429
R5.8 S1・1 Q6.2 Q2.8
36.4
奄R・0
VQ・5 U6.2 W0.7
2.61
T・2
k8
U.2
k8 6Lo SL8
Q7・7 Q7ヴ ナう
闘@「r _
P5.6
G8.7
Q0づ
Qフ・フ
R6.8 30.6
R0・4 R3.8 QL工
50・7 S9・1 R8う S2・1
一F一
@ 〆㌧
@77
P34 P12
@65
@57 学歴別では,「きれい」で,
低学歴(66.G),中学歴(6!.0),高学歴(53.6)
と僅かながら高学歴層のプラス的評定の割合が低いことを除き,他の3評定で はほとんど差がない。
また,幽身地回ではこれといった差は見られないが,東京出身者を世代別に 見ると,「きれい」を除く3評定で2世のほうが3世以上よりもプラス的評定に 傾いている。
「軽快」…………2世(15.1)>3世以上(5.4)
「開きやすい」…2世(43.4)>3僅以上(30.4)
「好き」…………2供(31.1)>3徴以上(18,8)
〈3)下町 のことば
下町のことばに認する自由回答によるイメージは全体の8Q%の被調査者か ら得られ,その総数は延べ622と出の手に対するより約90多い。その内容は以 下の通りである。
①ベランメエことば(テンポが早い,威勢がいいな
どを含む) 132名(男73,女59)
②親しみやすいことば 87(31,56)
③さっぱりしたことば(あけっぴろげ,率薩などを
144
④⑤⑥⑦⑧⑨
3.雷語佼用とその意識 含む)
荒っぽいことば(らんぼう,ぞんざいなどを含む)
はぎれのよいことば(明瞭,はきはきなどを含む)
チャキチャキ(江戸っ子ことばを含む)
ヒとシの混同(シとスの混同を含む)
暖かい感じのことば(人情的,入間的などを含む)
その他の回答
「プラス的評価圓答(美しい,上品,色っぽいな ど)
マイナス的評価回答(下品,きつい,なれなれ しいなど)
中立的評価回答(沢村貞子的,男女のことばの 区別がないなど)
40, 4e)
27, 4.P.)
2.9,, 39)
16, 20>
12, 10)
7, 7)
16 ( 4, 12)
31 ( 11, 20>
74 ( 38, 36)
その内容は「荒っぽい」を除くと金般的に下意的であり,とくに江戸弁のも つはぎれのよさや下町っ子のさっぱりした気質に関連する回答が多くなってい
る。
四つの評定語によるイメージでもほぼ同様で,「きれい」を除く他の3評定 でプラス的評定が半数以上を占め,とくに「軽快」で80%の回答を得ている(表
3一国参照)。
表3一羅 下町ことばのイメージ(性別)〔%〕
軽 快 聞きやすい きれい 好 き
牽 一 〇 十 一 〇
丁一u一
{・+凋。
人数
溶体 795 3・5 zフ・o 55・2 …☆・・6 7・6i・9・4i6… ラ2. 6.5 4◎・9 、でT11^}
男女 76.0
W2.4 5.6
k8
エ8.5
G5.8 58.0 T2・9
15・5 G8.ア
26.6
Q84 94
U.夏
3L3
Q7・7 59・2 U6.2
劃劃1::1
2331278︸︷
性別では,「軽快」で女性のほうが,また,「旧き」で男性のほうがよリブラ ス的評定に傾いており,「きれい」では女性のほうが中立的嗣答が多くなってい
る。
年齢別では「聞きやすい」のプラス的評定が,
15〜24歳43.5% 25〜34歳50.6% 35〜44歳58.1%
3.2. ことばのイメージ 145 45〜54歳 57.5% 55〜69歳 74.6%
と年齢が高くなるほど増加する傾向が見られる他はほとんど差がない。
学歴別では,以下の2評定で低学歴層とそれ以外とでプラス的評定に差が認 められている。
「軽快」…………低学歴(75.4)<中学歴(80.3),高学歴(81.5)
「聞きやすい」…低学歴(69.0)〉中学歴(53.5),高学歴(46.5)
また,出身地別では,「好き」において,
