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また,各実験区の個体を解剖した結果,肝騒の色は a区および

d

tRのものでは赤色がかっている が, b, c, eの各区のものは自色がかっていた。

箭肉の色は, a tRおよびd呂のものは赤味がかつており美しいが ctRのものは白主がかってい もた。味覚の官能検査の結果では, b区 お よ び C区のものは味が濃厚であるが, a G互のものは比較的 決 自 で あ る 。 物 理 的 な 味 , す な わ ち , 肉 の し ま り で はC区およびe区のものがすぐれていたO

考 察 以 上 述 べ た 実 験 結 果 か ら , 16. 6~28. 80Cという水温の範囲では a区・ b区 .c区 の ように単一な種類を与えて鋸育する場合よりも,マアジと他の種類との配合餌料を与える方が成長 が良好であることがわかる。マアジ・カタクチイワシ・サンマのおのおの単一餌料の簡で比較する と,カタクチイヲシによるものは成長度が高く,餌料効率が中位で死亡率がOで あ る か ら 本 種 は 最 も餌料として適する。サンマによるものでは餌料効率は高いが成長度が中位で,また,苑亡が2呈

(8 

%)あるから餌料としては中位である。マアジによるものでは,死亡率は

O

であるが成長度が 低く,立与 料効率も最低であるから,餌料としては下位と考えられる。一方,配合館料の中で比較す ると,マアジ去,カタクチイヲシ去の配合のものでは,成長度が最もよく,餌料効率は中位,死亡 は2尾 (8労〉で£るが,プリ O年 魚 に お い て 拭 商 品 錨 値 は 魚 体 が 大 き い 方 が 高 い の で , こ の 配 合 第料が餌料としては最も適当と考えられる。 8タ6の死亡率については実験例が少ないので,餌料が 直 接 の 京 国 か ど う か 断 定 は 菌 難 で あ る 。 マ ア ジ 去 , サ ン マ 去 の 配 合 に よ る も の で は , 餌 料 効 率 は 高 いが成長度は中泣,死亡率足。であるから,成長を第一と考える場合には鍔料としでは中位と考え られる。しかし,成長度を第二義的に考え,餌料の効率主主最も重視する場合にはこの配合のものは 餌料として適当と考えられる。マアジ

j f

,サンマ去の配合によるものは亮亡率はOで あ る が , 成 長 度,鶴科効率ともに低いので,餌料としてはド位と考えられる。

したがって,この期の餌料・としては実験に用いた餌料の種類のうち,商品価龍(魚体の大きさと 色)から考えると,マブジ去・カタクチイワシ

t

の配合餌料が最も適当で,ついで,カタクチイヲ シ単一餌料,マアジ去・サンマ去の配合餌料が良好であると考えられる。餌料効率と死亡率とから 考えるとp マア戸き・サンマ去の配会餌料が最も適当と考えられる。 一方,マアジだけの単一餌料 の場合や,マアジの割合の大きい配合餌料の場合には死亡率は小さいが成長度,餌群効率ともに伝

く,適当とは考えられない。

4 . 3 . 2 . 4  

総 括 お よ び 論 議

成 長 度 0年魚の成長度は,実験番号

I

の結A果から 7月の飽会まで給与していない場ノ舎には イカナゴばかりを与えた場舎が最もよく,飽食まで給与する場合には,マアジき・イカナゴきの配 合餌料が最もよいことがわかるG ま た , 実 験 番 号

1

1 1 1

および

E

の結果から 8....9月の麹食まで、給

与しない場合には,マアジだけを与えた場合とカタクチイヲシだけを与えた場合とで大差が

t

;.いが,

盤 会 ま で 給 与 す る 場 合 に は 記 者 の 方 が 後 者 よ り も 成 長 度 に お い て は る か に ま さ っ て い る 。 さ ら に 実 験 番 号

Y

の結果から, 9 月中匂 ~11 月のマアジき・カタクチイヲシ去の配合鎮料を給与した場合成長 度 が 最 も よ い 。 そ し て 一 般 に マ ア ジ ヲ カ タ ク チ イ ヲ シ , サ ン マ の 単 一 餌 料 よ り も 予 マ ア ジ と カ タ ク

チ イ ワ シ , あ る い は , マ ア ジ と サ ン マ な ど の よ う な 配 合 餌 料 の 方 が , 前 記 の 単 一 餌 料 よ り も 成 長 度 がよかった。 7月および9""""11月において配合餌料の成長度が高いわけは,単一餌料では栄養的に 揺するが,ífc!.合餌ff-で辻それが適当に梧補っているためと思われる。 7 月および 9~11 月には,マ アジ単一餌粁によるものでは成長度が抵いが,これはマアジが,カタクチイワシ・イカナゴ・サン マよち脂肪分が少なく,また,棒重に対する

i

売の割合が小さいためと思われるo 8"""" 9月にはカタ クチイヲシの単一餌料によるものの成長度が低いわけは,退食のために健康を害したためと思われ る。

餌 料 効 率 実 験 番 号

I

の結果から 7月中の餌料効率は,イカナゴの単一餌幸子によるものが最高 で,配合館料によるものでも,イカナゴを含む割合の天きいものほど高いことがわかるO 実 験

1

,:1

E

および買の結果から, 8"""" 9月の餌料効率は,マアジ餌料によるものと,カタクチイワシ餌料に よるものとでは大差はないが,前者によるものの方が少し大きいことがわかるO 実 験 番 号

