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電子抄録 PDF を表示するアプリについてのご注意 DICOMAdobe Acrobat Reader Adobe Acrobat Reader Android PlayAdobe Acrobat Reader Adobe Acrobat Adobe Reader ios App StoreAdob

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i

【電子抄録の使い方について】 イーサイトヘルスケア株式会社  http://www.esite-hc.com/ 初版 2017 年 2 月 1 日

【電子抄録PDFを表示するアプリについてのご注意】

DICOM

画像をご覧いただくためには、電子抄録を

Adobe Acrobat Reader

で開くことが

必要です。

 手順は以下の通りです。

Adobe Acrobat Reader

以外のアプリでは、

       

表示されないことがあります。ご注意下さい。

Android

端末をご利用の場合

・予め

Play

ストアから

Adobe Acrobat Reader

をダウンロードして下さい。

・電子抄録のダウンロード時に、「

Adobe Acrobat

で開く」を選択してください。

・次回以降

Adobe Reader

を起動してリストから選択することによりご覧いただけます。

iOS

端末をご利用の場合

・予め

App Store

から

Adobe Acrobat Reader

をダウンロードして下さい。

・電子抄録がブラウザに表示されたら、画面をタッチすると画面上部に「次の方法で開く」が

表示されますので、「

Adobe Reader

で開く」を選択してください。

・次回以降

Adobe Acrobat

を起動してリストから選択することによりご覧いただけます。

【電子抄録の使い方】

(1) 各演題のページの         をクリックして下さい。

(2) Webブラウザが起動し、演題に該当するDICOM画像検査リストが表示されますので、

表示したい検査の

画像

をクリックすると、DICOM画像が表示されます。

(3)

ii 【電子抄録の使い方について】 イーサイトヘルスケア株式会社  http://www.esite-hc.com/ 初版 2017 年 2 月 1 日

(3) 画像右側スクロールバー、またはその近傍を指1本(マウス)で上下するとページングがで

きます。

(4) その他の機能として、画面上部にボタンが用意されています。機能を変更する場合は、

画面上部のボタンを押す必要があります。下記に代表的なボタンの簡単な説明と注意点を記

載します。

● [シリーズ]ボタン、[イメージ]ボタンでウィンドウレイアウト変更

※ 上図は、シリーズボタンをプルダウンして1×2のレイアウトを選択

● [ズーム]ボタンを押し、指1本(マウス)で上・下することで、拡大・縮小

● [パン]ボタンを押し、指1本(マウス)で自由に移動

● [W/L]ボタンを押し、指1本(マウス)で上・下(L)、左・右(W)が変更

※ W/Lが変更されるとシリーズ全ての画像が再度ダウンロードされます。

● [スクロール]ボタンを押し、指1本(マウス)で画像右側のスクロールバー又はその近傍

を上・下することでページング

● [▼][▲]ボタンをクリックすると1枚単位でページング

詳細な操作説明は、下記URLの画面左にある『WEB VIEWER 操作説明』をご参照ください。

  URL:http://www.esite-hc.com/cn03/cn03/shoukakigazoushindan.html

【通信パケットの容量について】

 モバイルWi-Fiご利用の方で、パケット制限が気になる方への情報です。

 参照される画像枚数(CT/MRの先読みを含む)と使用頻度に応じた通信量となります。

● CR 1枚あたり200KB程度。CT/MR 1枚あたり30KB程度(50枚:1.5MB、500枚:15MB)。

<追加情報>

 パケットが発生するケースは画像表示とJavaScript読込み時に発生します。検索画面や新規タブを起動す ると JavaScript 読込みオーバーヘッドが発生しますが、容量の大部分は画像によるもので「画像を何枚読込 むか」を基準にお考えください。10分間検索リスト上の様々な画像を(通常操作程度の頻度でCT、CRなどを 表示してWLを変える等)表示した場合、100MB ~ 120MB程度のパケットは流れます。CT 200枚の1検査を WL を変えながら参照する、という場合には10MB ~ 15MB程度のパケットとなります。

(4)

第67回日本消化器画像診断研究会

プログラム・抄録集

当番世話人 : 真口 宏介

(手稲渓仁会病院 消化器病センター)

会 期 : 平成29年9月15日(金)・16日(土)

会 場 : 札幌プリンスホテル 国際館パミール

札幌市中央区南2条西11丁目

[ 事 務 局 ] 手稲渓仁会病院 消化器病センター

〒006-8555 札幌市手稲区前田1条12丁目1番40号

TEL : 011-681-8111(代表) FAX : 011-685-2967

(5)
(6)

日本消化器画像診断研究会 世話人

<執行部世話人>

代  表

真口 宏介

監  事

海野 倫明

花田 敬士

庶務担当

糸井 隆夫

財務担当

蒲田 敏文

<世話人(計81名)>

内  科

有坂 好史

猪狩 功遺

伊佐山浩通

糸井 隆夫

伊藤  啓

(34名)

今井 英夫

入澤 篤志

植木 敏晴

岡庭 信司

岡部 義信

岡部 純弘

樫田 博史

潟沼 朗生

神澤 輝実

菅野  敦

菊山 正隆

北野 雅之

工藤 正俊

窪田 賢輔

佐々木民人 

塩路 和彦

芹川 正浩

長川 達哉

野田  裕

長谷部 修

花田 敬士

原  和生

比佐 岳史

藤田 直孝

前谷  容

真口 宏介

峯  徹哉

八隅秀二郎

吉田 浩司

外  科

伊佐  勉

海野 倫明

遠藤  格

大塚 隆生

奥田 康司

(24名)

北川 裕久

木村  理

小西  大

佐野 圭二

佐野  力

島田 光生

清水 泰博

趙  明浩

土屋 嘉昭

土井隆一郎

中村 雅史

羽鳥  隆

平井 一郎

平野  聡

藤本 武利

松田 正道

松村 敏信

山上 裕機

力山 敏樹

放射線科

角谷 眞澄

蒲田 敏文

櫻井 康雄

竹原 康雄

平井都始子

(8名)

廣橋 伸治

山城 正司

吉満 研吾

病  理

大池 信之

鬼島  宏

坂元 亨宇

佐々木恵子

全   陽

(15名)

髙瀬  優

中島  収

能登原憲司

濱田 義浩

福嶋 敬宜

福村 由紀

古川  徹

安川  覚

山口  浩

山野 三紀

<名誉代表世話人>

有山  襄

堀口 祐爾

山雄 健次

<名誉会員>

村島 義男

竹原 靖明

中澤 三郎

中山 和道

松代  隆

永川 宅和

池田 靖洋

田代 征記

渡辺 英伸

須田 耕一

神代 正道

清水 武昭

梶原 建熈

竜  崇正

石川 洋子

有井 滋樹

白鳥 敬子

田中 雅夫

森安 史典

須山 正文

渡邊 五朗

山口 幸二

<特別会員>

船曳 孝彦

二川 俊二

今村 正之

宮川 秀一

宮崎  勝

柳澤 昭夫       

        (以上敬称略)

4

(7)

会場へのアクセス

電車をご利用の場合は JR新千歳空港駅から快速エアポート(15分毎運行)で札幌駅まで37分。 札幌駅からホテルまでは、地下鉄またはタクシーをご利用ください。 《地下鉄》札幌駅から 地下鉄南北線 真駒内行で「大通駅」下車、東西線宮の沢行 に乗り継ぎ、      「西11丁目駅」にて下車後、2番出口より徒歩約3分。 《タクシー》所要時間約8分。 地下鉄をご利用の場合は 札幌市営地下鉄東西線西11丁目駅下車 徒歩約3分 2番出口から階段で地上へ出たら右(南方面)へ向かい市電のある交差点をお渡りください。 さらに歩き交差点をもう1本渡ると、札幌プリンスホテルタワーがございます。

会場:札幌プリンスホテル国際館パミール

〒060-8615 札幌市中央区南2条西11丁目 札幌駅 小 至 川 旭 至 市電 地下鉄札幌駅 地下鉄すすきの駅 地下鉄豊水 すすきの駅 地下鉄大通駅 地下鉄 西11丁目駅 ●教育文化  会館 ●時計台 ●中央区役所 ●消防署 ●市役所 ●テレビ塔 植物園● 道庁 ● さっぽろ芸術文化の館 ● 大通公園

