 .1. 室 耳. ・ q j ;. 1 0 1. 4 .3 .1 .2 .4. 実験場開および認定. 4 .3 .1 .3. 実 験 結 果. 1 0 2 103. 4 .3 .1 .3 .1. マアジを館料として給与した場合. 1 0 3. 4 .3 .1 .3 .2. カタクチイワシを額料として給与した場会. 1 1 1.
(4) 4 .3 .1 .4. 141. 実 験 方 法. 4 . 3 . 2 .3. 宍 験 結 果. iJ~. 主会 2. E. 4 .3 .2 .3 .3. 実験番号. E E Y. 4 .3 .2 .3 .4. 実験番号. 4 .3 .2 .3 .5. 実験番号. i. 切断魚肉と粉砕魚肉. 可. 3項. 総話および論議. i. 実験番号. ム守. 実験番号 I. 宅. 4 .3 .2 .3 .1 4 .3 .2 .3 .2. iIAt--. 4 .3 . 2 . 2. え. よ守. ま. 1 4 5. 4 .3 .3 .1. ま え が き. 145. 4 .3 .3 .2. 実 験 方 法. 145. 4 . 3 .3 .3. 実 験 結 果. 147. 4 .3 .3 .3 .1. 日間絵簡率1M 与を基準とした場合. 1 4 7. 4 .3 .3 .3 .2. 日需給餌率 2 0 怒を基準とした場合. 1 5 3. 4 .3 .3 .3 .3. 飽食するまで給餌した場会. 1 5 4. 4 .3 .3 .3 .4. 続砕肉館料と切訴肉解科の魚体内摂取歩濯まり. 156. 4 .3 .3 .4 第 4項. 論 議. 給額. 国. 156. 1 5 7. 数 き. 157. 4 .3 .4 .2. 実 験 方 法. 157. 4 .3 . 4 . 3. 実 験 結 果. 159. 4 .3 . 4 .1. ま. えが. 4 .3 .4 .3 .1. 実験番号 Iわ実験〈毎回飽食するまで給与する場合). 159. 4 .3 .4 .3 .2. 実験番号 Eの実験 (1@]の語会量を分け℃給餌する場合). 164. 4 .3 .4 .3 .3. 実験番号歪む実験(滑化速更の調査). 1~. 4 .3 .4 .4. 第. の 種 類. 4 .3 . 2 .1. 4 .3 .2 .4 第. 喧量. 鎮料. 8001171373 222222333 4 iτ. 第 2項. 1 18. 議. 三 同 ム 市. 4蔀. 論 議. 成長に伴う日間給餌率1 3関或長率・増重信率・鎮料効率・減耗率の変化. 168. 1 7 0. 4 .4 . 1. ま. え. カ ミ. き. 170. 4 . 4.2. 実. 験方. 法. 171. 4 .4 . 3. 実. 験結. 果. 171 1 7 1. 4 .4 .3 .1. 雑. 4 .4 .3 .2. O 年魚. 1 7 4. 4 .4 .3 .3. 1 年魚. 176. 4 .4 .3 .4. 2 年魚. 179. 4 .4 .3 .5. 3 年魚. 1 8 2. 4 .4 .3 .6. 4 年魚. 1 8 3. 4 .4 .3 .7. 弥重と日間給餌率,日構成長率,増重信率および館料効率との関係. 187. 4 .4 .3 .8. 年令と成長度. 189. 1 魚.
(5) 4 .4 .4 第 5節. 1 9 1. 議. 論. 成長に関する理論的考察. 4 .5 .1 4 .5 .2 4 .5 .3 4 .5 .4 4 .5 .5 4 .5 .6 4 .5 .7. 給餌量と増重量との欝孫 飽食量と体長との関係 飽食量と体重との関係 飽食量と水温との関保 BERTALANFFY の成長式の適用. 飽食量と体重および水温との欝孫 適正給餌量の決定. 第 5章. Benedenias e r i o l a e による被害とその駆除法. 2 1 5. 5 .1 .1. まえカミき. 2 1 5. 5 .1 .2. 実験および謂査の方法. 2 1 6. 5 .1 .3 実験および謁査の結果 5 .1 .3 . 1 B.s e r i o l a eの成長 5 .1 .3 . 2 寄生しやすい環境および被害状況 5 .1 .3 . 3 低比重に対する B.s e r i o l a eの抵抗力およびその寵除法. 5 .1 .3 .3 . 1 低比重海水に対する B.s e r i o l a eの 低 抗 力 5 .1 .3 .3 .2 プリ・カンパチの淡求および低比重海水に対する抵抗力 5 .1 .3 .3 . 3 淡水処理中の落存素量の変動 5 .1 .3 . 4 淡水処理による駆除が魚の成長に及ぼす影響 5 .1 .4. 2節. 予 訪 法 駆. 霊 長. 2 1 6 2 1 6 2 1 9 2 2 2 2 2 3 225 2 2 6 2 2 7 229. 総括および論議. 5 .1 .4 .1 5 .1 .4 .2 第. 1 9 2 1 9 9 2 0 0 2 0 4 2 0 6 2 0 9 2 1 1. 病. 魚. 第 1節. 1 き2. 法. 229 229. 過食による死亡. 2 3 0. 5 .2 .1. ま え が き. 5 .2 .2. 実験および調査の方法. 2 3 0 2 3 0 230 2 3 1 2 3 1. 5 .2 .2 .1. 高水温時の過食による死亡. 5 .2 .2 .2 5.2. 2 .3. 水質悪化時の過食による死亡. 5 .2 .3. 実験および調査の結果. 5 .2 .3 .1 5 .2 .3 .2 5 . 2.3. 3 5 .2 .4. 第 6 章 6 .1. 低水準時む過食による死亡. 高水温時の過食による死亡 水質悪北時の過食による死亡 低水温時の過食による死亡. 論 議. 2 3 1 2 3 1 233 2 3 6 2 3 6. プリの養殖の問題点と今後のあち方についての考察 ま え が き. 2 3 8.
(6) 6 .2 考 6 .2 .1 6 .2 .2 6 .2 .3 4 6 .2 .. 6 .2 .5 摘. 要. 引用文献. PLA T E. 察. 語. 苦. 238 238. 餌. ノ 科. 2 3 9. 場. 2 3 9 240 2 4 1 242 2 5 4 2 5 8. 養 魚. .~童. F 詩. 養殖魚の販売.
(7) 論. 緒 8・1 プリ. はしがき. S e r i o l a quinqueradiata. TEMMINCK. e t. SCHLEGEL. はわが国近海を回遊する魚で成. 長に伴い呼び名が変わるので百本人には出世魚として親しまれ高抜大衆魚として広く用いられてい 年ころ,香川県においてハマチ (0年魚〉の養殖としてはじめられた。関西 る。プリの増殖は 1930 地方ではおよそ体重 500,-...,2,000gの大きさのプリをハマチと呼んでいるが,地方によってハマチと 呼ばれる大きさにかなりの差異が認められる。. ρ. マチ養殖はその後しだいに広まって第 2次大戦前. は香川,兵産,徳島などの瀬戸内海沿岸の各県でかなち盛大に行なわれていた。しかし,戦時中は 魚類統制で中断し,後統制の解除とともに再びはじめられた。筆者がプリの養殖に着手したのは. 1954年で,当時プリの養殖は香川県安戸池〈戦後再開された)で行なわれているだけであった。し たがって,戦前課査されたハマチ養殖に関する 2~. 3の記録があったほかは研究業績はほとんど見当. 953年,広大な海水養魚場を付属する近畿大学水産研究所へ海産魚の増殖研究 らなかった。筆者は 1 の夢をもって赴任し,湾大学総長の指示によって各地の養殖場,本挨館を視察した。その結果,有. 954年から 用海産魚のうち手はじめとして成長が速く,かっ,飼育しやすいプリの養殖を立案し, 1 実施に移ったのが本訴究に着手した動機である。それ以来 7年有余筆者は養魚場に臨んだ養魚監規 所に起居し,プリと接触する時間を長く持つことにつとめて,プリの養殖に専念した。 筆者はまず海産魚の養殖の発展には養殖場を手軽に設置する必要を感じ,養殖場の研究に着手し た。まず,いけす網丙における成長と内湾を区画した従来の広い養殖場におけるそれとを比較し, 合成繊維漁網を用いたいけす網養殖法を考案した。ついで,実験方法としていけす絹養殖法を採用 し,種々の給餌方法による飼育比較実験によって,餌料と成長との関係を明らかにした。つぎに養 殖の集約化に伴って発生するある種の寄生虫〈吸虫の 1種〉の予防とその駆除法を研究し,また, しばしば起こって大害を与える過食による死亡についても究明した。さらに最近では養殖用種苗の 不足に対する解決策として,人工ふ千七養殖実験を行ない。また,親魚の養殖にもっとめている。こ れらが筆者が行なった研究の主要な部分であるが,とくに比較実験による成長の究明に重点が置か れている. O. 本 論 文 は 第 1章においていけす絹養殖法と従来の広い養魚場ーによる養殖法とについて,. 研究方法の特色を述べ,第 2章において養殖プリの形態的特異牲について触れ,第 3章ではプリの 人工ふ千七と,天然産稚魚の飼育について種苗問題を追求し,第 4章では,養殖場,環境要因および 鰐料と成長との関係について検討し,第 5章では寄生虫や過食による死亡などの魚病についての予 防法・治療法などを明らかにし,最後に第§章では当面しているプリ養殖上の問題点と今後の£り方.