東京(57. 3)〉西H本(49.2),東日本(482)
と,東京畠身者のプラス的評定が高いことを除くとほとんど差は認められない。
なお,山の手・下町のことばについてのプラス的評定の割合を比較すると,
船場・河内弁の揚合と同様に,二つのことばのイメージは対称的であることが わかる(図3一④参照)。
きれい 聞きやすい
好き
軽快
山の手のことば
0 20
@ 卜 40 60 一
︑
%詰レト}
80 40%
ユむ 下町のことば一
。
図3一④ 由の手・下田にとばに対するプラス的イメージの割合
(4)由の手・下町の地域イメージ
東京の地形は中央部から西部にかけての台地と東部の低地とからなってい る。一般に,台地の市街地を「山の手」,低地の市街地を「下町」と呼ぶが,そ の概念の指す範囲は時代により変化しているといわれている。
地名辞典(1978)によると,山の手は江戸時代から明治時代にかけては「お よそ本郷・小石川・牛込・四谷・赤坂・麻布の各区を指したが,………大正!2 年の関東大震災以後,周辺農村部へ住宅地が拡大したため,山の手の範囲が中 野・杉並・目黒。渋谷・世田谷区にまでひろ力増,今臼もなお西の方へと山の 手の概念は拡大しつつある」とされている。
146 3.言語使罵とその意識
表3一國 山の手・下町の地名罎答率 両 方
怐@答 山の乎 蛛@答フみ
下 町 フみ 答
爾 方 ウ囲答
人 数
全体174β L7 13・5 Σo,2 639入
娑隠1::
G6.99づ 9・IhL工 296 R43
記臆
Q.工L4 18.5V・3u9
W.o 351Q88また,下町は江戸時代前期では「神 田・京橋・臼本橋を中心とした地域 であり,………江戸後期から明治期 にかけ下町の範囲はひろがり,浅草・
下谷が含まれるようになった。……
大正期以降現代にかけて,市街地の 拡大に伴い, 下町の範囲はさらに東へとのび,江東・墨閏・荒川・足立・薦 飾・江戸州の各区も下町と考えられるようになった」とされている。
そこで,この調査ではことばのイメージを調べる前に,「由の手(下町)とい ったら何を思いうかべるか」を尋ねてみた。
被調査者の國答のうち地名があげられたものの割合を示すと表3一団のよう になる。ここでもことばについての自由イメージの揚合と同じく下町のほうが 山の手よりも10%程度多く想起されている。
回答を区小ごとにまとめると山の手は,
世国谷(162),渋谷(88),杉並(78),新宿(68),目黒(64),大濁(55),
港(46),中野(28),豊島(28),文京(23),千代田(20),贔罵(17),
練馬(8),台東(7),中央(6),板橋(3),北(2)
となり,関東大震災以後山の手となった地区:をあげる者が圧倒的に多い。ま た,町の名で示すと5名以上が答えたのは以下の12となっている。
田園調布(44),青由(17),爲白(13),麻布(11),成城(9),上野(9),
麹町(8),四谷(8),荻窪(8),池袋(6),小:石川(5),代々木(5)
次に,下町について見ると,区名では,
台東(325),江東(170),墨濁(103),葛飾(48),江戸州(39),中央(31),
足立(30),荒川(30),千代蜀(29),大薗(13),品川(10),北(7),
港(4),文京(2),板橋(1),練馬(1)
と,やはり比較的旨しく下町に含まれるようになった地域をあげる者が多い。
なお,5名以上が答えた町の名は以下の通りである。
浅草(244),上野(50),深州(41),神田(23),溝本橋(13),本所(13),
下谷(9),亀戸(7),錦糸町(7),木揚(5),銀座(5)
3.2. ことばのイメージ 147 また,地名以外の何らかの地域に関する回答について見ると,山の手に対し ては518名(全体の8!.1%)の被調査者から延べ635の園答が得られている。
これをいくつかに分類して示すと,
① 高級住宅街(お屋敷町を含む)