月 寒 通 

札幌プリンスホテル

国際館パミール

創 成 

 通

 山 通

 山 通 

中央区役所 ● 札幌プリンス ホテルタワー

国際館パミール

5

(8)

会場案内図(札幌プリンスホテル 国際館パミール)

3F

EV

口演会場

大沼・洞 ・支笏・風蓮

2F

EV

総合受付

PC受付

吹抜 女子化粧室 206 205 204 203 男子化粧室

6F

EV 世話人会会場 大雪

休憩スペース

病理閲覧コーナー

懇親会会場

日高・大雪

ポスター・展示会場

摩周・屈斜路 事務局 6

(9)

参加者へのご案内

1.参加受付 場所:札幌プリンスホテル 国際館パミール 2階 ホワイエ 日時:9月15日(金) 9:30∼17:30    9月16日(土) 8:30∼15:00 2.研究会参加費/プログラム・抄録集販売 ・医師 12,000 円 ・初期研修医・コメディカル 5,000 円 ・学生 無料(必ず学生証をご持参ください) ・プログラム・抄録集 1,000 円 ※会場内では必ずネームカードに所属・氏名を記入の上、ご着用ください。 ※ネームカードの再発行はできませんので、ご了承ください。 ※会員には事前にプログラム・抄録集をお送りいたしますので、当日必ずご持参ください。 3.全員懇親会 日時:9月15日(金) 19:00∼21:00 場所:札幌プリンスホテル 国際館パミール 6階 日高・大雪 ※研究会参加者は無料です。どうぞご参加ください。 4.年会費・新入会受付 会期中の受付場所:札幌プリンスホテル 国際館パミール 2階 ホワイエ 【日本消化器画像診断研究会事務局】 〒006-8555 札幌市手稲区前田1条12丁目1-40 手稲渓仁会病院 消化器病センター内 TEL:011-681-8111 FAX:011-685-2967 E-mail:sho.gazou@gmail.com 5.世話人会 日時:9月16日(土) 12:15∼13:15 会場:札幌プリンスホテル 国際館パミール 6階 大雪 6.次回のご案内 会期:平成30年2月17日(土) 会場:京王プラザホテル新宿(〒160-8330 東京都新宿区西新宿2-2-1) 当番世話人:古川 徹(東北大学大学院 医学系研究科 病理形態学分野) 7.企業展示 札幌プリンスホテル 国際館パミール 3階 摩周・屈斜路 8.クローク 札幌プリンスホテル 国際館パミール 1階のクロークをご利用下さい。 9.ご注意 本会事務局の許可の無い掲示・展示・印刷物の配布・録音・写真撮影・ビデオ撮影は固くお断りいたします。 10.ドレスコードについて ビジネスカジュアル(ノーネクタイ)でお越し下さい。 7

(10)

ブラウザ 備  考

Internet Explorer ver. 8 ver. 9 ver. 10 ver. 11 11.共催セミナーのご案内 ランチョンセミナー1  9月15日(金) 12:30∼13:30 「見えてきた! 膵癌早期診断の臨床像」   司会:花田 敬士(JA尾道総合病院 消化器内科)   演者:菅野  敦(東北大学病院 消化器内科)   共催:EAファーマ株式会社 ランチョンセミナー2  9月16日(土) 12:15∼13:15 「胆膵内視鏡診断・治療のテクニック」   司会:入澤 篤志(福島県立医科大学 会津医療センター 消化器内科学講座)  「ERCPの  いろは 」   演者:岡部 義信(久留米大学 医学部医学科内科学講座 消化器内科部門)  「ダブルバルーンマスターへの道∼全て見せますDB-ERCP∼」   演者:島谷 昌明(関西医科大学附属病院 消化器肝臓内科)   共催:センチュリーメディカル株式会社 イブニングセミナー  9月15日(金) 17:35∼18:35 「病理からみた膵病変 −どこから発生し、どのように進展していくのか−」   司会:真口 宏介(手稲渓仁会病院 消化器病センター)  「腫瘍」   演者:古川  徹(東北大学大学院 医学系研究科 病理形態学分野)  「炎症」   演者:能登原憲司(倉敷中央病院 病理診断科)   共催:東芝メディカルシステムズ株式会社 12.電子抄録について 本研究会の電子抄録を作成しました。研究会ホームページの「電子抄録」メニューからアクセス、ダウンロードして いただくことが可能です。 電子抄録利用について 使用環境:インターネットに接続できる端末(iPad、iPhone、Macintosh、Android端末、Windows PC)使用。 <DICOM画像の閲覧について> 会場でのWi-Fi環境について  Wi-Fi環境を設定していますのでご活用ください。アクセスのためのパスワードは会場内にてご案内します。 利用可能エリアは口演会場のみとなります。また、回線の数に制限がございますので、ご了承ください。 従って、LTE回線などをご利用できる方は、LTE回線をご利用いただきますよう、ご協力をお願いいたします。 ○ 互換表示設定の追加が必要 Chrome Win版 Mac版 Android版 iOS版

○ ○ ○ ○

Safari Mac OS iOS

○ ○

(11)

座長・画像コメンテーター・病理コメンテーター・演者へのご案内

1.座長の皆様へ ・担当セッションの開始30分前までに参加受付横の座長受付にて受付をお願いいたします。 ・下記発表時間に合わせて会の進行をお願いいたします。  プレナリーセッション:発表5分・討論13分・座長のまとめ2分  口 演:発表5分・討論10分・座長のまとめ2分  ポスターセッション:発表5分・討論12分 ・口演座長の皆様は、担当セッションの開始15分前に会場前方の「次座長席」にお越しください。  ポスター座長の皆様は、10:40頃に担当されますポスターパネル前にお越しください。 2.画像コメンテーターの皆様へ ・担当セッションの開始30分前までに参加受付横の画像コメンテーター受付にて受付をお願いいたします。 ・担当セッションの開始15分前に会場前方の「画像コメンテーター席」にお越しください。 3.病理コメンテーターの皆様へ ・担当セッションの開始30分前までに参加受付横の病理コメンテーター受付にて受付をお願いいたします。 ・プレパラートは事前に各演者より送付されますので、診断・検討いただきますようお願いいたします。     研究会当日は忘れずにご持参いただき、病理コメンテーター受付の際にお引き渡しください。 ・口演担当の皆様は、担当セッションの開始15分前に会場前方の「病理コメンテーター席」にお越しくだ     さい。ポスター担当の皆様は、10:40頃に担当されますポスターパネル前にお越しください。 4.演者へのお願い  〈プレパラートについて〉 プレパラートの返却を総合受付(札幌プリンスホテル 国際館パミール 2階 ホワイエ)にて行います。 演者の皆様は、発表終了後にお引き取りください。 取扱いには十分注意いたしますが、万一破損した場合にはご容赦ください。  〈優秀賞について〉 [最優秀演題賞]  応募演題の中から、最優秀演題候補を選出し、プレナリーセッションを組みました。  その中から、当日の発表を踏まえ、最優秀演題賞を決定します。  表彰を全員懇親会にて行いますので、候補演題の方はご参加いただきますようお願いいたします。 [優秀ポスター賞]  ポスターセッション毎に、当日の発表を踏まえ、優秀演題を決定します。  表彰を世話人会報告後に行いますので、ポスター演題の方はご参加いただきますようお願いいたします。  〈口演発表〉  (1)発表方法と時間 ・PC によるプレゼンテーションとなります。 ・発表時間は、下記の通りです。時間厳守でお願いいたします。  プレナリーセッション:発表5分、討論13分、座長のまとめ2分  口 演:発表5分、討論10分、座長のまとめ2分 ・参加受付にて参加申し込みを済ませてから、該当するセッションの30 分前までにPC 受付へお越しください。 ・セッション開始15 分前までに会場前方の「次演者席」にご着席ください。 9

(12)