(8) について考察を加えた。 近年沿岸漁業の不振に浮い,各地でハマチ養殖が盛んに行なわれるようになった。瀬戸内海漁業 調整事務局の謂査では,瀬戸内海沿岸のノ、マチ養殖用種苗の需要は, 1957年には約 20 万呈, 1958年 万尾, 1959年には約 85 万尾, 1960 年には約 216 万毘, 1961年の需要克込は約 506 万患であっ には約 42 て,年々倍増以上のすばらしい伸びを示している。最近はさらに,諮岸漁業の構造改善の重要な部 分に海産魚の養殖が取り入れられるよう計画されており,天然の海からの権獲量の減少とともにプ リの養殖にかけられている期待は大きく,養殖の研究も要望されるところが少なくない。本研究は なお不備な点も少なくないが,前記の要望の一端をみたすためにあえてとりまとめることにした。 こつとめ,プリ養殖業の発畏に寄与したいと念願する次第である。 今設さらに研究の完成 i. 0・2. 研. 究. 史. 香川県大J!l 郡引田町安戸池において野絹佐吉氏がハマチの養殖に着手したのが世界におけるプリ. 35) や堀 ( 1 9 3 6 ) によれば 1930 年 養殖事業の草分けとされている。その時期については,松本(19 とされているが,現在安戸池においてハマチ養殖事業を経営しており最初から安戸池におけるハマ チ養殖事業にたずさわってきた引田漁業協同組合長野網和三部*によれば,着手は 1928年である。. 1930 年および 1931年に香川県水産試験場が元玉藻城天主閣(高松市〉を囲む内最でノ¥マチの養殖試. * * 1933年ごろ,兵庫県福良においてハマチの j 験を行なったが成長はよくなかった〈松云, 1935)。岸は 牢宇牢. 短期養殖をはじめ,また,内海養魚株式会社は 1934年から香川県喜兵衛島において島と島との関の 海棋を築堤によって区画しハマチ養殖をはじめた。そのほか,このころになると香川・兵庫・徳島な ど瀬戸内海沿岸の各県下で事業に着手するものが現れた。. , 工 937 ,1 938) は 愛知県本産試験場 (1936. 1935~1938年 2 面の池でハマチ養殖の継続試験を行ない,成長度・太混・比重・経務効果などの知. 見を報告した。一方, 1年魚以上の蓄養については,田中 ( 1931)は朝鮮洛山湾における経過を報告. 1 9 3 5 ) は常神湾における試験結果を報告した。その後第 2次大戦中におけ し,福井県本産試験場 ( る魚類の統制のため 1941年からまず喜兵衛島養魚、揚が,そして, 1943年までには安戸池養殖場ほか が休業し,ハマチ養殖事業はすべて中断されること. L. なった。戦後魚類の統制解除によって 1951年. 安戸池が養殖業を再開したが,ほかに養殖をはじめるものなく, 1954年近畿大学が和歌山県西牟婁 郡白浜町においてハマチの養殖に着手し,原田 (1956, 1957, 1958a,1958b,1959a,1959b,1959c) はその結果についてプりの魚病,餌料と成長との関係,いけす網養殖法,寄生虫の駆除法などを報. *1951年 4月 88 ヲi 白魚業協同組,合野鱈和三郎氏からの書簡 料. 1 9 6 0 年 5月2 5日 隔山三吉兵の談話. * * *1961年 4月17日. 喜兵寄島養魚場藤田氏の談話. 2.
(9) 告 し た 。 そ の 後1 956年ころから養殖に着手するものが現われはじめ, 1958年からはハマチの養殖は 急激に増加し,それに伴い試験詐究も各地で行なわれはじめている。熔中 (1958) は水槽において. 1959 ,1 960) は宮崎県沿岸の流れ藻につ プリを飼育しその食物語費量と成長について報告し,茂野 ( いたプリ稚魚の飼育について報告し,議高 (1959) は兵庫県:福良および三重県逗鷲における養殖結. 1959) 江京都府伊根町における 果にもとづいてハマチ養殖の 2, 3点について検討を加え,楠田 ( ハマチのいけす縞養殖の結果について報告し,三木・高芝 ( 1960) は尾鷲湾におけるプリ子の絹い けす養殖について報告した。黒田 (1960) は瀬戸内海におけるハマチ養殖のがい要について,赤井. (1960) は向山県におけるかん本養殖場について報告し,野網 (1960) はかん水養殖に対する所見 1954) およ を発表した。一方,養殖毘種芭確保のためのプリの人工ふ千七の研究については,内田 ( 1958) の報告があり,内田ほか 3氏は工 954年にはじめてプリの人工受精 び内巴・道津・中原・水戸 ( 匿の子魚を得た。原田 ( 1 9 6 1 )は 1960 年プワの人工ふ化実験を行な を行ない,数千倍の受精卵から .21 揺の子魚を,さらに 1961年には 60%のふ化率で約 30 ,000 倍の子魚を得た い 20形のふ化率で約 2,000 が,子魚を養殖吊種苦として育成するにはいたらなかった。. 0.3. 関. 辞. 本研究の完成をみるにいたったのは京都大学教授向上太左英・松原喜代松高博士の長年にわたる 懇切な御指導のたまものであり,ことに J1r 上太左英博士には本論文を詳細に辞校開いただいた。こ こに厚くお礼申しあげる。 また,本研究を行なう機会を与えられ,常に敷訪と厚い群配慮、をいただいた近畿大学総長兼理事 長 世 耕 弘 一 氏 に 対 G,この機会に厚くお礼申しあげる。近畿大学教授松井佳一博士には本研究を進 めるに当たりいろいろと御指導をいただき,また復宣をはかっていただいた。近畿大学農学部長援 本中衛博士,京都大学教授清水亘博士,京都大学教授木俣正夫博士,三重罪:立大学教授}I!本信之博 士,近畿大学講師佐藤宣太郎博士,近畿大学教授平昆子之吉博士,近畿大学教授中村浩博士および京 都大学講師落合明博士にはかずかずの御指導と御助言をいただいた。山口左伸博士には寄生虫につ いて種々鐸指導をたまわった。京都大学瀬戸寵海実験所内海富士夫博士,時間経博士および山路勇 博士にはいろいろと有益な御助言をたまわり,また,. 1 可かと{更宜をはかっていただいた。これらの. 方々に対し心から謝意を去するしだいである。近畿大学助教授三谷丈夫氏には実験の整理に格別な お骨折をいただいた。心から厚くお礼申し上げる。ハマチ養鶏の調査に関しては,引田漁業協同組 合長野網和三郎氏・丸泰水産株式会社長隔山三吉氏・三重県水産試験場河村高知氏をはじめその抱の 方々・和歌山県水産試験場 [ J I本宣夫場長および宮本技師その弛の方々に種々御協力をいただいた。 いけす網用合成繊雑漁網に関しては東洋レーヨン株式会社および百本漁網島具株式会社から格別な. -3-.
(10) 御協力をいただいた。プリ人工ふ化実験については大洋漁業法式会社下関支社定置漁業部長沢田都 次氏,同次長石津峻長,池田兵造氏,. 堀秀喜氏,. 久保正芳氏,浜口博史氏,. 長崎県高松浦郡富江. 町の福島譲造氏,西本英次氏,同郡玉む浦町玉の浦漁業協同組合の藷氏から謹々御協力をいただい た。これらの各位に対し深甚な謝意を表する。また養殖魚の出荷や市場の調査について大阪中央部 売市場株式会社大水および和歌浦魚事場株式会社から格別な御協力をいただいた。養殖実験に際し まじめ和歌山県下の各漁業協同組合からも格別な鉾協力をい 白浜,浦神,江)11などの漁業協同組合 i ただいた。また,餌料の冷蔵について誌 E本冷蔵捻式会社,薬品については武田薬工株式会社のそ れぞれ御協力をいただいた。これら各位に対し厚く御礼宇しあげる。 最後に本研究の養殖実験は近畿大学水産研究所職員熊井芙本,楳田晋,村田修,中村元二,柏山 美代子,岩域美好の諸氏ならびに元職員. F岸靖明,芝博進,楠田理一,岩域恒男の諸氏はじめ従業. 員各位の御尽力によるものである。上記の方々に改めて深く感謝の意を表する。. 一一生.
(11) 第 4 a z z. -. a a -. 研. 1章 究. 研究材料と研究方法 材. 料. 養殖実験に吊いた種畜は,三重県・和歌山県・高知県などの沿岸で漁獲された O年魚であって, 体重O .3~700g,体長 3.0"""'37.0cm の範囲のものである。 1 年魚の養殖実験用種苗は近畿大学第 1 養 魚場またはいけす網養殖場において養殖した 0年魚の越年したものである。. 2年 魚. 3年魚および. 4年魚についても同様で,毎年越年させて O年魚から養殖したものである。額料には主として瀬戸. 内海産のイカナゴ,和歌山・三重・鳥取・京都・福井の各府県産のマアジ,大阪湾産および、和歌山 県産のカタクチイヲシ,岩手・宮城・茨城・千葉・和歌山の各県産のサンマなどを用いた。実験を 行なった養殖場は,主として和歌山県西牟婁郡白浜町許在の近畿大学第 1養魚場〈車積46,544m勺 m !l)および吉浜町古賀、浦湾に設置されたいけす絹養殖場であるが,一部は 第 2養 魚 場 〈 面 積 2, 810. f. 三軒家谷湾に設置されたいけす網養殖場をも利用した。したがって,本研究においては養殖場を示 す場合,和歌山の文字を省略して呼ぶことがある。第17図は本研究の大半を行なった近畿大学水産 研究所白浜実験場,その付寓第 1養魚場,吉賀浦湾いけす構養殖場および付近の地形を示した写真 ,である。策 1密からわかるように,第 1養魚場の外海に当たる古賀浦湾にいけす絹養殖場がありそ れに寵して水産研究所白浜実験場の建物がある。占賀浦湾は田辺湾のうちの最も奥深い湾であり, 台風などの荒天の際にも安全度が高く,湾内にはプリの養殖場のほかに真珠・カキなどの養殖筏が 約 500会設置されている。養殖場の環境については第 4章 第 1宣告においてさらに詳細に述べる。 と重・溶存酸素量の欠乏などに対する抵抗力を謂べるための水槽実験に用い 高木温・抵水温・低 f た洪試魚は,第 1養;急場またはいけす鰐養殖場において養殖したプリである。 人工ふ化実験の際には,長時県男女群島女島定置漁場において漁獲されたブリを用い,天怒産プ りの調査には大夜中央市場に入荷した各地のプリおよび和鞍山県沿岸で漁獲されたものを沼いた。. 1・2. 研. 究. 方. } 宝. 従来海産魚の養殖の研究には狭い水j 警が用いられることが多かったが,筆者は従来の水槽実験の 廷かに種々の広さの合成織維製のいけす鰐を多数作製し,これらを患いて養殖比較実験を行ない, 時時に舟湾を区百した広い養魚場においても養殖実験を行なった。これが本新究の特急である。い けす網養殖法については第 4章 第 1節で述べるように,養殖場が狭い割合に自然に近い環境で飼育 することができ,かっ,供試魚の全部を容易に取ちあげることができるので,実験や調査に適当で ある。また,広い養殖場における飼育も,木構内の韻育にくらべ自然に近い状態で行会うことがで. - 5.