② 環境のよい所(閑静,緑が多いなどを含む)
③ 住宅街
④ 上流階級(暇家,知識階級などを含む)
⑤ 偲入主義(近所つき合いがせまい,閉鎖的などを 含む)
⑥ 高台
⑦ 上品
⑧ その他(郊外,にぎやか,ビル街,サラリーマン が多いなど)
と,住環境のよさをあげる者が圧倒的に多い。
175名(男59,女116)
111 ( t19, 62)
93 ( 54, 39)
68 ( 38, 30)
37 ( 18, 19)
.P.,7 ( 14, 13)
19 ( 6, 13)
le5 ( 52, 53)
一方,下町に対しては554名(86.7%)から延べ723回答が得られたが,
その内容を示すと以下のようになる。
①入情味がある(連帯感がある,親しみやすいなど を含む)
②ゴミゴミしている(ゴチャゴチャしている,にぎ やかなどを含む)
③ 庶民的
④ 商店・町工場(商業地,職人などを含む)
⑤ 環境が悪い(空気が悪い,騒がしいなどを含む)
⑥ アパート・長屋(長崖的,家がたてこんでいるな どを含む)
⑦想が多い(0メートル地帯を含む)
⑧ 貧乏
⑨ その他(観音さま,ざっくばらん,住みよい,寅 さん,祭など)
176名(男68,女!08)
128 ( 54,
123 ( 48,
74 ( 45,
34 ( 15,
74)
75)
29)
19)
24 ( 15, 9)
14 ( 9, 5)
13 ( 11, 2)
137 ( 70, 67)
r48 3.言語使用とその意識
ここでは山の手とは逆に,住環境の悪さ力脂摘される反面,ことばの自由イ メージ同様に,下町の人情のよさが強調される結果となっている。
最後に,地域イメージの回答が得られた者について,その内容が好意的か否 かについて判定した結果を示し,稿を閉じることとする。
出の手……プラス的評価52.6% マイナス的評価7.4% 中立的評価2!.1 0/o
下町……プラス的評価45.9%マイナス的評価16.O%中立的評価24. 9%
なお,ここで取り上げた各四つのことばを総合して数量化第皿類によって分 析した結果を7.1.に示したのでそちらも参照されたい。
3。3。1日の言語生活
大都市に住む市民は,日常どのような二王生活をしているのだろうか。東京 と大阪を大都市の代表として,聞く・話す・読む・書くのそれぞれに属する「ラ ジオを聞く」「職場で同僚と話す」といった各種三二行動を,どのくらいの頻度 で実現しているのか,アンケート調査の結果によって概観してみよう。
その調査は,被調査者となった各人に,「あなたは,きのう,どのようなこと をしましたか」とたずね,聞く・話す・読む・書くに分けた各言語行動の,「し た!と思う項溝に丸をつけてもらうものである。
この調査は,「きのう」という1目に限定してたずねるところに意味がある。
その1Hは,被調査者各入によってちがうであろう。ある人の丁合は,それが 日曜日で,1Hテレビを見ながら,ごろごろして過ごしたかも知れない。ある 人は職場で,次々に変わる客に接し,業務上の話もすれば,世問話もするとい う忙しい1日であったかも知れない。それでいいのである。それらを総合する ことによって,例えば,職場で会議をするということは,ある1Hを見たとき,
10人のうちの何人がすることなのかという市民生活の実態が見えるであろう。
それは,また,1入の平均的市民を仮定したとき,その人が10Mのうち何Hの 割で経験するものなのかを示すことにもなる。
調査票の内容は,本書!.2.4.を参照されたい。
被調査者の数は,東京が639人(男296,女343),大阪が359人(男194,
女165)である。被調査者の条件は,また,学歴,職業,居住経歴等によっても 分けることができるようになっているが,この概観ではそれらの分類は用いず,
金体,男女別,年齢別だけで見ることにする。
また,以下の概観では,数値には,実人数を用いず,すべて,そのグループ