 (2)発表データについて ・PC 受付でプレゼンテーションファイルの提出をお願いします(USB メモリでご持参ください)。  データ試写を行います。 ・データをコピーしますが、研究会終了後に責任を持って消去します。 ・会場のPC が対応しておりますアプリケーションはWindows 版PowerPoint 2007/2010/2013/2016 です。 ・発表データは、作成したパソコン以外でも正常に動作することをご確認のうえ、ご持参ください。 ・文字フォントは特殊なものではなく、標準搭載のものをご使用ください。 ・発表データのファイル名は「(演題番号)(氏名)」としてください。 ・例:「O-01 発表太郎」 ・持ち込まれるメディアのウィルスチェックを済ませてからご持参ください。 ・つぎの場合はPC をご持参の上、PC 受付にて接続をご確認ください。  ① 動画をお使いの方 ② 発表者ツールをお使いの方 ③ Macintosh の使用をご希望の方 ・Macintosh、一部のWindows PC ではD-SUB15 ピンとの接続に  変換コネクターが必要となりますので、必ずお持ちください。 ・発表終了後、会場内オペレーター席にてパソコンを返却します。  速やかにパソコンをお引き取りください。  (3)そのほかのご注意点 ・ACアダプター、バックアップデータもあわせてご持参ください。 ・ノートパソコンから外部モニターに正しく出力されるか、ご確認ください。  画面の解像度はXGA(1024 768)です。 ・スクリーンセーバー、省電力設定、パスワードを起動時に設定している場合は、解除しておいてください。  (4)ご発表時 ・発表時、演台にモニターとマウスを設置しています。 ・発表データの1枚目をスライドショーの状態でスクリーンに映写します。 ・演台上のマウスを使用し、ご自身でスライドの操作を行ってください。 ディスプレイ接続コネクタ 会場で用意するケーブル

D-SUB mini 15pin(オス) D-SUB mini 15pin(メス)演者のPC

(13)

 〈ポスター発表〉  (1)発表方法と時間 ・セッション開始時刻をご確認の上、10 分前までにはご自身のポスターパネル前にお越しください。 ・発表と討論は、座長の指示のもとご自身のポスターパネルの前で行います。 ・発表時間は、下記の通りです。時間厳守でお願いいたします。  ポスターセッション:発表5分・討論12分  (2)ポスター掲示について ・下図のパネルの規格に従って、演題名、所属名、演者名、発表内容のポスターをご用意ください。 ・演題番号は事務局にて用意いたします。  (3)ポスター貼付・撤去 ・ ポスター受付は設置いたしません。ポスター貼付用ピンは各ポスターパネルに設置しておりますので、   ご自身の演題番号の掲示場所までお進みください。 ・ ポスター貼付・撤去については所定の時間内にご自身で行っていただきますよう、お願いいたします。   撤去時間を過ぎても掲示してあるポスターは事務局にて処分いたします。 日程   貼付 : 9月15日(金) 09:30∼18:30、 9月16日(土) 8:30∼10:00   発表 : 9月16日(土) 10:50∼12:00   撤去 : 9月16日(土) 14:20∼16:00

900mm

700mm

200mm

1600mm

300mm

2100mm

演題

番号

貼付不可

演題名、所属、演者名

11

(14)

日 程 表

[1日目] 9月15日(金)

8:30 9:00 10:00 11:00 12:00 13:00 14:00 15:00 16:00 17:00 18:00 19:00

口演会場

(3F 大沼・洞 ・支笏・風蓮)

ポスター・展示会場

(3F 摩周・屈斜路)

10:35∼11:26

受付

膵1

(O-01∼03)

ポスター

貼り付け・閲覧

13:40∼14:31

膵3

(O-07∼09)

14:31∼15:22

膵4

(O-10∼12)

19:00∼21:00

全員懇親会(6階 日高・大雪)

15:30∼17:30

プレナリーセッション

(PS-1∼6)

17:35∼18:35

イブニングセミナー

司会:真口 宏介 演者:古川  徹 能登原憲司 共催:東芝メディカルシステムズ株式会社 座長:入澤 篤志 北川 裕久 病理コメンテーター:山口  浩 画像コメンテーター:廣橋 伸治

11:26∼12:17

膵2

(O-04∼06)

座長:原  和生 羽鳥  隆 病理コメンテーター:佐々木恵子 画像コメンテーター:山城 正司 10:30 開会の挨拶

12:30∼13:30

ランチョンセミナー1

司会:花田 敬士 演者:菅野  敦 共催:EAファーマ株式会社 座長:長谷部 修 大塚 隆生 病理コメンテーター:福嶋 敬宜 画像コメンテーター:櫻井 康雄 座長:植木 敏晴 山上 裕機 病理コメンテーター:渡辺 英伸 画像コメンテーター:小野寺祐也 座長:山雄 健次 渡邊 五朗 病理コメンテーター:柳澤 昭夫 画像コメンテーター:蒲田 敏文 審査員:須山 正文 角谷 眞澄 12

2 F

 ︵

(15)

ポスター・展示会場

(3F 摩周・屈斜路)

2 F

 ︵

[2日目] 9月16日(土)

8:30 9:00 10:00 11:00 12:00 13:00 14:00 15:00 16:00 17:00 18:00 19:00 16:02 閉会の挨拶

9:00∼9:51

受付

胆1

(O-13∼15)

座長:伊佐山浩通 平野  聡 病理コメンテーター:全   陽 画像コメンテーター:平井都始子

9:51∼10:42

胆2

(O-16∼18)

座長:比佐 岳史 藤本 武利 病理コメンテーター:鬼島  宏 画像コメンテーター:角谷 眞澄

12:15∼13:15

ランチョンセミナー2

13:30∼

世話人会報告・優秀ポスター賞表彰

司会:入澤 篤志 演者:岡部 義信 島谷 昌明 共催:センチュリーメディカル株式会社

14:20∼15:11

肝・その他

(O-19∼21)

座長:八隅秀二郎 佐野 圭二 病理コメンテーター:中島  収 画像コメンテーター:吉満 研吾

15:11∼16:02

膵5

(O-22∼24)

座長:菊山 正隆 中村 雅史 病理コメンテーター:濱田 義浩 画像コメンテーター:長谷川 貴

10:50∼12:00

ポスターセッション

(P-01∼48)

ポスター

貼り付け・閲覧

ポスター閲覧

ポスター撤去

13

口演会場

(3F 大沼・洞 ・支笏・風蓮)

12:15∼13:15

世話人会

(6階 大雪)

(16)

プ ロ グ ラ ム

10:30∼ 開会の挨拶

第67回当番世話人: 真口 宏介(手稲渓仁会病院 消化器病センター)

O-01 膵管出血をきたした膵管内管状乳頭腫瘍の 1 例

大津 卓也(静岡県立総合病院 肝胆膵内科)

O-02 膵管内管状乳頭状病変を合併した自己免疫性膵炎の 1 例

藤江 慎也(静岡県立静岡がんセンター 内視鏡科)

O-03 T1 膵癌の術後 2 年で膵管内腫瘍を発症した 1 例

塩路 和彦(新潟県立がんセンター新潟病院 内科)

10:35∼11:26 膵1

座長:

病理コメンテーター:

画像コメンテーター:

入澤 篤志(福島県立医科大学 会津医療センター 消化器内科学講座)

北川 裕久(富山市立富山市民病院 消化器外科)

山口  浩(東京医科大学 病理診断科)

廣橋 伸治(大阪暁明館病院 放射線科)

O-04 膵癌との鑑別に苦慮した膵体部腫瘤の 1 例

鈴木 辰典(東京大学医学部附属病院 消化器内科)

O-05 PanIN の併存により非典型的な主膵管像を呈した膵神経内分泌腫瘍 (p-NET) の1例

廣瀨 勝也(東京女子医科大学統合医科学研究所/一般財団法人温知会 会津中央病院 消化器科)

O-06 主膵管内進展を伴い膵広範に浸潤した膵神経内分泌腫瘍の 1 例

朝井 靖二(東京医科大学病院 臨床医学系 消化器内科学分野)

11:26∼12:17 膵2

座長:

病理コメンテーター:

画像コメンテーター:

原  和生(愛知県がんセンター中央病院 消化器内科部)

羽鳥  隆(国際医療福祉大学 三田病院 外科・消化器センター)