(12) きる。そこで,筆者は水温・低比重・溶存鞍素量の欠乏に対するプリの抵抗性などの基礎的な実験 は屋山本←需で行ない,餌料と成長との関係を前 究するような養殖比較実験はいけす誤養殖場で行な A. い,さらに,規撲を大きくした事業化試験は広い第 1養魚場,実 2養魚場および比較的広いいけす 網養殖場で行なった。. 〆. 3ニ ご. ち 第 1関. 費. r 、 事. 考. 近畿大学水産研究所白浜実験場再付属第 1養魚場. および向付属古賀浦湾いけす網養殖場。. 5.
(13) 合成繊雑を用いたいけす絹による飼育比較実験の方法試,たとえば,容積の等しいいけす絹を多. 0 数作製し,この中に洪試魚を収容して各いけすを各実験区とし,種々の給餌法によって飼育して 1 30日という比較的患い期間ごとに全部の魚をとワあげて調査部定を行ない,給餌の相違による魚. r---'. E溝度の相遣を比較訴究ずるものである。その際洪試魚を収 体の成長度,館料効率,減耗率およびJ3 容した各いけす網拡環境条件がなるべく等しくなるような河湾の海面に設置し,いけす鰐丙の溶存 酸素量が不是または不平等にならないよう収容洪試魚数に注意した。 本研究は広くプワの養殖,繁殖:助長および繁殖保護にわたっているので総括してプリの増強とい う語を用いたが,その主要な部分は養殖である. G. 本論文では,稚魚をある期間飼育して大きくする. だけのいわゆる養成も養殖の中に含まれるものとして,とくに区別する必要のない限り,一般に養 殖という語を使用することとする o また,魚の年令の呼び方ば,満年令とし,ふ化後満 1年までの ものを、0年魚,活 1年過ぎから満 2年までのものを 1年魚,詰 2年過ぎから詰 3年までのものを 2 年魚というように呼ぶこととする。 つぎに,給与した餌粁の重量を絵餌量と称し,魚が摂取した餌料の、重量を摂餌量と称することと する。. したがって最密には給餌量と摂餌量とは同ーのものではなく,. 摂餌量は給餌量より小さ. いのが普通である。給与‘した餌の一部は魚、が摂取する前に多少流失するのが普通であるから,摂 ~Tt. :量は魚類の養殖中においては正離に測定しにくい。これに反し,給餌量は正碓に測定される。また,. ' : : 1ま給与二する餌の量が重要な問題で J う る 魚類養殖事業 -. O. それゆえ,筆者は多くのばあい摂鰐監と灰.. 別して給餌量という語を使用することとし,摂餌量は給餌量から推定することとする。 また,本研究では成長という語を広く用い,. 体長・俸重の変動〈成長量),日開成長率,. 増電倍. 率,餌料効率, ~接;耗率,日巴満度などすべて成長に含めて論ずる場合が多い。成長度とは,成長量, ヨ間成長率および増重信率を含めたものを称することとする。養殖魚の測定は,その後の銅育実験 のために生きているまま体重および是さ体長について行なった。本研究ではとくにことわりのない かぎり捧長とは尾さ徐長を意味することとする。 増重倍率 (Wm) ,銅料効率 ( f e ) ,減 耗 率 (N) ,肥満度 (F) , 日間給餌卒 (fd) はつぎの 式によって求めた。. 野F. 汐1. e. 持72 一 科F1 一一一一 耳71. コー一一一一一. a. 一 一. 野T. 一再九. F . 。. 三一一一一一一二一一. N. 7-.
(14) 再' t Lt3. F. x 1 000 O. 。. fd. F t. 同'1十 昨F2. 2. D. ここに表わす記号は 時 三 : 実験開始時魚体重 ( g). ' 2. 日. 実 験 終 了 時 魚 体 重 (g). 再' t. 土日の魚体重. t. (g). E数. F。. t日間の給餌量. Lt. t日の尾さ(文〉体長 (cm). n1. 実験開蛤持毘数. n2. 実験終 7持 定 数. (g). である。 本論文にあらわれるおもな魚種の学名はつぎのとおりである。. 種. ; 魚. 名 ワ. ブ. ン. ノぞ. quinqueradiatα. S e r i o l a TEMMINCK. カ. 名. 寸 日4 二A. e t SCHLEGEL. S e r i o l a. チ. i うu rpurascens. TEMMINCK e t SCHLEGEL. シ. ア. てず. ジ. Car αnx d e l i c a t i s s i m u s (DODERLEIN). ア. てず. Trachurus. ジ. a J 1 りo n z c u s. (TEMMINCK e t SCHLEGEL) て才. タ 。. J¥. タ 令. Chrysophrys maJor. イ. TEMMINCK e t SCHLEGEL. f. ノ. Rhabdosω" g u s sarba (FORSKAd. ク. タ'. ロ. イ. うh αl u s 1 ¥ あ' l i o macroce) (BASILEWSKY). キ. ヌ. ヂ. a t u s 3ゐ' l i o l (f 王OUTTUYN). カタクチイ. ヲシ. Engraulis J a j う o n z c u s (HOUTTUYN). f. ノ. カ. ナ. つ。. Amodytes i うe r s o n a t u s (GIRARD). -' 8 -.
(15) ン. サ. C o l o l a b i ss a i r a. て才. (BREVOORT). 、. ズ. 〆 ?. L a t e o l a b r a x jα ρo n i c u s. キ. (CUVIER). ヒ. P a r a l i c h t h y so l i v a c e u s. メ. ブ. (TEMMINCK e t SCHLEGEL) ポ. Mugil c e ) うh a l u s. プ. (LINNE). ク. A n g u i l l a jα ρo n i c a. ギ. ナ. (TEMMINCK e t SCHLEGEL ) カ. ヲ. マ. S a l v e l i n u sf o n t i n a l i s. ス. (MITCHILL). - 9 ,.-.
(16) 第 2・1. 2章. 養殖プりの特異形態. ま え 会t き. 各地の養殖場から出荷された養殖プリと,各地で漁獲された天然プリとが市場に並べられると, 詞者の関に外観上明らかな相違が認められる場舎が多い。その相違は市場における商品価値段:定に 影響を及ぼしている。鮮度と体重とがほぼ等しいと認められる養殖ものと天然ものの価格をくらべ ると,養殖場や漁場によってかなりの相違があるが, 1954年には養殖ものは天然ものより約 10労 安 かった。ところが,年々両者の倍壌の差は少なくなり, 1958 年には両者の差はほとんどなくなり, さらにその設は,逆に養殖ものの倍格が天然ものよワも高くなり, 1960 年には約 10あの差を生ずる にいたった。その 京国は養殖技信の向上も一国であろうが養殖もののすぐれた味と,高い採肉歩止 j. まりとが次第に泊費者に知れ渡り,それが倍格に反映したものと思われる。それで養殖ものである か,天然もので・あるかの識別は商品位値決定の上からかなり重要となっている。天然ものの形態に ついては,初期生活史について内田・道津・中原・水戸 ( 1 9 5 8 ) の研究があり,成魚、にいたるまでの 形態の変化について三谷 ( 1 9 6 0 ) の研究があるが,養鶏ものについての業積は誌とんど見当たらな い。筆者は 1954年から 1960 年までの 7年 間 第 1養魚場およびいけす絹養殖場で養殖されたものと, 首長や体長と体重の 市場に集荷された各地の天然ものとについて養殖上関係の深い形質,とくに記j 関係などについて比較し,養殖ものの特異な形態について検討した。. 2・2 実験および調査の方法 O年 魚 を 第 1養魚場およびいけす絹養殖場において飼育し,それに引続いて l年 魚. 2年 魚. 3. 年 魚 お よ び 4年魚をいけす穎養殖場で飼育し,一定期間ごとに取り上げて,手本長・体高・体幅・体 重 な ど を 測 定 し た 。 第 1養魚場で調育した場合はマアジ・カタクチイヲシ・サンマなどを餌料とし て用い,. いけす絹養殖場において銅育した場合は,. 餌料としてマアジを吊い飽食するまで給与し. た。一方,大陵中央市場に入荷した各地の天然産プリおよび和歌山県沿岸で漁獲された天然プリに ついても,体長・体高・体幅・ひれの長さ・体重などを測定した。それらの誕定の結果から,体長 に対する体高・体│霞・ひれの長さなどの割合,体長と体重との関孫式および肥満度などを計算した。 それらの結果にもとづき,認ほ等しい持期に漁獲され,体長の誌ぼ等しい天然ものの個体と義殖も のの個体とを比較し,養殖ものの特異形態を明らかにした。 莞度 (F) ,比掠高 (H) ,北 体 i 橿 (D),比 き 長 ( f i ) はそれぞれつぎの式によって求めた。 肥j. - 10九.
