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洲・

ドキュメント内 大都市の言語生活 分析編 (ページ 116-120)

3.1.雷語意識  III

表3一囹 「自分の昔のことばを聞いたとき……」

(全体)〔%〕

II2 3.言語使用とその意識

ってみた。この三二の問で,1一ドの1.と2.と8.とを合わせて「方言的」としr 3。と6.とを合わせて「中立」とし,4。と5.とを合わせて「反方言的」としてみ

る。これらの表によると,「反方言的」というのが数少ないのであまりよくはわ からないが,関係は多少はあるということはわかる。

(2)NHKの調査との比較

 NHKでは,そのf国民徴論調査」の一環として,1979年9月に「ことばに

関する意識3の調査を実施し,結果を同年11月から発表している(H本放送協

会,1980)。

 この調査は,同年9月8日(土)および9H(B)に,全国の16歳以上の国

民3,600人を対象とした三人面接法によるもので,調査有効数として2,639入 を得た。これは率として73.3%に当たる。

 この調査の中で標準語について関係のある問は三つある。

 まず「ことばの教育」に関してのもの。

 「学校でのことばの教育についておたずねします。リストにあげる二つの意見  のうち,あなたのお考えは,しいていうと,どちらに近いですか」(第11問〉

 呈示したリストは次のものである。

 1. 方言のよさを見直す教育をすべきだ  2.標準語の教育に力を入れるべきだ  次は「地方向けの放送」について。

 「この地方向けの放送で,季節の話題や身近な暮らしの話題を紹介する場合,

 標準語で放送するのと,この土地の方言で放送するのとでは,どちらがよい  と思いますか」(第12問)

 他に,「親しみをもてる」,「どろくさい」など「標準語のイメージ」について の問題があったが,これはここでは颪接の関係がないので触れないことにする。.

 このNHKの第11,12問について,「どちらとも書えない」という中間的な 答えや無答などを除いて,第11閥は「方言のよさを見直す教育をすべきだ」,

第12問はr方書で」という,ともに方言の方に傾いている答えの比率を計算す ると,表3一国のようになる。

 表によると,第12問はあまりいい数字となっていない。第!1問の方は,わ

3.1.  雷 言吾意霧銭    1工3

表3一騒NHKの調査「標準語と方書」〔%〕

  全

   体

第1i綴」 27.6

第12問12.3

れわれの調査とはある観点からするならば,考えられる結果が出ている。すな わち性では女性が,年齢では若い方が,学歴では低い方が標準語的である。学 歴別では前述したように,ある意見に反対という立揚から標準語的になるとき は,高い方が標準語的となるのであるが,この第11問での限りでは高い方が方 書的となるのである。

 しかし,これは,意見であって,このような人がどのようなことばを使って いるか,ということとは全く別のことである。NHK:の調査でも,第20問と して,同居家族のいる人に対して,

 「あなたは,ふだん,家庭の中では標準語を使っていますか。それとも,方言  を使っていますか」

と聞いている。答えは,

 1. 標準語だけ

 2.標準語のほうが多い  3. 方言のほうが多い

 4.方書だけ

と分けると,全体としては,1.17.0%,2.39.0%,3.37.0%,4.5.6%と なっていて,その他1.5%の「わからない,無園答」がある。このうちrわか らない,無回答」を除いて,3.,4.を「方言」として,率を出すと表3一測のよ  表3一園NHKの調査「家族と標準語で話すか方言で話すか」(方言)〔%〕

性 年 齢 学 歴

i5 20 25 30 35 40 50 60 7G 中

㌦㌔■

hじ1

㌦㌔■

P「り

£¥・

c..

校 .狂﹂ 専・短 学曽ゆご t9以

19 24 29 34 39 49 59 69 下

大 上

32.6 23.2 40.エ 39.3 44.4 305 3エ.2 24.6 17.5 13.o 13.1 正9.2 27.7 3三。5 48.7 14.3 王。.6 η.1 工2.9 B,4 II.9 6.3 H.4 12.9 13.8 18.5 エ3.7 11.0 4.8 12.工

全 性 年 齢 学 歴

15 20 25 30 35 40 50 60 70 中 高 高 大

学 校 専 学

男 女 5 5 5 o

短 以

19 24 29 34 39 49 59 69 下 中

大 上

第20問 43.2 44.6 42.1 47.7 42.8 41.8 40.4 37.2 45.6 44.1 46.3 48.1 51.8 39.7 28.7 27.4

II4 3.言語使用とその意識 うになった。

 この表では,男女差はさほど大きくないカミ,男性の方が方言的である点では 他のデータと同じである。年齢別では,35〜39歳が一番標準語的であって,両 側に行くに従って方言的となる。この点はこの報告書のその他のものとは違っ ているbこれは自分の君語生活を反省しての答えを集めたものであるが,われ われの調査は,「実態とはいうものの幾分かは標準語についての知識があらわれ るところがあるからであろう。学歴別では,学歴の高いほど方言的でないこ.と はあきらかである。しかし,前から述べているように,学歴の高い人は意見と しては親方言的である。結局のところ高学歴者は心情的に方言を支持している だけであって,自分の生活は非常に標準語的である。彼らは生活上方言のため 困ったこともあまりないので,方言を観念的に見ているのである。

 このことは,地域劉の結果を見てもわかる。第11問の方で,方言的な答えを した者は,東京・大阪区部で,27.8%であるのに対して,町村では,23。3%と なっているが,この第20間では,東京・大阪区部の25.5%に対して,59,4%

が家庭内で方言を使っている。いつも方書を使っているからこそ,もっと学校 教育では標準語教育に力を注いでもらいたい,と考える,というのは自然であ

ろう。

3.1.2.ことばとっきあい

 このことに関しては,留置調査では,三つ聞いている。この結果を順にあげ てみよう。

(1)「ことばが気になる」「人前で話せる」

 まず,

 「あなたは,他人と話をするとき,自分のことばが気になるほうですか」

というのがある。答えとしては,

 1。非常に気になる  2,少し気になる  3. あまり気にならない

 4. 金然気にならない

の四つとしてある。全体の結果を無答を 除いて出すと表3一國のようになる。 ・・

 結果は大きく見るならば,あまり両都 市での差は大きくないということにな

る。

      3.1. 言語意識  II5 表3一置  「慮分のことばが気に     なるかJ(全体)〔%)

      2. 1 3. 1 4.

 上の答えのコード1.と2.と を合わせて「気にする」という ことにして以下いくつかの被調 査者属性によって見てみること にする。

32.9 3r.6

3s.8

41.8 25.4

2Q.4

裏3一園 「霞分のことばが気になるか」

    (年齢別)〔%〕

10代 20代 30代 40代 束京

蜚フ

47.6

Q75

4三.9

S4・O 39.1

S0・3

405

S0.8

seie 1 60t℃

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