佐々木恵子(静岡県立静岡がんセンター 病理診断科)

山城 正司(福井県済生会病院 放射線科)

9月15日(金)

14

(17)

12:30∼13:30 ランチョンセミナー1

「見えてきた! 膵癌早期診断の臨床像」

司会:

演者:

共催:

花田 敬士(JA尾道総合病院 消化器内科)

菅野  敦(東北大学病院 消化器内科)

EAファーマ株式会社

O-07 再発性急性膵炎の原因精査を契機に発見された膵上皮内癌の1例

中島 義博(川崎医科大学 胆膵インターベンション学)

O-08 薄切病理標本を作製し詳細な画像との対比を行った膵体部上皮内癌の 1 例

中道 太郎(宇都宮記念病院 消化器内科)

O-09 部分的な膵萎縮および脂肪化を伴った主膵管狭窄の 1 例

松本 和幸(岡山大学病院 消化器内科)

13:40∼14:31 膵3

座長:

病理コメンテーター:

画像コメンテーター:

長谷部 修(長野市民病院 消化器内科)

大塚 隆生(九州大学 臨床・腫瘍外科)

福嶋 敬宜(自治医科大学附属病院 病理診断部)

櫻井 康雄(手稲渓仁会病院 放射線診断科)

O-10 胃型形質を有する分枝型 IPMN の主膵管進展部において浸潤性の発育を呈した 1 例

佐藤 高光(横浜市立大学附属病院 肝胆膵消化器病学)

O-11 非典型的な画像所見を呈した膵神経内分泌腫瘍の 1 例

長川 達哉(JA 北海道厚生連 札幌厚生病院 第 2 消化器内科)

O-12 稀な膵管内腫瘍の 1 例

平田 幸司(北海道大学病院 消化器内科)

14:31∼15:22 膵4

座長:

病理コメンテーター:

画像コメンテーター:

植木 敏晴(福岡大学筑紫病院 消化器内科)

山上 裕機(和歌山県立医科大学 外科学第2講座)

渡辺 英伸(新潟大学名誉教授/PCL Japan病理・細胞診センター)

小野寺祐也(恵佑会札幌病院 放射線診断科)

15

(18)

17:35∼18:35 イブニングセミナー

「病理からみた膵病変 −どこから発生し、どのように進展していくのか−」

司会:

演者:

演者:

共催:

真口 宏介(手稲渓仁会病院 消化器病センター)

古川  徹(東北大学大学院 医学系研究科 病理形態学分野)

能登原憲司(倉敷中央病院 病理診断科)

東芝メディカルシステムズ株式会社

PS-1 病理学的診断が困難であった膵全体を占拠する膵腫瘍の1例

鍋島 立秀(東北大学 消化器内科)

PS-2 IPMN 由来浸潤癌と術前診断した膵頭部 MANEC の 1 例

森  英輝(JA 尾道総合病院 消化器内科)

PS-3 主膵管の限局性壁肥厚および末梢膵管拡張を契機に上皮内癌が疑われ、

膵体尾部切除を施行した PanIN-2 の1例

奴田 絢也(和歌山県立医科大学 第二内科)

PS-4 膵微小浸潤癌の 1 例

森  義治(公益財団法人田附興風会医学研究所 北野病院 消化器センター消化器内科)

PS-5 限局性膵管狭窄の経過観察中に発生した T1b 膵癌の 1 例

村林 桃士(仙台市医療センター 仙台オープン病院 消化管・肝胆膵内科)

PS-6 膵上皮内癌が 10 ヶ月で浸潤したと考えられた 1 例

遠藤 壮登(手稲渓仁会病院 消化器病センター)

15:30∼17:30 プレナリーセッション

座長:

病理コメンテーター:

画像コメンテーター:

審査員:

山雄 健次(成田記念病院)

渡邊 五朗(山王病院 外科)

柳澤 昭夫(京都第一赤十字病院 病理診断科)

蒲田 敏文(金沢大学大学院医薬保健学総合研究科 放射線科)

須山 正文(順天堂大学医学部附属浦安病院 消化器内科)

角谷 眞澄(信州大学 医学部 画像医学教室)

「腫瘍」

「炎症」

16

19:00∼21:00 全員懇親会

(19)

12:15∼13:15 ランチョンセミナー2

「胆膵内視鏡診断・治療のテクニック」

司会:

演者:

演者:

共催:

入澤 篤志(福島県立医科大学 会津医療センター 消化器内科学講座)

岡部 義信(久留米大学 医学部医学科内科学講座 消化器内科部門)

島谷 昌明(関西医科大学附属病院 消化器肝臓内科)

センチュリーメディカル株式会社

「ERCPの  いろは 」

「ダブルバルーンマスターへの道∼全て見せますDB-ERCP∼」

9月16日(土)

O-13 遠位胆管原発腺 平上皮癌の1例

寺田 卓郎(福井県済生会病院 外科)

O-14 無黄疸で診断された遠位胆管癌(NEC)の 1 例

植木秀太朗(愛媛県立中央病院 消化器内科)

O-15 遠位胆管に限局する胆管狭窄を来し胆管癌との鑑別を要した好酸球性胆管炎の 1 例

伊東 文子(愛知県がんセンター中央病院 消化器内科部)

9:00∼9:51 胆1

座長:

病理コメンテーター:

画像コメンテーター:

伊佐山 浩通(順天堂大学医学部附属順天堂医院 消化器内科)

平野  聡(北海道大学大学院医学研究院 外科学講座 消化器外科学教室Ⅱ)

全   陽(神戸大学医学部附属病院 病理部)

平井都始子(奈良県立医科大学附属病院 総合画像診断センター)

O-16 胆嚢腺筋腫症合併胆嚢癌類似の画像所見を呈した胆嚢腫瘍の1例

荒川 典之(福島県立医科大学 会津医療センター 消化器内科学講座)

O-17 胆嚢管限局 Papillary adenocarcinoma の 1 例

天野 彰吾(山口大学大学院 医学系研究科 消化器内科学)

O-18 孤立性肝内胆管過誤腫性ポリープの 1 例

齊藤 夏彦(奈良県立医科大学 放射線科)

9:51∼10:42 胆2

座長:

病理コメンテーター:

画像コメンテーター:

比佐 岳史(佐久総合病院 佐久医療センター 消化器内科)

藤本 武利(平塚胃腸病院 外科)

鬼島  宏(弘前大学大学院 医学研究科 病理生命科学講座)

角谷 眞澄(信州大学 医学部 画像医学教室)

17

10:50∼12:00 ポスターセッション(19ページへ)

(20)

O-19 肝 reactive lymphoid hyperplasia(RLH) の1切除例

山城 正司(福井県済生会病院 放射線科)

O-20 術前に肝原発嚢胞性病変が疑われた腸間膜由来神経 腫の 1 例

竹中  完(近畿大学医学部附属病院 消化器内科)

O-21 膵腫瘍との鑑別が困難であった Castleman 病の1切除例

河合 永季(坂文種報徳会病院 消化器外科)

14:20∼15:11 肝・その他

座長:

病理コメンテーター:

画像コメンテーター:

八隅秀二郎(北野病院 消化器内科)

佐野 圭二(帝京大学 医学部 外科学講座)

中島  収(久留米大学病院 臨床検査部)

吉満 研吾(福岡大学 医学部 放射線医学教室)

O-22 特異な進展様式を呈した膵腫瘍の1例

岡山 卓史(九州大学病院 臨床・腫瘍外科)

O-23 非典型的な発育を示した Acinar cell carcinoma の 1 例

横山 健介(自治医科大学附属病院 消化器肝臓内科)

O-24 EUS-FNA で術前診断し得た膵悪性黒色腫の 1 切除例

中村 佳史(松阪中央総合病院 消化器内科)

15:11∼16:02 膵5

座長:

病理コメンテーター:

画像コメンテーター:

菊山 正隆(都立駒込病院 消化器内科)

中村 雅史(九州大学大学院医学研究院 臨床・腫瘍外科)

濱田 義浩(福岡大学 医学部 病理学講座)

長谷川 貴(札幌厚生病院 放射線科)