(17) ハ リ. i. 寸. ハV ハ υ. ×. j ). w. 口 一. ぉ-. H= =. Bh L. = =一 _~~d 一 一一一一一 一 L. f i=. Fl L. 民'. all. 4. L. ;金三記二三〉← 第. 2図. 魚体部位の測定方法を示す。 L,尾さ体長, Bh,体高 Bd,体幅 Pl,胸ひれの ,第 2背ひれの良さ。 長さ Dnl. ここに表わす日己号は第 2図に示したように,. W :供試魚の体重 (g) ,. Bd:体幅 (cm). Bh:体高 (cm). F l . : ひれの長さ. L:体 長 (cm) P l:胸びれの長さ (cm). Dnl:第 2背びれの長さ (cm) である。 なお,本実験を行なった養殖場は和歌山県白浜町所在の本学第 1養魚場および古賀浦湾に設置さ れたいけす網養殖場である。養殖場については,第 4章 第 1項に述べてあるのでここでは省略する こととする。. 2・3 実験および調査の結果 2 . 3 . 1 養殖ブリの成長に伴う形態の変化 0年魚から 4年魚までの養殖プリの外形の写真を PLATE 1 に示した。. -11-.
(18) 1). 9. 年. 魚. 1958年 8月 か ら 1959 年 3月 ま で 第 1養 魚 場 〈 面 誤 46,544m2) において,夏季誌ややひかえめに,. 巴満度・ 秋 季 お よ び 冬 季 は ほ ぼ 飽 食 す る ま で 餌 料 を 給 与 し て 養 殖 し た 場 合 の 0年 魚 の 体 長 ・ 体 重 ・ 1 比 体 高 ・ 比 体 幅 を 第 1表 に 示 し , 肥 満 度 の 変 動 を 第 3図に示す。また, 1958年 7月 か ら 1959年 5月. . 4m, 面 積 13m2) ま で , 和 歌 山 県 白 浜 町 地 元 古 賀 浦 湾 に 設 置 し た い け す 縞 養 殖 場 (3.6mx3.6mx2. o年m.にマアジを館食に給与して養殖した場合の手本長・弥重.,~E溝度を第 2 表 i こ示し E己. において. 満 度 の 変 動 を 第 3図に示す。 第 1表. O年魚養殖中の体長,体重,体幅,思議度,比体高および比体隠 ( 1958 年 8丹から 1959年 3月まで第 1養魚場において養殖した場合〉. 月 日 ( 体 長 │ 徐 重 l体 高 ! 体 幅 ! 肥 満 度 ijLI 量一│一体巾 (c~ I (g) Cc~) i (c~) . I I体 長 ! 捧 長 IJLJ. ro'. l l '"J. l/-.. 8 .1 1. 26.6. 303. 6.4. 3.9. 16.10. 9 . 1. 29.4. 429. 7:3. 4.5. 16.88. 0.248. 0.153. 1 0 . 1. 32.9. 636. 8.4. 5.3. 17.87. 0.255. 0.161. 1 0 .3 1. 3 6 . 1. 896. 9.3. 6.0. 19.04. 0.258. 0.166. 1 2 . 1. 37.9. 054 1,. 10.2. 6.7. 19.36. 0.269. 0.177. 1 . 1. 38.9. 136 1,. 10.3. 6.8. 19.31. 0.265. 0.175. 2 . 3. 39.0. 025 1,. 9.9. 6.4. 17.28. 0.254. 0.164. 3 . 13. 38.9. 986. 9.6. 6.3. 16.76. 0.247. 0.162. 「. 0.147. 第 2 表 養 殖 O年魚の体長,体重および肥満度 (1958年 7月から 1959年 5月まで いけす穎養殖場においてマアジを箆食するまで給与して飼育した場合〉. i体. 長. (cm). 体. 重 (g). 巴. 日. 月. f 語. 7 . 16. 20.4. 1 3 1. 15.43. 8 . 30. 28.5. 403. 17.41. 9 . 29. 32.3. 629. 18.65. 1 0 . 30. 35.9. 920. 19.88. 11 . 29. 38.0. 1, 113. 20.29. 1 2 . 29. 38.3. , 1 195. 21.27. 1 . 28. 39.2. 188 1,. 19.72. 2 . 27. 40.1. 256 1,. 19.48. 3 . 17. 40.8. 333 1,. 19.62. 5 . 1. 42.9. 1, 513. 19.16. 5 .3 1. 45.4. 1, 783. 19.03. 1 2-. 度.
(19) 肥. 満度. 第 1表,第 2表 お よ び 第 3図 か ら わ か る よ う に , 養 殖 の 初 期 に お い て は 把 詰 度 は 小. さいが,養殖時間の経過とともに増大し 1 1月 末 , . . ;12月ころに最大に達し,その後は、減少する額向が みられる。 い け す 網 に お い て 養 殖 し た 個 体 の 方 が 第 1養 魚 場 に お い て 養 殖 し た 個 捧 よ り も 肥 満 度 は 常 に 大 き かった。その京国は,いけす鰐の広さが狭いことといけす網のものには額料を鎧食に給与したため とJ思われる。 22. ~e. 高 ; 20. 度 ー. 18. 25. 7 1 ぇ. 20. 、 て ヨ 〉斗丘. ( J C ). 15. 16. 10. V l f V1 l f I X X X I .X J I 11 f. 持 活 問 第 3 図 養殖期謂中の O年魚の E E 詰度の変動。. ] f. l V す. 関(月). O .1958年 8月から 1959年 3月まで第 1養魚. 9 5 8年 7月から 1 9 5 9 年 5月までいけす網養 場において養殖した場合の肥満度;・, 1 殖場において養殖した場合の記溝度;ム,第 1養魚場の午前 10時の表麗水湿 いけす網養殖場の午前 10時の表罵水温。. -1 3一. X,.
(20) 体長と体重との関孫. 、養殖期間中に測定した O年 魚 の 体 長 (L,単 位cm) と 体 重 ( W, 単 位 g) と の 関 捺 を 第 4図 に 示 す。雨対数をとれば直接的であち,つぎの式で表わされる。. 2000. W ニ6 .16X10-3L3・ 33 会. 1000. 500. イ ネ. 300 200. 皇. 100. 50. 、 、 ち. 、ノ 4. 30 20. 10. 6 3 2. 1 3. 5. 7. 10. イ Z ¥. 第 4図. 20 30 4050. 長. L αTl). O年魚の体長と体重との関係〈いけす縞養殖場で. マアジを餌粁として飽食袷与で鋸育した場合〉。. -14一.
(21) 比体高および比体幅 年 8月から 1 959 年 3月 ま で 第 1養 魚 場 に お い て O .年 魚 を 養 殖 し た ば あ い の 比 体 高 お 第 5図 は 1958 よび比体幅の変動を示したものである。. 26. •. t と 4 本. '30. 、. x ‘. 一 、.?(‘ . ‘‘ ‘ x ¥. 高 意. ;25 水 { -20. 、 、 ‘. 、 x 、 、 、 、、 ‘、. よ. ×. ぴ. 、、 、 .、. ・ : x. 、 ' ) ( -. E 乙. . x -. 10. 4 本 場. 16. メ 、~. 1 4. v n" ' v l l l. I XX X IX l l 経. i 爵. E 簡. 車 、. 間. 汗. す 、. ( 丹 〉. 第 5 図 養 殖 O年魚の北捧高および北俸躍の変動(19 5 8 年 8月から 1 9 5 9 年 3見まで第 l養魚場において養殖した場合〉。. e .比体高. 0,比手字幅. X ,午前. 1 0 持表層水温。. 七体 p r 長ともに,夏から秋にかけて増大しはじめ, 第 1表 お よ び 第 3図からわかるように,え体高, J. 11丹から 12月 に か け て は 最 大 に 達 し , そ の 後 は 減 少 す る 額 向 が み ら れ る 。 そ の 変 動 の 模 様 拭 , 肥 満 度とよくにており,肥満度が大きいときは,上七体高も比体幅も大きい。比体高の最少は実験開始時 の 8・ 241で あ る が , 最 大 の 時 は 12月 l 己の 0・ 269で あ っ た 。 比 体 幅 も 最 小 は 実 験 開 始 時 の 0・ 147で. 2月 1日には最大となり, 0.177であった。 あったが, 1. - 1 5一.
(22) 7000. 体. 5000. 皇. 3000. AU AV. q '臼. A u. (忌). 1000 30. 40. 50. #70. 90. 依長〈叫 第 6 図 養 殖 1年魚. 2年魚の作長と体重との関掠(いけす絹養殖場. でマアジを餌料として飽食給与で銅育した場合〉。. 1) 1年魚・ 2年 魚 お よ び 3年 魚 体長と棒重との関係. 1 9 5 7年から 1 9 5 8年 ま で , い け す 網 養 殖 場 に お い て , マ ア ジ を 餌 料 と し て 飽 食 に 給 与 し , プ リ を 1 年魚から 2年 魚 ま で 鋸 育 し , そ の 関 に お け る 俸 長 (L, 単 位cm) と,体重 ( W, 単 生 g) とを測定 し て 両 者 の 関 保 を 求 め る と , 第 6図 に 示 す と お り と な る 。 す な わ ち , 雨 対 数 を と れ ば 体 長 と 体 重 と の関係は直線的で,つぎの式で示される。 持F. 二. 2 . 8 2X 1 0 -3 L3・ 48. - 1 6一.