Y

の 結 果 から 9月 中 旬"‑'11月の餌料効率は,サンマの単一餌料によるものが最高で,配合餌料によるもので い サ ン マ を 否 む 割 合 が 大 き い も の 詰 ど 高 い こ と が わ か る 。 マ ア ジ 単 一 餌 料 に よ る も の は 最 低 で あ る。水湿の好適な環境にあるものに対しさは,イカナゴ・ ‑:tンマなどの脂肪と蛋白質含量の多い餌 料 が 効 果 的 で あ る が , 高 木 温 侍 に お い て は カ タ ク チ イ ヲ シ な ど の よ う に 脂 肪 の 多 い 餌 料 は 魚 誌 の 健 康 を 害 し や す い の で 努 ま し く な い 。 こ の 場 合 は マ ア ジ の 方 が 魚 体 の 健 康 を 害 し に く く , か つ 額 料 効 率も高いと考えられる。

誠 耗 死 亡 に よ る 減 耗 率 は , 実 験 番 号

I

の結果から 7月はサンマの単一餌料によるものが 大 き く , 実 験 番 号

1

1

および冒の結果から8r‑‑./9月はカタクチイヲシの単一餌料によるものがきわ めて大きいことがわかる。また,死亡による減耗は 8月 の 水 温280C 以上の時に多い。実験番号干 の結果からでは 9月中旬‑‑‑'11月 下 旬 の 減 耗 率 は , ど の 種 類 の 餌 料 を 給 与 し た 場 合 も 低 い 篠 向 が 認 められるが,餌料の種類による死亡率の相違は死亡数が少ないので不明である。

8""""9月にカタクチイワシ餌料を鐘食に給与するとき死亡率が高くなる原因については,第料と して用いられる夏季のカタクチイワシには砦訪含量が高く,その脂坊が酸敗しやすいこと,高水温 時であるから過食しやすく,消化能力以上に摂取しすぎる結果となること,プソの遊泳がいけす鰐内 に限られるとき運動不足となり,ますます港北不良の原因となることなどが考えられるO なお,実 験

I

と実験lVとは再様な実験であるから,その領向が栢似ているのは当誌であるが,その程度にお

いて差異が認められたのは,予備鋸育中の餌料の調理方法と

E

間 給 餌 率 が 椙 達 し た こ と , お よ び 実 験期間中の水温が担遣したためと患われる。

結 論 以 上 述 べ た こ と か ら

o

年 魚 を 養 殖 す る た め の 適 当 な 餌 料 と し て は , そ の 初 期 ( 水 温 が ま だ 最 高 に 達 せ ず25....280C の 範 囲 〉 の 日 間 給 餌 卒 が 患 い 場 合 に は イ カ ナ ゴ が よ く , 飽 食 に 給 与 す る 場 合 に は マ ア ジ き ・ イ カ ナ ゴ 去 の 配 合 餌 料 が 適 当 で あ る と 考 え ら れ る 。 養 殖 の 中 期 で 本 語 が 最

も高く 27,--...,300C の 8~9 月においては,カタクチイヲシ単一餌料よりもマアジ単一餌料の方が適

当と考えられる。 さらに,養殖の後半である 9 月中旬 ~11月の水温 1T'~280C においてはマアジき .カタクチイワシ去の配合餌料が遺当であると考えられる。

第 3

切 断 魚 肉 と 粉 砕 魚 肉 4 . 3 . 3 . 1

ま え が き

プリ養殖用の額:料としては,現在のところ小魚が主として用いられているが,プワの口の大きさ にくらべ,餌が大きすぎてそのままでは摂取されない場合には,粉砕するかまたは切断して給干し な け れ ば な ら な い 。 と こ ろ が プ り の 摂 鋲 動 作 は 活 発 で あ る か ら , 粉 砕 肉 で は 相 当 量 の 餌 料 が 飛 設 流 失することが目撃されるO それに反し,切断肉では比較的流失が少ないように見受けられる。また,

粉砕肉と切断肉とを比較すると,餌料として摂取された際,魚体に対する?当化作男に差異があれ その結果,成長支・餌料効率・説話卒・

5

巴満度などの点において両者に栢当な差異があるのではな いかと忌われる。そこで,筆者は白浜町地先海面に等容積のいけす絹を設置し,務砕魚肉を給与す る宍験丞と切断魚肉を給与する実験区とに分けて 0年 魚 の 飼 育 実 験 を 行 な っ た 結 果 , 両 者 の 間 に 上 記の諸点について大きな差異が誌められたので報告する。

4 . 3 . 3 . 2

実 験 方 法

) 養 殖 場

白浜町地先古賀浦湾の一部に,縦:3.6m,横3.6m,深さ2.4m (面 積 約13m勺 の 広 さ の い け す 絹 を10担設置し, 1 {自のいけす鰐を 1倍の実験区とした。いけす絹地には, 21本格 11節の日会の ~ß 鱗

漁 鰐 〈 ナ イ ロ ン と 塩 化 ピ ニ リ デ ン の 混 掠 〉 を 用 い た 。 い け す 絹 の 間 需 は 約 108mとし,海水の流通 に関し各いけす網がなるべく等しい条件となるように設置した。

]

[  ) 供 試 魚

熊野;撃で混獲された O年魚をいけす絹内において30日間予備飼育し,各実験区とも平均体重がほ ぼ等しくなるように謂整して,それぞれ50尾 ず つ 収 容 し た 。 予 備 飼 育 中 の 洪 試 魚 へ の 日 間 給 餌 量 は 鰐 付 け 後 実 験 毘 始 ま で の 約20日間魚徐重の約15労 と し , 餌 料 と し て は 粉 砕 魚 肉 を 給 与 し た 。 供 試 魚

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