16:02∼ 閉会の挨拶

次回当番世話人:

第67回当番世話人:

古川  徹(東北大学大学院 医学系研究科 病理形態学分野)

真口 宏介(手稲渓仁会病院 消化器病センター)

18

13:30∼ 世話人会報告・優秀ポスター賞 表彰

(21)

ポスターセッション

9月16日(土) 10:50∼12:00

P-01 多発する分枝拡張を伴う膵上皮内癌の 1 例

南  竜城(天理よろづ相談所病院 消化器内科)

P-02 分枝型膵管内乳頭粘液性腫瘍(BD-IPMN)の経過観察中に発見された

超音波内視鏡検査(EUS)が診断に有用であった IPMN 併存微小膵癌の 1 例

髙橋 孝輔(佐世保市総合医療センター 消化器内科)

P-03 術前診断に難渋した嚢胞性病変の 1 例

深澤 佳満(山梨大学医学部附属病院 第一内科)

P-04 PanIN 併存を病理学的に診断し得た膵単純性嚢胞の 1 切除例

佐上 亮太(大分三愛メディカルセンター 消化器病・内視鏡センター)

ポスター:膵1

座長:

病理コメンテーター:

吉田 浩司(川崎医科大学 胆膵インターベンション学講座)

安保 義恭(手稲渓仁会病院 外科)

古川  徹(東北大学大学院 医学系研究科 病理形態学分野)

P-05 経過中に形態変化を来した膵尾部 MCN の1例

髙木  亮(浦添総合病院 消化器病センター 内科)

P-06 4 年の経過で増大傾向を示した膵嚢胞性病変の 1 例

五十嵐 聡(新潟大学医歯学総合病院 消化器内科)

P-07 単純性嚢胞との鑑別に苦慮した nonmucinous cyctadenoma の 1 例

寺奥 大貴(徳島大学 外科学)

P-08 術前診断が可能であった膵管内管状乳頭腺癌(ITPC)の 1 例

浅間 宏之(福島県立医科大学 消化器内科学講座)

ポスター:膵2

座長:

病理コメンテーター:

野田  裕(仙台市医療センター 仙台オープン病院 消化器内科)

清水 泰博(愛知県がんセンター中央病院 消化器外科)

山野 三紀(昭和大学横浜市北部病院 消化器センター)

19

(22)

P-09 EUS-FNA により術前診断が可能であった微小 IPMC の 1 例

伊藤 泰斗(東京女子医科大学 消化器内科)

P-10 術前に膵上皮内癌を疑われた膵管内腫瘍の 1 例

澤井 勇悟(大阪赤十字病院 消化器内科)

P-11 急性膵炎を契機に指摘され、術前診断に苦慮した膵嚢胞性腫瘍の 1 例

木村 明恵(大阪市立総合医療センター 消化器内科)

P-12 IPMC との鑑別に苦慮した膵粘液癌の 1 例

冨樫 純一(仙台厚生病院 消化器内科)

ポスター:膵3

座長:

病理コメンテーター:

岡部 義信(久留米大学 医学部医学科内科学講座 消化器内科部門)

小西  大(国立がん研究センター東病院 肝胆膵外科)

福村 由紀(順天堂大学 人体病理病態学講座)

P-13 膵 平上皮癌の 1 例

桒田  威(京都大学医学部附属病院 消化器内科)

P-14 膵腺 平上皮癌の胆管浸潤と高分化型胆管癌が共存した1例

蓑島  考(日鋼記念病院 消化器センター)

P-15 膵腺房細胞癌の 1 例

比佐 岳史(佐久総合病院 佐久医療センター 消化器内科)

P-16 Gem+nabpaclitaxel が奏効し conversion surgery が可能となった

内分泌腫瘍への分化を伴う局所進行腺房細胞癌の 1 例

夏目 誠治(愛知県がんセンター中央病院 消化器外科)

ポスター:膵4

座長:

病理コメンテーター:

佐々木民人(県立広島病院 消化器内科)

木村 康利(札幌医科大学 消化器・総合、乳腺・内分泌外科学講座)

安川  覚(京都府立医科大学大学院 医学研究科 人体病理学)

20

(23)

P-17 術前局在診断に苦慮した膵頭部癌の 1 切除例

阪上 尊彦(久留米大学 医学部内科学講座 消化器内科部門)

P-18 球状の結節を形成した浸潤性膵管癌の 1 例

岡 三千代(高知赤十字病院 第三内科)

P-19 輪状膵に発生した膵頭部癌の 1 例

木下 慶亮(大分医師会立アルメイダ病院 消化器内科)

P-20 診断に難渋した低分化膵癌の 1 例

平野 哲朗(広島大学病院 消化器・代謝内科)

ポスター:膵5

座長:

病理コメンテーター:

藤田 直孝(みやぎ健診プラザ 消化器内科)

佐野  力(愛知医科大学病院 消化器外科)

須田 耕一(東京西徳洲会病院 病理科)

P-21 術前に膵頭部癌と診断された膵神経内分泌癌の 1 例

大澤 高陽(愛知医科大学 消化器外科)

P-22 非典型的な造影パターンを示した膵 Neuroendocrine tumor の 1 例

宮澤 基樹(和歌山県立医科大学 第2外科)

P-23 Groove 膵癌と術前診断した十二指腸癌の 1 例

熊澤 広朗(鈴鹿中央総合病院 消化器内科)

P-24 術前診断に苦慮した膵腫瘤の 1 例

兼光  梢(市立宇和島病院 消化器内科)

ポスター:膵6

座長:

病理コメンテーター:

長川 達哉(JA北海道厚生連 札幌厚生病院 第2消化器内科)

土井隆一郎(大津赤十字病院 外科)

三橋 智子(北海道大学病院 病理診断科/病理部)

21

(24)

P-25 急性腹症を契機に発見された Solid-pseudopapillary-neoplasm(SPN)の 1 例

土居 雅宗(福岡大学筑紫病院 消化器内科)

P-26 EUS-FNA, 肝生検にて術前診断し得た多発肝転移を伴う

膵 Solid-pseudopapillary neoplasm の 1 例

杉山 祥晃(旭川赤十字病院 消化器内科)

P-27 術前 MCN との鑑別が困難であった Lymphoepithelial cyst (LEC) の 1 例

蘆田 玲子(大阪国際がんセンター 消化器検診科)

P-28 膵内副脾に発生した Epidermoid cyst の 1 例

末廣 洋介(JA 広島総合病院 消化器内科)

ポスター:膵7

座長:

病理コメンテーター:

有坂 好史(日本生命済生会付属日生病院 消化器内科)

伊佐  勉(沖縄南部徳洲会病院 外科)

髙瀬  優(越谷市立病院 病理診断科)

P-29 多発性骨髄腫の膵転移の 1 例

岩津 伸一(長崎大学病院 消化器内科)

P-30 IPMN に併存した AIP の 1 例

大畠 昭彦(藤枝市立総合病院 消化器内科)

P-31 術前に診断が困難であった十二指腸乳頭部異所性膵の 1 例

南  一洋(慶應義塾大学 医学部 消化器内科)

P-32 自然経過にて改善を認めた膵頭部腫瘤の1例

外山 貴洋(社会医療法人明陽会 成田記念病院 消化器内科)

ポスター:膵8

座長:

病理コメンテーター:

伊藤  啓(仙台市医療センター 仙台オープン病院 消化器・肝胆膵内科)

土屋 嘉昭(新潟県立がんセンター 外科)

能登原憲司(倉敷中央病院 病理診断科)

22

(25)

P-33 特異な進展様式を示した下部胆管癌の 1 例

北村 英俊(けいゆう病院 内科)

P-34 広範な主膵管進展を伴う遠位胆管癌の 1 例

中崎 佑介(横浜市立大学 医学部 消化器・腫瘍外科学)

P-35 生検で 平上皮癌を認めた肝外胆管原発腺 平上皮癌の 1 例

児玉  亮(JA 長野厚生連 南長野医療センター 篠ノ井総合病院 消化器内科)

P-36 遠位胆管癌と診断した乳頭部炎の 1 例

工藤 大樹(市立函館病院 消化器病センター 消化器内科)