(23) _~. 2 0. ; 高. 19. T l ¥ ' : :. 白り. qu. 五八. VA. へ M. 25 ヘ ﹀ ー. 五 三. ,. x '. V. へ. 定. 2V. 18. 万 丈. ゾ今、. へ V. j 又. ﹀べ. ×. 15. 持 、. 、 Eヨ 三. 7 ぷI I. 、. 10 戸 J. 、』ノ. 自. I V す V l. ( F 1). 養殖 l年魚の2 巴満度の変動(いけす絹養殖場でマアジを欝料として飽食給与 E 1 1 着実 X,表量水温。 で飼育した場合〉。・ 1年魚 H. 第 7函. 第. 養 殖 1年魚の体長・体重およびO E 溝度〈いけす鰐養殖場でマアジを額料とし て飽食給与で飼育したば£い〉。. 3表. 日(体. 月. ; 生 萌. 布 川 叫. マ. VL. E. 長 (cm). 体. 重 ( g). E 芭. 満. 度. 1. 42.5. 1, 309. 1 7 . 0 5. 3 1. 44.8. 1, 550. 1 7 . 2 4. 8 . 30. 46.2. 797 1,. 1 8 . 2 2. 1 0 . 14. 4 9 . 1. 2,169. 1 8 . 3 2. 30. 50.2. 438 2,. 1 9 . 2 7. 4 11 . 1. 5 1 .1. 2, 656. 1 9 . 9 1. 3, 063. 20.46. 3, 106. 20.63. 7 .. 2 . 27. 4 .. l. 5 .. 1. 3 1. 1 8 . 3 1. . . 1 7ー.
(24) B E講. 度. 1年 魚 の 体 長 , 体 重 お よ び 肥 満 度 を 第 3表 に 示 し , 肥 満 度 の 変 動 を 第 7図に示す。. i ! 詫度は秋から冬にかけて大きく,春になると急に減少 第 7密 お よ び 策 3表からわかるように,日E する傾向がみられる。. 2年 魚 の 体 長 , 体 重 お よ び 肥 満 度 を 策 4表 に 示 し , 肥 満 度 の 変 化 を 第 8図 に. 示す。. i 巴満度は夏から秋にかけていちじるし 第 8eElおよび第 4表 か ら わ か る よ う に ;2年魚の場合にも, j く増大し, 11 月下匂 ~3 月下匂に最大となり,春になるといちじるしく減少する鎮向がみられる。. 22)-. /. 21. 児. J 30. 3 、 子 三. 2 0 1 -. 呈 ぐ. ' て 〉 く r. 、 ¥ イ. けお. 1 9 l /. 産. ×. X. 手. x. イ20. ×. 15. x x ず _. 、E3. :m. 立E 区. Z E E 、 , 一 言. 又 工. プ泣. 九 iWI. 8図. E い 方 千 斗パ. E E. 乙). -aA. 回. γ. . . . . . . . . l. 一 一 一 一 . . . . L. ハU. 17. 第. オ え. 一. x. x. γT!. ぶj. C:~\. Ikコ i. 養殖 2年魚の肥満度の変動(いけす網養殖場においてマアジを餌料として. ・. 飽食給与で飼育した場合〉。 2年魚日巴詰度. X,表j 吾本温。. 3年 魚 の 体 長 ・ 体 重 お よ び 肥 満 度 を 第 5表に示し,ヨ巴溝度の変化を第 9留に示す。. - 1 8-.
(25) 第. 4表 養殖 2年魚の体長・抹重および肥満度〈いけす網養殖場においてマアジを 餌粁として飽食給与で飼育したばあい〉。. B. 丹. 体 長 (cm). 重. 体. ω│. 肥 満 度. 7 1 l 7 .3 1. 54.2. 2, 760. 1 7 . 3 3. 54.4. 2, 902. 18.03. 8 . 30. 54.9. 3, 153. 19.05. 9 . 29. 55.9. 514 3,. 20.12. 1 0 . 30. 59.0. 4, 219. 20.54. 1 1 . 29. 60.9. 829 4,. 21 .3 8. 1 2 . 29. 62.0. 255 5,. 22.05. 1 . 28. 62.5. 336 5,. 21 .8 6. 4 . 1. 63.1. 5, 441. .6 6 21. 5 . 1. 63.1. 2 7 1 5,. 20.98. 5 . 30. 63.7. ち314. 20.56. 第 9図 お よ び 第 5表 か ら わ か る よ う に 3年魚の場合にも, 肥 満 度 は 夏 か ら 秋 に か け て い ち じ る し く増大し, 冬 季 に 最 大 と な る が , 春 4月 以 後 に な る と 減 少 す る 傾 向 が み ら れ る 21. 毘. 子 高. 30 J. # .. 、 、メ 、 、 、 、. V︽. X. , , , ,. 20. ‘ ‘ ム ミ q “ ,. J. g皿. 、 豆. ,, , , r x d '. 、、、. x '. も ・ ・ × 、. V. l ' '. ︽¥. ' 9. 、 r p、. V A n e. 度. 20. , x. 、 、 、 へ し 、. C. d'. X. X. 高. 、 、 、. 15. 18 L--l..一一」. 羽. 立. XXIxn. 立亜. 註え品 時 樹 第. s国. ・. E. マE. (月). 養殖 3年魚の肥満度の変化〔いけす絹養殖場でマアジを舘料として 飽食給与で錦育した場合 )0 3年魚肥満実 X,表層水握。. - 1 9一.
(26) 第. 5 表 養 殖 3年魚の体長・弥重および記詰畏(いけす網養撞場でマアジを餌料として 館食給与で鰐育した場合〉 日. 体. J. 長 (cm). 骨 三. 重 (g). 日 巴. 度. 月. 満. 7 . 16. 66.0. 282 5,. 18.37. 9 . 14. 65.2. 5, 400. 19.48. 1 2 . 3 1. 67.5. 6, 357. 20.67. 3 . 3 1. 67.9. 6, 800. 21 .7 2. 4 . 30. 68.7. 793 6,. 20.95. 5 . 30. 69.2. 6, 614. 19.96. 体高および体橿と持長との関係. 0年 r /3年の体高と体長との関係を第 10図に示す。横軸に体長 ( L,単 位cm),縦軸に体高 (Bh,. 単泣 cm) をとると,体長 8cmの誰魚から養殖を開始した場合,. 養殖魚の徐長と体高の関係はつ. ぎの式であらわされる。. Bh 二 0.27L- 0.5 また. o 年~3 年魚の体長と体幅との関係を第11 図に示し,横轄に体長 (L,. 単位 cm) ,縦軸に. 体 幅 (Bd , 単 位 cm) をとると,体長 8 ~ 74cmの養殖魚の掠長と体幅との関係はつぎの式で表 わされる。. Bd二 0.2L- 0.2. 2 .3 . 2 養彊ブリと天然ブリの形態の比較 養 殖 魚 に お い て も , 季 節 に よ っ て , 肥 満 度 .j:七体高・え体幅などにかなり大きな変動があり,ま た,養殖場の広さによっても相違があるが,天然産のものにおいても同様に,季節や産地によって かなりの変動が認められる。それで,ほほ同じ季節に毘程度の体長をもっプワについて,養殖プリ 七体高・比体幅などを比較してその結果を第 6表 , 第 10図 お よ び 第 1 1図に と天然プリとの把満度・ 1 示した。 また,養殖プリと天然プりのひれの長さの比較を第 7去に示す。. 1図からわかるように,一般に養殖魚は天然産のものにくらべて,肥満 第 6表,第 10lZlおよび第 1 障が大きい陳向にある。しかし,冬季養殖場の本語が低下した時は,養殖魚の 度,比体高および比体l 方が把溝度が小さくなることがある。また,第 7表からわかるように,体長に対?る胸びれおよび 第 2背びれの長さの割合は,養殖魚の方が小さい傾向にある。したがって,養殖魚は天然童のもの にくらべ,外観は太短かく,かっ,肥満しているようにみえる。 ーおー.
(27) 一. F. 互 幻 正お. i J. γ Fプ. ιr1 t. 一 ω ω以. 7 U 下 一 十 戸. E 一引岳一 企 一 百 戸 一 2i U 壬 一 司 f ; 工 一 玉 ι 包竺ご土一 ; i 7:2 1 一 ι: ; 一 イ 1L; 一 L E i fJUJU 鉛一三 3ι す 一 ト 一 す 一 竺 司 可 可 一 ω 1 τ Z 一 与 竺 ι 1 瓦 一 一 : 竺 立 川 一 日 一 一 一 一 臼 一一一 ι :. 色 一 MIJIl--777 一 三 三 百 二 ぺ 一 三 一 一E t 一 Mil一 干 一 一 王 丸 一 比 一 一 ! ? 一 二 二 dE r一寸一占川一一玉川可一口平均一昨一円山一一一一一刊誌一川 配 j一 E kU 一王}心V 宰 一 瓦 雇 引 辛 去 市 直 三 一 瓦 川 一 II1;;FFI11 EE1VVYVVIEI 下 E 一 E t f一戸川企肩ぜ冠云一瓦亙山企 ︽ 宅 勺 別 竺 一 直吐 配立一刊⋮ 戸 V. リとの昨長・体重・よ本高・体幅・記詰度ー比手宇高零比体騒などを示す。. 凶一一九一己主一いじ川局一一王子山一一⋮一九一一一山 山一一一一一一一九三日一一一. - 2 1一. 一 一 一 一 一 一 一 石 川z f u I r i U N F 一 一 u h -. s表 第 l養;急場および、いけす鰐養殖場において養殖したプリと各地で迫獲きれた夫捻プ. 第.