ポスター:胆1

座長:

病理コメンテーター:

岡庭 信司(飯田市立病院 消化器内科)

島田 光生(徳島大学 消化器・移植外科)

大森 優子(手稲渓仁会病院 病理診断科)

P-37 外側高エコー層の吊り上げ肥厚を示した T1b(MP) 胆嚢癌の 1 切除例

藤本 武利(平塚胃腸病院 外科)

P-38 胆嚢管原発胆管内乳頭状腫瘍の 1 例

森末  遼(国立がん研究センター東病院 肝胆膵外科)

P-39 稀な胆管癌胆嚢転移の 1 切除例

山田  徹(北海道大学大学院医学院・医学研究院 消化器外科学教室Ⅱ)

P-40 左肝内胆管癌との鑑別が困難だった左肝内胆管炎の 1 例

保坂 祥介(千葉西総合病院 消化器内科)

ポスター:胆2

座長:

病理コメンテーター:

北野 雅之(和歌山県立医科大学 第二内科(消化器内科))

松村 敏信(沖縄県立宮古病院 外科)

大池 信之(昭和大学藤が丘病院 臨床病理診断科)

23

(26)

P-41 比較的短期間に増大傾向を示した

FNH (focal nodular hyperplasia)-like nodule の 1 例

宇山 直人(徳島大学病院 放射線科)

P-42 Budd-Chiari 症候群を呈した肝単包虫症 (Hepatic cystic echinococcosis) の 1 例

森田 慎一(新潟大学地域医療教育センター 魚沼基幹病院 消化器内科)

P-43 肝腫瘤を形成し診断に苦慮した悪性リンパ腫の 1 切除例

遠藤 裕平(自治医科大学附属さいたま医療センター 一般・消化器外科)

P-44 肝血管腫を疑った 1 例

池田 重人(都立駒込病院 消化器内科)

ポスター:肝

座長:

病理コメンテーター:

岡部 純弘(加古川中央市民病院 消化器内科)

奥田 康司(久留米大学 医学部外科学 肝胆膵外科部門)

髙橋 利幸(北海道消化器科病院 病理部)

P-45 胃粘膜、腸粘膜、気管支壁構造から成り,腸粘膜成分の領域で浸潤癌を呈した,

膵体部背側の hamartomatous cystic tumor と診断された 1 例

庄司 泰弘(富山市民病院 外科)

P-46 診断に難渋した後腹膜腫瘍の 1 例

羽鳥 広隆(淀川キリスト教病院 消化器内科)

P-47 十二指腸 GIST の術前診断で切除術を行った腹腔内 Solitary fibrous tumor の 1 例

安次富裕哉(山形大学 医学部 外科学第一講座)

P-48 ポリスチレンスルホン酸カルシウム沈着を呈した黄色肉芽腫性虫垂炎の1例

中村 直人(大津赤十字病院 外科)

ポスター:その他

座長:

病理コメンテーター:

潟沼 朗生(手稲渓仁会病院 消化器病センター)

力山 敏樹 (自治医科大学附属さいたま医療センター 一般・消化器外科)

後藤田裕子(札幌厚生病院 病理診断科)

24

(27)

プレナリーセッション

座長: 山雄 健次(成田記念病院)

渡邊 五朗(山王病院 外科)

病理コメンテーター: 柳澤 昭夫(京都第一赤十字病院 病理診断科)

画像コメンテーター: 蒲田 敏文(金沢大学大学院医薬保健学総合研究科 放射線科)

審査員: 須山 正文(順天堂大学医学部附属浦安病院 消化器内科)

角谷 眞澄(信州大学 医学部 画像医学教室)

PS-1 病理学的診断が困難であった膵全体を占拠する膵腫瘍の1例

鍋島 立秀(東北大学 消化器内科)

PS-2 IPMN 由来浸潤癌と術前診断した膵頭部 MANEC の 1 例

森  英輝(JA 尾道総合病院 消化器内科)

PS-3 主膵管の限局性壁肥厚および末梢膵管拡張を契機に上皮内癌が疑われ、

膵体尾部切除を施行した PanIN-2 の1例

奴田 絢也(和歌山県立医科大学 第二内科)

PS-4 膵微小浸潤癌の 1 例

森  義治(公益財団法人田附興風会医学研究所 北野病院 消化器センター消化器内科)

PS-5 限局性膵管狭窄の経過観察中に発生した T1b 膵癌の 1 例

村林 桃士(仙台市医療センター 仙台オープン病院 消化管・肝胆膵内科)

PS-6 膵上皮内癌が 10 ヶ月で浸潤したと考えられた 1 例

遠藤 壮登(手稲渓仁会病院 消化器病センター)

(28)

26

PS-1 病理学的診断が困難であった膵全体を占拠する膵腫瘍の1例

鍋島立秀1)、菅野 敦1)、正宗 淳1)、滝川哲也1)、三浦 晋1)、濱田 晋1)、粂  潔1)、菊田和宏1) 村上圭吾3)、海野倫明2)、下瀬川徹1) 東北大学 消化器内科1)、同 肝胆膵外科2)、同 病理部3) 【症例】40 歳代男性 【主訴】体重減少、血糖コントロール不良 【既往歴】糖尿病 【現病歴】体重減少と糖尿病の悪化を認め、造影 CT にて膵全体を占拠する腫瘍を認めたため当科を受診した。 【入院後経過】CT:膵全体を占める充実性腫瘍を認め、内部は一部小石灰化を伴い、不均一な造影効果を呈した。MRI: 内部不均一な信号を呈し、拡散信号の低下を認めた。EUS:膵全体に膵管内を充満する腫瘍を認めた。ERP:膵頭部主 膵管内に蟹爪様の陰影欠損を認めた。FDG-PET:腫瘍の辺縁に SUV max4.6 の集積を認めた。膵管内を主座とする膵 全体を占拠する腫瘍と判断し、膵全摘術を施行した。 【病理結果】膵全体を腫瘍細胞が占拠していた。腫瘍内部では、分化方向の不明な腫瘍細胞が密に増殖している他に、 ACC、pNET、腺癌を示唆する組織が島状に混在していた。免疫組織学的には AE1/AE3(+)、vimentin(+)、Bcl2(一部 +)、 β -catenin( 核 -)、Bcl10( 一部 +)、Trypsin(-)、Lipase(-)、Chromogranin A( 一部 +) であり、形態と免疫組織学的所見 を一元的に説明できる診断は得られなかった。 【結語】膵管内を充実性に増殖し膵全体を占拠する特徴的な進展様式を呈した膵腫瘍の 1 例を経験した。本症例は、多彩 な分化傾向を呈する腫瘍細胞が混在し、病理学的確定診断が困難であった。

(29)

27

PS-2 IPMN 由来浸潤癌と術前診断した膵頭部 MANEC の 1 例

森 英輝1)、花田敬士1)、矢野成樹1)、福原基允1)、丸山紘嗣1)、清水晃典1) 、南 智之1)、平野巨通1) 天野尋陽2)、米原修治3) JA 尾道総合病院 消化器内科1)、同 外科2)、同 病理研究検査科3)  症例は 50 歳代男性 . 200X 年 10 月下旬頃より上腹部痛が出現し近医受診 . CT で膵体部~膵尾部にかけて膵管拡張を 認め , 精査加療目的に当科紹介となった . 血液検査では膵酵素の上昇は認めず , 腫瘍マーカーは CA19-9 が 86.5U/mL と高値であった . 腹部造影 CT では主膵管はびまん性に拡張し , 膵実質の萎縮を認め , 頭部主膵管と一部の分枝膵管内に 緩徐に造影される腫瘤を認めた . MRI(MRCP)では主膵管及び分枝膵管の拡張を認め , 頭部から体部の膵管内に限局 性な低信号を認めた . EUS では頭部の膵管内に一部造影効果を有する腫瘍性病変を認め , 体尾部の拡張した主膵管内に は , 乳頭状の小隆起を伴った壁肥厚様構造が尾部まで伸びていた . ERCP では主乳頭の開大はなく , 膵管深部挿管時に多 量の白色粘液が排出された . IDUS では頭部から尾部の主膵管に乳頭状の隆起性病変が確認された . 膵液細胞診で腺癌細 胞を認め , 混合型 IPMN に由来する浸潤癌と診断し膵全摘が施行された .  病理組織学的検査では , 頭部に高度な核異型を有する腫瘍細胞が嚢胞状に拡張した腺管内を平坦状 , あるいは微小乳 頭状に増殖する像を認めた . 体尾部を含めて IPMN とすべき low-grade 及び high-grade dysplasia の像は認めず , 慢 性膵炎の所見であった . また頭部に腫瘍細胞が充実性の小型胞巣を形成して浸潤性に増殖する像を認め , 腫瘍細胞は Ki-67 指数 95%, 核分裂像数 25(/10HPF), chromogranin A 陽性 , synaptophysin 陽性であり最終診断は Mixed ductal-neuroendocrine carcinoma of pancreas, head であった . 膵実質内の腫瘍性病変は指摘できなかったため , 膵管内腫 瘍が主体の病変と考え , 術前検査で膵液細胞診にて腺癌と診断した症例であった .