(28) 20r. 誌!. 事lOr o m 、 J. O. 20. 10. 30. 40. 50. 60. 80. 70. 体 長 〈 ぽt). 第. 1 0図 いけす講義殖場においてマアジ額料の超食給手で、前育したプリと各地の天然産プヲ の比体高を示す。. X ,フて然産;・,養殖もの G. 20. 念 10 曜. V T l l. o. 10. 80. 70. 長. いけす網養殖場忙おいてマアジ蔀 f ! の飽食給与で鱈育したブリと名地の天熱産フやり との比体騒を示す。. 第 7表. 60. 孤. 1 i t , 第 1 1図. 50. 40. 30. 20. X". 天然産. e,蓑. 第 1養魚場およびいけす絹養殖場において養強したプリと各地の天然産プリのひれ. の長さの相遣を示す。 天然別│産. し. 塁壁 天. 捻. 巳 l 主 一. 地. i 淵定月口│体. 長 j体. 竺. 養. 殖. 1 3. i日 本 海. 1. l ア l養魚場. 11:. 立 1 2 . 2 お3. l. 鞠 び れ 戸 2背 び れ │ 喧 び れ 第 2背びれ. I J三 竺竺│一一竺 j ! J 〕土 ど二 l ι三 j4 日 J竺 υ l 一 o. 殖(いけす鰐. I. 的. 一 一 ? ? ?. 一. 3 8 . 1. L I. 8 3 9. 5 . 1. 3 . 7. I 0.134 I. 竺 I ,1 028 I 5.0 1~3土\. 竺. 天 然 │ 紀 チ! ¥ 1 . I 11 .2 9. 養. J. l 一 竺 巴 f 号 : J ! ; ! %; ;j f 三 亡 : ご 司 : ? 円 1 仁 卜 三 [ ι J ! ; : 王 し: 1 J 1 1 士 f U ; 1 ( 立 包l i : 二 王 1 ' [ ' 1. 一 一I. 天 然. 重. tI一一千工坦2_~_L_~i~よ _J__(型LJ_(c;!p)_ 1二 容 一 塁 亙. ' l D. 3. I 64.6 I 3,160. I 12.30!. 61 .6. 8 . 2. \"-ム~'-I-~I. - 22-. とi 三 09と. 0 . 1 3. O .1 2 7 I. 日瓦「一一.
(29) この傾向は,広い面積で養殖されたものよちも,狭いいけす網で養殖されたものに顕著である。 また養殖年数が多くなるほど養殖ものと天然ものの肥満度の程遠は大きい額向がみられる c. 2・4 総 括 お よ び 論 議 上に述べた実験結果から養殖プリの記満度,北体高およびえ体幅にはかなり大きな季節的変動が ある乙とが認められる。一般に夏から秋にかけて増大し,初冬に最大となり,冬から春にかけて減 少する傾向にある。この原因は主として養殖場の求畠の変動によるものと思われ夏から秋にかけて は,環境が成長に適し,水温が下降しはじめるため,肥満度などが増大し,冬から春にかけては,水 需度などが減少するものと思わ 温が抵下し過ぎて成長に適さず,水温が上昇の領向にあるため,日己j れる。養殖魚の中では採肉歩止まちが高いものが望まれるが,肥満度の大きい魚は採肉歩止まりも 高いと考えられるから,出荷時期としては,秋から初冬の需が適当と思われる。 養殖魚が天誌のものにくらべ冬季を徐き肥満度,上七体高および比体揺が大きい京国は,主として 養殖場の広さと,餌:粁の量によるものと患われる。養殖魚は狭い場所・で飼育されるため,運動量が 少なく,また館料も十分に与えられるので,よく記満するものと思われる。冬季に養殖魚が天然も のよりも肥溝度が小さいのは,水温によると思われ,天然の海のプリは,追求温を追って回遊する ことができるが,養殖場に閉じこめられた魚は冬季の低温による影響を受け,摂餌活動が低下し,. E 巴濡震が低下するものと患われる。養殖魚は日己満度,北体高および比体 I 闘が大きく,上七き長が } J ¥さ い。この傾向は,養殖魚の出荷時期で、ある秋から初冬に顕著である。出荷された養殖魚、が天然庄の ものにくらべ,太短く,持異な形態を呈するのは,ニのためであろう. G.
(30) 第 3章 第 1節 3・1・1. 人工. 苗. 種 ・. 宅2. 心、. ヒ イ. ま え カt き. ハマチの養殖司の種苗は現在のところ天然に浮遊する稚魚の採捕によって供給され,人工ふ化義 殖法によっては全くイ共給されていない。ところが,近年治岸漁業振興の一策としてハマチ養殖が各 地で益んに行なわれるよラになった結果,養殖数量:が増加したため,最近では天然の誰魚を採揺す るだけではその需要を満たすことが不可能となった。一方,定置鰐などのプリ漁場では最近不現の. Eとして多量に採譜することは,プリ漁場の ところが少なくないが,天然産のプリ稚魚を養殖用種I 浪獲量にも将来悪影響を与えるのではないかと憂慶される. O. したがって,人工ふ化養殖法の完成に. よって養殖男蓮苗を生産し,ブリの資源量の増大をはかることは,養殖業の立場からも,また,プ リ漁業の立場からも強く要望されているところである。 プリの人工ふ化については,いままで,丹田 (1954) および九回ほか 3氏 (1958) の研究がある だけであるが,それによると,ふ化率はきわめて低く,数千個の受精拝のうち,ふイとしたものはわ 年 4月 158から 5月 15日まで 31自問,長崎県男女群島 ずか 2椙であったという。そこで,筆者は 1960 に滞在し,付近の海面から採捕されたプリの天然卵ならびに二重落し絹で漁獲された成熟窺魚の卵 についてふ化実験を行なった。女島は五島列島福江島の西南 70kmにあたる男女群島の中の離れ島 であって,数名の灯台員のほか定住者がなく,漁期だけに滞在する漁畏との連絡も,福江島から数 日に一度という不便なところである。女島漁場の性格については,すでに,石津 (1956),道津廷か 3. 氏 (1956),内田ほか 3氏 (1958) および三谷(1959) の報告にもあるとおり,胃潰、場ではプリの産 非群の漁獲が多く,熟卵・熟精を得る可能性が大きいので,同漁場を実験場として選んだものであ る. O. ついで 1961年には 4月中旬から 5月下匂まで前記女島定置漁場および玉島列島橿江島の富江に. おいて,前年度;こ引続きプリの人工ふイ七ならびにふ化後の子魚の飼育実験を行なった。 本節では天然卵および人工受精卵について,ふ化方法の相遣によるふ化率への影響・受精卵の;輸 送・ふイと稚魚の釘育などについて述べる。. 3 .1 .2 実 験 の 材 料 お よ び 方 法 3 .1 .2 .1 天然卵のふ化 人工受精用親魚が入手されるまでの間,女島近海からプリの天然卵を採集し,これを陸上のふイと 摺に収容して卵内発生を読察し,あわせてふ化率を讃査した。天然卵の採集にな口径 30cmおよび ーは-.
(31) 20cm, 50自の表層引卵採集用ネットを用い,出潟、持に操作した。. 3 .1 .2 . 2 人工受精ならびにふ化 3 .1 .2 .2 .1 親 魚 採卵吊親魚としては,落し網の箱網部に入った体重6,110~9, 500gのものを用いた。また,漁獲. -0.8佐 一 → ← 一 一-/, 0 位 一 一 + 時 一 一 一/ ,0 偲 一 一 一 争 唾 一 一-O l 3m一 一 ー. 号一一. 第. 1 2霞. プリ蓄養いけす網. されてから採卵されるまでの持聞には,そのときの事情にによって 3つの場合がある。すなわち, 漁獲直後に掛上で採卵された場会,いったんせまいいけす鰐に入れ,陸岸まで運搬した後採卵され だ場合,および 2 8または 38いけす絹に蓄養した後,採卵された場合である。親魚の蓄養に沼い たいけす網を第12 図に示す。. 3 .1 .2 .2 .2 人 工 受 講 受精法としては次の 2法によった。. 1)船上または陸上へ取ちあげられた直後の生きている経魚の腹部を手で圧し,生殖子L から流出 する卵を容器に収容する. O. ついで,同様にして,生きている 2,--.., 3尾の埠魚から,精液を流出させ. て卵に注ぎかける方法。 ][)卵を容器に収容する際,少量の海水を容器に入れておき,その海水中に卵を流出させ,つい で精液を注ぎかける方法。 これら受精卵は,受精海水を数回とりかえ,よく洗って余分の精液を取り除いた後,百年定のふ化 措に収容した。. 3 .1 .2 .2 .3 ふ. イ 七. 9 3 3 ) ,女島は交 海産魚卵のふ{七器については,すでに数種のものが考案されているが〈藤田, 1 通不安で長港がないという立地条件にあるので,. 3図 , PLATE 4F および ふイ七槽としては第 1. - 25-.
(32) PLATE5 , Gに示すとおり,次の種類のものを用いた。すなわち,. A 第. B. 1 3図 海 上 木 製 ふ 化 槽 の 寸 法. 6時間ごとに水をかえるもの。 屋外静止水槽で、温度は調節せず, 6時間ごとに水をかえるもの。 室内静止水槽で温度は調節せず. 陸上. ,F ) 常時注水(流水式)で温度は調節,空気吹き込みのもの (PLATE4 水槽を動揺させ,温度は調節 ra--EE/ ヘisssE¥. erI. 海上. 3 .1 .2 .2 .4. 6時間ごとに水をかえるもの。. 00日の網を張り,海面に浮かべる。 木箱の一部に 50~ 1 木箱の内部はポリエチレンシ{トを張り,箱ふたの一部はポリエチレン. 3図および PLATE5 ,G ) シートだけとするもの。(第 1 細孔を開けたポリエチレン袋を海面に浮かべたもの. (PLATE5 ,G) 受精卵の輸送. 1 9 6 1年 4月1 8日および 5月1 8日,女島から五島列島富江まで 6時間,大洋漁業株式会社運搬船新 洋丸の甲板上に受精卵を収容した水槽をのせて輸送した。. 3 .1 .2 .3 ふ 化 子 魚 3 .1 .2 .3 . 1 ふ化子魚の状態 ふ化した子魚は,陸上および海上に設置した種々の飼育水槽に収容し,飼育中の形態の変化・遊 泳状態・死亡などについて調査した。飼育水槽としては前記ふ化槽のうち a,C,および e を使用 した。. -2 6一.
(33) 3 .1 .2 .3 .2. ふ生子魚の輪送. 1) 1960 年 5月 138ふ化した子魚を. 5月15日海上保安庁の女島灯台への連結船[うくやいす j 丸. (77.25トン〉の甲板に乗せて,女島から五島苑畠中の福江島玉の浦まで輸送した。在魚の輸送方法. は,ポリエチレン袋に詰めたものと,甲板上の京事曹中に誌記 eのふ往箱を、厚かべたものとの 2種類 を思いたが,当自は嵐雨を伴う荒天であったため,それ辻後に述べるように雅魚の輸送に致命的な 悪影響を及ぼしたように思われる。. 1 )1961年. 5月 188 および 5月 22日,女島から五島列島富江まで 6時間ふ北魚を (PLATE 5,. H.I)に示したような試薬びん・管びん・ポリヱチレン袋などに入れた大洋漁業抹式会社運撮船新 洋丸の甲板上に乗せて輸送した。 3 .1 . 2 . 3 .3. ふ北子魚の飼育. 1961年の実験でふイとした子魚に原生動物,ブジツボ幼生などを与えて飼育した。. 3 .1 .3 実. 験. 結. 果. 3 .1 .3 . 1 天祭卵からのふ化 3 .1 .3 .1 . 1 天然卵の採集 1960 年 4丹 18日から 5月 38 までの間,女島東方沿岸に敷設されたプリ落し網付近の海面から卵. 採集用構で集められた夫然プソ卵の数を第 8表に示す。 第 8表. 1960年 4月間白から 5月 3日までの間に,男女群島女島近海から表層引卵誰魚ネットで. 採集されたプジ邦の探集記録。 採 集 日 ! 4月 間. 1 /. 19. │. 採. 集. 時. 刻. │ 採 集 個 数. 06.30 ' " ' ' 08.00. 12 個. 13.00. 14.00. 10. 07.00. 08.30. 07.00. 08.30. 07.00. 08.30. 1 /. 1 /. 13.00 ' " " 14.00. 65. 1 1. 26. 06.30 '" 07.00. 4. 1 1. 1 /. . . . . . . 1 3.30 12.00 ,. O. 4 28. 07.00 , . . . . . . 0 8.30. O. 1 1. 30. 06.30 '" 08.00. O. 5. 1. . . . . . . 0 8 .00 06.30 ,. O. 1 1. 2. . . . . . . 0 8.00 06.00 ,. O. 1 /. 3. 06.30. o .. ~. 08.00. - 27-.
(34) 3 .1 .3 .1 .2 第 1回 実 験. 天然卵のふ化. 1960年 4月 1 8日に採集された卵 22程のうちから,発生が比較的進んでいると思われ. る卵 5個を選び,これらを直笹20cm.海水1.21を入れた半月形のアルマイト製容器のふ化槽に収容 し,それを海水を溝たしたバケツの中の海求の温度を調節すことによって.ふ{七槽の水温を 18~200. C に保つように装置した。ふ化槽内の木は; 3" ' ' 4時間ごとに半分を新しい海水と入れかえた。そ. の結果,供試 5卵のうち最初の 1個が工9日午話工時(採集後 18時 間 30分〉にふ化し, 1 9日午後 7時 までにさらに 3個 , 合 計 4個がふ化したが,残つの 1 Mは21日に立ってもふ往しなかった。したが って,ふ化率は 80影である。採集当時の天捻卵は,いずれもふ化構の水面に浮かんでいたがふ化の 数時間前にはふイヒ壊の底に沈下し,ふ f との擦にふわりと水面に浮かんでぎた. O. 採集当時発生の進ん. でいなかった天然卵はふ北率が悪かった。 第 2盟 実 験 1960 年 4月218に 前 屈 と ほ ぼ 同 じ 海 面 か ら 卵 採 集 用 ネ ッ ト で 採 集 さ れ た 天 然 ブ リ 卵. 95 個を,経29cm, 横20cm,深さ 25cmの角形ガラス容器(海水 131入ち〉に i 反容し,この容器を直 径 46cm,深さ 16cmの同形示請中に入れて,水槽の水温を調節することによって,内側のふ牝槽の. 0 時 間 30分〉ふ化数は 1 8卵であっ 水濯を 18.5,--.....,20.5 Cに保った。翌 228午 後 8時 半 ま で 〈 採 集 後37 た。したがって,ふ化率は 19%でま〉る。天;誌卵の採集は以後の人工受精の実験のため中止した。. 3 .1 .3 . 2 人工受精およびふ化 3 . 1 .3 .2 . 1. 親魚の熟度と受精率. 定置穎で漁獲される親魚のうち,雄は多数あち,かっ,放精しているものが少なくないが,権は 年には女島持在中 10自 少数で,しかも,熟卵を放出しているものはきわめてわずかであった。 1960 の人ヱ受精実験を行なったが,卵は完熟でないと受話 しない。すなわち,漁獲時放卵しない陸の腹 a. 部を切開して卵を取り出し,精液をかけても全く受精しなかった。放卵中のものでも,せまい蓄主主 いけす網に長期間入っていたものでは受精率は低下するのが認められた。 第. s表 採 卵 用 プ リ 親J急〈平〉の蓄養時関の長短による受精率の相違を示す。. 月一勺「時時間分. !. 臨器時. 絹F. 受精一率. ω. 4 . 2 9 .. 0 7 . 3 0. 4 . 2 9 .. 1 2 . 1 0. 4 . 4 0. 3 0 . 0. 4 . 3006. 0 0. 2 2 . 3 0. 35.0. 1 8 . .0 0. 5 8 . 30. O. 0 8 . 0 0. 7 2 . 30. O. 5 .. L. 5 . 2 2 .. すなわち,第 9去に示したように. 0. i. 〈権獲直後). 9 4 . 3. 4月29日に漁獲されたものは放界中であったが,それらを, 5. - 28-.
(35) 月 2 日まで直径 1 m,長さ 3.6mの 足 形 絹 い け す で 蓄 養 し , そ の 問 に 取 り あ げ て 採 卵 受 精 し た と こ ろ,漁獲亘後は 94.3%であった受精率は. 4時 間 40分後では 30%, 22時 間 30分 後 で は 35労 , 58時 需. 30分 以 後 で は 全 く 受 精 し な か っ た 。 な お , 実 験 に は 峰 2尾 の 卵 に 雄 3尾 の 精 液 を か け 各 回 と も 同 ー. の親魚を用いた. O. 受精に思いた卵の亘径は1.22 r . . > 1 .30m担. (10 担測定〉で平均1.252mmであった c. これらの実験から,卵の熟度が受精に大きく関採し,完熟卵を得ることが受精率を高めるうえに 重要であることが認められる。 親魚の性比は,離が少なく,雄が多く. a. その値はほぼ 3:7で あ っ た 。 親 魚 の 形 態 は , 放 卵 ・ 放. 精 前 の も の は 腹 部 が 大 で , 肥 満 度 も 大 き い が , 放 卵 後 は や せ 型 と な り 肥 満 度 試 小 さ く な る 。 第 10表 は 1960年 4月 16日 に 漁 獲 さ れ た 放 卵 前 の 親 魚 の 魚 体 各 部 の 長 さ お よ び 重 量 ・ 肥 満 度 ・ 生 殖 せ ん 指 数 などを示したもので£る。 第. 1 0表 1960年 4月 16日女高漁場で漁獲された採部用プリ親魚の魚体測定記録 体 重. 生殖せん重量. G J E詰実=一一一一一一,生殖せん指数ニ (是さ体長〉 3 .-.- (昆さ誌長 ) 3 ~九~一~必1~. 一一一三. J j J I I. S F. 澗定国所一\\\~I_____--=-_____-' 体. 重は). 1. 体. 高. I. (cm). 8, 700. j -. o o o I__~~__I__~____~ I___._.._~oJ. 8, 4001. 8, 7 0 0. … ~I-ι7. 作 * 亘 (cm) I 14.0. 一云ー:元日ふ三. 今. ♀. 1 4 . 0. ! ー ム ム. 8, 70o I. ム工~ I. 19.7. 15.6. 13.9. 89・2. 93.8. 8, 50o 1 19.3. o 9, 4 0 0 21 .5 1 4 . 9. ..875 _ _ 1 _. . 戸 二3. 毘 さ 体 長 (cm). 82.8. 83.2. 82.0. 86.9. .3 81. 8 7 . 5. 9.9. 9.4. 1 0 . 8. 2 支. ひ. れ. (cm). 9.3. 1 0 . 1. 9 . 2. 1 0 . 4. 9.8. 1 0 . 7. m 一m-m. 4 一7. l. 一j. 2. l. ωM. 6. 一. 一日一. 一一二. 一む一巳ヨ. J. 口 一. 9.7 5. 9.6. 一 一. 10.3. れ一れ一れ. (cm). ひ一一ひ. れ. わ. ひ. し一足一第. 立 旬. 女島滞在中,熟卵をもついるプリが漁獲されたのは, 1960年には 4 月 22 日 ~5 月 11 日であるが, その間の同漁場沿岸表層木の温震は, 1960 年では 1 7 .6 21 .OOCで あ っ た 。 同 島 滞 在 中 の 4月 16日か r--./. ら 5月 14日 ま で の 同 海 域 で の 表 層 水 温 お よ び 比 重 (S15) を第 11表に示す。. -2 9一.