(30)

28

PS-3 主膵管の限局性壁肥厚および末梢膵管拡張を契機に上皮内癌が疑われ、膵体尾部切除を

施行した PanIN-2 の1例

奴田絢也1)、北野雅之1)、糸永昌弘1)、田村 崇1)、川路祐樹1)、幡丸景一1)、北畑裕司2)、川井 学2) 山上裕機2)、岩橋吉史3)、村田晋一3) 和歌山県立医科大学 第二内科1)、同 第二外科2)、同 人体病理科3)  症例は 52 歳女性。2016 年 10 月前医の検診目的の腹部エコーで、主膵管の拡張を指摘された。造影 CT、MRCP で も同様に膵体尾部の膵管拡張 (5mm) を認めるも、明らかな腫瘍は指摘されなかった (Figure1a、1b)。膵癌の鑑別目的 に、ERP および膵管の擦過細胞診が施行された。ERP では膵体部主膵管の軽度狭窄およびその尾側膵管の拡張を認め (Figure2)、上皮内癌の可能性が疑われたが、3 回施行された擦過細胞診のいずれも Class Ⅲであった。12 月に確定診 断および手術目的に当院外科を紹介受診。精査目的に 2017 年 1 月 4 日に当科で EUS を施行。膵体部主膵管に限局す る 2mm の壁肥厚とその周囲のごく軽度の low echoic area を認めるも、造影 EUS では、iso enhancement であった (Figure3)。壁肥厚の尾側膵管には軽度の拡張 (5mm) を認めた。これらの結果より、上皮内癌の可能性が考慮され、1 月 24 日に膵体尾部切除を施行。病理組織像では、膵体部主膵管やその近傍の分枝膵管の拡張を認め、その内面は平坦状な いし軽度の乳頭状変化を伴い上皮の増生を認めるも、核の腫大は軽度で、クロマチンの増生や核形の不整は目立たず、 PanIN-2 相当と考えられた (Figure4)。主膵管周囲には軽度の線維化、血管増生が認められ、EUS における low echoic area に一致すると考えられた。術前検査で上皮内癌が疑われ、手術を施行したが、実際は PanIN-2 であった症例を経 験したので報告する。

(31)

29

PS-4 膵微小浸潤癌の 1 例

森 義治1)、栗田 亮1)、東俊二郎1)、工藤 寧1)、八隅秀二郎1)、内田洋一朗2)、寺嶋宏明2)、松崎直美3) 弓場吉哲3) 公益財団法人 田附興風会 医学研究所 北野病院 消化器センター消化器内科1) 同 消化器センター消化器外科2)、同 病理診断科3) 症例は 60 歳代男性。健診で CA19-9 高値(47U/ml)のため、精査目的に当院紹介となった。腹部造影 CT で膵尾部に 限局性の膵実質萎縮と尾側膵管の拡張を認めたが、腫瘤は同定できなかった。 MRI では T1WI で低信号、T2WI で等 信号、DWI で淡い拡散制限を認めた。超音波内視鏡検査では膵管狭窄部周囲に境界不明瞭な低エコー領域を認めるもの の、腫瘤としての認識は出来なかった。膵管造影検査では、狭窄部は不整であり、膵管擦過細胞診で class Ⅲ b であった。 明らかな腫瘤は同定できておらず、術前診断は膵上皮内癌 cTis cN0 cM0 cStage0 と判断し、膵尾部切除術を施行した。 病理標本では病変の主座はほとんどが主膵管内に限局した上皮内癌で、一部 3mm の範囲で浸潤部を認め、最終診断は fT1a fN0 fM0 fStage IA であった。

(32)

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PS-5 限局性膵管狭窄の経過観察中に発生した T1b 膵癌の 1 例

村林桃士1)、枡かおり1)、越田真介1)、野田 裕1,3)、伊藤 啓1)、菅野良秀1)、小川貴央1)、楠瀬寛顕 1) 酒井利隆1)、及川昌也2)、澤井高志3) 仙台市医療センター 仙台オープン病院 消化管・肝胆膵内科1)、同 消化器外科2)、同 病理部3) 症例は 83 歳男性。盲腸癌術後経過観察中の MRCP にて主膵管狭窄を指摘され、当科に紹介となった。MRCP では、膵 体部に限局性の軽度主膵管狭窄と頭側膵管の軽度拡張を認め、狭窄部近傍に 4mm の嚢胞を認めた。EUS では同部位に 腫瘤を認めず、ERP では体部に限局性の軽度主膵管狭窄と頭側膵管の軽度拡張を認めた。膵液細胞診を施行するも悪性 所見を認めず、経過観察の方針となった。3 年後の MRCP では、主膵管の所見に変化を認めなかったが、狭窄部近傍 の嚢胞が 8mm まで増大していた。また、腹部 US で主膵管狭窄部周囲に淡い低エコー領域を認め、精査入院となった。 CT では膵体部に腫瘤を指摘できなかったが、同部の限局性の膵萎縮が以前より進行していた。ERP では体部の限局性 主膵管狭窄の悪化を認めた。EUS では主膵管狭窄部の近傍に 8mm の嚢胞と 12mm の低エコー腫瘤を認めた。同部に対 し EUS-FNA を施行し、腺癌の病理診断となり、Stage IA の膵体部癌と診断し、膵体尾部切除術を施行した。切除標本 では肉眼的に 15mm の白色腫瘤を認め、病理組織所見では 9x7x6mm の中分化型腺癌を認め、浸潤癌周囲の主膵管と 分枝膵管に High-grade PanIN を認めた。最終病理診断は、Invasive ductal carcinoma, pT1b pN0 pM0 pStage IA (JPS 7th) であった。小膵癌の画像所見について経時的な変化を中心に御討論いただきたい。

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PS-6 膵上皮内癌が 10 ヶ月で浸潤したと考えられた 1 例

遠藤壮登1)、金 俊文1)、真口宏介1)、高橋邦幸1)、潟沼朗生1)、林  毅1)、矢根 圭1)、永井一正1) 小松直広1)、田中一成1)、大森優子2) 手稲渓仁会病院 消化器病センター1)、同 病理診断科2) 症例は 71 歳男性。検診の腹部 US で膵頭部嚢胞を指摘され、2015 年 12 月に前医受診。CT で膵頭部に 11mm 程度の 分枝拡張を認めた。2016 年 2 月、患者の希望で当センター紹介となる。MRCP では膵頭部に多房性の分枝拡張を認め 分枝型 IPMN と診断したが、膵体部主膵管に軽度狭窄と尾側の軽度拡張を認めた。EUS では膵体部の主膵管狭窄部に 不明瞭な低エコー領域を認めた。ERP を施行し、膵体部主膵管に 7mm 長の狭窄を認めたが、頭側と尾側の主膵管径 に顕著な差はみられなかった。ENPD チューブを留置し、膵液細胞診を6回提出、疑陽性3回、陰性1回であった。膵 上皮内癌を疑い手術を勧めたが、経過観察を希望した。3 ヶ月後の CT 所見に変化は認めなかったが、ENPD 留置下膵 液細胞診を再施行し、8 回中 4 回が疑陽性となり、再度手術を勧め承諾が得られた。希望にて 3 ヶ月後(前医初診より 10 ヶ月後)に膵体尾部切除術を施行した。術直前に MDCT を施行したところ、主膵管狭窄部周囲にわずかに遅延濃染 を呈する領域を認めたが、MRCP では狭窄範囲の拡大や尾側主膵管拡張の増悪は認めなかった。切除後の病理組織学検 査では上皮内癌が狭窄部の頭側 12mm、尾側 20mm に分布し、狭窄部に一致して 7×6mm の浸潤癌が 10mm 長の範囲 に認められ、T1b N0 pStage IA と最終診断した。画像所見での主膵管狭窄は変化が見られなかったが、術直前の CT に て淡い遅延濃染が出現したことから、経過中に上皮内癌が浸潤を来したと考えられた。