(36) 第. 月. 1 1表 1960年 4月15Elから 5月14日までむ女畠沿岸表j 毒水温および比重. ヨ. 測定時刻. j本. 重 ( I5 c ) 0. 1.0253. 一. 一. 1 0 . 00. 1 7 .8. 1.0264. 1 0 . 00. 1 8 .5. 1 0 . 00. 1 8 .5. 1 0 . 00. 1 8 .3. 2 1. ぷ 吉. 1 0 . 00. 1 9 .8. 22. 晴. 1 0 . 00. 2 0 .3. 1.0262. 2 3. 雨. 1 0 . 00. 1 9 .6. 1 .0 263. 24. 爵. 1 0 .0 0. 1 9 .8. 1 0 .1 0. 1 9 .0. 26. 1 0 .0 0. 1 8 .7. 27. 1 0 . 00. 1 9 .0. 25. 一. え. 1 8 .1. 17 時 00 分. ' .. 温( O c ). 雨. ・ │ /J¥. 28. 晴. 1 0 . 00. 1 9 .0. 29. 日 吾. 1 0 . 00. 1 9 .0. 1 0 . 00. 1 9 .1. 1 0 . 10. 1 9 .7. 2. 靖. 1 0 . 20. 2 0 .0. 3. 靖. 1 0 . 00. 21 .0. 1 0 . 00. 1 8 .3. 1 0 . 00. 1 9 .8. 1 0 . 00. 1 9 .0. -7-IT日. !. 主 主 手. 自信討一曇. 6 一7. 1 0 . 00. 1 7 .6. さ. 1 0. 雨. 1 0 . 00. 1 7 .8. 1 1. 晴. 1 3 . 0o. .19.7. 12. 曇. 1 0 . 00. ‘ .9. : l : l : : : ト 平 均. 一日一. 1 .0258. 1 9 .0. 1.0258. 1 9 .8. 1 .0 2 6 3. 1 9 .1. 1.0257.
(37) 3 .1 .3 .2 .2 第 1田実験. 卵の生残率のふ化構による相違. 1 9 6 0年 4月22日午前 8時 40 分落し網に入ったプりのうち,体重 8 ,3 00gの離と体重. 8,7 0 0g の誰との笥で,乾法および湿法によって人工受精し,両方式のものを混合してそれらの受 精卵をそれぞれ下記に示すような異なる 7つの条件のもとにふ化させた。. a .. 水温を 19~210. Cに謂節した 81入りガラス水槽(経 17cm・横 21cm.深さ 24cm) に卵50 < 簡. をi 民容し,陸上室内に静置した。. b . ポリエチレン袋 (5 1入り〉の数カ所に針で穴をあげ,卵4 0 個を収容して,女島桟揺横の海. 0. 9 .0 2 0 .5C,上七重 (S15) は1.0260~ 1 .0 2 6 3で 面に浮かべた。実験期間中の間海面の水温は 1 r--/. あった。. c . 底の 1部 に 幅 6cm,長さ 40cmの大きさの 5 0自の網を張った木箱(縦 35cm.横 40cm.深さ 27cm) に卵 1 ,2 0 0 { 屈を収容し桟橋横の海面に浮かべた。誌の絹を張った部分を i 奈さ,フド箱の丙 側にはポリエチレンシートを張れ動揺による卵の密撃を訪いだ。また,木箱の天井の一部分 には子しを開け,ポリエチレンシートを通じて光が入るようにした。本湿は 1 9 . 0. r--.>. 2 0 . 5oCであ. った。 c ' . 受 精 後2 8時間 30 分まで. C. の容器中に収容し,発生の進んだ卵 1 5担をとり出して,謹上の静止. 横33cm・深さ 27cm) に移し,温度の謂節を行なわない。水増内の水温法 1 7 . 5 水 槽 ( 縦48cm・. 2 0 . 50 Cで為った。. r--..>. d . 陸上の静止水槽〈縦51cm・槙35cm・深さ 27cm) に卵 500桓を入れ, 日中は屋外に出し,夜 8 .0~22. OOCであった。 は室内に入れて湿度をあるていど謂部した。水槽内の水温は 1 e . 陸上の静止水槽〈殺48cm.横 33cm・深さ 2 7 c ' m ) 数個に j それぞれ界 5 0程・ 200 個 ・8 0 0 個ずつ. 6 .5 2 3 .5 C 収容し,昼夜とも屋外に放置した。木擢内の水温は昼夜による温度差がはげしく 1 0. r--..>. であった。. f . 51入りポリエチレン袋に卵 50倍を収容し. 1時間ごとに空気を吹き込み,また 6時間ごと. 7 .5 2 0 .5Cであった。 にオくをかえ陸上に置いた。実験期間中の水温は 1 0. , . . . . ,. その結果は,第 1 2表に示すように,時間の経過とともに,ふイ七 1 曹によって卵の生残率に大きな差 があらわれた。 すなわち a .d .e .f など,全期間を陸上に置いたふ化 1 曹は,発生の初期たる桑実期までに全部が 発生を停止し,受精後 2 4時 間 40 分に調べたときには生残率は O影であった。. これに反して. b,c,. c など海上に浮かべたふ化槽では,発生の進んだものがかなりあり,受精後3 0時 間20分 " " " " ' 4 0分に調 l. 0 " " " " 2 3 %であった。その後しげのため b は流失してその後の経過は不明と べたときには生残卒は 2 - 31-.
(38) 第. 1 2表去、化措の種類別によるプリ卵の生残卒の桔達 1(1960年 4月22日受精) 長. F 同ま海面に浮かべた期間の生残率. a .b .e .f. b. C. 日; l 計 七 〉l u l ; ; ? ? J T J lf J i r i [勺. ;生漬率 I (務). 22.08.40 97.0. 空刊. Q4. n v. υ ハ 4 4. ft. il!lifl-lili--. d. ,き寸. 一コロ. 61.20 ふ北開始 65.20. 62.50 ふ北開始 68.50. 7.2. なったが, cf 主流失を免れ,ふイとするまで発生の進行状態が観察された。その結果. 7.2%で あ っ た 。 一 方. cのふ吃率は. cの 一 部 を 謹 上 へ 移 し た ど で は , そ の ふ 化 率 は 1 6.4形であった。. このよう. 100 抗 予. 、 、. 、 、 、 、 、. 9. 生. 費. ¥. 5 0. 、 、 、 、 、 、、. 1. " x _ _ _ _ _ _ _. 1. 『. 率. 『. ーー ー ーー. 、、 旬 、 ‘ 、..... ー..1.-_『下 Y. 〆 ー 、. 1000. 戸. 3000. 経 緯 爵 閤. 回 、J 第. 2000. 4000 5000. {み). 1 4図 受精卵のふ化槽による生戎率の比較。・,海上に浮かべたふ化撞;企,海上ふ化槽収 容後陸上に移した場会. X ,盤上静止ふ化槽。. - 32-. 16.4.
(39) に. c よりも c 'の方がふ化率が高かったわけは,しけのため. cのふ化槽の卵は大きな毎撃を受け. 'はその害がなかったためと思われる。し汁がますます激しいので, たのに反し早く陸上へ移した c C. は 受 精 後 48 時 間 20分に一部を陸上へ移したのであるが,引き続き海上ふ往槽に放置した. C. の残部. は 受 精 後53時 間 20分に謂べたところ,しけのため卵は砕けて生存しているものは工詔もなかった。 ふ住は. C. の場合では受精後61時 間 20分からはじまり, 65 時 間 20分に終了したが. 分からはじまり, 68 時 間 50分に終了した。ふ北の数時間前には, 間 50. c 'の場合では 62 時. すでに前述したように. c,. c 'いずれの場合もすべての卵はふ化槽の患に沈下した。. 第 2回 実. 験. 1960 年 4月29日午詰 7時 50分二重落し網に入った峰 1尾 〈 体 重8,400g) と主主. 2尾 C8,600gと8,100g) の聞で乾法で受精させ,誼ちに海面に浮かべた網製ふ化器に入れて,桟橋 まで移動させ,第 1留の実験の際使用した. C. のふ北箱と,絹製ふ千七器とに収容した。. C. のふ北1 曹に. は 3,000信収容した。ところが,設置後数時間たったころ〈正午ごろ〉に大量の重油が流れてきて 邦に粘着し,大被害を受けた。. とくに,鰐製ふ化器の卵は被害が大きかった。. すなわち,. 受精後. 56 時 間 10分後に木籍中の g pを検査したところ,順調に発生しているものは約90粒で,収容受精卵の わずか 0.29労 で あ っ た 。 そ こ で 一 部 を 21 入りの陸上静止本構に移し,水温を 19.0,-....., 2 1 .9 Cに調 0. 節したところ, 15卵中 3信がふ千七した。一方引き続き海面〈木混 1 9 .0~ 2 0 .OOC) に置いた木箱中 の卵は, 19卵中 3~ がふイとした。これらの経過を表示したものが第 13表である。. 第. 1 3表 ふf 七摺の種類別によるプワ邦の生残率の椙達1f ( 19 6 0 年4 月29B受精後海面に重油が 流れてきた場合を示す〉。長印は海面;こ浮かべた期間の生残率. 開 始. 1. 月 終 日 五 分 ! 謂 時 男 j 生残率 4 . 2 9 . 7 . 5 0. 〈受精) 4 . 2 9 .1 0 . 0 0. 4. 2 9 .1 0 . 0 0 5 .. 1 .1 6 . 0 0. I. 2 .1 0. 5 4 .0 0. I. ω. 9 4 . 3. 月終開日. 了 時 始 分. 時時界[生残率〈忽). 4 .〈 受2 9 . 位 7.¥ 5 0. 4 . 2 9 .1 0 中汚.ノ. 5 .. 。 。. 1 .1 6 . 0 0. 9 4 .3. 5 4 .0 0. O .2 9栄. 重油の被害. 1 5 . 3牢. - 3 3ー.
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