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膵 1

O-01 膵管出血をきたした膵管内管状乳頭腫瘍の 1 例

大津 卓也(静岡県立総合病院 肝胆膵内科)

O-02 膵管内管状乳頭状病変を合併した自己免疫性膵炎の 1 例

藤江 慎也(静岡県立静岡がんセンター 内視鏡科)

O-03 T1 膵癌の術後 2 年で膵管内腫瘍を発症した 1 例

塩路 和彦(新潟県立がんセンター新潟病院 内科)

座長: 入澤 篤志(福島県立医科大学 会津医療センター 消化器内科学講座)

北川 裕久(富山市立富山市民病院 消化器外科)

病理コメンテーター: 山口  浩(東京医科大学 病理診断科)

画像コメンテーター: 廣橋 伸治(大阪暁明館病院 放射線科)

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O-01 膵管出血をきたした膵管内管状乳頭腫瘍の 1 例

大津卓也1)、川口真矢1)、白根尚文1)、遠藤伸也1)、寺田修三1)、佐藤辰宣1)、金本秀行2)、村松 彩3) 静岡県立総合病院 肝胆膵内科1)、同 外科2)、同 病理診断科3) 【症例】75 歳女性【主訴】背部痛【家族歴】母・姉:膵癌【現病歴】肝胆道系酵素と CA19-9 上昇で当科に紹介され、 腹部 US で膵体部に境界不明瞭な低エコー腫瘤と上流膵管の拡張を認め精査を行った。膵体部腫瘤は、EUS では径 1.7cm の辺縁不整、内部不均一な低エコーの充実性腫瘤で、辺縁に嚢胞領域を伴っていた。造影 CT では動脈相で淡い造影効 果を伴い、MRI では T2WI で淡い低信号、DWI で高信号を呈した。PET-CT では SUV max3.44 の集積を認めた。ERP では乳頭から出血を認め hemosuccus pancreaticus と考えたが、粘液の排出は認めなかった。膵体部でカニ爪状に 16mm 大の欠損像を認め、尾側の主膵管は拡張していた。IDUS では腫瘤は膵管内に急峻に立ち上がる形態をとり、膵 管外にも浸潤を認めた。擦過細胞診で class Ⅴ腺癌と診断した。ERP の所見で腫瘤は膵管内発育を呈する腫瘍の形態を とるため、ITPN を第一に、特殊型膵癌を鑑別として膵体尾部切除術を施行した。病理組織学的には主膵管内に充満す るように、非粘液性の円柱上皮が管状、乳頭状に増殖する像がみられ、膵浸潤を認め、膵管内管状乳頭腺癌と診断した。 また、主腫瘍に連続するように頭側の主膵管には low-grade PanIN を認めた。【考察】ITPN と PanIN は関連のない病 変と考えられてきたが、本症例では両者の移行像がみられたため病理学的に御検討頂きたい。

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O-02 膵管内管状乳頭状病変を合併した自己免疫性膵炎の 1 例

藤江慎也1)、松林宏行1)、石渡裕俊1)、松井 徹1)、佐藤純也1)、伊藤貴明2)、上坂克彦2)、佐々木恵子3) 小野裕之1) 静岡県立静岡がんセンター 内視鏡科1)、同 肝胆膵外科2)、同 病理診断科3) 【症例】70 歳代男性。糖尿病で通院中に血糖コントロールの増悪があり、精査目的に施行された CT で膵腫瘤を認め、 当院へ紹介。血清 CEA と CA19-9 は正常であったが、HbA1c(9.2%) と IgG4 (265 mg/dL) の異常高値を認めた。腹部 超音波では膵体部にφ 26㎜の内部低エコーで境界不明瞭な不整形腫瘤性病変を認めた。病変は CT 動脈相で周囲膵実質 より乏血性の腫瘤として描出され、晩期相では遷延性の濃染を呈した。また、MRI では T1WI で低信号、T2WI で軽度 高信号、Diffusion では軽度高信号、MRCP では主膵管は腫瘤部で狭窄し、その頭側で 5mm、尾側で 10mm と拡張し ていた。主膵管狭窄部周囲には多発する小嚢胞を認めた。EUS では膵体部に低エコー腫瘤を認め、近接する主膵管内に 連続する成分を認めた。EUS-FNA の組織診では繊維性間質の中に多数の IgG4 陽性細胞 (>10 個 /HPF) を認めたが、配 列が乱れた異型腺管もみられた。画像的には AIP としては非典型的で、主膵管内腫瘍やその悪性化病変を疑い膵体尾部 切除を行った。病理組織では膵管周囲の炎症細胞浸潤、多数の IgG4 陽性細胞、花筵状線維化、閉塞性静脈炎を認めた。 また、膵管内腫瘤は増生した丈の高い乳頭状粘液上皮と管状腺管からなり、間質には炎症細胞浸潤を認めた。画像病理 の両面で示唆に富んだ症例であり報告する。

【検討事項】1)IPMN・ITT に随伴した AIP と考えるべきか、AIP の慢性炎症に伴う膵管上皮の過形成変化と取るべきか。 2) 外科切除は妥当であったか。

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O-03 T1 膵癌の術後 2 年で膵管内腫瘍を発症した 1 例

塩路和彦1)、安住里映 1)、青柳智也 1)、栗田 総 1)、佐々木俊哉 1)、小林正明 1)、成澤林太郎 1)、野村達也 2) 土屋嘉昭 2)、西田浩彰3)、本間慶一 3) 新潟県立がんセンター新潟病院 内科 1)、同 消化器外科 2)、同 病理部 3) 症例は 60 歳代の女性。アミラーゼの高値を指摘され X 年 3 月に当科紹介。CT にて膵管拡張を認めたため精査となった。 CT、MRI では拡張膵管の乳頭側に明らかな腫瘤は指摘できなった。EUS では膵頭部に淡い低エコー領域を認め、同部 より尾側の膵管は拡張していた。ERCP では膵頭部に膵管狭窄を認め、ブラッシング細胞診は Class V であった。小膵 癌の術前診断で、亜全胃温存膵頭十二指腸切除術が施行された。病理では 6mm の膵癌で T1bN0M0 Stage IA であった。 TS1 による補助化学療法を 6 ヶ月施行し、定期的にフォローされていた。X+2 年 3 月の CT にて残膵の膵管拡張が指摘 された。CT では腫瘤の指摘は困難であったが、EUS では拡張した膵管の乳頭側に 15mm 大の低エコー腫瘤を認めた。 病変は膵管空腸吻合部とは離れており、遺残再発ではなく、残膵に新たに発生した膵癌と考え残膵全摘術を行った。病 理では病変の主座は膵管内に存在し膵管内腫瘍と考えられた。 初回手術の病理標本を見直すと腫瘍は主膵管内に限局し、膵管上皮に浸潤。乳頭状構造は目立たないものの通常の浸潤 性膵管癌としては非典型的であった。残膵に発生した腫瘍は乳頭状構造が目立ち膵管内腫瘍を疑うが、臨床的には粘液 産生を指摘できず、術前に膵管内腫瘍を鑑別にあげることができなかった。 両病変とも主膵管内に主座をもち類似点があることから、多中心性に発生した一連の腫瘍や implantation の可能性につ いて、また膵管内腫瘍と診断してよいか、ご討議いただきたい。

参照

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